なつぞら主題歌のスピッツ「優しいあの子」歌詞の意味や発売日について紹介!

2019年4月から放送されている「なつぞら」は、NHKの連続テレビ小説100作目となる記念すべき朝ドラです。主演は広瀬すずさん。共演する俳優陣も、草刈正雄さん、松嶋菜々子さん、藤木直人さんなど豪華な顔ぶれで、爽やかイケメンの吉沢亮さんも出演し注目を集めています。

初回視聴率は22.8%と好発進。記念作品ということで、過去に朝ドラでヒロインを務めた女優が登場することもあります。

そして、もうひとつ気になるのが、主題歌です。

「なつぞら」の主題歌は、スピッツが担当することになりました。先日、オープニングで流れているタイトルバックが公開されました。かわいいアニメーションとスピッツの声に朝から癒される方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、改めてスピッツはどんなバンドなのか、そして、朝ドラのストーリーと一緒に、新曲『優しいあの子』について掘り下げていきたいと思います。

なつぞら主題歌・スピッツ『優しいあの子』動画


https://youtu.be/PGWGW23j1ac

「なつぞら」のタイトルバックです。クレジットが入っていないバージョンが公開されました。

一度聞いたら耳に残る歌声ですよね、あのボーカルの草野マサムネさんが何歳なのかご存知ですか?なんと51歳です。信じられません。

幅広い層に人気の彼らですが、朝ドラ主題歌を担当するのは初めてです。

スピッツってどんなバンド?

スピッツは1987年に結成し、1991年にメジャーデビューした4人組ロックバンドです。


出典:https://spitz-web.com/

ボーカル・ギター/草野マサムネ(くさの まさむね)

ギター/三輪テツヤ(みわ てつや)

ベース/田村明浩(たむら あきひろ)

ドラム/﨑山龍男(さきやま たつお)

年齢は全員同じ51歳で、スピッツは結成以来同じメンバーで活動しており、2017年に結成30周年を迎えています。

今では優しいバラードが多い彼らですが、元々はパンクロック系のバンドです。

1995年リリースの11thシングル『ロビンソン』のヒットを機に、その後全国ツアー等も行い、マイペースな活動を継続しています。

代表曲には、「空も飛べるはず」「チェリー」「楓」「春の歌」等多数あり、たくさんの歌手にカバーされています。

なつぞら主題歌『優しいあの子』の作曲の背景は?

スピッツが、NHKの朝ドラに楽曲を提供するのは初めてとなります。加えてオープニングの映像は、これまた朝ドラ史上初のフルアニメーションです。

制作統括の磯 智明さんコメント

一昨年の秋、とかち帯広空港に初めて降り立ったとき、目に入ってきたのは圧倒的な青空でした。果てしなく続く十勝平野の大きな空です。そしてそのとき、啓示を受けたように、スピッツのメロディが空から舞い降りてきたのです。本当に!このときから「主題歌はスピッツ」と決めていたと思います。ポエティックな優しい歌詞、美しく心地よいメロディ、夢と希望に満ちた世界観。オファーをして知ったのですが、スピッツの草野マサムネさんは朝ドラの大ファンだそうです。相思相愛から生まれた楽曲はまさにパーフェクト! ドラマとともにすてきな一日の始まりを演出してくれるはずです。

北海道・十勝の情景を見て、スピッツの歌声を思い出したんですね。ボーカル草野マサムネさんの優しい歌声は北海道の自然によく合います。

スピッツは2015年、岡田将生さん主演のテレビ東京「不便な便利屋」という、北海道が舞台のドラマにも、エンディング「雪風」を提供しています。その時も、監督を務めた鈴井貴之監督は「彼ら以外考えられない」と自らオファーをしています。

スピッツの楽曲には、北海道の景色を想像させる力があるんでしょうか。

草野マサムネさん (スピッツ)コメント

記念すべき朝ドラ100作目、大好きだった「おしん」や「あまちゃん」のようにインストがいいのでは? とも考えましたが、今回は歌ありです。ドラマタイトルが「なつぞら」なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます。これには理由がありまして、お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。「なつぞら」は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!

出典:NHK_PR

冬っぽい仕上がりになっているというのは驚きですね。確かに、厳しい冬を乗り越えた後だからこそ、緑鮮やかな夏が魅力的に感じます。

実際に見てみると、アニメーションで緑を鮮やかに描いているおかげで、全体的にちょうど初夏のような爽やかな印象を受けました。

フルアニメーションのオープニング

今回のオープニングアニメーションを制作しているのは、ササユリと東映アニメーションです。

オープニングに登場するキャラクターデザインを手がけたのは、1996年生まれの刈谷仁美(かりや ひとみ)さん。タイトルバックの監督・原画・キャラクターデザインを手掛けました。

そして、舘野仁美(たての ひとみ)さんがプロデューサーを担当されています。1987年よりスタジオジブリに在籍し、現在はアニメーション制作会社「ササユリ」代表。「となりのトトロ」以降、「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「思い出のマーニー」など、ジブリ作品の動画チェックを数多く手がけていた方です。ジブリ感が感じられる理由に納得ですね。

『優しいあの子』歌詞にはどんな意味が込められている?

