8月7日(水)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第111話。
乳業会社の工場新設を巡り、柴田牧場や天陽の家族達も集結し、反対派との議論が行われます。
菊介が酪農に対しての思いを語るようですが、坂場からどんな影響を受けたのでしょうか。
こちらの記事では『なつぞら』第111話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第110話はこちら。
目次
『なつぞら』第111話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
坂場一久（中川大志）の言葉が、菊介（音尾琢真）の心を動かすようです。泰樹の「新しいことをしないと、牛飼いの喜びを見いだせなくなっている」という言葉も、関係してくるようですね。
新しいことを見つけようと挑戦してきた坂場の考え方が、十勝の酪農にどんな影響を与えるのでしょうか。
照男（清原翔）の砂良（北乃きい）へのプロポーズの時も、演説で活躍した菊助。どのような言葉で仕事への向き合い方を語るのか楽しみです。
明日は支庁長役で森崎博之さんが登場し、音尾琢真さんと戸次重幸さんも登場するため、TEAMNACSが3人揃う珍しい絵が見られます。
さらに天陽（吉沢亮）と靖枝（大原櫻子）も2人揃って現れるようで、広瀬すずさんと中川大志さんという4人が集まるというのも、序盤では考えられなかった展開です。朝ドラでしか見られない、豪華な空間となるのではないでしょうか。
↓↓ここからネタバレです↓↓
『なつぞら』第111話あらすじ・ネタバレ
大清水洋（森崎博之）が登場！チームナックスの共演！
11時までに工場設置の届出を出す必要に迫られた農協では、剛男（藤木直人）と田辺（宇梶剛士）が準備をしていました。そこへなつ（広瀬すず）が現れ、田辺からの歓迎を受けます。会議を招集したものの、反対する人物が現れます。すると、会議室の後ろに集まった酪農家たちが、意見を述べ始めます。
工場建設のために午前中の決議を迫られた農協
11時までに決議を終えないと、書類の提出が間に合わないと剛男（藤木直人）が組合長・田辺（宇梶剛士）に伝えました。なつがこのタイミングで帰ってきたことは天の恵みだと喜びます。なつが以前演劇で泰樹（草刈正雄）を説得したおかげで、工場建設に繋がったと喜んでいました。
坂場一久（中川大志）は立ち上がり、「実現させましょう！」と声を掛けました。 なつと坂場がロビーに出ると、天陽（吉沢亮）と靖枝（大原櫻子）が現れます。なつが結婚したことを聞いた天陽に、坂場が挨拶をしました。天陽は「なっちゃん、おめでとう」と喜びます。
靖枝は背中に小さな男の子をおぶってやってきていました。そこへ天陽の父・山田正次（戸次重幸）も現れ、なつとの再会を喜んでいます。
会議室へ向かうと、工場設置届けを提出するため、各農業長が集まって会議を始めました。田辺は挨拶にたち、十勝共同乳業の設立のため、ただちに届出を出すことが必要だと伝えました。剛男が、同意する組合長に挙手を促すと、数人が手を挙げませんでした。
反対する農業長に菊助が話を始める
反対した農業長は、今回の妨害は国が無謀だと判断したということであり、失敗した場合に十勝の酪農は苦境に立たされるのではないかと反対しました。田辺は声を荒らげて、失敗はしないと言い、酪農民の誇りをかけて取り組みたいと宣言します。
乳業だけが栄え酪農が滅びる未来を変えることが、十勝の使命だといいます。静かに聞いていた菊助（音尾琢真）は「俺らが俺らの手で美味しいバターを作ろうとしているだけだべさ、俺らの手で人に喜んでもらうことになして迷うことがあるんだ」と話し始めます。
ここに集まっているのは開拓者の2世や3世であり、荒地を耕した誇りはないけれど、自分たちにも新しく開拓できることはあると言います。感動を与えられるようになるならこれほど嬉しいことはないと微笑み、「牛飼いの喜びを作らせてください！」と頼みました。
その言葉に天陽が賛成と声を上げ、俺たちの工場を作れと酪農家たちが叫び始めます。剛男が慌てて、「工場設置届けを出すことに賛成の方は挙手を」と言うと、全員がすっと手を挙げました。会議は全員の拍手で終わりました。
