なつぞら第81話ネタバレ・あらすじ|千遥がなつに会いたくない理由とは?

7月3日(水)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第81話。

なつは咲太郎とともに、千遥が待つ北海道へ急いで向うことになりました。一方で、柴田家で夕食を食べながら千遥は、自分の過去について話しはじめます。

こちらの記事では『なつぞら』第81話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

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『なつぞら』第81話あらすじ・ネタバレ

置屋に預けられた千遥(清原果那)の過去が明らかに?

千遥(清原果那)の来訪を聞いたなつは、その夜に北海道へ向かうことにしました。柴田家では千遥が家族の団欒の中に入り、楽しそうに一日を過ごしていました。千遥のこれまでを聞いた剛男(藤木直人)たちは、幸せに暮らしていたと知って喜びます。

柴田家で夕食を食べる千遥

なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)は13年ぶりに千遥(清原果那)に会うため、北海道に向かうことにしました。帯広にいる信哉(工藤阿須加)にも連絡がつき、夜行で帯広へと出発していきます。

柴田家では夕食の時間が来ていました。なつの好物が並んだ食卓で、千遥は柴田家の注目を集めながら、じゃがいもを一口食べました。千遥の「おいしい」という言葉に、家族たちはよかったと安堵の表情を見せます。

泰樹(草刈正雄)が「なつはいつこっちに着くんだ?」という言葉に、千遥は少し驚いた顔を見せます。剛男(藤木直人)が上野から青森まで半日以上かかると言い、砂良(北乃きい)が青函連絡船に乗って5時間だと言いました。明日の夕方に函館につき、帯広までは半日以上かかるので、2人が到着するのは明後日の朝になるだろうという話になります。

富士子(松嶋菜々子)は、時間がかかることについて、千遥にごめんねと謝ります。泰樹は「千遥は待つと言ってんだ、そったら心配することねえべや」と言うと、剛男は千遥を呼び捨てで呼ぶのは早いのではないか、随分と馴れ馴れしい感じがすると言いました。

泰樹は臆することなく、「なつはなつ、千遥は千遥だべ」と言い返し、「家族がいちいちさんとかちゃん付けて呼べるか」といぶかしそうに剛男を見ます。それを聞いた砂良が、半年間さん付だったと話すと、泰樹は「…それはすまんかった」と謝りました。

剛男は怒ったように、「僕はいまだに剛男と呼ばれたことがないんだよ」と言うと、泰樹は「おい!何言ってんだ」と怒ります。剛男が「ほら!」と泰樹を指差すので、千遥はおかしくて笑ってしまいました。

千遥がこれまでを語りだす

富士子は「偉そうにしてるからって偉いと思わなくていいからね」と伝えます。千遥は笑いながら、「姉はこんなに恵まれて育ったんですね」と微笑みました。剛男から自分の家族について尋ねられると、千遥は父と母の顔は思い出せないと話します。

剛男は、千遥の父と戦友だったことを伝えると、千遥はそれを兄からの手紙で知っていたと答えました。 千遥は6歳のときに家出した後、ある人に拾われ、東京の置屋(おきや)に預けられたのだといいます。

置屋とは芸者のいるところ、千遥はまだ半人前でお酌と呼ばれる見習いのようなものだといいます。お母さんと呼ばれている女将さんやお姐さんたちが良い人で、何不自由なく食べることにも困らずに育ててもらったと言いました。

それを聞いて富士子は「本当に千遥ちゃんは幸せに暮らしてたんかい」と涙ぐんで聞くと、「はい、幸せです」と言いました。

剛男は、亡くなった父と母がそれを聞いたら、ほっとするだろうと鼻をすすりました。 ナレーションで父(内村光良)は、「ありがとう、柴田君。でも私と家内は知っていました。ずっと見守っていますから」と語ります。

千遥は笑顔を見せながら「でも、幸せでは私は姉にかないそうにありません」と言うと、泰樹が、「よし、明日は早起きして一緒に働くべ」と笑いかけます。急な展開に剛男は驚きますが、千遥は笑顔で快諾します。

千遥はなつの写真を初めて見ることに

その夜、明美(平尾菜々花)と一緒に部屋で寝る支度をしていると、明美がなつの写真を見せてくれます。千遥が、姉は明美に似ていると驚くと、明美もなつは千遥にそっくりだと返しました。

千遥はなつが漫画映画を作る仕事をしていると知り、富士子に尋ねようとすると「なつが帰ってきたら直接聞いてみて、何をしているかは自分で話した方がもっとよく伝わるわ」と笑いました。千遥は何かを考えながら、なつの写真を見つめていました。

富士子と剛男は、2人きりになった部屋で千遥のことについて話していました。富士子は、千遥がよく躾けられている、姿勢も洋服も礼儀も正しいと褒めて、きっと良い置屋に預けられたんだと言いました。剛男(は寝ていた身体を起こし、「もしここにいたいと言ったらどうする?」と聞きます。

「あの子は幸せだといったけど、辛いことがないはずがないけどな…」と呟きます。富士子から置屋に行ったことがあるのかと問い詰められ、剛男は気まずそうに富士子に背を向けました。

千遥のもとへ信哉がやってくる

翌日の朝、なつが来ていたオーバーオールを来て千遥が納屋へとやってきます。戸村悠吉(小林隆)は、まるでなつのようだと懐かしみ顔をほころばせます。

照男(清原翔)が千遥を牛に蹴られないようにと気遣うと、菊介(音尾琢真)がすべての危険から守ってやると言い出します。砂良(北乃きい)が菊助のほうが怖いと言い、みんなが笑いました。

千遥は乳搾りに挑戦しました。泰樹はなつの小さい頃と同じように、牛との接し方を教えます。千遥が恐る恐る搾乳をはじめると、だんだん上手になっていき、千遥の顔には満面の笑顔が浮かびます。

泰樹とともに牛乳を納屋へと運んでいると、そこへ信哉がやってきていました。千遥の姿を見て嬉しそうに笑い、カメラを向けて写真を一枚撮りました。そのフラッシュに気づいた千遥の表情が一変し、警戒したような顔に変わります。

信哉は自分が誰だかわかるかと尋ねると、千遥はなんとなくではあるけれど覚えていると答えました。信哉は千遥に会えたことを心から嬉しそうに喜ぶも、千遥は今撮った写真をどうするのかと聞きます。そして、その写真を誰にも見せないで欲しいと頼みます。

剛男からどうしてと不思議そうに聞かれた千遥は、写真が嫌いなんだと言いました。そのおかしな様子に泰樹が心配そうな目で見つめます。

その翌朝、咲太郎となつが、帯広の雪之助(安田顕)のもとへようやく到着しました。

『なつぞら』第81話の感想

千遥(清原果那)の行動に謎が深まる・・・

なつと同じように牛飼いの仕事をさせようとした泰樹、その予想通り千遥は柴田家に来てから一番の笑顔を見せましたね。なつも牛と接している時間はとても楽しそうでした。牛には辛いことを忘れさせてくれるパワーがあるんでしょうか?

写真を誰にも見せないで欲しいという理由は、東京の置屋に関係しているようです。ある人に拾われて置屋に預けられたということは、下山克己(川島明)が話した女の子のように拾ってくれた貧しい家を助けるために、置屋に縛られているのかも・・・?

『なつぞら』第82話の予告レビュー

次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。

『なつぞら』第81話の視聴率は?

7月3(水)に放送された、第81話の視聴率は22.2%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)

全話こちらで更新中!

なつぞらの視聴率や最終回までのあらすじネタバレはこちら

『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?

『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

なつぞらダイジェスト版

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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