テレビ東京で昨年から展開されているドラマ枠、水曜深夜のドラマで2020年4月から『レンタルなんもしない人』が放送されます。
このドラマの珍しいところは、現代の実在人物をモデルにしたドラマであるということです。
Twitterで2018年から話題になった、『レンタルなんもしない人』を演じるのは、NEWSの増田貴久さんです。
ドラマ「レンタルなんもしない人」のあらすじや、元ネタとなった実在の『レンタルなんもしない人』、森本祥司さんについて紹介します。
目次
テレビ東京2020年4月クールで「レンタルなんもしない人」が増田貴久主演で放送決定
テレビ東京の「ドラマホリック!」枠で、2020年4月クールに「レンタルなんもしない人」が放送されることに決まりました。
タイトルの通り、なんもしない主人公を演じるのは、NEWSの増田貴久さんです。
「ドラマホリック!」枠はテレビ東京で2019年10月から新設されたドラマ枠で、これまで「死役所」「僕はどこから」が放送されてきました。
「死役所」は松岡昌宏さん、「僕はどこから」は中島裕翔さんが主演で、同枠は始から3作連続でジャニーズタレントが主演となります。
「レンタルなんもしない人」は実在人物がモデル、何もせずただそばにいるサービスを展開し話題の森本祥司
ドラマ「レンタルなんもしない人」は、現代の日本で実際に存在している人物をモデルにした作品です。
実際に「レンタルなんもしない人」と呼ばれているのは、森本祥司さんという人物です。
2018年にTwitterで突然、「レンタルなんもしない人」のサービスを立ち上げ、話題となりました。
このサービスは、本当にそのままの意味で、依頼者のそばにいるだけで、簡単な受け答えや飲食以外本当に何もしないという内容です。
交通費と飲食代など諸経費だけを請求するサービスなので、森本さんは別にフリーランスの執筆業などで収入を得ています。
ドラマの原作も、「レンタルなんもしなかった人」という名義で出版した、「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」という本がとなっています。
「レンタルなんもしない人」は、一見全く意味のなさそうなサービスですが、
- 一人では行きにくいお店に一緒に入店してほしい
- マラソンのゴール地点で待っていてほしい
- 知り合いではない人物に話を聞いてほしくて依頼した
など、サービス開始以来、森本さんはさまざまな需要に応じ、ただ「そばにいるだけ」の活動をしてきました。
なんもしない主人公なのに人の心を癒すヒューマンドラマ
増田貴久さんが主演する「レンタルなんもしない人」は、本家「レンタルなんもしない人」森本祥司さんの活動をモデルにしたヒューマンドラマです。
「レンタルなんもしない人」は、本当に依頼者に対し、積極的に何かをしてあげることはありません。
しかし、ただそばにいるだけなのに、関わった人の心を温めてあげることができるという、不思議なやさしさが「レンタルなんもしない人」の魅力です。
友達でもない人だからこそ、そばにいてもらえたり、話を聞いてもらえたりすることで助けられる人もいるという、現代社会の妙が「レンタルなんもしない人」にはありますね。
ドラマでは、増田さん演じる「レンタルなんもしない人」に、どんな依頼が舞い込み、そこからどんなヒューマンドラマが描かれるのか、気になるところです。
『レンタルなんもしない人』増田貴久主演で元ネタのサービス同様に話題や共感を得られるか
増田貴久さん主演のドラマ、「レンタルなんもしない人」の元ネタ、「なんもしない」サービスはネット上で話題となり、共感を得て、結果的に多くの依頼につながりました。
ドラマも現代社会の「頑張りすぎ」「SNS疲れ」などを反映し、「なんもしない」ゆるいヒューマンドラマとして共感を呼ぶことができるのか、注目です。
「なんもしない」主人公、増田さんがどんなキャラクターになるのかも、楽しみですね。
『レンタルなんもしない人』森本祥司の依頼動画
『レンタルなんもしない人』の森本祥司さんは、様々なメディアに取り上げられ現在も依頼が殺到しています。
2019年にはYouTuberからの依頼も多く、実際に森本祥司さんに依頼し、その様子を動画として公開しているのでまとめて紹介します。
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