映画『ペット・セメタリー』1989年に公開されたホラー映画です。
主演はデイル・ミッドキフ、監督はメアリー・ランバート、原作・脚本はスティーヴン・キングとなっています。
家族への深い愛情や人間の愚かさ、そして欲求に導かれるままに選んでしまった選択肢によって引き起こされる惨事を描いた、心理的な怖さを持つホラー映画です。
愛する妻と2人の子供、そして愛猫という絵に書いたような幸せな家庭を持つ医者のルイスでしたが、ある日愛猫が事故で死んでしまい、その猫をペット墓地に埋葬したことがきっかけとなり、その後ルイスは犯してはならない一線を越えてしまいます。
この物語は”ハッピーエンド”ではありません。その裏に隠された愛を全身で感じてください。
こちらの記事では、映画『ペット・セメタリー』の動画を無料視聴する方法や配信サービスをはじめ、気になる『ペット・セメタリー』のあらすじネタバレや感想・評価についても紹介します。
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目次
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配信サイト | 配信 状況 |
料金 | 無料 期間 |
---|---|---|---|
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Hulu | × | 未配信 | 2週間 |
music.jp | 〇 | 300円~ | 30日 |
dTV | 〇 | 300円~ | 31日 |
Paravi | × | 未配信 | 30日 |
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スティーヴン・キング原作作品一覧
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- 『ダークタワー』(イドリス・エルバ主演)2017年映画
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(ビル・スカルスガルド主演)2017年映画
- 『11.22.63』(ジェームズ・フランコ主演)2016年ドラマ
- 『セル』(ジョン・キューザック/サミュエル・L・ジャクソン)2016年映画
- 『スティーヴン・キング ファミリー・シークレット』(ジョーン・アレン主演)2014年映画
- 『ミスト』(トーマス・ジェーン主演)2007年映画
- 『2番目のキス』(ドリュー・バリモア主演)2005年映画
- 『シークレット・ウィンドウ』(ジョニー・デップ)2004年映画
- 『ドリームキャッチャー』(モーガン・フリーマン)2003年映画
- 『アトランティスのこころ』(アンソニー・ホプキンス)2001年ドラマ
- 『グリーンマイル』(トムハンクス)1999年映画
- 『マングラー』(ロバート・イングランド)1995年映画
- 『黙秘』(キャシー・ベイツ)1995年映画
- 『ショーシャンクの空に』(ティム・ロビンス)1994年映画
- 『イット』(リチャード・トーマス)1990年映画
- 『ミザリー』(ジェームズ・カーン)1990年映画
- 『ペット・セメタリー』(デイル・ミッドキフ)1989年映画
- 『バトルランナー』(アーノルド・シュワルツェネッガー)1987年映画
- 『スタンド・バイ・ミー』(キーファー・サザーランド/ウィル・ウィートン)1986年映画
- 『クリスティーン』(キース・ゴードン)1983年映画
- 『シャイニング』(ジャック・ニコルソン)1980年映画
- 『キャリー』(シシー・スペイセク)1976年映画
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映画『ペット・セメタリー』作品詳細
アメリカ・メイン州の小さな街ルドロー。
トラックが行き交う道路沿いに引っ越してきたルイス一家は新しい家に大喜び。だが、数日後、ペットの猫が轢死。近くにあるペット・セメタリー(動物墓地)の奥の”禁断の場所”に埋めると、なんと翌日猫は生き返った。
日を置かずして幼い息子ゲイジがトラックにはねられ死亡。歎き悲しむルイスはこっそり遺体を例の場所に埋葬するが…。
映画『ペット・セメタリー』作品データ
- 製作年/1989年
- 製作国/アメリカ
- 配給/パラマウント映画=UIP
- 上映時間/102分
- 監督/メアリー・ランバート
- 脚本/スティーヴン・キング
映画『ペット・セメタリー』原作
映画『ペット・セメタリー』は、巨匠スティーヴン・キングが書いた長編ホラー小説「ペット・セマタリー」が原作です。
アメリカでの映画の原題は原作と同じく「Pet Sematary(ペット・セマタリー)」となっています。
発売されたのは1983年ですが、スティーヴン・キングはそれ以前に原稿を完成させていました。発表までに時間がかかった経緯として、あまりに怖すぎるという理由が噂されていましたが、スティーヴン・キングは「妻が発表させたがらなかった」と話しています。
映画『ペット・セメタリー』雑学
ペット・セメタリーとペット・セマタリー
まずは、スティーヴン・キングの小説「Pet Sematary(ペット・セマタリー)」のタイトルの由来からお話しします。
小説の中に出てくるペット霊園、これは英語表記で「Pet Cemetery」と書きます。このペット霊園の入り口には子供が書いた看板が設置されていて、そこには子供らしいスぺルミスで「Pet Sematary」と書かれていました。
物語の舞台がこのペット霊園だったことと、スティーヴン・キング本人がこのスペルミスを気に入り、そのままタイトルに起用したということです。
映画『ペット・セメタリー』はペット霊園が舞台ということで、日本で公開するために付ける邦題は、日本人にも理解しやすいように『ペット・セメタリー』とされました。
なお、日本で発売されている原作本は、原題のまま「ペット・セマタリー」となっています。
