8月26日(月)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第127話。
なつは娘の優を預ける保育園に全部落ちてしまいました。そして、再びなつに作画監督の依頼がきます。スポーツ漫画でなつの境遇ならできると言われますが、どんな話なのでしょうか。
こちらの記事では『なつぞら』第127話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第126話はこちら。
目次
『なつぞら』第127話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
来週のタイトルは「なつよ、優しいわが子よ」となりました。「天陽くん、会いたい」という意味深な予告にネット上がざわつきました！急に登場する天陽（吉沢亮）、何があったのか気になるところですが、まずは週の前半に新たなテレビ漫画の話が展開します。
「あしたのジョー」らしきアニメーションが予告に登場していました。なつの境遇と重なるところがあるのかもしれませんが、保育園が見つからないという問題が発生したので、単純に喜ぶことができるのか心配です。
個人で預かってもらえる保育ママを探すことにするなつたち、そこへ立候補したのは三村茜（渡辺麻友）。予告で少し映りましたが、成長した優を演じるのは増田光桜ちゃん。とっても可愛い女の子で今後の行く末も楽しみです。
天陽の登場はいつものように週の最後となり、再来週が天陽メインの回になりそうです。夕見子（福地桃子）が天陽についての知らせを運んでくるようで、明るい知らせだと良いのですが・・・。
第22週の予告はこちらから⇒https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/22/
『なつぞら』第127話あらすじ・ネタバレ
優の保育園が見つからない！手を差し伸べる戦友たち
優の預け先が決まらない中、なつ（広瀬すず）は新しいテレビ漫画「キックジャガー」の作画監督になるという話をもらいます。悩んでいたなつでしたが、社長や上司の言葉を聞いて引き受けることを決意します。
優の預け先に悩むなつたち
なつと坂場（中川大志）は、娘・優の成長を楽しみに仕事と育児を頑張り、それが2人の生きがいになりつつありました。そんな中で預けようとしていた保育園が一つも見つからないことに愕然します。
2人は働きに出ようとしていましたが、このままではどちらかがやめなければいけないことになります。東洋動画に出勤し、仲努（井浦新）に呼び出されたなつは、作画監督の誘いを受けます。新しいテレビ漫画を立ち上げる話が舞い込んできたのです。
無理なら断ってもいいと仲は言い、断ってもクビになることはないとアドバイスをすると、子供の預け先が決まっていないことをなつは話しました。仲はとりあえず話だけでも聞いてみるようにと言って、社長室へともにやってきます。
仲となつは社長と会い、「育児が落ち着きましたか？」と聞かれたなつは迷いつつも「はい、おかげさまで」と答えました。社長は「約束通り作画監督を頼みたいと思いましてね」と話し出します。隣に座る制作部長は「キックジャガー」という漫画原作のアニメ制作を提案します。
それはキックボクシングを題材にした漫画でした。元々ムエタイから発展した新しい格闘技で、「沢村忠の真空飛び膝蹴りがいいんだよ！」と制作部長が真似をして盛り上がっています。
なつは作画監督になる決断をする
主人公は覆面を被っており、口を動かす必要がないと社長も前向きに考えていました。格闘技を女性の作監に任せる理由を仲が尋ねると、主人公は孤児院の出身で孤児たちのために戦うヒーローなのだといいます。社長から「無理なら無理だとはっきり言っても良い」と言われますが、なつは「やらせてください」と答えました。
社長から「作画監督は全ての作画に目を通す、激務です。意地で引き受けるものではないですよ」と言われます。なつはムッとして「期待していただけるなら答えてみせます」と言い切りました。
社長室での話し合いが終わり、窓から外を見ながらなつはため息をついていました。そこへ神地航也（染谷将太）が現れ、「大変な仕事を受けちゃったらしいね」と話しかけます。なつは「子どもの預ける先がないのに新しい仕事を引き受けてしまったのよ、バカだよね」と答えます。
すると神地が「バカだからやっていけるんだよね、こんな仕事」と慰めるように言いました。ソファに座った神地は瓶コーラを一口飲み、なつも「私も飲む！」と言って買いに走って行きました。
作画監督になったことを坂場に伝えるなつ
帰宅し、坂場に作画監督となる話を伝えたなつ。相談せずに引き受けたことを謝ると、坂場は最初からわかっていたことだと笑顔を見せます。どうにかするしかないと言って、坂場はビラを作っていました。
作画監督になるとなれば、優を預かってもらう時間も長くなります。なつが「いくらまでなら出せるかな」と尋ねると、月6000円が限度だと坂場はいいます。なつは手書きのイラストが書かれたビラに心配そうに金額を書き込みました。
そのときブザーが鳴り、やってきたのは大沢麻子（貫地谷しほり）でした。麻子は優に駆け寄ると、嬉しそうに頭を撫でます。「マコおばさん、覚えている？」となつが言うと、「おばさんはいらない」と麻子は不機嫌そうにツッコミを入れます。
坂場から「子供の預け先が見つからないために入社を遅らせて欲しい」と聞いていた麻子は心配して来てくれたのです。そして麻子も2人と一緒に考えると言ってくれます。麻子は私のためでもあるというと、2人は申し訳なさそうな顔をします。
麻子はカラっと笑い「あなたが肩身の狭い想いをする必要はないのよ！ゆうちゃんも自分も守っていかないとしょうがないでしょ？」と言うと、なつは涙ぐんでしまいます。なつは「マコさんに会うと、ほっとして・・・」と心境を吐露しました。
坂場が「今一番必要なのは、個人で保育を引き受けてくれる人を探すことです」といいます。近所の電信柱にビラを10枚程度貼ると聞いた麻子は、ビラづくりを手伝うと言ってくれました。
キックジャガーファンの麻子
なつと麻子がビラ作りに励んでいると、なつの仕事状況の話になります。「作画監督を引き受けたとなると本当にいい人を見つけなければいけないわね」と麻子は言いました。新しいテレビ漫画は「キックジャガー」だと聞いた麻子は、「東洋動画で決まったのか・・・」と悔しがります。
麻子はストーリーを熱く語り出します。そして漫画の中で有名な「ダブル真空飛び蹴り」を坂場に繰り出します。そのときブザーが鳴り出てみると、下山克己（川島明）が現れ、後ろには三村茜（渡辺麻友）が立っていました。
麻子は、下山の子供にも駆け寄り、可愛いと褒めます。すると茜も「マコおばさんよ、覚えてる？」と言うので「おばさんはいらない」と再び麻子がツッコミを入れました。
『なつぞら』第127話の感想
タイガーマスクとコカ・コーラ
キックジャガーは、タイガーマスクのことだったんですね！格闘技・プロレスブームを日本中に広げたアニメでした。以前登場したルパンといい、昭和は伝説的アニメともに歩んできたんだなと感じられますね。
さらに神地が、なつにかけた言葉が暖かかったですね。冷たい瓶のコカ・コーラを片手に、「バカだからこの仕事を出来ている」という自信とも自虐とも取れる台詞が印象的でした。
『なつぞら』第128話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第127話の視聴率は？
8月26日(月)に放送された、第127話の視聴率は19.7％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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