8月27日(火)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第128話。
なかなか娘を預ける保育園が見つからず、ビラを配ることにしたなつたち。
そんな中、話を聞きつけた下山と茜がなつの家を訪れます。
こちらの記事では『なつぞら』第128話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第127話はこちら。
目次
『なつぞら』第128話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
今日、下山克己（川島明）がなつの家を訪れた理由は、散歩がてらではなく、三村茜（渡辺麻友）が優を預かるという誘いだったのですね。助け舟を出してくれたのは、アニメーション制作でともに闘ってきた戦友たちでした。
一緒に困難を乗り越えた絆がここまで強く続くというのは、2人が一生懸命に働いてきた成果とも言えます。
なつはキックジャガーの作画監督して忙しい日々を過ごし始めます。それとともに優は母と会えない寂しさを募らせ、なつはその気持ちを汲み取り、仕事との両立にまた悩み始めてしまいます。
その後には魔界の番長というアニメの作画監督にも抜擢され、さらにバリバリと働くなつ。そんなときふと雲が馬の形をしていると話した優、娘を連れて十勝に帰ることを考え始めます。すると、夕見子（福地桃子）から天陽（吉沢亮）についてのある知らせを聞くことになります。
なんと来週の月曜日のタイトルは、「なつよ、天陽くんにさよならを」となりました。神田日勝がモデルということで恐れていた展開がやってくるのでしょうか・・・？
『なつぞら』第128話あらすじ・ネタバレ
なつと優しばしの別れ…アニメ界で活躍する坂場夫婦
なつ（広瀬すず）と坂場一久（中川大志）は優の預け先を探すため、ビラ配りを考えていました。そこへやってきた下山克己（川島明）と三村茜（渡辺麻友）は、自分たちの家で優を預かると言ってくれました。
2人は晴れて仕事に出ることができるようになりますが、なつは優を置いて出勤することにためらいを感じてしまいます。
茜の思ってもみない提案
坂場となつの家にやってきた麻子は、坂場家と下山家の子供たちが仲良さそうに遊ぶ姿を見て驚きます。「めいちゃんは優の新しい友達なんです」となつが言いました。テーブルに座った5人、優の預け先を探すポスターを見ていました。
すると、茜と下山は決意したように目配せをします。そして茜が「私じゃあどう？」と尋ねます。なつと坂場は思ってもみない提案に目を丸くします。なつが安心できるならと、茜は恐る恐る優を預かることを提案しました。
実は、神地航也（染谷翔太）から電話をもらったのがきっかけでした。神地がなつを助けてやれないかと考えていたそうです。東洋動画で作画監督になる後押しをした責任を感じていたそうで、さらに坂場をくすぶらせておくと日本のアニメ界にとって損失だと思っていたのでした。
なつたち夫婦は深く頭を下げ、「どうかよろしくお願いします」と頼みました。下山夫婦は一緒に頑張ろうと声をかけてくれました。麻子は問題解決だと喜び、「マコプロダクションへようこそ」と言葉をかけてくれました。
優の預け先が決まる
優の預け先は月6000円で、茜の家に決まりました。茜に優を預ける日がやってきて、2人は大荷物で茜の住むアパートへとやってきます。下山も家におり、めいもその側で遊んでいました。
坂場が優の昼寝用の布団と、ミルクの哺乳瓶やいつものスプーンを床に並べます。じゃがいもと鳥人参の離乳食も作って万全の用意をしてきていました。抱き抱えていた優を茜に手渡すと、茜は一緒に遊ぼうと明るい声で出迎えます。
なつは寂しそうな顔を見せながら、優のもとを離れました。しかし、優は「ママー」と言って、手を伸ばします。優はさみしがり泣いてしまい、その声に後ろ髪をひかれるように、なつも離れがたく、なかなか出勤することができません。何度もなつは優を抱き上げに行ってしまいます。
「なっちゃんが頑張らないと」と茜は少し厳しく言いました。辛そうに離れるなつは、決意したように家を出ます。アパートの前の階段を下りていると、なつはため息をついて立ち止まってしまいます。そんななつを、坂場は気にかけています。
「遅れるから先に行って」というなつでしたが、「遅れても待つ」と言う坂場の言葉に、決意したように出勤することを決めます。坂場はそんななつに駆け寄り、寄り添います。
アニメーション制作の舞台で活躍する坂場夫婦
東洋動画へ少し遅れて出勤したなつは堀内幸正（田村健太郎）に会うと、「作画監督！よろしく！」と声をかけられます。なつは笑顔でよろしくと答え、作画監督としての仕事に向き合い始めます。なつは漫画の中の子供たちを見て、優のことを思い出しました。その姿を振り払うように再び、キャラクター案を考え始めました。
マコプロダクションでは、坂場と麻子、下山が「とにかく明るくして欲しい」という要望に応えるため、カポネというアニメの案を練っていました。坂場は「主人公をもっとひょうきんにしたらどうでしょうか、もっと抜けてて愉快な話にしていけば良いのでは」と提案します。
下山はその都度ちゃちゃを入れますが、柔軟で的確なアドバイスを続ける坂場。大人になったと麻子が褒めます。坂場は脚本を依頼され、嬉しそうにその仕事を引き受けました。
その頃なつは作画監督として、上司やアニメーターたちの前に立っていました。漫画の大ファンである上司からは、原作の漫画よりもカッコ良いと褒められます。劇画タッチでクロッキー調の絵を活かす技法は、同僚たちから高い評価を得ました。
たくさんの原画を確認し、多くの絵にこだわっていると、どんどんと退社時間が過ぎて行きました。作画監督の仕事は時間がいくらあっても足りないものでした。堀内をはじめとするアニメーターたちは、工夫を重ね良いアニメーションを作ろうとしていました。
帰ろうとすると、新たな原画の確認が舞い込み、なつは仕方なく目を通し始めます。
やっと仕事を終えて優を迎えに行ったなつ
やっと茜のアパートに帰ってきたなつ。遅くなったことを謝ると、茜は静かにと言って出迎えます。気にするなつに「大変なことは分かってる」と、茜は笑います。なつは職場では仕事が終わらず、仕事を持って帰ってきていました。
茜にお礼を言って、なつは自分の家へと優を連れて帰りました。寝付けなくなってしまった優の頭を愛おしそうに撫でるなつ。なつは優の顔を申し訳なさそうに見つめています。その姿に「なつよ、よく戦っているぞ」と父（内村光良）は言いました。
『なつぞら』第128話の感想
茜が救世主となり、坂場夫婦はアニメーションの世界で活躍する
坂場一久（中川大志）が、頼りがいがあって、なつの憤りにも寄り添い、なんだかとっても良い旦那さんになっていますね。
育児や在宅での仕事を経て他人のことをより考えるようになったことで、仕事に良い結果が生まれてもいました。柔軟に支え合う2人の姿は、今の時代でも憧れですよね・・・
坂場の気持ちを中心に描いた物語が見てみたいという気になります。
『なつぞら』第129話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第128話の視聴率は？
8月27日(火)に放送された、第128話の視聴率は20.9％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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