『凪のお暇』は、コナリミサト先生による漫画作品。月刊誌「エレガンスイブ」で大好評連載中です。2019年7月より黒木華さん主演でTVドラマ化されています。
この記事では、2018年7月13日(金)に発売された漫画『凪のお暇』4巻のネタバレ見所や感想をはじめ、無料で読む方法を紹介します。
目次
漫画『凪のお暇』の4巻を無料で読む方法とは?
漫画『凪のお暇』の4巻を無料で読む方法を調査した結果、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使えば3巻分を無料で読むことができました。
下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。
漫画配信サイト | 付与ポイント | ポイントで読める巻数 |
---|---|---|
music.jp | 961ポイント | 1巻分を無料で読めます |
U-NEXT | 600ポイント | 1巻分を無料で読めます |
FODプレミアム | 1300ポイント | 2巻分を無料で読めます |
ebookjapan | なし(還元あり) | 漫画は有料ですが、ポイントとして還元されます |
※上記の情報は2019年10月時点での情報となります。
漫画『凪のお暇』を無料で読む方法をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
『凪のお暇』漫画を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!
漫画『凪のお暇』1巻から最新刊のネタバレあらすじ
漫画『凪のお暇』漫画4巻の概要
場の空気を読むのに必死なOLの大島凪(おおしまなぎ)の人生リセット物語であるこの作品。
今回ご紹介する4巻では、すっかり隣人の安良城ゴン(あらしろごん)にハマってしまった凪が、元カレの我門慎二(がもんしんじ)や隣人のうららちゃんたちに支えられながら自分を取り戻していきます。
新たな人間関係もできる4巻、一体どんな展開が待ち受けているのでしょうか。
『凪のお暇』漫画4巻の収録話
- 十九円め 凪、気づく
- 二十円め 凪、走る
- 二十一円め 凪、着く
- 二十二円め 凪、露知らず②
- 二十三円め 凪、友を諭す
- 二十四円め 凪、鬼と呼ばれる
- 番外編1 凪チャン、逃げて!
- 番外編2 凪チャン、振る
- 番外編3 凪チャン、ほぐす
『凪のお暇』漫画4巻のあらすじ・ネタバレ
ようやく自分のおかしさに気づく凪
雨の中、元彼の慎二と言い争いになる凪。「ゴンさんといると空気が美味しいの」という凪に対して、慎二は「その空気のうまみだけのために、空気読んでやってくんだ?」と詰め寄ります。
その最中、また息がうまくできなくなりかけた凪。そこに隣人のうららちゃんが助けに入ってくれます。
そして、うららちゃんの家でお風呂に入れてもらい、凪はふと気づきます。「あれ、私こんな風にゆっくりお風呂に浸かったのいつぶり?」
お風呂から上がった凪に抱きついて、眠ってしまったうららちゃん。
うららちゃんのお母さんが用意してくれた、土鍋まるごと茶碗蒸し。
凪は久しぶりの触感や食感にふれて、ゴンと会えない時は丸くなっているだけだった自分に気づきます。
そうしてうららちゃんの部屋から帰ると、ゴンの部屋から出てくる一人の女性。
疲れた顔でまるでゾンビみたいな彼女を見て、凪も同じ顔をしていたことに気付き愕然とします。
自分の運転で海に行かなきゃいけないと思った凪は、自転車を購入して海に向かうのでした。
ドアを開けて見えた優しい世界
走りだしてものの数十分で迷子になった凪。自転車で転倒して足を怪我してしまった上、携帯の充電も切れてしまいます。
一人ぼっちで怖くなった凪は、近くにあったスナックバブルの看板の明かりを見つけます。
意を決して入ってみると、スナックの店員たちが怪我を手当てして携帯も充電してくれるという状況に。
治療費の代わりに今まであったことを話した凪は、今すぐに自分の意志と足で海に行くことを伝えます。
