なつぞら第89話ネタバレ・あらすじ|再び山ちゃん(山寺宏一)がアフレコ現場に登場!

7月12日(金)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第89話。

なつは坂場と意見を交わしながら、短編映画の脚本をなんとか完成に近づけました。いよいよ、次の作業に進みますが、またここで坂場が暴走するのか・・・?

また、今回は山寺宏一さん含む声優陣が登場する、アフレコシーンもあるようです。

こちらの記事では『なつぞら』第89話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

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『なつぞら』第89話の予告レビュー

次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー(予想)です。

坂場一久(中川大志)のやり方で、短編映画の絵コンテがようやく完成するのですが、下山(川島明)は、仲や井戸原(小手伸也)に思わぬ指摘をされることになります。

大沢麻子(貫地谷しほり)は坂場のやり方にずっと違和感を覚えていますが、仲努(井浦新)を始め誰も受け取ってくれていませんね。坂場や神地航也(染谷将太)の活躍は知っていますが、麻子のモデルとなった中村和子さんの活躍も見たいですね。

中村和子さんは、当時セカンドに抜擢された唯一の女性でとても優秀なアニメーターです。広告代理店の方と結婚し、絵本を作りたいと昭和35年に退社。その後熱烈なスカウトを受けて、手塚治虫のプロダクション「虫プロ」で働くことに。虫プロはテレビアニメで一時代を築きました。

専業主婦になったあとに再び復帰し、フリーのアニメーターとして生活できるほどの実力があり、手塚治虫作品の映画化等多くの作品に携わりました。

ところで、咲太郎が声優プロダクションを始めましたが、その新しい会社を始めた背景には、なつの存在があるという話になっていくようです。なつの為にやったことがことごとく裏目に出る咲太郎、事業がうまく行くと良いのですが・・・

明日は声優パートがあり、山寺宏一さん、高木渉さんという本物の声優さんが出演します、アフレコシーンが楽しみですね!

高木渉さんについてはこちらもどうぞ↓↓↓

来週は、夕見子(福地桃子)が東京にやってきてなつ・雪次郎(山田裕貴)とともに映画を見に行くことになるのですが、短編映画が完成するのか、それとも咲太郎の吹き替え映画なのか、どちらを見ることができるのでしょうね・・・

↓↓ここからネタバレです↓↓

『なつぞら』第89話あらすじ・ネタバレ

雪次郎の挫折!高木渉が登場!

ヘンゼルとグレーテルのストーリーが決まり、制作へと入っていきます。どんどん先へと進めようとする坂場一久(中川大志)に大沢麻子(貫地谷しほり)は頭を抱えていました。咲太郎(岡田将生)は吹き替えの仕事を始め、俳優たちを連れて現場に向かいます。

短編映画は絵コンテと原画の制作に入っていく

ヘンゼルとグレーテルのストーリーが固まりました。演出の坂場一久(中川大志)は、神地航也(染谷将太)とともに絵コンテを描いていくと決めます。大沢麻子(貫地谷しほり)や堀内幸正(田村健太郎)は驚きますが、坂場は自分も新人だし時間がないと取り合いません。

麻子となつに出来上がった絵コンテを元に原画を描いていくように指示をしました。麻子はため息をつきます。

咲太郎(岡田将生)は、吹き替えの仕事を早速始めていました。「拳銃渡世人」という映画で、1回だけの出演として咲太郎たちに任せてもらえたのです。島貫健太 (岩谷健司)、松井新平(有薗芳記)、雪次郎(山田裕貴)、土間レミ子(藤本沙紀)、亀山蘭子(鈴木杏樹)が揃っていました。

最後まで止めないでアフレコを行うと聞いた雪次郎は、ミスができないと聞いて驚きます。レミ子は男の子の声を当てられ、「私のどこがダミ声なのよ!」と反論します。

そこへ豊富遊声(山寺宏一)がやってきます。蘭子が挨拶をすると「よろしく」と笑顔を見せました。側にいたディレクター・藤井(高木渉)に咲太郎が仕事をくれたことにお礼を言うと、豊富のギャラが高いので贅沢は言えないよと咲太郎の肩を叩きました。

アフレコ現場の様子に驚く雪次郎

現場には、効果音を作る「効果さん」というスタッフ、レコードを流すスタッフもいました。声と同時に音や音楽も一緒に吹き込むため、失敗するとたくさんの人に迷惑がかかります。それを知った雪次郎は緊張が増します。

