6月15日(土)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第66話。
3度目の挑戦で東洋動画のアニメーター試験に合格したなつは、次回作「わんぱく牛若丸」のキャラクターを考えることになります。
一方、信哉から妹・千遥の引越し先がわかったと知らせを受けたなつは、ある行動に出ます。
こちらの記事では『なつぞら』第66話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第66話あらすじ・ネタバレ
念願のアニメーターになったなつ！千遥の消息も明らかに？
なつはついに東洋動画のアニメーターになりました。
仲努（井浦新）と井戸原昇（小手伸也）は、アニメーターたちを集めて新作映画「わんぱく牛若丸」のキャラクター案を募集すると言います。風車に帰ったなつは早速、富士子（松嶋菜々子）のことを思い出しながら、常盤御前を描き始めます。
そこへ信哉（工藤阿須加）が千遥についての情報を持って、風車にやってきます。
なつはついにアニメーターの一員に
なつは作画課に配属が決まりました。作画机に座ったなつは、感動します。置かれた鉛筆や机が光る様子に、なつはわくわくが止まりません。
昭和32年夏、新しい長編映画「わんぱく牛若丸」の制作が決定します。キャラクター案はアニメーター陣から募集することになります。仲努（井浦新）が例となる牛若丸のイメージ画を壁に貼り、何のキャラクターでもいいからみんなも描いてここに貼るようにと指示をしました。
牛若丸や常盤御前、動物たちもたくさん登場するということで、「好きなキャラクターを選んで自由に描いてみてよ」と話し、無記名で募集し、検討会を開くことを伝えました。期限はお盆休み明けと井戸原昇（小手伸也）は話し、会議は終わりました。
初めてのことになつは、大沢麻子（貫地谷しほり）に相談しようとすると、「あなた期待されてると思ってるの？」と言われてしまい、なつは否定します。麻子は「なら、楽でいいじゃない」と言い、去って行きました。
なつがショックを受けていると、三村茜（渡辺麻友）から同じように相談を受けます。なつは麻子の言葉をそのまま「期待されてないんだから、楽に行きましょう」と言ってしまったので、焦って訂正をします。茜からは「肝が据わってるわね」と褒められてしまいました。
大杉満（角野卓造）社長がやってくる
そこへスピーカーから「東洋行進曲」が大音量で流れ始めました。この音楽が流れると、東洋映画の社長がやってくるのです。大杉満（角野卓造）社長が「やー、皆さん。漫画の皆さん、ご苦労さん」と取り巻きを引き連れてやってきました。
白蛇姫は大ヒットを記録、国内外で高い評価を得たことを伝え、スタッフに感謝の言葉を述べました。社長は仰々しく「株主に首を着られずに済むところであります！」と言ったあと、静まる社員たちに「ここは笑うところですよ」と付け加えると、笑い声が聞こえました。
「これはひとえに漫画の皆さんの、努力の賜物！わんぱく牛若丸をよい映画にしてください！」と言ったあと、「ここは若い女の子もたくさんいて良いねえ」と話し出します。ガハハと笑う社長の姿をなつは怪訝な表情で見ています。
なつは社長の言動に怒る
中庭で三村茜とパンを頬張るなつは「お母さんは昔、こんな漫画映画を作っていたんだと、自分のお子さんに誇れるように頑張ってください」という社長の言葉が気にかかっていました。まるで子供が出来た時にはアニメーターを辞めているみたいだと、なつは憤慨します。
三村茜は「違うの？」と尋ねます。結婚したらやめるのはおかしい、「せっかく努力してアニメーターになったんだから！」となつが気持ちをぶつけていると、大沢麻子がその話を背後で聞いており「やめろって言わせなきゃいいんじゃないの？」と話してきます。
「会社からやめないでくれって引き止められる、アニメーターになれるように努力したら？」と言ったあと、「期待してないけど」と吐き捨てて、麻子は去って行きました。「失礼しました！」と謝るなつ、その様子に茜は「あんなふうになりたいの？」と呟きます。
なつのもとへ信哉（工藤阿須加）がやってくる
なつは風車に帰ると、わんぱく牛若丸のキャラクター案を考えていました。なつは仕事に夢中になれればなれるほど、幸せを感じていました。常盤御前を描いていると、なつは富士子（松嶋菜々子）のことを思い出しました。富士子が涙ながらになつのことを抱き締めてくれた思い出が、絵に表れています。
咲太郎（岡田将生）から信哉（工藤阿須加）が下に来ていることを知らされます。信哉は、千遥の引越し先が分かったといいます。千遥を引き取ったのは、母のいとこである川谷としという人物でした。
その川谷としと結婚した川谷幸一の行方を探すことにしたといいます。幸一の知り合いを片っ端から探すと、幸一から届いた年賀状を持っていた人が見つかったというのです。
なつは千遥に会いに行きたい
幸一という人物は、戦争で足を怪我したことで農業ができなくなり引っ越したといいます。 千葉の船橋に信哉は向かい様子を見てきたものの、その女の子が確かに千遥なのかは、確証を持てませんでした。「分からなかったの？！」と言うなつに、亜矢美（山口智子）は「5歳のときにあったっきりでしょ」となだめます。
なつは、咲太郎に会いに行こうと話します。良い顔をしない咲太郎に、見るだけでも、となつは説得します。なつの決意を感じた咲太郎は、「すぐに行こう」と話し、信哉から住所を教えて貰いました。 亜矢美（山口智子）は、すぐに千遥のもとへ行くと言う2人を止め、信哉が家にいそうな時期にしたほうがいいと助言をします。
8月15日に千遥に会いに行こうと決める
なつは思いついたように、「お盆にしよう、8月15日に会いに行こう」「その日なら千遥もきっと私たちのこと思い出してくれるかも知れない」と言います。 信哉が千遥が自分たちのことを覚えているかを心配すると、なつは「あんなに辛い思いをしてきたんだから忘れてるはずない」と話します。
信哉は「辛い思い出だけじゃなかったはずだよ」と子供時代を懐かしみます。4人は一緒に生活しているときに釣りをして、鯉を釣り上げました。なつは千遥が大喜びしている顔を思い出しました。
千遥の引越し先を訪れた咲太郎となつ
8月15日、なつは着ていく洋服を決められずに、亜矢美を呼びました。なつは妹に警戒されないか、バカっぽく見えないかどうかを心配しています。亜矢美は、自分の服をそのように言われて傷ついたように振る舞うと、なつは焦って「あくまで、妹の視点から考えるとです」と弁解します。
なつと咲太郎は工場の集まる一角のアパートに着きました。「どうする？」とアパートの前で迷っていると、17歳位の女の子（池間夏海）が、杖をついた川谷幸一（岡部たかし）という男性を支えるようにして、そのアパートから出てきました。
なつはその女の子に「千遥？」と声をかけました。色白の女の子は不思議そうな顔をして振り返りました。
『なつぞら』第66話の感想
千遥との再会か？！来週は涙の展開と中川大志が待っている！
千遥らしき女の子に池間夏海さんが登場しましたね。小さい頃の千遥にそっくり！と思ってしまいましたが、次回予告を見てなんだか不安な展開が待っているようです。
中川大志さんも出演し始めるようですね、序盤はなつにとって厳しい天敵として立ちはだかるようですよ。監督役ではありますが、モデルは高畑勲さんということで現実ともリンクさせながら楽しめそうですね！
↓なつの妹の存在について考察！
『なつぞら』第67話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第66話の視聴率は？
6月15日(土)に放送された、第66話の視聴率は20.9％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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