日本時間で2020年2月10日に第92回アカデミー賞が開催されました。
様々な作品が注目される中、作品賞はなんと韓国映画である『パラサイト半地下の家族』が受賞しました。
公開されてからは世界各国で話題を呼び、そのストーリーに引き込まる人が続出しています。評判は評判を呼び、ついには非英語映画がはじめて作品賞でオスカーを獲得するという快挙を成し遂げました。
今回はその話題の映画『パラサイト半地下の家族』の衝撃的な展開の内容と実際鑑賞した方々の評価をご紹介していきます。これから見たいと考えている方は必見です!
また、映画『パラサイト半地下の家族』の動画を無料視聴する方法や配信サービスもあわせてご紹介しています。
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目次
映画『パラサイト半地下の家族』動画を無料視聴する方法とは?
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2021年1月現在、映画『パラサイト半地下の家族』を配信している動画配信サービスは以下の通りとなります。
『パラサイト半地下の家族』人気VOD動画配信状況
配信サイト | 配信 状況 |
料金 | 無料 期間 |
---|---|---|---|
FODプレミアム | 〇 | 500円 | 2週間 |
U-NEXT | 〇 | 500円 | 31日 |
Hulu | × | 未配信 | 2週間 |
music.jp | 〇 | 400円~ | 30日 |
dTV | 〇 | 400円~ | 31日 |
Paravi | 〇 | 500円 | 2週間 |
※上記の情報は2021年1月記事更新時点での情報となります。料金は1作品あたりの金額(税抜)です。
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映画『パラサイト半地下の家族』作品詳細
映画『パラサイト半地下の家族』作品データ
- 製作年/2019年
- 製作国/韓国
- 配給/ビターズ・エンド(日本)
- 上映時間/132分
- 監督/ポン・ジュノ
- 脚本/ポン・ジュノ
- 製作/クァク・シンエ、ムン・ヤングォン、チャン・ヨンファン
- 音楽/チョン・ジェイル
監督は韓国だけでなく世界的にも実力・人気共に高いポン・ジュノ
映画『パラサイト 半地下の家族』の脚本・監督を務めたのは「ポン・ジュノ」監督です。学生時代に製作した短編映画の時点で内容が評価され、映画祭に招待されます。
その後、助監督と脚本家を経て、2000年に『フランダースの犬(邦題は『ほえる犬は噛まない)』で長編映画監督デビューを果たします。
2003年の長編2作目『殺人の追憶』では、韓国での動員数が520万人を超え、大ヒットを記録しました。3作目の2006年公開『グエムル‒漢江の怪物‒』では2作目を超えて、1,240万人もの人が鑑賞し、当時の韓国動員歴代1位を記録。韓国での地位を確立しました。
初海外監督作品の『TOKYO!』3部作のうちの一つ『TOKYO!<シェイキング東京>』は日本でも大きな話題となり、 4作目の『母なる証明』では、カンヌ国際映画祭に招待され、高い評価を受けました。
2013年は「ハリウッド」にも進出し、『スノーピアサー』が公開されます。2017年はNetflixオリジナル映画という新たな舞台で「オクジャ/okja」を発表し、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品します。こちらも高い評価を得ました。
満を持して手掛けた長編7作品の『パラサイト 半地下の家族』は、カンヌ国際映画祭最高賞でパルムドールを獲得、アカデミー賞前哨戦といわれるゴールデングローブ賞などでも栄冠に輝きます。
そして、第92回アカデミー賞で最高の栄誉である作品賞のほか、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞と4部門で受賞する作品となりました。
映画『パラサイト半地下の家族』キャスト一覧
主なキャストを紹介します。(役名 / 俳優名)
- キム・ギテク / ソン・ガンホ(様々な事業を行い、失敗続きの貧乏一家の大黒柱。)