続編「ペット・セメタリー2」
映画『ペット・セメタリー』には続編として2が存在しますが、あまりヒットしなかったためその存在はあまり知られていません。
1992年に公開され、主演は、当時「ターミネーター2」で人気に火が付いた売れっ子少年エドワード・ファーロングです。人気子役を起用してもヒットしなかったのは、前作との落差があるようです。
監督は前作と同じメアリー・ランバートですが、脚本はスティーヴン・キングではなく、リチャード・アウンテンで、原作にはないオリジナルストーリーとなっています。
映画『ペット・セメタリー』では家族愛や人間の愚かさなどが描かれており、父親の愛が故の行動に心を打たれ、エンドロールではその余韻に浸る・・・という流れがありました。
しかし、「ペット・セメタリー2」では、殺しのシーンや動物の死、そしてそれが単なる殺人願望から来るものだったのではないかという考察になってしまい、前作との落差を生む結果になってしまいました。
この落差は人気子役のエドワード・ファーロングでも埋められなかった、ということかもしれませんね。
新作「ペット・セメタリー(2020)」
映画『ペット・セメタリー』が30年の時を経て、リメイク版が2019年4月にアメリカで公開されました。日本での公開は2020年1月17日となっています。
監督はケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー、脚本はジェフ・ブーラーとなっており、スティーヴン・キングは直接的に関わっていません。
ストーリー展開は映画『ペット・セメタリー』とあまり変わりませんが、新しい魅力がプラスされているそうです。
新作「ペット・セメタリー(2020)」の続編
新作の「ペット・セメタリー」(2020)のヒット次第では、前日譚として続編を制作する可能性もあることが発表されましたが、監督2人は否定しており、脚本を担当したジェフ・ブーラーは続編を書く意思があることをコメントしています。
しかし、父親の愛情の深さと人間の愚かさがシンプルに表現されている『ペット・セメタリー』には、それ以上の飾りや補填は必要ないのではないかと思います。
1992年に公開された「ペット・セメタリー2」が大コケしてしまったこともあり、続編を望む声はあまり聞かれません。
映画『ペット・セメタリー』主題歌
スティーヴン・キングは自他ともに認めるロックミュージックのファンで、映画『ペット・セメタリー』の主題歌は1974年に結成されたアメリカのロックバンド・ラモーンズの「ペット・セメタリー」です。
劇中でゲイジを轢いたトラックの運転手が効いていた曲もラモーンズで、タイトルは「シーナはパンク・ロッカー」となっています。
ラストの辛く悲しい父親の想いに浸る間もなくロックが流れる手法はスティーヴン・キングが考案したそうです。
このラモーンズの歌う「ペット・セメタリー」は、ゴールデンラズベリー賞の主題歌賞にノミネートされました。
映画『ペット・セメタリー』キャスト一覧
映画『ペット・セメタリー』のキャストをご紹介します。
脇役ながら存在感抜群のパスコウにご注目ください。
ルイス/デイル・ミッドキフ
医者を生業にしており、妻のレイチェルと娘のエリー、生まれたばかりの息子のゲイジ、そして愛猫のチャーチルと幸せな家庭を築いていました。
田舎に買った家の前を通る道はトラックの往来が多いが、自然豊かなこの土地が気に入っています。
家の裏山には、昔、この土地の子供たちが作ったペット霊園があります。
愛猫がトラックに轢かれ死んでしまい、その亡骸をペット霊園に埋葬したことがきっかけで、大惨事を引き起こしてしまいます。
ジャド/フレッド・グウィン
向かいに住むおじいさんで、ペット霊園にまつわる忌まわしい事実を知る人物です。
チャーチルを生き返らせた張本人ですが、ペット霊園の奥には近づかないよう警告します。
レイチェル/デニーズ・クロスビー
ルイスの妻で、ルイスの起こした惨事に巻き込まれてしまいます。
エリー/ブレーズ・バーダール
ルイスで、パスコウが夢に出てきてうなされてしまいます。
ゲイジ/ミコ・ヒューズ
ルイスの息子で、凧を追いかけるうちトラックに轢かれてしまいます。
パスコウ/ブラッド・グリーンクイスト
ルイスの勤める病院に運ばれてきた青年で、死亡してしまいましたが、その後のキーパーソンとなる人物です。
映画『ペット・セメタリー』のネタバレあらすじ
ここからは映画『ペット・セメタリー』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから映画を楽しみたい!と思っている方はご注意下さい。
田舎町に引っ越してきた医師とパスコウの出会い
医者のルイスはある田舎町に一軒の家を買い引っ越してきます。自然豊かで、広い庭には大きな木にタイヤのブランコが吊るされていて娘のエリーも喜んでいましたが、目の前にはトラックが猛スピードで行き交う道路がありました。
引っ越し当日、息子のゲイジが道路に出てトラックに轢かれそうになりますが、向かいに住むジャドのおかげで助かります。そして翌日、自宅の裏山にあるペット霊園を案内してもらいました。
数日後、ルイスが病院に出勤すると、トラックに轢かれたパスコウという青年が運ばれてきます。運ばれてきたときにはすでに瀕死状態で、結局パスコウは助けられませんでした。
その夜、パスコウが夢に現れペット霊園に連れて行かれたルイスは、その奥には絶対に行かないようにと警告されました。
数日後、感謝祭に参加するため、妻のレイチェルと子供たちは実家へと戻りました。その日、庭で愛猫のチャーチルが死んでいるとジャドから連絡を受けたルイスは、ジャドの案内でペット霊園の奥にある大きな魔法陣のような置き石がされているミクマク族の埋葬地にチャーチルに埋めます。
すると翌日、チャーチルが自宅へと戻って来ており、狂暴化していて腐敗臭が酷いためジャドに話しを聞きに行くと、自分の昔話をしてくれました。
息子の死を受け入れられないルイスが取った行動とは!?
