岡本依子副会長がテコンドー問題に支離滅裂の発言?視聴者が困惑!矢面に立たされた今回の問題と発言とは?

先日から話題となっているテコンドー協会と強化選手との対立問題で、全日本テコンドー協会理事会の総退陣を求めている、協会の副会長を務める岡本依子さん(48)が、10月8日(火)と9日(水)のに日テレ系の朝の情報番組「スッキリ」に生出演しました。

岡本依子さんは理事会の当日と翌日に2日間続けて出演されてたのですが、番組の中での話の内容があまりにも支離滅裂でわかりづらく、泣いたと思ったら笑ったりなど、番組を見ていた視聴者からもSNSで困惑の声が上がっていました。

テコンドー協会の問題となっている点の詳細や、10月8日(火)の理事会後の岡本依子さんの発言についてなどまとめてみたいと思います。

テコンドー協会で問題となっている内容とは

まず最初に問題が公になったのは、9月17日(火)に行われる予定だったオリンピック への強化合宿に、28人参加予定だった選手達が26人も不参加を表明し、合宿がとりやめになったことからでした。

選手達の不参加の理由は、強化合宿の指導コーチは協会から派遣されたコーチで、通常選手達が受けているコーチからの指導が受けられないということ。

そして合宿にかかる費用は選手達の自己負担であり、合宿に参加出来ない時は強化選手から外されてしまう。

2018年8月のモスクワで開催されたグランプリ大会に、協会側が申し込みを怠ったことで2名の選手が出場が出来なかったことに対して、直接の謝罪はなかったことなどです。

このような選手に対しての不当な扱いの連続に、選手側はテコンドー協会に対して不信感を募らせて行ったのだと思います。

強化選手側からの要望に対してテコンドー協会は

一度中止とされた強化合宿ですが、結局は2名のみで実施されることになり、その報告と共に6月に選手側から出されていた、「強化計画についての意見書」に対しての回答書も公開されました。

選手側からの要望は主にこのような内容です。

  • 強化合宿の招集の対象を強化指定S選手だけでなく、全ての強化指定選手にまで広げてほしい
  • 強化合宿のスケジュールを事前に公開し、任意で参加する形に変えてほしい
  • オリンピックまで選手の個人活動やオープン大会参加への許可
  • オリンピック代表選手確定後は、所属コーチと強化コーチの協力の上での強化活動をしたい
  • 公式大会などは強化コーチだけでなく、選手を一番理解してくれている所属コーチと共に調整したい
  • 代表コーチは最後まで責任を持てる人を選んでほしい
  • 選考会で勝ち上がった選手たちの強化活動を行える環境の整備

実際の要望書とテコンドー協会からの回答はこちらになります。

強化合宿に関するお知らせ

回答書を公表後、国際機関であるワールドテコンドー(WT)から、今回の騒動について事情を聞かれたテコンドー協会は、

「選手に不満もなく、困惑もしていない」

と嘘の報告をしたことで、より選手達との対立が深刻化してしまいました。

そのことが大きな原因となって、10月1日(火)に行われた選手やその所属関係者で行われた協議会で、選手のほとんどが途中退席し話し合いは決裂となってしまいました。

江畑秀範選手(27)がインタビューにて、

「信頼関係がないのに今後の強化プランの話を聞いても意味がない」

「この体制にはついていけない。

選手は協会への信頼がないし、この現状が続くなら、東京五輪も近いので自分たちでしっかり頑張って切り替えるしか道はないんじゃないか」

と協会への不信を露わにしていました。

岡本依子副会長は理事会の総辞職を訴えるも

テコンドー2000年のシドニーオリンピック銅メダリストで協会の岡本依子副会長と岡本依子さんと1992年のバルセロナ五輪代表で、選手の声を代弁して来た同協会アスリート委員長の髙橋美穂理事は、テコンドー協会の理事会総辞職を訴え、理事会の当日である10月8日(火)の朝に「スッキリ」に二人揃って出演し、理事会の総辞職を訴えたのでした。

理事会の途中で過呼吸で倒れ緊急搬送されたりなどがあった中、理事会の終了後に金原昇会長が語った会見では岡本副会長と髙橋理事が総辞職を求めましたが、

「今、辞めると無責任だ」

「全員が辞めるならば辞める」

という意見が出て、議論の結果総辞職はしないことなりました。

岡本副会長と髙橋理事は、このまま理事を続ける自信がないと辞表を申し出ていますが、金原会長が引き留めるとしています。

岡本依子副会長、「スッキリ」に生出演するも、内容が支離滅裂

9日にはテコンドー協会にも詳しいスポーツライターの小林信也さんと共に「スッキリ」に出演した岡本副会長ですが、質問に対して、「えっと」「あの」などのフィラーの連発な上に、結論をキチンと語らず、泣き出したり笑ったりと感情が不安定な印象を受け、見ている側も岡本副会長が何を言いたいのかわからないという、視聴者を置き去りにした状態になってしまいました。

番組の中では、金原会長への単独インタビューで、

「今後のテレビ出演やインタビューの中では、協会のイメージが悪くならないようにまっすぐなものを発信して下さい」

と語っていたシーンなども紹介されていました。

理事会の総辞職とはなりませんでしたが、東京オリンピックの出場が決まった選手についは、自分の望むコーチをセコンドに出来ることと、強化委員会のメンバーのちの3人を入れ替えし、更に強化委員会の上に強化管理部という組織が新たに作られることが明らかになりました。

岡本依子副会長の話し方や内容に苛立ちを感じる視聴者多数

残念ながら岡本副会長の会話があまりにもテレビで話す言葉ではないため、苛立ちを感じる方も多かったみたいです。

もう少し話す内容を事前に整理してから望んでほしいです

現役時代テコンドーの選手として輝かしい経歴をもつ方であり、選手のことを本当に大切に思っていることはわかるのですが、本当に、本当に残念ですが、岡本副会長の話す内容は全く頭の中で整理されていないまま発言をしている印象でした。

テレビ出演で方言の話し言葉で語っているのも、あまり印象が良くなかったです。

キチンと相手に言葉でものを伝えることを心掛けないと、百戦錬磨の金原会長達と渡り合えって行けないのではないかと、心配な気持ちになってしまいました。

1 個のコメント

  • せっかく団体が二つあるんだから、全日本テコンドー連盟の方に移籍すればいいだけ
    協会の方に拘る理由はなんなんだろう

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