- キム・チュンスク / チャン・ヘジン(ギテクの妻で元ハンマー投げのメダリスト)
- キム・ギウ / チェ・ウシク(ギテクの長男で幾度となく大学受験に失敗。受験のプロと呼ばれる。)
- キム・ギジョン / パク・ソダム (ギテクの長女。美大に貧乏で通えないがデザインセンスが抜群。)
- パク・ドンイク / イ・ソンギュン(人望も厚いIT企業の社長で豪邸に住んでいる。)
- パク・ヨンギョ / チョ・ヨジョン(パク社長の妻で美人でピュアな存在。)
- パク・ダヘ / チョン・ジソ(パク社長の高校2年生になる娘。思春期で恋愛に夢を見る。)
- パク・ダソン/ チョン・ヒョンジュン(パク社長の息子で好奇心が旺盛で異変に気づきやすい。)
- ムングァン / イ・ジョンウン(パク家の家政婦でパク家の前の家庭から豪邸に務める。)
- ミニョク / パク・ソジュン(ギウの友人でギウにパク家の家庭教師をまかせるキーマン)
映画『パラサイト半地下の家族』あらすじ・ラスト結末
ここからは映画『パラサイト半地下の家族』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから映画を楽しみたい!と思っている方はご注意下さい。
半地下の生活
韓国では一般的で生活にはとても不便な「半地下住宅」に暮らすキム一家。窓を開ければ道よりも低いために散布される消毒剤や下水に脅かされます。ほかにも電波が悪く、スマホもうまくデータを読み取れないという劣悪な環境です。
しかし、事業を起こしては失敗つづける父のギテクのせいで、しょうがなくこの暮らしをつづけているのでした。
夫の楽天的な考えに腹をたてる母のチュンスクや大学受験に落ち続けて「受験のプロ」と呼ばれている息子のギウ、美大には行きたいが貧乏なために学費が払えず、予備校に通えない娘のギジョン。
みな思うのは「普通に生きたい」ということでした。
パラサイトへの道
その矢先、ギウがエリート大学生で友人のミニョクから「僕の代わりに家庭教師をしないか?」と依頼をうけます。そこは高台にある大豪邸で人望が熱く、多くの人から慕われているIT企業の社長パク・ドンイク一家の家だったのです。
ギウは徐々にパク一家の信頼を得ていきます。そして妹のギジョンも家庭教師として家に迎えられるとすこしずつキム一家がまるでパラサイトするかのようにパク家との交流を深めていくのでした。
しかしパク家の豪邸には恐るべき、秘密が隠されていたのです。この秘密が明かされた時、この物語に係わる者すべてが「半地下」よりも深い闇へと落ちていくのです。
キム一家のパラサイト
パク家へと入り込んだギウとギジョンは策略をめぐらし、元々タクシードライバーであった父ギテクをドンイクの運転手として雇わせます。
どうにか母も入り込めるように家政婦であるムングァンを結核の重病患者とパク一家に思いこませ、排除します。母もついに家政婦として働くのでした。キム一家によるパラサイトは成功したかのように見えました。
明かされるパク家豪邸の秘密
ドンイクの息子であるダソンの誕生日にパク一家はキャンプ旅行へと向います。家が留守であることをいいことにキム一家は豪邸でやりたい放題。そんな時に排除したはずのムングァンが訪れるのでした。
家政婦として留守を預かるふりをしてチュンスクは忘れ物があるとしてムングァンを家の中に入れます。すると彼女はおもむろに隠し扉を開き、パク一家が知らない地下室へと足を進めるのでした。
そこにはムングァンの夫であるグンセが住んでいたのです。
このことは決して言わないでほしいと迫るムングァンでしたが、隠れていたチュンスク以外の家族の存在に気が付き、弱みを握ります。不幸は重なり、雨によりキャンプ旅行を中止したパク一家が戻ってくるのでした。
慌てたキム一家はムングァンとグンセを地下室に押込みます。しかし隙をみて逃げ出そうとするムングァンをチュンスクは無理やり押し返しました。このことでグンセはキム一家に恨みを持つのでした。
戻ってきたパク一家に夕食を作るチュンスクにドンイクの妻ヨンギョはダソンが以前、家の中で幽霊を見て失神したことがあることを打ち明けるのでした。
闇深くへと落ちていく人々
