近年のフジテレビ月9ドラマで、特に大ヒットした作品といえば「監察医 朝顔」でしょう。
月9で初めて2シーズンにわたって放送され、スペシャルドラマも制作されるほど反響がありました。
その「監察医 朝顔」制作陣が集結する新医療ドラマが、もうすぐ月9で始まります。
ドラマのタイトルは『PICU 小児集中治療室』です。
今回はどんな作品になるのか、非常に楽しみですね。
フジテレビで間もなくスタートする新月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』のあらすじやキャストを紹介します。
目次
ドラマ『PICU 小児集中治療室』の見逃し配信を視聴する方法は?
ドラマ『PICU 小児集中治療室』は、TVerで見逃し配信中です。
登録不要・無料で視聴することができます。
地上波放送後、最新話が配信開始し、一定期間過ぎると配信終了となります。
また、TVerではドラマ『PICU 小児集中治療室』のリアルタイム配信を実施していますので、外出中やテレビがない場所でもネット環境があれば視聴可能となっています。
ドラマ『PICU 小児集中治療室』作品情報
/#PICU小児集中治療室
いよいよ明日放送‼️
\最後に新しい予告を1本🎥✨
30秒バージョンです‼️
ぜひご覧ください😊😊#吉沢亮#ぴーあいしーゆー#10月10日月曜夜9時スタート#フジテレビ pic.twitter.com/8PE4nlLt6X— 【公式】『PICU 小児集中治療室』フジ月9ドラマ 10月17日月曜よる9時第2話 (@PICU_cx) October 9, 2022
【放送日】毎週月曜日 夜21:00~(フジテレビ系列)
製作・スタッフ
- 脚本/倉光泰子
- プロデューサー/金城綾香
- 演出/平野 眞
- 主題歌/中島みゆき『倶に』
『PICU 小児集中治療室』は、10/10(月)スタートのフジテレビ新月9ドラマです。
毎週月曜日21:00~21:54放送、初回は30分拡大スペシャルとなっています。
このドラマが話題になっている大きな理由は、大ヒットドラマ「監察医 朝顔」制作陣が集結している作品ということですね。
今回の作品でも、心温まる感動的なストーリーが見られるでしょうか。
ドラマ『PICU 小児集中治療室』のあらすじを紹介
ドラマ『PICU 小児集中治療室』のあらすじを紹介します。
主人公はどさんこドクター・志子田武四郎です。
彼は幼い頃に父親を亡くしており母親と2人暮らし、丘珠病院という病院に勤務しています。
武四郎はある日、病院内でPICU(小児集中治療室)への異動を命じられました。
北海道ではPICU(小児集中治療室)の不足が課題となっており、小児集中治療のパイオニア・植野医師のもとに北海道知事からその整備を依頼されていたところです。
しかしそのPICUには植野・武四郎を含めてスタッフはたった4人、看護師・羽生仁子と救急救命医・綿貫りさだけでした。
武四郎はもともと実家から通える病院という条件のために小児科医を選んだ安定志向タイプ、しかしこの病院でPICUに携わる植野は違います。
広大な北海道は観光客などにとっては人気で自然豊かな魅力にあふれていますが、医療面を考えると広大な土地はデメリットです。
北海道の患者を陸路で大都市の大病院で搬送するのは難しく、医療用ジェット機で山を越えてやってくる患者もいます。
そんな中、1分1秒を争う状況で子どもの命を救うのがPICUに勤務するスタッフの使命です。
北海道に日本屈指のPICUを作り小児集中医療体制を整備したいという、植野の熱い思いは武四郎に伝わっていくのでしょうか。
若い医師・武四郎が成長していく姿に注目です。
ドラマ『PICU 小児集中治療室』のキャストを紹介
ドラマ『PICU 小児集中治療室』のキャストを紹介します。
主演・志子田武四郎役は吉沢亮さんです。
武四郎とともに働くPICUのスタッフは、
- 小児集中治療のパイオニアであるPICU科長・植野元:安田顕
- 救命医・綿貫りさ:木村文乃
- 看護師・羽生仁子:高梨臨
といった面々です。
武四郎が勤務する丘珠病院の、その他スタッフは
- 小児科科長・鈴木修:松尾諭
- 救命医・東上宗介:中尾明慶
- 麻酔科医・今成良平:甲本雅裕
- 小児外科科長・浮田彰:正名僕蔵
が演じます。
主役の武四郎の幼なじみや家族など、その他の人物も見ていきましょう。
- 幼なじみのバスガイド・涌井桃子:生田絵梨花
- 幼なじみの救命医(網走勤務)・矢野悠太:高杉真宙
- 幼なじみの小児外科医・河本舞:菅野莉央
- 武四郎の母・志子田南:大竹しのぶ
- 北海道知事・鮫島立希:菊地凛子
- 稚内市にある山田医院院長・山田透:イッセー尾形
これらキャストの熱演にも期待がかかります。
ドラマ『PICU 小児集中治療室』の視聴率一覧
放送日 | 話数 | 視聴率 |
---|---|---|
2022/10/10 | 第1話 | 10.3% |
2022/10/17 | 第2話 | 7.5% |
2022/10/24 | 第3話 | 9.2% |
2022/10/31 | 第4話 | 9.1% |
2022/11/7 | 第5話 | 7.5% |
2022/11/14 | 第6話 | 8.4% |
2022/11/21 | 第7話 | 8.3% |
2022/11/28 | 第8話 | 8.4% |
2022/12/5 | 第9話 | 8.5% |
2022/12/12 | 第10話 | 8.4% |
2022/12/19 | 第11話 | 8.3% |
ドラマ『PICU 小児集中治療室』1話から最終回まで全話あらすじ・感想
第1話あらすじ・感想
北海道で生まれ育った志子田武四郎(吉沢亮)は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医。幼いころに父を亡くし、女手ひとつで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)とふたり暮らしをしている。武四郎は、母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮することもしばしば。
網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(高杉真宙)、南がバスガイドとして働く旅行バス会社の娘で、自身もバスガイドとして働いている涌井桃子(生田絵梨花)、そして武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(菅野莉央)は、武四郎の幼なじみで、家族同然ともいえるような大切な存在だった。
ある日、武四郎は、丘珠病院に新設されたばかりのPICU=小児集中治療室への異動を命じられる。そこで出会ったのが、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)だった。3年前、道内で起きた悲劇が大きな契機になり、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)が植野を訪ねてPICUの整備を依頼したのだ。
その際、植野はある条件を提示し鮫島は、近い将来必ず実現させると約束した。3年を経てようやく設立されたPICUだが、集まったスタッフは、植野、武四郎のほか、植野と行動をともにしてきた優秀な看護師・羽生仁子(高梨臨)と、植野に誘われてやってきた救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)の4人だけだった。
その現状に、口が悪く横柄な態度のりさは、「初期研修を終えたばかりの未熟な小児科医は使い物にならない」と本人の目の前で武四郎を非難するようなありさまだった。
そんな折、PICUに、発症から4時間も経過した少女を運び込まれ……。







