9月13日(金)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第143話。
「大草原の少女ソラ」のキャラクターも決まり、放送に向けて製作が進んでいきます。
その中で声優のオーディションも開かれ、蘭子やレミ子の配役が決まっていきますが、主人公ソラの声は誰が担当することになるのでしょうか・・・。
こちらの記事では『なつぞら』第143話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第142話はこちら。
目次
『なつぞら』第143話の予告レビュー
次回の番組表やノベライズをもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー(予想)です。
こだわりを持って作品に携われる喜びや充実感を感じながら、なつは制作を進めていました。神地(染谷翔太)が牛に迫力が出ないと悩んでいると、なつはテレビ漫画時代に培った誇張の技術を駆使してアドバイスをします。負い目に感じていた戦闘物のアニメ制作が役に立ったことでなつは自信を取り戻します。
アニメ声優は咲太郎(岡田将生)のプロダクションが担当しましたが、主役は白本知香子という新人役者に決定しました。
咲太郎は作品に合う役者を選ぶことが大切と胸を張っていましたが、脇を固めるのはなつがよく知る亀山蘭子(鈴木杏樹)や土間レミ子(藤本沙紀)という仲間たちでした。主題歌は煙カスミ(戸田恵子)が務めることになり、昭和49年10月についに放送が開始されます。
『なつぞら』第143あらすじ・ネタバレ
沢城みゆきが声優として登場!ソラが動き出す!
なつ(広瀬すず)たちが進めるアニメーション制作は、厳しくも充実した日々で進んで行きました。主人公のソラ役を務める声優が決まり、そして主題歌も決定します。ついに放送の日がやってきて、東京や北海道でなつの家族たちが息を飲んで見守っています。
なつは制作に励む
新しいアニメーションは、なつの人生を織り交ぜたストーリーを描くこととなります。孤児となったレイは、新天地に向かってソラの家族と旅をすることになり、ソラとともに成長していく流れで物語は進むことになりました。
なつは時間に追われながらも充実して仕事を進めていました。優(増田光桜)の面倒を見る桃代(伊原立花)は、なつからお礼を言われ、気にしないようにと笑っています。
マコプロのテーブルへ、山盛りのナポリタンが運ばれてきました。麻子(貫地谷しほり)特製の夕食に、アニメーターたちは沸き立ちます。
坂場(中川大志)のアイディアで、声優はオーディションで選ぶことになりました。マイクの前に立ったのは、白本知香子(沢城みゆき)でした。なつはその声を聞いてソラにぴったりだと思いました。同じように坂場も頷いています。アニメーターたちは顔を見合わせ、なつはソラの声を聞いた気がしたと話します。
咲太郎(岡田将生)は、自分の会社の俳優ではなく、白本を推していました。謝るなつに、「自分だけの利益を求めるだけではなく、作品の利益を一番に考えるべきだ」と話しました。それが一番信用をうむのだと光子(比嘉愛未)も話し、ソラの役は若手女優の白本に決まりました。
レイの役は今や売れっ子の土間レミ子(藤本沙紀)、お母さんは亀山蘭子(鈴木杏樹)、父親を島貫健太 (岩谷健司)が務めることになりました。
なつの経験が生きる
放送開始が刻一刻と迫ってきました。なつは外注との橋渡しのスタッフに指示を出して、送り出しました。神地(染谷将太)は、牛が迫ってくる様子を描くのに悩み、なつに話しかけてきます。なつは子供の目から見ると、もっと大きく見えるものだと言いました。神地は大きく描くという手法に納得します。
なつは誇張をリアルに描くことをテレビ漫画で意識していたと笑い、経験が生きていると神地に褒められます。完成した絵を見たなつは「牛がグーンと迫ってくる様子がよく出てる!」と褒めました。坂場が用紙をパラパラとめくると笑い出し「これはこれでありです、面白い!」と笑いました。
後ろで見ていた下山(川島明)も「負けないぞ」と机に向かい、絵を描き始めます。完成したその絵をなつに見せました。下山は、レイが牛に舐められるシーンをコミカルに描きました。
