5月25(土)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第48話。
なつの兄・咲太郎は、東洋映画の社長に、妹が試験に受けるので採用して欲しいと頼みます。
一方で、なつは信哉と再び「風車」の亜矢美を訪ね、咲太郎が東京でどんな風に育ったかを聞いています。なつの心境にどんな変化が起こるでしょうか。
こちらの記事では『なつぞら』第48話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第48話のあらすじ・ネタバレ
咲太郎（岡田将生）は大杉満（角野卓造）社長になつを売り込む
咲太郎は、新劇の劇団俳優の売り込みで東洋映画に行く機会がありました。その時、偶然社長の大杉満（角野卓造）に会った咲太郎は、思わず、なつの漫画映画への熱意を語り、「妹が試験を受けるので採用してほしい」と申し出てしまいます。
咲太郎となつが、両親を亡くし孤児として苦労したことを明かして、大杉に妹の事を頼み込みました。「奥原なつさんに奥原咲太郎さんね」と社長は言ってくれ、咲太郎は「ここで会えるなんて運が向いてきたぞ、なつ」と喜びます。
藤田正士親分から兄の話を聞くことに
数日後、川村屋に佐々岡信哉（工藤阿須加）が現れます。信哉になつは、一緒に行って欲しい場所があると言いました。そこは亜矢美（山口智子）がいる風車でした。そこにはムーランルージュの元経営者、藤田正士（辻萬長）が座っていました。
咲太郎（岡田将生）がどうやってここまで生きてきたかを、この藤正親分に聞こうと思ったのでした。亜矢美は信くんだと喜び、歓迎します。
「闇市で勝手に靴磨きを始めてね。ほかの浮浪児から袋叩きに遭っているところを、私がたまたま助けたのよ」と亜矢美がいいます。他に生きるすべもなく、亜矢美が藤正親分のところへ連れていったのでした。
藤田親分が「ラーメンを食わしてやったら、ポロポロ泣き出してな」と話します。咲太郎は、北海道に妹を迎えに行きたいんだと、どうやったら金を作れるか、どうやったら北海道に行けるかと尋ねたそうです。
「妹のためと思って行かせたけど、一人になったら、急に会いたくてたまらなくなったって」と亜矢美が教えてくれました。なつ（広瀬すず）は驚き、信哉は声を震わせ、「全く同じことを考えていたんだな…なっちゃんと。帯広と新宿で…」と話します。
咲太郎はなつを捨てたのではなかった
亜矢美（山口智子）は、なつに妹を捨てたわけじゃなく、私が捨てさせたと言いました。藤正親分が訂正し、「亜矢美の踊る姿を見て、咲太郎はここで生きる決心をしたんだ」と教えてくれました。亜矢美と咲太郎はステージでタップダンスを踊っています。
「救われたのは私の方だったんだよ。生きる希望なんて何もなかったからね」と話す亜矢美、お兄さんを引き止めて悪かったと謝りました。
なつはわだかまりが解けた気がしていました。「亜矢美さんが兄を支えてくれたことを、私が否定してしまったら、私は私の家族も否定してしまうことになる…」と話し、亜矢美に失礼なことをしたと謝りました。そして、感謝の気持ちを伝え、信哉と一緒に頭を下げました。
亜矢美はなつの夢について尋ねます。なつは北海道に行けたから夢を持つことができたと話し、亜矢美は「色んな苦労もしたかいがあったんだね」と声をかけました。
信哉がしみじみと遠くを見て「悲しみから生まれた希望は、人を強くします。喜びから生まれた夢は、人を優しくします」と言いました。
亜矢美が「この人は詩人なの？」と尋ねると、「いえ、放送記者です」となつが正しました。
川村屋で雪次郎（山田裕貴）は料理長・杉本平助（陰山泰）に叱られていました。なつは皿洗いをしながら、勉強を続けていました。この街では、みんなが必死に生き方を模索しているとなつは感じました。
仲努と山田陽平がなつに会いに来る
なつは川村屋へ仲努（井浦新）と山田陽平（犬飼貴丈）に来てもらい、描いた絵を見てもらっていました。仲は「この絵でも行けると思う」と言ってくれました。白蛇姫の制作が遅れており、人材が欲しいと話します。
なつが仲に貰ったセル画がお守りだと話すと、「責任を感じちゃうな」と仲は頭を掻きます。山田陽平は、「責任を感じてくださいよ、仲さんが希望を与えたんですから。おかげで、僕の弟は寂しがってますよ」と仲に迫ります。