スピッツが歌う『優しいあの子』は、毎朝、爽やかな声とアニメーションでドラマの世界に引き込んでくれます。歌詞とリンクしているアニメーションを絡めて、紹介していきたいと思います。

重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて

めげずに歩いたその先に 知らなかった世界

歌いだしは、暗い森の中、ピンクの小鳥がなつの上を舞います。

追いかけて転んだなつを動物たちが起こして背中を押します。なつが日陰から日向に出ると、そこは高い丘の上。一面に広大な畑と山が広がります。

氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ

切り取られることのない丸い大空の色を

ラベンダー畑で遊び、丸木橋の上を歩くなつと仲良く遊ぶ動物たちがいます。風になびく草原の丘から、夕焼けの広い空に、たんぽぽの綿毛を飛ばします。綿毛が白い鳩になって飛んでいきます。

優しいあの子にも教えたい

空を見上げて綿毛を追いかけるなつ、その姿を大人になったなつがアニメーションの下絵として描いています。アニメーション会社の机の上で描いているその下絵から、頭を飛び越すように現れた子供時代の自分。そのまま振り向くと一面に草原が広がります。

口にするたびに泣けるほど 憧れて砕かれて

消えかけた日を胸に抱き たどり着いたコタン

絵から出てきた子供のなつが手を振ります。大人のなつが懐かしそうに、手を大きく振り返します。

走り出した子供のなつはふたたび転びますが、周りの動物たちが助けてくれ、なつが笑顔でこちらを見ます。

歌詞とリンクしているアニメーション

オープニングのアニメーションと『優しいあの子』の歌詞が見事にリンクしています。そして、なつのこれからの人生とも上手くはまって行きそうです。

アニメーションでは、なつが転び、立ち上がる様子が2度描かれています。幼少期に戦争を経験したなつは、もう何度も転んでいますよね。それでも立ち上がって、走り出す姿がこれからも描かれていくのだと思います。

歌詞にも、暗い中から道が開けていく様子が描かれ、「氷を散らす風すら味方にできる」と歌います。周囲の人の支えを得て、なつがこれから明るい場所へ向かっていく様子が想像できますね。希望の見える物語になっていく予感がします。

そして、「優しいあの子にも届けたい」のあの子は誰なのでしょう。幼少期を描いている現在では、北海道の景色を兄や妹に見せてあげたいと取れますよね。大人になったなつにとっては、描いたアニメーションを誰かに届けたいと思うはずです。

それは北海道に残るであろう天陽くんじゃないでしょうか。もしくは、妹・千遥の成長後のキャストが公表されていないため、会うことの出来ない妹に届けたいと願うかもしれません。

「口にするたびに泣けるほど、憧れて砕かれて」というワードは、幼少期のなつの家族への憧れだとすると、悲しいほどによく合います。この憧れは、いずれ目指すアニメーションの世界への夢へと移り、そこでも苦労があるのでしょうね。

最後にコタンという歌詞が出て来ます。コタンとは、アイヌ語で集落、とても小さな村というような意味です。5~7軒ほどの小さな家屋の集まりを指します。この言葉は、小さい頃に北海道に来て、家族や生きる居場所を探しているなつと、重なりますね。

なつは、いずれ東京に行ってしまいます。アニメーションで出会う大人のなつのストーリーは、心の中に子供時代に見た北海道の風景が残っている、という意味でしょうか。

「消えかけた日を胸に抱き、たどり着いたコタン」とあるように、物語の終わりに、家族と自分の居場所に辿り着いてほしい、と願うばかりです。

現在、オープニングにはショートバージョンとロングバージョンがあります。毎週月曜日のみ、ロングバージョンになります。

物語の進み具合で、色々な解釈ができて想像が膨らみますね。ストーリーと一緒にオープニングの歌詞も楽しんでいけたら、と思います。

なつぞら主題歌・スピッツ『優しいあの子』発売はいつ?

「なつぞら」の主題歌、スピッツの『優しいあの子』の歌詞を紹介しましたが、ぜひとも1曲まるごと聴きたいですよね。待ち遠しいところです。

気になる発売日ですが、スピッツの『優しいあの子』は、2019年6月19日(水)に発売されます!

この曲は、前作「みなと」以来、約3年2ヶ月ぶりとなります。今作でなんと、シングル42作目!カップリングには、「悪役」という曲が収録されます。「悪役」は2018年に行ったファンクラブツアーで披露された楽曲で、他では演奏されたことはないものです。

毎朝、草野マサムネさんの澄んだ声を聴けるのは嬉しいですね。前作の「まんぷく」主題歌、ドリカムの「あなたとトゥラッタッタ♪」は朝から踊りだせそうな音楽でしたね。今作の、スピッツで迎える朝は、優しく染みるようなオープニングになっています。

6月19日の発売日まで待ちきれませんが、それまでドラマを楽しみたいですね。なつに感情移入してこの歌を聴くと、もはや涙してしまいそうですが。悲しいことが多い幼少期、これから良い結末へと向かっていくでしょう!楽しみですね!

NHK朝ドラ「なつぞら」の放送時間は?再放送はある?

「なつぞら」は、月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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