医師、看護師も1人の人間なんだなと深く考えさせられるドラマです。











第2話あらすじ・感想
丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人手不足問題に直面したままだった。志子田武四郎(吉沢亮)は、何かの役に立てるならと、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「ひとりにカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。
同じころ、PICUの科長・植野元(安田顕)は、「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるほどのスタッフならば手放すはずはない、と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ、彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない、と言い放つ。
そんな折、丘珠病院に火傷を負った急患2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示するが……。













第3話あらすじ・感想
志子田武四郎(吉沢亮)のもとへ、網走総合病院で救命医をしている親友・矢野悠太(高杉真宙)から電話があった。その際、悠太の様子がどこかおかしいことに気づいた武四郎は「何があったんだよ?」と心配するが、悠太は「なんでもない」と電話を切る。そんな悠太のもとに、7歳の少年・杉本淳之介(松野晃士)がトラックにはねられて緊急搬送されてきた。
淳之介は、大腿骨骨折のほか、第4肋骨と第5肋骨が折れ、肺を損傷している可能性もあるほどの重症だった。外科医がオペ中だったため、悠太は、淳之介を設備の整った大きな病院へ搬送しようと決断するが、濃霧がひどくヘリコプターを飛ばせないとの知らせが入る。悠太は、このまま救急車で釧路に向かうよう指示するが、釧路までは山あいの道を進むことになるため、3時間はかかるといわれてしまい……。








第4話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICUの科長・植野元(安田顕)や先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)らとともに、一般病棟に移ることになった佐渡理玖(中村羽叶)くんを見送る。交通事故に遭いPICUで治療を受けていた杉本淳之介(松野晃士)くんは、「お友だちがいなくなった」と寂しそうだった。
するとその時、PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんが運び込まれる。実はこの赤ちゃんは、乳児院の子だった。赤ちゃんの母親は20歳の大学生だったが、両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けられたのだという。
それ故、まだ出生届も出されておらず、名前すらなかった。植野は、綿貫に武四郎と組んで、この赤ちゃんを担当するよう指示する。だが、「自分一人で十分です」と答える綿貫。後輩の育成も仕事のうちだと植野になだめられた綿貫は、渋々、武四郎と組むことになるが……。