ピクニックに行ったある日のこと、凧揚げに夢中になったゲイジから少し目を離した間にゲイジが道路へと出てしまい、トラックに轢かれ亡くなってしまいます。悲しみに暮れるレイチェルとルイスでしたが、死を理解できていないエリーは、ゲイジの写真を抱き、ゲイジは生き返ると言いました。
ゲイジの葬式を済ませレイチェルとエリーが寝静まると、ジャドが訪ねてきて昔話を始めます。ミクマク族の埋葬地に埋めて生き返った男が、町中の人々から悪霊と言われ、男の自宅に火を放ったと話したジャドは、ゲイジを埋葬地に埋めないようにと忠告しました。
妻と娘が実家へと戻る日、エリーがルイスとゲイジとパスコウの夢を見たと話します。それを聞いたルイスは、ゲイジの墓を掘り返し埋葬地へと埋めることを決めました。
墓を掘り返しているルイスの前にパスコウが現れ、境界線を越えるなと警告してきます。同じ頃、エリーの夢にパスコウが現れ、心配するレイチェルの元にもパスコウが現れて注意を促しました。
レイチェルが自宅へ戻るためパスコウは様々な手助けをしてくれます。しかし、ルイスは境界線を越え埋葬地へと行くとゲイジを埋めてしまいました。
パスコウの警告は叶わなかった
しばらくするとゲイジが生き返り自宅へと戻ってきました。するとルイスの仕事バッグからメスを取り出します。異変を感じたジャドが自宅へと続く小さな足跡を見つけ、ゲイジが生き返ったことを確信しました。
ナイフを用意していたジャドでしたが、ゲイジに足首と口を切られ死亡してしまいます。レイチェルが自宅へとたどり着いたとき、ジャドの家からゲイジの声がしたため、ジャドの家へと入っていきゲイジを見つけました。
翌日の朝、目が覚めたルイスは電話でレイチェルが帰ってきたことを知ると、今度はゲイジからの電話でジャドの家に呼ばれます。ルイスはジャドとレイチェルの遺体を見つけ、ゲイジに襲われましたが撃退し、ジャドの家に火を放ちレイチェルを連れて出ていきました。
パスコウの制止も聞かずレイチェルを埋葬地に埋めると自宅でレイチェルの帰りを待ちました。しかし、戻って来たレイチェルは化け物のような姿をしており、ルイスはレイチェルに刺されてしまいました。
映画『ペット・セメタリー』の感想・評価
巨匠スティーヴン・キングが描く、切なく苦しい愛の物語
映画『ペット・セメタリー』は、ルイスの家族に対する愛が暴走し、切なく悲しいラストとなっています。
ルイスの暴走も見応えありますが、注目はパスコウの役どころです。
トラックに轢かれて、瀕死の状態で運び込まれた青年パスコウが、助けようと努力してくれたルイスに忠告し続ける様は見た目的に怖くもありますが、どこか滑稽でレイチェルとの掛け合いはホラー映画なのにクスっと笑ってしまいます。
そんな休息を挟みながら物語はエンディングに向かって一気に加速、ルイスがゲイジの首に注射する場面や、猫が注射で殺される場面の質感が非常にリアルで、ゾクゾクしてしまいました。
ラスト20分は怒涛の進展で、迫力ある仕上がりになっています。
2020年1月17日にはリメイク版が公開されます。その前に、ぜひオリジナルをご覧ください。
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