陽平は、天陽は元気に絵を書いていることをなつに伝えました。なつは、私も負けないと腕に力を込めました。
そこへ兄・咲太郎がやってきます。なつは、仲と陽平に咲太郎のことを紹介しました。咲太郎は仲がなつのことをアニメーターの道へ誘ったと知ると、仲の肩を掴んでプレッシャーを掛けます。
「裏切ったら海に浮かぶよ」などと言うので、なつは気持ちが落ち着きません。
陽平は雰囲気を変えようと、角筈屋書店で購入した大きな本を、なつにプレゼントしてくれました。その本は動物の動きが連続写真で説明されているもので、アニメーションの基礎を学ぶのに良いと、仲も勧めました。
なつは早速その夜、馬の連続写真をノートに何度も何度も模写しました。昼は皿洗い、夜は部屋で絵の練習に励み、忙しい日々を送りました。
そして6月、アニメーター試験の日がやってきました。東洋動画のスタジオへ訪れたなつは、祖父・泰樹（草刈正雄）にもらった懐中時計を握り締め、試験会場の扉を開きました。
『なつぞら』第48話の感想
亜矢美役・山口智子さんや子ども時代の咲太郎役・渡邉蒼くんのタップダンス指導は、映画『座頭市』などを手がけたHIDEBOHさん。撮影当日、スタジオでHIDEBOHさんが直接指導や確認をしながら、2人のタップダンスシーンの撮影が行われました。#朝ドラ #なつぞら #山口智子 #渡邉蒼 #HIDEBOH pic.twitter.com/jaPEFa1DZR
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年5月25日
信さん、咲太郎より年上だった
学年が1個上だという話を亜矢美（山口智子）にしていました。子役の時の咲太郎（岡田将生）が頼りがいがありすぎて、てっきり信哉は年下だと思っていました。
今の咲太郎の弾けっぷりを見ていると、幼少期の咲太郎は相当魅力が割増しされていたように感じますね。幼少期の咲太郎（渡邉蒼）は、なつの記憶の中の兄なんでしょうね。
しかし、タップダンスを踊る蒼くんが、東京編で見れるとは！亜矢美とのコラボの演出、斬新でしたね。あの役の振り幅を演じられるのは、山口智子さんしかいないと思わされました。足のラインが本当にきれいで、かっこよかったです・・・！
『なつぞら』第49話の予告（ネタバレ）
ノベライズ版をもとに、なつぞら第49話のあらすじ・ネタバレ情報をひと足先に紹介しています。
今後の展開を予測したネタバレありのレビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
先が気になる方は『なつぞら』ノベライズ（小説）がおすすめ！
現在『なつぞら』ノベライズ版は、上巻が絶賛発売中です。『なつぞら』第1週から第11週までの台本を元に小説化しています。
ノベライズ版では、ドラマとは違う展開の重要シーンもあり、セリフも更に詳しいです。ドラマを見ている人よりも2倍3倍も楽しめるので、とってもオススメです。
『なつぞら』第48話の視聴率は？
5月25日(土)に放送された第48話の視聴率は19.9％でした。久しぶりに20％を割りましたね。
- 最高視聴率 23.6％（第15話）
- 最低視聴率 18.7%（第29話）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は、月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
見逃し配信はU-NEXTがオススメです！
U-NEXTの無料トライアルに登録すると、最大1ヶ月間無料でNHKオンデマンド（見放題パック）を利用することができます。合わせてU-NEXTで配信されている映画やドラマ等の見放題コンテンツも31日間無料でお楽しみ頂けます。この機会にぜひ！
※本ページの月額料金やキャンペーン情報は、2019年5月現在のものです。最新の配信状況は、U-NEXTサイトにてご確認ください。
『なつぞら』関連記事
亀山蘭子（鈴木杏樹）モデル考察
歴代の朝ドラヒロインが『なつぞら』に！
コメントを残す