第5話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)が勤務する丘珠病院に、親友の矢野悠太(高杉真宙)が救急搬送されてきた。ただちに悠太の処置に当たる救命医の東上宗介(中尾明慶)。PICU科長の植野元(安田顕)も東上のヘルプに入る。武四郎は、突然のことに激しいショックを受けながらも、PICUの仕事に取り組もうとする。
そんな折、植野は、新たに10歳の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんと、12歳の小松圭吾(柊木陽太)くんをPICUで受け入れると綿貫りさ(木村文乃)や武四郎たちスタッフに伝える。日菜ちゃんは、急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診しており、武四郎も研修医のころからよく知っている女の子だった。日菜ちゃんは先月から化学療法で寛解を目指して治療していたが、副作用で白血球が急激に減少していた。
一方、近いうちに受け入れる予定の圭吾くんは小学校4年生のときに拡張型心筋症を発症し、函館市内の病院で治療を受けていたが、心拡大が悪化しそこでの治療継続が難しくなっていた。植野は、圭吾くんをより安全に搬送するため、ついにドクタージェットが使えることになったと武四郎たちに伝えて……。










第6話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)とともに、急性リンパ性白血病で丘珠病院PICUに入院中の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんの回診を行う。
日菜ちゃんと会話していると、ずっと意識がない状態が続いていた小松圭吾(柊木陽太)くんが目を覚ます。PICU科長・植野元(安田顕)からカンファレンスを仕切るよう指示された武四郎は、麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)や小児外科科長の浮田彰(正名僕蔵)、救命医の東上宗介(中尾明慶)らとともに、圭吾くんの今後の治療方針を検討する。
拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾くんには、心臓移植が必要だった。だが、圭吾くんは心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった。
圭吾くんの担当医となった綿貫は、彼にあいさつし、聴診器を当てようとする。だが、「放っとけよ!」と手を振り払われてしまい……。












第7話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、食欲がなく、顔色も悪い母・南(大竹しのぶ)の体調を心配する。だが南は、すい炎と診断されて薬を処方されただけだと答える。説明が面倒だから話さなかった、という南の言葉に武四郎はホッとする。
武四郎は、しばらく丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤する。拡張型心筋症を発症後、心拡大が悪化してしまった12歳の少年・小松圭吾(柊木陽太)くんの病状が心配だったからだ。武四郎は、圭吾くんのわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る。
そんな折、PICU科長の植野元(安田顕)のもとへ、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)から連絡が入って……。











第8話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんには、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければそれも難しい状態だった。
そんな折、丘珠病院に10歳の小学男児2人が公園で倒れているとの連絡が入る。救命医の東上宗介(中尾明慶)は、ふたりが倒れていた公園が丘珠病院から5分ほどの距離であることから、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行した方が早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かう。
武四郎たちが公園に到着すると、2人の少年――矢本大輝(森島律斗)くんには意識があったが、後藤光(寺嶋眞秀)くんは心停止していて……。











第9話あらすじ・感想
「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を。」
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓ガンの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)にそう言って頭を下げ、一度、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。
羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとだった。そこで、いくつかの検査を受ける南。武四郎は、原口医師から検査の結果を聞かされて……。












第10話あらすじ・感想
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICU科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。
それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。
そんな折、武四郎のもとへ1本の電話が入って……。











第11話(最終回)あらすじ・感想
北海道で大きな地震が発生し、徐々に各地の被害状況が明らかになってきた。“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、地震の影響で直前になって手術が中止・延期になってしまった小松圭吾(柊木陽太)くんのことが心配でならない。
北海道庁では知事の鮫島立希(菊地凛子)を中心に、情報の収集が続けられていた。鮫島知事は、各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。
そんな中、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたというのだ。植野は、この緊急事態に対応するべく体制を整えようとするが……。











ドラマ『PICU 小児集中治療室』見どころ・まとめ
フジテレビの新月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』は、10/10(月)スタートです。
集中治療が必要な子どものための集中治療室・PICUという存在は、あまり知られていませんね。
このPICUを舞台に、どんな医療ドラマ・ヒューマンドラマが繰り広げられるか注目です。