8月28日(水)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第129話。
優を茜に預けることができ、なつと坂場はアニメーションの現場で再び働くようになります。しかし、ある日娘の優が熱を出してしまい、坂場にも連絡がとれず・・・。
こちらの記事では『なつぞら』第129話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第128話はこちら。
目次
『なつぞら』第129話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
優を茜に預けて仕事に出たなつ（広瀬すず）と坂場一久（中川大志）、時が流れ、優は成長し、増田光桜ちゃんが演じることに！この子がとっても可愛く、朝の癒しとなってくれそうです。
しかし、優が熱を出してしまい心配になるなつ、作画監督になったことも後悔しはじめます。なつの代わりに咲太郎（岡田将生）が優を迎えに行ってくれていました。
もしもあのまま亜矢美（山口智子）がいてくれたら、さらに賑やかで明るい東京での生活になったはずですが、なつには支えてくれる家族が多くいます。
気にせずにバリバリと仕事を続けてくれると、視聴者としては嬉しいのですが、その本人にとっては子供への思いでいっぱいいっぱいになってしまうのでしょうね・・・どうにか乗り越えて、これからも伝説的なアニメを完成させて欲しいなと思う今日でした。
明日からは優との関わりが深くなり、子供の寂しさと母の寂しさが募っていきます。優はなつの持ち帰った原画に落書きをしてしまうのです。その行為に至った理由があるようなのですが、その話になつは心を痛めることになります。
『なつぞら』第129話あらすじ・ネタバレ
三村茜（渡辺麻友）に預けられていた優が熱を出します。忙しいなつ（広瀬すず）と坂場一久（中川大志）の代わりに咲太郎（岡田将生）が迎えにいってくれました。なつは作画監督になったことを後悔し始めます。
預けられていた優が熱を出す
東洋動画のキックジャガー制作室に、なつ宛の電話がかかってきます。茜が、優が熱を出したというのです。荒井（橋本さとし）は「早く帰ってやりなと言いたいところだが・・・」と、仕事上なつを帰すことができません。
坂場にも連絡がつかず、なつと荒井は頭を悩ませます。急いで仕事を終わらせたものの、夜遅くなっていました。慌ててなつが家に帰ってくると、咲太郎（岡田将生）が優を寝かしつけていました。優を迎えに行ってくれたのは咲太郎でした。
優の熱はただの風邪だったそうで、薬を飲ませたら落ち着いたといいます。咲太郎はいつもこんなに遅いのかと尋ねます。なつは番組の放送前ということでどうしても早く帰れなかったのです。
さらに「優のことをちゃんと見ているのか」と話し、「またそういうことがあっても茜さんに任せるしかないのか？」と咲太郎は言います。そうするしかないと言うなつは、苛立っています。
なつは優の様子が少しおかしいことに気が付いていました。次からはちゃんと様子を見ていくと話すなつに、「できるのか？」と改めて咲太郎は尋ねます。「そんなこといちいち言わないで」と声を荒げるなつ、はっとしてすぐに謝りました。
咲太郎は「ただ、なつがかわいそうで。こんなに可愛い優と一緒にいられないのが」と言います。そして「お前は良い母親だよ、余計なこと言ってすまなかった」と咲太郎が謝ります。帰ろうとする咲太郎に「ありがとう、今日は本当に助かった」となつはお礼を言いました。
咲太郎は優の寝顔を見て「本当に可愛いなあ」と呟きます。生まれたころの千遥（清原果耶）に似ていると言って、2人は千遥の写真を見ました。「なつ、優のことは俺も一緒に守るからな」と言うと、なつは分かったと微笑みながら言います。おやすみと言い合うと咲太郎は出て行きました。
その姿を見送ったなつ、優のとなりに座り込むと、優が起きてしまいました。抱き上げたなつは「ごめんね、優」と謝ります。
坂場の協力になつは・・・
そこへ坂場が帰宅すると、帰り道に咲太郎に会ったと言います。夕方に優が熱を出したと聞いたと話す坂場、なつはどうして早く連絡をくれなかったのかと責めてしまいます。坂場は「明日から僕が家で仕事をする」と話すと、仕事を片付けて在宅での仕事を決めてきてくれたのです。
大丈夫なのかと心配するなつに、十分打ち合わせをしてきたと坂場は言います。「作画監督を引き受けなきゃよかった…」と弱気になるなつ、坂場は子供が風邪をひくなんて当たり前のことだと励まします。「2人でなんとかすればいいんだ」と言いました。
「いや、優と3人で頑張ろうよ」と励まし、なつと優を抱きしめました。なつが咲太郎に何か言われたんだと呟くと、坂場は焦ります。「でも、ありがとう」となつは安心したように笑いました。坂場も嬉しそうに頷きます。
優は4歳になる
夫婦の努力と周囲の思いやりで、優はすくすくと育っていきました。なつも徐々に自分らしく働く母として育っていきました。3年がたち、昭和47年の9月になりました。
なつが絵を描いていると、4歳になった優は、なつと一緒にキックジャガーの真似をしながら絵を描いていました。キックジャガーはヒットし、テレビアニメの放送は長く続いていました。
登場人物のお面をつけてごっこ遊びをするなつと優。なつは悪役として優と闘い、「やられた～」と言って布団へと倒れ込みました。
次の日の朝、保育園に向かうなつと優は手をつないで歩いています。優は足が痛いと立ち止まると、なつが靴の様子を見てあげていました。優は3歳からやっと保育園に入る事ができました。しかし、夕方の6時に保育園が閉まってしまうので、なつの仕事が遅くなる日には茜が迎えに来ていました。
なつは急いで優を迎えにいく
なつが急いで東洋動画から帰ろうとすると、あるカットの確認を頼まれます。なつは持ち帰って仕事をすると決め、急いで茜の家にやってきます。優は嬉しそうになつを出迎え、夕御飯まで食べさせてくれていました。
帰り道、公園で遊んでいこうと誘う優。遅くに遊んでいるとお化けが出るんだと話してきかせ、なつは仕事をしなくちゃいけないと断ります。
家で原画の直しをしているなつ、そこへ優が駆け寄り絵本を読んでほしいとやってきました。なつが描くキックジャガーの絵を見た優は、パッと笑顔になります。布団に入ったなつと優は寄り添いながら絵本を読んでいます。母の声を聞いているうちに優は穏やかな表情で眠ってしまいました。
なつも眠たくなってしまい、あくびが出ます。いつの間にかそのまま眠ってしまい、目を覚ますととなりで寝ていたはずの優がいません。なつが起き上がると、優がテーブルに座っています。慌てて駆け寄ると優は、仕事で持ち帰ってきた原画に絵を描いていました。
なつは急いで優から絵を取り上げ、ショックを受けています。「怒るな、怒らないでやってくれ」と父（内村光良）が語ります。
『なつぞら』第129話の感想
咲太郎と坂場のフォロー
なつの気持ちを汲みつつ、優にとっても良い環境を作ろうとする2人の男親の存在がなつを支えていますね。理性的に考える坂場と、感情で動くなつの性格が坂場家をうまく回しています。
なつが全力で優と遊んでいる姿は良いシーンでした。親が遊んでくれるというのは子供にとっては当たり前のようなことですが、家事や仕事をしながらとなると大変なことですよね。優は母の仕事を終わらせて、一緒に公園で遊びたかったのかもしれませんね。
『なつぞら』第130話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第129話の視聴率は？
8月28日(水)に放送された、第129話の視聴率は20.4％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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