反対していた農業長は菊助の言葉に心動かされたようで、農業長達も一緒に提出に行こうと声をかけます。
十勝支庁へと設置届を提出に行くなつたち
十勝支庁に提出しにいくことになり、酪農家たちも一緒に行くことにします。我々農民も抗議に行くんだと熱がこもる正次が菊助を誘うと、自分の話した言葉に照れていました。
ふっと坂場を見ると「お前のせいだ！」と言います。門倉努（板橋駿谷）は殴り込みだと意気込み、良子（富田望生）は百姓一揆だと声を上げます。なつと坂場は感無量といった表情で見守っています。
端で見ていた戸村悠吉（小林隆）は「もうわしらの出る幕で無いですね」と涙ぐんでいます。泰樹はその肩をポンポンと優しく叩きました。
十勝支庁庁舎へとやってきたなつたちは、たくさんの新聞やテレビが来ていることに驚きます。そこには新聞記者の信哉（工藤阿須加）もやってきていました。田辺がドアを開けると、十勝支庁長・大清水洋が立っていました。
たくさんのマスコミに怪訝そうな顔をする大清水は、ここまで騒ぎを大きくされては困ると呟きます。そして「リーダーである私が矢面に立つしかないでしょう」と言って田辺の目を見据えました。
十勝支庁長の大清水と対峙する田辺
田辺が力を込めて設置届を手渡すと、大清水は設置届を受け取ってくれました。田辺は、十勝の酪農がどんなに苦しい状況にあるかわかっているはず、どうか潰さないでいただきたいと伝えました。
潰すわけがないと答える大清水に、「では今回のやり方は何ですか？！」と田辺が問い詰めます。後ろにいたなつが「北海道の酪農を守れ！」と声を上げます。続いて正次、菊助が「それでもあんたは道産子か」と声を出すと、集まった大勢が揃って声を上げました。
すると大清水が「十勝や北海道を思う気持ちは、あなた方にも負けない！！」と声を張ります。「この大清水が、十勝を酪農王国にしてみせます。そのためにもみなさん、どうか頑張ってください」と言うと、拍手が起こりました。 大清水が田辺に握手を求めると、2人はがっちりと手を握り合いました。
そのとき、田辺ががくっと膝から崩れ落ち、なつと夕見子が心配そうに駆け寄ります。なんとか立ち上がった田辺は嬉しそうな表情をしています。
喜ぶ菊助と正次は大清水の元に駆け寄り、マスコミたちへと目線を向けています。「十勝にとって歴史的な日になったな」と父（内村光良）が語りました。
『なつぞら』第111話の感想
北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSから4人目の出演者・森崎博之さんが登場。「北海道を思う気持ちはあなたがたにも負けない！」と大きな声で叫んだ大清水洋役の森崎さん。しみますねぇ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #森崎博之 #戸次重幸 #音尾琢真 #TEAMNACS pic.twitter.com/4YLdWT1fsG
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 6, 2019
TEAM NACSの3人が揃ったエンディング 大清水洋というネーミングといい、ラストシーンの3人が揃う場面といい、TEAM NACSの共演を喜ぶスタッフの演出が光りましたね。大泉洋さんの出演がどうなるか、終盤のポイントになりそうです。
農協が設立する乳業メーカーといってもそんなに簡単じゃないように感じましたが、労働組合の話を絡めつつ酪農の話題に戻ってくるのは面白いですね。
久々の天陽の登場も印象的でした、前髪の感じがしっかり年齢を重ねていてリアルでしたね。このまま行くと、史実に反した天陽の幸せな一生が描かれそうで楽しみです。
『なつぞら』第112話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第111話の視聴率は？
8月7日(水)に放送された、第111話の視聴率は21.0％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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