6月18日(火)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第68話。
千遥の住む住所を訪れたなつと咲太郎でしたが、人違いだったことがわかります。さらに、千遥は家出をしていまい、現在の行方はわからないという状況です。
なつは、千遥の今までのことを思いショックを受けてしまいます。
こちらの記事では『なつぞら』第68話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第68話あらすじ・ネタバレ
千遥の消息に関する手がかりを一切なくしてしまい、なつは落胆してしまいます。亜矢美（山口智子）たちが慰めようとするものの、なつは心を閉ざしてしまいます。
やがて咲太郎（岡田将生）に励まされたなつは、悲しみを忘れようと、仕事の絵に集中するようになります。
千遥の消息を知ったなつは思いつめる
なつ（広瀬すず）と咲太郎（岡田将生）は、千遥が住んでいるというアパートを訪ねると、そこには親戚の川谷幸一と幸子が住んでいました。引き取られた川谷としという義母に辛い目に合わされ、千遥が6歳の頃に家出したあと、行方不明になっていることを知らされます。
風車へと帰ってきたなつは思いつめ、千遥の夢を見ながら、自分の部屋の机に突っ伏して眠っていました。1階にいる亜矢美（山口智子）は、同じようにちゃぶ台で落ち込む咲太郎（岡田将生）の肩を叩いて励まし、なつの様子を見ようと2階の部屋へと向かいます。
なつの部屋の扉を開け、明日着ていく服見てあげようかと話しますが、「なんのために私は生きてるんだろう、自分だけ好きな夢を追って…それでいいんでしょうか？」となつは亜矢美に問いかけます。
亜矢美は少し考えたあと、「生きてるんだからしょうがない」と答えました。「生きてる理由なんてどこにもないんじゃないの…自分で作るしかないのよ、きっと」
咲太郎がなつを慰めようとする
そこへ咲太郎もやってきました。咲太郎はなつの横へ座り、「俺が悪かった、俺が千遥をあんな目に合わせてしまったんだ」と詫びます。しかし、咲太郎は千遥がどこかで生きていると信じてると、強い目をして話します。それを聞いたなつは、今すぐ千遥を探したい、そうじゃないと絵を描けないと話します。
咲太郎はなつに、千遥のために描くんだろと訴えます。漫画映画は子供の夢だと、以前なつは咲太郎に言いました。その夢を、千遥に見せてやるように提案します。驚くなつに、咲太郎は家族の似顔絵を引き出しから取り出し、「小さい頃に、これを動かしていたんだろ？」と尋ねます。
本当の家族の絵に命を吹き込みたいと、漫画映画の世界に飛び込んだことをなつは思い出します。 「みんな生きてたんだろう？」と尋ねる咲太郎、「そんないい夢、千遥に見せてやらないでどうするんだよ！」と力を込めて語りかけます。
「これからも千遥に見せてやりたいものを作れ、千遥のために作れ」と背中を押し、お前は絵を描け、と強く勧めました。 なつには咲太郎の言葉が響いたようで、机の上の常盤御前の絵を見せて、これを描かないと明日会社に行けないと話しました。
咲太郎はなつが前を向いたと分かり、嬉しそうな顔を見せました。なつは悲しみの中、母の似顔絵を見つめ、描いていた常盤御前の絵を消しゴムで消しました。一息ついてから、新しく常盤御前のデザイン画を描き始めます。
北海道に居る富士子（松嶋菜々子）が夜中に身体を起こします。同じように目を覚ました剛男（藤木直人）がどうしたのか尋ねると、「夢見たの、子供の頃のなつが一人で泣いてた」と顔を覆います。富士子は鼻をすすりながら、「大丈夫かね・・・」と心配します。
剛男は優しく、「大丈夫、なつはもう子供じゃないんだから」と声をかけました。富士子は安心したように、そうねと笑顔を見せます。
なつは誕生日を祝ってもらう
翌朝、机に突っ伏して眠っていました。なつが起きてくると、ロウソクがたくさん建てられた誕生日ケーキがテーブルに乗っていました。信哉（工藤阿須加）が買ってきてくれたといい、咲太郎と亜矢美が歌を歌って祝ってくれました。なつは手を合わせて願い事をします。
亜矢美はケーキを一口スプーンにすくい、なつの口へ運ぶと、おいしいと笑顔を見せました。元気を取り戻したなつの様子に咲太郎は嬉しそうな表情を見せます。咲太郎は風車を出るなつを追いかけて見送り、「行ってらっしゃい」と笑顔で見送ったものの、店のカウンターに座りこみ涙を流し始めます。
亜矢美がよく頑張ったと褒めると、「なつだけでも守らないとな・・・千遥には本当にかわいそうなことをした」と号泣します。
キャラクター会議に大遅刻
なつはスケッチブックを抱いて、風車を出ると駆け出します。東洋動画に遅刻して出社すると、作画課の仲努（井浦新）、井戸原昇（小手伸也）、大沢麻子（貫地谷しほり）、下山克己（川島明）たちが、新作漫画映画「わんぱく牛若丸」のキャラクターの検討会を行っていました。
会議室へ勢いよく入ってきたなつは、キャラクター案を腕に抱えながら、気まずそうに頭を下げました。
『なつぞら』第68話の感想
妹を守りたいがために嘘を
咲太郎はなつの前では、千遥が生きていることを信じていました。さすが能天気でポジティブな咲太郎！と思っていましたが、今日の終盤では「なつだけでも守らないとな…」と、千遥の消息について諦めているような言葉が聞かれました。
兄として、元気な咲太郎を演じている部分があるんですね。亜矢美（山口智子）と2人きりになると心許せるのか泣き崩れています。亜矢美とは血はつながっていませんが、本当の家族のようですね。
「風車」で暮らす3人は、撮影の待ち時間やスタジオの外の休憩スペースでも楽しそうに話している姿をよく見かけます♪この日も「おめでとーう！」と言いながら、なっちゃんの誕生日祝いのオフショット。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #山口智子 #岡田将生 pic.twitter.com/clRdH2ao6W
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月18日
『なつぞら』第69話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第68話の視聴率は？
6月18日(火)に放送された、第68話の視聴率は21.9％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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