なつぞら第36話あらすじやネタバレ感想｜清原翔の男前すぎる回！おしんを彷彿とさせるオマージュも？

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」が2019年4月1日(月)よりスタートしました。

2019年前期のNHKの朝ドラとして、9月28日まで全156回の放送が予定されています。

5月11日放送の第36話では、照男兄ちゃんのかっこいい姿が印象的な回でした。

こちらの記事では「なつぞら」第36話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

前回のお話はこちらから。

1 NHK朝ドラ「なつぞら」第36話あらすじ・ネタバレ
2 NHK朝ドラ「なつぞら」第36話の感想と予告
3 NHK朝ドラ「なつぞら」の放送時間は？再放送はある？
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NHK朝ドラ「なつぞら」第36話あらすじ・ネタバレ

スキー大会の翌日、天陽（吉沢亮）の家に行こうとするなつを、泰樹（草刈正雄）が話があると言って引き留めます。そこで、泰樹はなつに結婚話を持ち掛けてしまいます。突然の話に驚きを隠せず、なつは動揺します。そこへ現れた照男（清原翔）は、取り乱すなつを落ち着かせ、天陽の家に行くように促します。

じいちゃんの大失態

スキー大会の翌日、なつ（広瀬すず）が外へと出かけようとすると、祖父・泰樹（草刈正雄）に理由を尋ねられます。なつは、天陽の家の母牛を見に行く、そして、天陽から話があると言われたと伝えます。そう聞いた泰樹は、なつと天陽の関係が進んでしまうと考えました。自分からも話があるとなつを引き止めます。

泰樹は、照男（清原翔）と結婚を考えないかと話し出します。なつはその考えに驚きを隠せず、固まってしまいます。照男にも話してあると聞き、その気があると聞いたことで呆然とします。どうしてそんなことを言うのか、なぜ照男に話したのかと、なつは涙ぐみ、怒り、悲しみます。

「照男兄ちゃんにそう思われていたかと思うと…恥ずかしいよ！」と、照男に対しても失礼で悪いと繰り返し、泰樹の目を見ます。なつは言葉を選びながら、一度でも兄妹で結婚という考えを持ったら、自分はここに居ることが出来ないと話します。もう家族には戻れないと、涙を流して訴えます。そして、私から家族を奪ったと言います。

なつの言葉の重み

泰樹はそんななつの言葉に「わしは、お前と本当の家族になりたかっただけだ…」と、弁解をします。しかし、気持ちが高ぶってしまったなつは「それは、私を他人だと思ってるからでしょ！」と声を荒らげてしまいます。泰樹はその言葉にハッとして涙ぐみます。

そこへ、外から来た照男が2人の間へと入ります。大丈夫、何も変わらないと伝え、取り乱すなつを安心させます。照男は泰樹に向き合い、なつのことを結婚相手として見ることができなかったと言います。「なつはやっぱり…妹にしか思えないよ」と伝えます。その表情はどこか寂しげで、無理に笑っているように見えます。

泰樹をがっかりさせたくなくて、今まで言わなかったと話し、なつのことは、なつに任せようと話します。泰樹はじっとうつむきます。照男は、今度はなつに優しく声をかけ、泰樹の気持ちを、少しは分かってやるようにと言いました。なつは、何度も何度も泰樹に謝りました。泰樹は落ち込んでとぼとぼと外へ出て行きました。

照男は、落ち込むなつに、約束をしていた天陽の家に行くように伝えます。なつは驚きますが、泰樹と少し時間を置いたほうがいいと言われ、背中を押されます。照男は話はそれからだと笑い、去っていきます。

なつはその優しさに涙を拭い、スキーを履いて天陽の家へと向かいます。なかなか気持ちの整理がつかず、一点を見つめ、涙がこぼれるのを我慢し、歩き出しました。

おんじはめげない！

泰樹は、なつに結婚話を勝手に打ち明けたことを反省しているようでした。富士子（松嶋菜々子）は、強く落ち込む泰樹を心配し、泰樹のために大好物の甘い餅の入ったお汁粉を作りました。

泰樹は、自分の間違いを痛感し、なつとはもう元に戻れないかもしれないと、うなだれます。富士子は、それを受け入れるのが家族だと言います。泰樹は黙りこんだ後、すっとお汁粉を口にし、富士子はその図太さに安心します。

天陽の家へ行く途中のなつは、道でうずくまってしまいます。ちらつく雪が頬に打ち付ける中、涙が止まらなくなってしまいます。なつを待つ山田家の3人でしたが、なつの姿はありません。天陽が窓から、ふぶき始める外の様子を、心配そうに見ています。

目覚めるとそこは…？

なつは、その頃吹雪の中で座り込み、朦朧としていました。そして、パタンと雪の上に倒れてしまいました。
柴田家には、剛男（藤木直人）が戻りますが、帰り道になつに会うことはありませんでした。帰って来ないなつを心配する剛男と富士子に、照男は、なつが天陽の家に行ったので心配はないと伝えます。

夕見子（福地桃子）が、このまま天陽の家の人になってしまうのではないか、と冷やかします。夕見子としては普段通りの振る舞いでしたが、柴田家の家族たちは動揺します。剛男が結婚の話を口に出してしまい、夕見子と明美（平尾菜々花）は剛男に詰め寄ります。

一方、道で倒れていたはずのなつは、目を覚まします。そこは見覚えのない家でした。

NHK朝ドラ「なつぞら」第36話の感想と予告

照男が、ここに来て本領発揮！自分の気持ちを抑えて、なつのことを守る！！泰樹も、なつのことも傷付けない…優しさ溢れる言葉に胸が痛みました。照男の内に秘めた思い、必死に隠そうとしている振る舞いが切ないです。あれだけ笑顔が素敵で放っておけない妹がいると、なつをそばで見守りたいと思うのも分かります。

前半とのギャップが見事！

先週以前の柴田家の食卓、照男はセリフも少なく、存在感が見事に消えています。食卓では剛男（藤木直人）と富士子（松嶋菜々子）の間に座っていますが、青春編の当初は全く画面に抜かれません。実は、清原翔さんは185cmという高身長、目立たないように「体を小さく丸めて」座っているんです。録画が残っている方は、是非見直してみてください！

おしんのオマージュな吹雪のシーン

雪の中で遭難するシーン、おしんを想起させますね。雪の中で行き倒れる女の子を、森の奥で静かに暮らしている人物が助けてくれる展開。おしんでは俊作兄ちゃんというマタギの男が助けてくれています。過去の朝ドラのオマージュが多数登場している今作、BSで放映されている「おしん」とセットで見ると、共通点や対比が楽しめますよ！