なつぞら第71話ネタバレ・あらすじ!坂場一久(中川大志)がなつを追い詰める?

6月21日(金)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第71話。

第70話の終盤に姿を見せた、中川大志演じる坂場一久。カチンコが上手く使えず、おろおろとしていましたが、作画課に来ると、なつにあれこれ疑問をぶつけるそうです。

なつは、どんな対応をするのでしょうか・・・。

こちらの記事では『なつぞら』第71話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

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『なつぞら』第71話あらすじ・ネタバレ

坂場VSなつ、論破されるのはどっち?

なつ(広瀬すず)たちが働く作画課に、新人の演出助手の坂場一久(中川大志)がやってきます。坂場はなつに、動画の動きについて、ずばずばと疑問をぶつけます。必死に意図を説明するなつでしたが、淡々と理詰めで動画の矛盾を指摘してくるので。なつは追い詰められます。

坂場一久(中川大志)との出会い

なつはライブアクションに参加しました。実際に撮影した映像を元に動画を描いていくのです。亀山蘭子(鈴木杏樹)が牛若丸の母・常盤御前を熱演します。駆け寄った牛若丸を、常盤御前が突き飛ばします。

撮影中にカメラの前でカチンコで指を挟み落としてしまった、演出助手の坂場一久(中川大志)は、カメラマンから「お前、ブキッチョだねえ」と呆れられてしまいます。露木重彦(木下ほうか)からカチンコを打つ練習をさせられる坂場を、なつはスケッチブックの端にイラストとして描きました。

「この不器用な青年がなつに影響を与えていくかもしれません、霊感です」とナレーションの父が言います。

わんぱく牛若丸の製作が開始され、坂場一久が作画課に

東洋動画総天然色長編漫画映画、第2段となる「わんぱく牛若丸」の作画作業が開始しました。

三穴のタップという道具が、動画用紙を固定するために使われるようになりました。それはアニメーションにとって大きな技術革新になりました。アニメーターたちの机には鏡が置いてあり、自分の表情を映しながら絵を描いていくのでした。

ある日、作画課に演出助手の坂場がやってきます。なつはその姿を見て、「カチンコくん・・・」とライブアクションを思い出しました。

坂場は下山克己(川島明)にある絵を見せ、「この動画の動きはおかしくないですか?」と尋ねました。その絵はなつが描いたシーンで、馬に乗る牛若丸が崖を下っていく様子を描いていました。なつは坂場にどこがおかしいのかと尋ねると、坂場は、おかしくないかと僕が聞いてると返します。

坂場は、牛若丸も馬も怖がりながら走っているのに、なぜ体が前につんのめっているのか、疑問に感じていました。怖がっているなら体が後ろに反るのではないかと指摘をしに来たのです。なつは体が後ろにあっては速く走っているように見えないと反論します。

坂場は納得できず、「速く走っているから怖がるんですよね?」と聞き返し、なつは「速さに怖がっているのを表情で説明しているんです」と答えました。

「表情で説明していれば済むんですか?」と詰めてくる坂場になつはひるみます。大沢麻子(貫地谷しほり)はなつに、負けるなという目線を投げかけます。

なつは表情は大事な表現だと伝え、キャラクターの顔が伸び縮みする様子を「ストレッチ&スクオッシュ」というのだと教えようとすると、坂場が先に答えてしまいなつは驚きます。そういう表現は動きにリアリティがないとタダの説明になってしまうと言う坂場に、なつは何も言えなくなってしまい、「それは牛若丸の性格だ」と言い出してしまいます。

下山や麻子は頭を抱えます。

坂場一久となつの論戦

坂場は、牛若丸の物怖じしない性格が、後に“鵯越の逆落とし”に繋がることを想像させると納得したように見えました。しかし、馬は怖がるのではないかと論破されてしまいました。

下山がしびれを切らし、2人の間に入りました。露木の意見だと確認した下山は絵を直すことにしました。作画課を出ようとする坂場を呼び止め、なつはリアリティーとは何かと尋ねました。

「実際の動きとそっくり同じに描くということですか?」と聞き、「それで子供は楽しいんでしょうか、アニメーションにしかない動きをしたりするから楽しいのでは」と意見します。「アニメーションにしかできない表現ということですか?」と聞き返した坂場は、考え込んだあと「子供が見るものだからリアリティーを無視して良いということですか?」と質問します。

なつがそうではないと否定すると、「僕はまだ皆さんのやろうとしていることが分からないんです」と話し始めます。リアリティーを追求しているのか、アニメーションにしかない表現を追求しようとしているのか、どこに向かってるのか分かっていないと話しました。

「すみません、新人なもので。これからも教えてください」と能面のような顔で伝え去って行きました。

坂場一久の疑問

下山はすごい新人が来たと呟きます。麻子は、カチンコも叩けなかったくせにと悔しがります。堀内は、東洋動画の問題点を見事に指摘したと話し始めました。堀内は、東洋動画は日本の時代劇の要素にディズニーを適当に取り入れているだけと考えていました。

なつは仲努(井浦新)たちの作画は2つをうまく取り入れていると反論すると、話をきいていた仲と井戸原昇(小手伸也)がやってきます。

2人は、アニメーションのつくり方に明確な正解はなく、ディズニーももう古いのかもしれないと話します。下山が、自分たちに出来る新しい表現を見つけていくしかないと言いました。麻子からなつは、“鵯越の逆落とし”を知らないのではと問いただされ、なつは「知ってますよ!そんくらい!」と焦って席へと戻りました。

製作課に戻った坂場は、露木に、問題の動画を描き直してくれることになったと伝えました。露木が「よくプライドの高いアニメーターたちが納得したな」と驚くと、坂場は「わからなかったんで聞いただけです」と淡々と答えました。

森田桃代との再会

昼食に中庭に出てきたなつは、久しぶりに森田桃代(伊原立花)に出会います。動画の仕事はどうと聞かれ、お昼を食べる暇もないと話します。「大丈夫じゃないけど、何となくモヤモヤしてて」と続け、パンをほおばりました。

坂場は東大で哲学を専攻していたと教えてくれました。なつは生意気なことを坂場に言ってしまったと反省しつつも、すっごく変な人だったと桃代に教えます。

その頃坂場は製作課で同じようにパンをほおばりながら、英語が並んだ本を読んでいました。坂場にアニメーションにしかできない表現をしたいと言ったものの、なつは混乱していました。桃代が「アニメーションは何でもできるからね…」と話すと、なつは共感します。

なつが「やりたいことがわかってないとダメなんだ」と話すと、桃代は「やりたいことって…何?」と尋ねます。 なつは自分でも、やりたいことがなんなのか、よく分からないのでした。

そして、どこに向かって絵を描いているのか、そんなことも考えなくなっていたと自分を省みます。「早く(ポスターに)名前出したいなんてよく言ってたもんだわ」と呟くと、桃代がどういうことだと聞いてくるので、なつはごまかしました。

「早速、あの青年が君に影響を与えたようだな」と父(内村光良)のナレーションが入りました。

『なつぞら』第71話の感想

アニメーションとは何か?

哲学的な坂場一久(中川大志)の登場で、難題が降ってきましたね。リアリティをとるか、夢をとるか、このバランスがアニメーション制作の個性なんでしょうか。感情に基づいた行動派のなつと、知識に基づく理論派の坂場一久が良い感じでバランスを取っていきそうです。

『なつぞら』第72話の予告レビュー

次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。

『なつぞら』第71話の視聴率は?

6月21(金)に放送された、第71話の視聴率は20.8%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)

全話こちらで更新中!

『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?

『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

なつぞらダイジェスト版

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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