NHKの連続テレビ小説「なつぞら」が2019年4月1日(月)よりスタートしました。
2019年前期のNHKの朝ドラとして、9月28日まで全156回の放送が予定されています。
4月20日に放送された第18話は、なつが演劇部に勧誘され、決意するまでの様子が描かれています。
こちらの記事では、「なつぞら」第18話のあらすじやネタバレを含む感想や見どころをご紹介します。
目次
NHK朝ドラ「なつぞら」第18話あらすじ・ネタバレ
なつは富士子に剛男と結婚することになった経緯を尋ねます。剛男と富士子の馴れ初めと、泰樹と祖母についての話を聞きます。
次の日、演劇部の顧問の倉田先生に、演劇について尋ねに行きます。話をしているうちに、なつは女優として演劇に出ないかと誘われます。
なつは、泰樹にこれまでのことを謝りました。そして、泰樹に演劇をしたいと話し、見に来てくれないかと頼みます。
富士子と剛男の馴れ初め
泰樹（草刈正雄）が部屋にこもり「お茶が欲しい…」と呟いている頃、なつ（広瀬すず）は富士子（松嶋菜々子）と台所で夕食の片付けをしていました。
なつは、どうして剛男（藤木直人）と結婚したのか、と聞きます。「何人かいるうちのひとりだったのよ」との返事に、なつは驚きます。 富士子が19歳の時に、泰樹が近所の農家、一人一人の顔を見せて回ったそうです。そこで剛男を選んだ富士子に「あれはお前、ほかのやつを引き立てるために入れたやつだった」と言ったと聞き、なつはひどいと笑います。
富士子は、この人しかいないと思ったと言います。それは、休憩時間に本を読んでいたからでした。剛男は、家の事情で勉強をやめるしかありませんでした。剛男の家族は、泰樹と同じ北陸からわたってきた人でした。富士子と剛男は集まりなどで、以前から会う機会がありました。剛男はもっと勉強がしたかったので、本をたくさん読んでいたのです。その頃から、富士子は剛男のことが好きだったと言います。
続けて、富士子は泰樹の話を始めます。剛男が農協で働く事になったとき、泰樹もそのほうが向いていると賛成したそうです。
富士子の母が亡くなった時の泰樹
農協のことについて、反対している理由には、富士子の母のことがありました。
9歳の時、富士子の母は病気で倒れてしまい、泰樹は帯広まで医者を呼びに行きました。しかし、当時冷害で柴田家は貧しく、医者はお金がないからと言って来てくれませんでした。母の葬儀の時、「組合があればな」「組合がなきゃ駄目だ」と言っていたそうです。
泰樹は、苦労をして畑を開墾し、10年も一人で過ごしていました。そんな泰樹が、農家の1人の娘に惚れて、その家に通いつめて手伝いをし、やっと結婚の許しをもらえたといいます。そんな妻を、お金が無くて亡くした時には本当に悔しかっただろうと、富士子は涙目になります。
そして、富士子は笑顔を見せて立ち上がり、お茶でも出そうかな、と泰樹の部屋へと向かいました。 その話を聞いたなつは、自分の本当の家族の似顔絵を見つめます。そして、演劇の本を見つめて何かを決意します。
倉田先生の演劇に対する思い
ある日の学校で、なつは倉田先生（柄本佑）に、どんな演劇を作りたいのか訪ねます。
「じいちゃんが見て、面白いと思えるような、感動できるような、絶対に傷つけないような演劇ですか？」と尋ねます。 そして、農協の話について「私はじいちゃんに間違ってるとは言いたくありません。できるだけ、爺ちゃんの気持ちに寄り添いたい」と話します。
倉田先生は、「演劇とは生活者が楽しみながら、自分の生活を見つめ直す機会を得られると考えている。地べたと格闘し、そのことだけに苦しみがちな農民にこそ演劇は必要なんだ、 そう思って演劇部の顧問となった」と話します。 先生は、お前にしかやれないことがある、「女優として舞台に立て！」と言います。
驚いて断ろうとするなつに、「おじいさんは、お前が出ていなくても見に来てくれるのか？」と問います。 迷っているなつを前に、先生は演劇部員に向かって、「奥原なつが入部することになった！」と発表します。
無理です、というなつに、雪次郎（山田裕貴）が「大丈夫、みんな下手だから！」と励まします。酪農の仕事で時間がないというなつに、先生は「働きながらやるのが俺らの演劇だ」と話します。
なつの前では素直になる泰樹
家へ帰ったなつは、子牛に牛乳をあげています。なつが助けた子牛はすっかり元気になりました。 そこへ現れた泰樹に、なつは、「色々とごめんなさい」と謝ります。泰樹は驚き、「わしこそ悪かった」と謝ります。
泰樹は「天陽と会うなといったわけじゃない、天陽の牛にも罪はない、干し草も持ってってやれ」と言ってくれます。 なつは、ありがとうと涙ぐみ、「やっぱりじいちゃん大好き！」と伝えます。いちいち家族にそんなこと言うなと照れながら、泰樹はその言葉を嬉しそうに噛み締めます。
牧場でなつは泰樹に、演劇をやってもいいかと聞きます。夏の地区予選の、一度だけ手伝いたいと話します。泰樹は、なつがやりたいなら、お前の好きにしろと言ってくれました。 なつは、泰樹に、演劇を見に来て欲しいと言います。じいちゃんが楽しめる演劇を作りたいと思ったのがきっかけだからと話しました。
すると、泰樹は「お前が出るなら見に行ってやる」「やるなら頑張れ、一番になれ」と励ましてくれました。 その前向きな返答になつは動揺し、牧場の手伝いができなくなることを気にしますが、「いいから、出ろ！」と強く言われます。そして泰樹が微笑みました。
これで、なつは演劇に出るしかなくなってしまいました。
なつが演劇をはじめる第一歩
なつが演劇をすることになりましたね！高校3年生の夏に、演劇デビューとはさすがヒロインですね。どうなることやら！
富士子さんが、剛男との馴れ初め、泰樹の奥さんについて話してくれました。夕見子の本好きは、父親譲りだったんですね。 そして富士子は、泰樹の一番の理解者なんですね。部屋でお菓子を食べている泰樹のことを、見破っていましたね！
泰樹が最後には優しさを見せてくれました。やっぱり孫に「だいすき」と言われたら、嬉しいんですね。なつは泰樹に話を聞かせるのが上手です。 幼少期のなつと同じセリフを、広瀬すずさんが使うのが、繋がりが見えて良いですね。
以前は、泰樹が天陽に馬をあげた時でした。今度も、なつが天陽を助けたいという思いに寄り添ってくれましたね。本当に良いおじいちゃんです。 そういえば…照男の影が薄いことがとっても気になりませんか。今後、大変な立場に立たされるはずですが、楽しみに待つしかないですね。
NHK朝ドラ「なつぞら」の放送時間は？再放送はある？
「なつぞら」は、月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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