その絵をなつは再び坂場に手渡すと、後ろにいた麻子や神地が笑い出し、下山さんにしか書けないと感嘆しました。「これはこれでありです、面白いです」と坂場が言うと、下山は「よしっ」と神地に向かって笑いかけました。
制作はどんどん忙しくなっていく
連日連夜休みなく続く作業に、マコプロの人々は大忙しでした。原画と仕上げを回収してきたスタッフは、なつの机に大量の紙を置いていきます。家に帰っても、原画の直しを続けざるをえません。なつはため息をつきますが、優の眠る姿を見て再び頑張ろうと意気込みます。
桃代は、あくびをしながら机に向かっており、その他のアニメーターたちも必死に絵を描いていました。会社に泊まり込みになる日も少なくありませんでした。
疲労困憊の中、坂場は「焚き火の火の動きがおかしいんです」と麻子に絵を見てほしいと伝えます。麻子は自分の仕事に手いっぱいだとボヤきながらも、ため息をついて受け取りました。
なつは家で、泣き出しそうなレイを慰めるソラのシーンを描いていました。「一緒に行きましょう」「君には僕の気持ちなんてわからないよ」「あなたが悲しいことだけはわかるわ」と、絵コンテに合わせてなつはつぶやきます。
「じいちゃん、誰もが支えあって開拓者は強くなったんだよね」となつは呟き、自分を奮い立たせて再び絵を描き始めました。
主題歌は煙カスミが務めることに
坂場と麻子が咲太郎とともにスタジオで待っていると、煙カスミ(戸田恵子)がやってきます。アニメーションの主題歌を依頼したのです。「この主題歌を歌わせてもらえるなんて嬉しいわ、咲ちゃんのおかげよ!」と、カスミは喜んでいました。
「誰にしようか考えていたとき、カスミさんのことを思い出したんです」と麻子は言いました。「魂込めて歌うわね」とカスミは言い、明るい声が聞こえてきます。
小畑家や山田家、咲太郎の事務所、柴田家、坂場家でなつたちの家族たちが、テレビの前に座っています。昭和49年10月、ついに初回放送日がやってきました。荷馬車に乗るソラの父が泰樹(草刈正雄)にそっくりだと、柴田家は沸き立ちます。
母親は富士子(松嶋菜々子)に似ていると、砂良(北乃きい)は言いました。「なつが描いたんだからなぁ」と呟く剛男(藤木直人)は、自分がいないことに気づいて悔しがっています。
「なつたち渾身のテレビアニメを、明日に続けよ」と父(内村光良)が言いました。
『なつぞら』第143話の感想
「大草原の少女ソラ」のオーディションに参加して非常にインパクトのある声を披露したのは声優・沢城みゆきさん。近くで聞くと声量が本当にすごいんです。#朝ドラ #なつぞら #沢城みゆき pic.twitter.com/YuwARIpyYg
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 12, 2019
沢城みゆきさん、安藤サクラさんと豪華ゲストが登場!
沢城みゆきさんは、鬼太郎そして峰不二子役を引き継いだ実力派の声優さんです。女優さんのように美しかったですね!
ハイジの放映時、同じように無名の声優さんを主役に起用したのだとか。
アンパンマンでお馴染みの戸田恵子さんの歌に、ナレーションは「まんぷく」ヒロインの安藤サクラさんと豪華な回でした。
声優指導にはトトロのメイ役の坂本千夏さん、そしてカリオストロを彷彿とさせる山盛りのスパゲティにまんぷくラーメン登場などなど・・・なつぞらは毎度話題を一つの回に詰め込んできますね!笑
『なつぞら』第144話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第143話の視聴率は?
9月13日(金)に放送された、第143話の視聴率は19.6%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
全話こちらで更新中!
『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00
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