大阪の消防署で壮絶ないじめが発覚!加害者の名前や画像は?血圧計での首絞めや逆さづりをした言い訳がひどい!

大阪府茨木市の白川分署において、消防士同士のいじめが発覚しました。

加害者とされるのは、部下を指導する立場の上司3名で、特に加害者の1人である消防司令補は、分署内のナンバー2です。

首絞めによるケガが発覚したとき、消防司令補は被害者加害者両名に、口外しないように口止めをしました。

しかし、耐えかねた被害者が茨木市の消防分署を束ねる消防署長に相談したことで、いじめが発覚しました。

血圧計による首しめや逆さづりなど陰湿ないじめ

今回発覚したいじめは、1つだけではありません。

ターゲットとなる被害者2名に対し、加害者である上司は様々ないじめを行ってきました。

いじめの内容を詳しく紹介します。

血圧計で首をしめる

2019年5月17日午前0時35分ごろ、救急車の中でいじめが発生しました。

消防士長と消防副士長2名が、20代の消防士の首に自動血圧計を巻きました。

死の恐怖を感じた20代の消防士は始めは嫌がりましたが、2人は構わず作動させると消防士は苦しみだし、顔色が変わってきました。

すると2人は血圧計を停止して器具を外しますが、消防士の顔面と眼球に点状出血がみられました。

被害にあった消防士は医療機関を受診し、加害者2名は消防司令補に報告しました。

しかし、消防司令補は被害者と加害者両名に口外禁止の指示を出しました。

消防車で逆さづり

2019年4月、今度は消防司令補が20代の消防士に対し「スマホ内のLINEと画像を見せろ」と言いました。

消防士が拒否し、逃げようとすると鬼ごっこの状態に。

消防司令補は逃げる消防士を捕まえると、ロープを使ってポンプ車の手すりに、逆さづりにしました。

その後、吊るされた消防士は5分間放置されたそうです。

暴行とわいせつ行為

2019年4月4日、もしくは18日に署内で暴行とわいせつ行為が発生しました。

暴行の加害者は消防司令補です。

訓練中に20代の消防士の胸部を手で突くと、消防士が嫌がって手を開きました。

すると消防司令補が激昂し、消防士を首をつかんで倒すと、背中や下半身を30回以上蹴りました。

また、消防司令補と消防士長はトイレ内にて、20代の消防士2名に対し、互いの下半身を見せ、触りあうように強要しました。

消防署内で火炎放射

2019年4月、消防司令補が20代の消防士の腹部の毛を無くす話を持ちかけました。

すると消防司令補はライターの火に殺虫スプレーを噴射する火炎放射を行い、20代の消防士にその前を通過するように指示。

腹部の毛が燃えるように強要しました。

会見で発覚した呆れた言い訳とは?

11月13日に、茨木市消防本部がこのいじめ問題をうけて緊急会見を行いました。

そこで明らかになったのは、信じがたい呆れた言い訳の数々です。

  • 血圧は腕でできない時は下肢で測るが、首でもできないかと思ってやってみた
  • ロープを使ったのは、鬼ごっこをしていたから
  • 火炎放射で腹部の毛を燃やすのは、じゃれ合いたかったから
  • 全ての行為は、コミュニケーションを図るため

いじめが発生した白川分署では、署員約20人を2つのチームに分け、24時間交代の勤務をしています。

チームのメンバーは固定制になっており、今回いじめが発生したのはこのうちの1つのチームです。

チームをまとめるトップである消防司令補がいじめに加担しており、その言い訳が

「強い部、チームを作りたかった。コミュニケ―ションを図るためやった」

ということです。

加害者の実名や顔画像は?

現在、加害者は白川分署の消防司令補(47)、消防士長(34)、消防副士長(33)とわかっているだけです。

これはいじめではなく、殺人未遂や暴行事件だと言われており、加害者の実名報道を望む声が出ています。

しかし、神戸の教員いじめでも加害教員の名前が報道されなかったように、今回も実名報道されていません。

もしかすると、今後ネットで実名などが判明するかもしれませんが、今のところは判明していません。

消防署内のいじめを知った人の反応は?

今回の事件を軽々しく「いじめ」として報道をしていることに問題意識の低さを感じている人が多くいます。

また、殺人未遂を犯しているという見方から、実名報道を望む声も。

今回の件や教師いじめの件も、内輪で済ませるために「いじめ」として軽く済ませたいという意識があるのかもしれません。

加害者3名は懲戒免職に

今回の事件を受け、加害者の3名には懲戒免職の処分が決定しています。

しかし、被害者から警察に被害届が出ておらず、消防本部としても刑事告発をすることは考えていないそうです。

現在、被害をうけた消防士は別の機関で研修を行っており、今後も仕事を続けたいとしています。

一応の解決を受けた上での今回の記者会見となった訳ですが、市民の命を守るべき立場の人間が、救命道具を使用したいじめ、暴行をしたという事に大きなショックを隠せません。

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