n番部屋事件のチョ・ジュビンとは?韓国中を震撼させた容疑者の画像と事件の詳細まとめ

韓国で発生した、大規模ネット性犯罪「n番部屋事件」が世界を震撼させています。

「胸糞悪い」「残虐すぎる」などとして事件を語ることすら抵抗を感じてしまう事件です。

この事件で使用されたサイトの運営者、チョ・ジュビン容疑者の画像を事件の詳細についてまとめました。

「n番部屋事件」とは?

会員制のチャットグループ、通称「n番部屋」にて女性のわいせつ画像や動画がアップされていました。

それだけであれば、よくあるわいせつサイトなのですが、公開されていたわいせつ画像に参加していた女性は、犯罪被害者であることがわかりました。

被害者は最低でも70人、未成年が16人も含まれていました。

被害者たちは、元々自身のヌードなどをアップしていた人や、高額アルバイトの応募に集まった人たちです。

容疑者は彼女たちの住民票や、ハッキングなどで得た個人情報、給与振り込みと称して集めた口座番号などを利用して脅迫を受けました。

「カメラの前でわいせつ行為をしないと、家族や知人に無差別に全裸写真をばら撒く」と。

実際、拒否をした女性の中には無差別に全裸写真をばら撒かれた人もおり、その被害者には女子中学生もいたそうです。

n番部屋の利用者は高額な料金が必要ながら、26万人以上にのぼるといわれており、韓国では100人に1人が加害者と言われています。

チェ・ジュビン容疑者の画像を公開

n番部屋事件の容疑者として逮捕されたのは、まだ20代のチェ・ジュビンです。

2018年から運営が開始されたn番部屋の三代目運営者と言われている男です。

韓国では、容疑者の氏名や顔写真について、殺人などの重大犯罪以外では公開しません。

しかし、あまりにも社会的影響が強い事件だということで、チェ・ジュビン容疑者の名前と顔写真を公開しました。

チェ・ジュビン容疑者のプロフィール紹介

  • チェ・ジュビン
  • 1995年生まれ 24歳
  • 仁川の専門大学卒業(情報通信専攻)
  • GPAの平均4.0以上というかなりの好成績
  • ボランティア活動にも積極的
  • まじめでおとなしい性格
  • n番部屋では50代のカンボジア在住、パク社長と名乗る

n番部屋の歴史

n番部屋は、2018年にSNSサイト「テレグラム」の中に開設されました。

運営はドイツの会社が行っており、セキュリティの高さが魅力となっています。

しかし、そのセキュリティの高さを利用し、犯罪組織が取引に利用していたという黒い一面もありました。

そんな黒い一面に目をつけて、始まったのがn番部屋です。

当初はカッカッという運営者が、Twitterで自分のヌードをさらしている人を対象に、ハッキングして個人情報を得たうえで脅し、強制的に卑猥な行為をさせていました。

次にウォッチマンという別のユーザーに運営権が譲渡されると、n番部屋は無法地帯のように姿を変えていきました。

2019年7月には博士と呼ばれるチェ・ジュビン容疑者が運営に加わりました。

過去のわいせつ画像の販売を始め、Twitterで高収入バイトと称して集めた女性の個人情報を入手し、脅迫や強要をしながらわいせつな行為を撮影したり、ヌード写真を入手していきました。

被害にあった女性は奴隷と呼ばれていました。

2020年3月19日、チェ・ジュビン容疑者逮捕とともに女性たちは解放されることになったのです。

n番部屋はなぜ広がったのか?

n番部屋の利用者は26万人というかなり大規模なサイトです。

犯罪の温床ともされていたサイトにも関わらず、それだけの人が登録し、利用していたということに驚きを隠せません。

チェ・ジュビン容疑者が設定したn番部屋のチャットルームの入場料は以下の通りです。

チョ・ジュビン容疑者は日本円で数千万円の利益を得ていたそうです。

チャットルームの入場料

  • ハード部屋 25万ウォン(約2万5000円)
  • 高額後援者部屋 60万ウォン(約6万円)
  • 最上位等級部屋 150万ウォン(約15万円)

n番部屋で公開された動画や画像は、ただの自慰行為だけでなく、自傷行為やレイプ、グロ画像なども含まれていたそうです。

利用者は、刺激を求めて入場料を払っていたのかもしれませんし、人から人へ口コミで伝わることで大規模な利用者数になったのでしょう。

なぜ、26万人もの利用者がいながら、だれも通報する人がいなかったのか、不思議でたまりません。

n番部屋事件は、ネットの闇を露呈した大規模な性犯罪です。

閲覧注意!韓国人がまとめた「n番部屋事件」

コロナのニュースに紛れさせてはいけないと、韓国人が日本語で事件の内容をまとめたものも出回っています。

内容に関して、残酷な表現も使われているので閲覧注意でお願いします。

n番部屋事件を知った人からは「残酷すぎる」「言葉が出ない」という声

事件の内容を知った人からは「残酷すぎる」「26万人が性犯罪者」という厳しい声が上がっています。

韓国では、運営にかかわった人はもちろん、利用者の情報も公開すべきという署名も続々と集まっています。

どこの国でも起こりうる性犯罪事件

今回、韓国で明らかにされた大規模性犯罪事件ですが、実は私たちが知らないだけで、どこの国でも似たようなことが行われている可能性があります。

n番部屋事件では、性行為について全く知らないような年齢の児童も被害者になってしまっています。

自分はもちろん、我が子や友人が性犯罪の被害者にならないよう、今回の事件を教訓にしていきたいと思います。

また、n番部屋を利用した男性たちについても、自分たちの安易な欲望がどれだけの女性を傷つけてきたのかを知ってもらいたいです。

閲覧しているだけだから関係ないわけではありません。

事件の重みを十分受け止め、ネットの利用や性犯罪について考えてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です