なんとかその場をやり過ごしたキム一家でしたが、翌日ダソンの誕生日パーティーを行うとして全員が豪邸へと呼び出されます。
その折、地下室の様子が気になったギウが人目を盗み、地下室へ入ると待ち構えられていたグンセに襲われます。いったんは逃げ出しますが再び襲われ、頭を強打されて気を失ってしまうのでした。
その勢いでグンセは怒りに任せ、妹のギジョンをナイフでさします。この騒ぎの中でダソンが以前見た幽霊がグンセであることに気づき、再び失神してしまいます。
次にグンセの標的となったのがチュンスクでしたが、もみ合いの末にグンセを肉串でさしてしまうのでした。
ギジョンを手当てするギテクにダソンを病院へ連れていくとキーを渡したドンイク。車を用意し、彼らを乗せようとしますが、ギテクの体から放たれる悪臭に後ずさりします。
その行為に、以前から「くさい」などと中傷誹謗や差別をドンイクから受けていたギテクの怒りが最高潮に達し、ドンイクをナイフで刺してしまうのでした。
憎悪の果てに
気を失っていたギウは病院で目を覚ましました。この事件の後遺症により脳に障害が残る体となってしまいました。母のチュンスクとともに文書偽造と住居侵入の罪で罰せられました。
妹のギジョンは手当虚しく、亡くなりました。併せてグンセ、ドンイクも事件の犠牲者となりました。ドンイクを殺したギテクはその後、行方不明になっていました。
騒動もひと段落し、豪邸を眺められる山へとギウが上ると豪邸から光が発せられており、それがモールス信号であることに気づきます。それを読み解くとギテクが地下で生きていることを知ります。
事件後、ギテクは豪邸の地下室に身を潜めることにしたのです。今はパク一家が去り、新たな住居人がいる豪邸。そこで地下の住人として暮らすギテク。
しかし、この事件はなぜ起きたのでしょう。
人の恨み、それとも差別化が進む社会が原因でしょうか。
その答えが見つけられないままエンディングを迎えるのでした。
映画『パラサイト半地下の家族』の感想








映画『パラサイト半地下の家族』を視聴した人の評価
アメリカにある多くの作家協会や映画評論家団体が認めた人物が、映画評論サイトである「Rotten Tomatoes」では350個の評論家のレビューがあり、そのうち99%が支持と評価していて、平均評価は10点中9.4点と高評価になっています。
自身も映画監督でアメリカでは有名な映画評論家であるビルゲ・エビリ氏は
「あなたはこの作品が一つのジャンルに収まることを望みますが、ジャンルは絶えず変わり続ける。まるで、本物の寄生虫が寄生相手を絶えず変えるように。ー見終わった後も魅惑的なラスト・イメージが頭から離れない支配的な傑作になっている。」
引用: NEW YORK(雑誌)
“Bong Joon-ho’s Parasite Is a Nerve-Racking Masterpiece”. – 2019年5月26日
と絶賛のコメントを残しました。
他にもご覧になった方からは以下のような評価がされています。
斎藤工さん
吉沢亮さん
アニメーション監督 細田 守さん(サマーウォーズ等)
映画『パラサイト半地下の家族』の見どころ・まとめ
映画『パラサイト半地下の家族』の見どころはズバリ、ジャンルを超えた世界感と実社会にもつながる闇という部分でしょう。
ジャンルを超えたという部分については公式サイトのポン・ジュノ監督のコメントにもありますが、作中にはコメディな部分や悲壮劇、社会派などの要素がふんだんに盛り込まれています。
しかし、それは人間の本質の部分では必ずあるもので1日通して暮らせばその感情は一分一秒で変化していきます。人間の本質や感情と同じようにいろんな側面が見られるのは作品の世界観がまるで自分の生活に寄り添っているような感覚になります。
そして、人が持ついやらしい部分やたくらみ、憎悪、そして社会への憤りなど心の闇を「半地下」という薄暗い場所で表現しつつ、この闇は一体なぜ我々の心に生まれるのかを教えてくれる作品に仕上がっています。
今回あらすじ、ラストについて書かせていただきましたが、文書だけでは伝わらない面白さがたくさん詰まった作品になっています。ぜひ本編をご覧ください。
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