ガラス張りの部屋の外から見守るディレクターの藤井は、イヤホンから出る音に映像とセリフを合わせるようにと指示を出します。部屋が暗くなり、スクリーンに映画が上映されます。

映画は、蘭子演じるベティが自分の夫として雇うために、豊富遊声演じる謎の男を呼ぶところから物語が始まります。息子のデービス役を、レミ子が予想以上に上手く演じるのでスタッフが沸き立ちます。

松井新平と雪次郎の演技がアフレコを止めてしまう

馬の足音や、いななきの声まで効果さんが担当しています。島貫の番になると、演技が独特なあまり映像と合いません。雪次郎がセリフを読んだとき、藤井からストップがかかります。

島貫は藤井にひどく怒られ、口と呼吸を合わせるようにと咲太郎は頼みます。島貫が演技は間が大事だと反論しますが、吹き替えってのは人の間を盗むというんだと松井に指摘され、「お前のような真似ができるか!」と島貫が怒り出します。

その後、雪次郎はセリフが訛っていると言われて驚きます。どこ出身だと聞かれ「北海道の十勝です」と答えると、「あんたは」というセリフ始めの言葉を周囲の俳優たちから何度も直されます。

アフレコがまた初めから撮り直しになり、雪次郎は「おい、どうなってんだよ!」と藤井に怒鳴られ、豊富から「頼むよ」と釘を刺されます。

7回のリテイクが繰り返されたあと、咲太郎が祈るような気持ちで雪次郎を見ていると、豊富が口を押さえて代わりにセリフを喋ってしまいました。雪次郎は呆然としています。

なつは麻子を呼び出していた

なつと三村茜(渡辺麻友)は、喫茶店に麻子を呼んで3人で話していました。兄が声優の仕事をしていることを話し、声を探したいと思ったときには兄に相談することができると伝えました。

話が終わったと席を立とうとする麻子を呼び止め、なつは「今度の短編、あまり乗り気じゃないですか?面白くないと思っていますか?」と尋ねます。

麻子は「面白くないと言ったらどうするの?」と聞くと、なつは「やめます」と返答します。

なつは麻子が納得していないと嫌だと語ります。「日本で初めて原画になる女性は麻子さんしかいないと思っています、納得のいく映画を私も一緒に作りたい」と語ります。

その言葉に麻子は呆れたような顔をして、「あなたってずるいわ、そうやってなんでも一途に情熱だけを貫こうとするんだから。周りで悩んでいる人はなんにも言えなくなるでしょ?」と言うと、茜も分かると賛同し、なつは驚きます。

麻子は「ものを作るときにはそういうのが大切よ、そうじゃないと妥協しちゃうでしょ。だから私のことなんて気にしなくていいのよ」と語ると、なつは反論しようとします。しかし、麻子は「それでいいって言ってるの!」と遮ります。

「私が人のことを考えられないみたいじゃないですか」となつが気にすると、「それが若さってもんでしょ、私だってそうありたいのよ」と遠い目をします。「とにかくやるしかないんだから、つべこべ言わず頑張りましょう」と麻子は言いました。

飲み物をがぶ飲みするなつ。「喉渇いてて緊張したもんね」と茜は声をかけ、なつはうなづきました。

『なつぞら』第89話の感想

高木渉さんはディレクター役での出演でした

高木渉さんは声優でもあります。中の人で考えると、雪次郎(山田裕貴)の役を演じることができて場が丸く収まったのですが、ディレクター役でしたね。

高木さんは本物のスタッフとして『なつぞら』全体のアフレコシーンの監修も務めているそうで、多彩な活躍をされていますね!

雪次郎のシーンは可哀想でした、訛りは練習もなく参加させた咲太郎(岡田将生)のせいですよね…まるで松井・島貫からのとばっちりまでも受けているよう。

ただ確かに声優の世界は訛りに厳しく基本的には直すもの、プロフィールに方言という欄があったりもします。その反面、関西弁や津軽弁が話せることが特技となることもあり、雪次郎にそんな役が回ってくれば良いですね・・・。

『なつぞら』第90話の予告レビュー

次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。

『なつぞら』第89話の視聴率は?

7月12日(金)に放送された、第89話の視聴率は20.5%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)

全話こちらで更新中!

なつぞらの視聴率や最終回までのあらすじネタバレはこちら

『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?

『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

なつぞらダイジェスト版

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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