「幸せの青い鳥は探すもんじゃない!!食うもんなんだってことさ」と、スナックのママが作ってくれたトリテリ丼を涙ながらに頬張る凪。
ドアを開けて見えた優しい世界の思い出を胸に、夜明けの光とともに海に向かって自転車で走り出しました。
その頃、風邪をひいてしまった慎二は、もういなくなった凪の幻影を見ていました。
ついに海に辿り着いた凪
初めてアナログの地図で走ってみた凪は、自分が方向音痴だったことに気づきます。
薄暗い道に入ってしまっているうちに、空き瓶で自転車がパンクするという事態に。
そして、自転車屋さんが開くまで漫画喫茶で時間をつぶすことにした凪。酔っぱらいのおじさんに絡まったものの、自分の力で自分を守ることを決意しておじさんを撃退します。
タイヤが直った凪は、ついに海底トンネルに到着しました。
出口の見えないトンネルにおののきながらも、一歩ずつ歩いて行く凪。
「やっと辿り着いた目的地の海は、なんていうかフツーだった」
海についたものの、大した感動はないと思う凪でしたが「でも空気はおいしい」目的地に辿りつけたという事実だけで充分だなと気づきます。
家に帰ってから伸びっぱなしの豆苗を食べて、そのおいしさを改めて噛みしめるのでした。
ゴンさんちの修羅場
隣のゴンの家ではまさに修羅場中。ゴンをずっと待っていたモルちゃんが鉛筆を持って、ゴンを刺そうとしているところでした。
ゴンの腕に刺さってしまい慌てるモルちゃん。そんな時にも優しくしてくるゴンに、モルちゃんは部屋の鍵を返します。
「ゴンゴンは私にとって害悪なドラッグだったみたい。だからもう断つの」
壊れてしまったモルちゃんを抱きしめながら、自分の過去を振り返るゴン。
今まで付き合った女性はみんな、壊れてしまっていたのです。そして、誰も最終的には自分を選んでくれないことに寂しさをつのらせます。
その頃、うららちゃんと一緒にちぎりパンを作っていた凪。
ゴンと青春するようになってから遊べなくなった、と話すうららちゃんに凪は「青春おわり」と告げます。
そしてゴンに部屋の鍵を返しに行った凪は、「ゴンさんはフライパンいっぱいに焼いたちぎりパンみたいな人」と伝えます。
凪は壊れないのかもしれないと思ったゴンは、凪の通過点になりたくないと胸をときめかせるのでした。
凪の友達との就職活動
凪が以前求職中に知り合った友達の坂本龍子(さかもとりょうこ)と、合同企業説明会に参加します。
そこで龍子はゼミの先輩だった沖田と再会し、会社の面接を受けることに。
オフィスを訪問した凪と龍子は、社長の万極(まんごく)と会って違和感を感じます。でも「前向きに前向きに」と思い込もうとする龍子。
ところが、怪しげなテナントばかり入っているビルで、オフィスには監視カメラだらけ。
社員の目も死んでいて、業務内容も不透明。それに気づいた凪はやめることを薦めます。
それでも前向きに決めようとする龍子に、凪は伝えます。
「たまには後ろも向かなくちゃ、自分がどこにいるかわからなくなっちゃいませんか」
今までずっと賢いと言われていた龍子。実際賢い大学にも行っていたものの、地頭が良くなくて就職活動がうまくいかなかったことを思い出します。
やっと就職できた会社でも高学歴であることを揶揄され、職を転々としていました。その頃から石に出会って、前向きにと頑張り続けていたのでした。
そんな自分に何度も手を差し伸べてくれる凪に出会えたことで、龍子もようやく後ろ向きな自分を前向きに受け入れることができそうです。
凪、鬼と呼ばれる
朝から凪の夢を見て起きた慎二ですが、仕事は絶好調。
ですが、変わっていく凪に対してどう対応していいか分からなくなり、会わないことを決意します。
凪はようやく入ってきた失業保険に心を踊らせていました。そこに一本の電話が。
凪は母親に、分けたぬか床の話をされて戦慄します。
引っ越しのときに放置されていたぬか床は、新しい宇宙を生み出していたのでした。母親に責められることを想像して絶望する凪。その時、あることを思い出しますが……。
その頃慎二は、会社の接待中。お客さんの女の子とも絡み始めますが、つい凪の感触を思い出して中断してしまいます。
ありえないと思いながらも帰路につく慎二でしたが、なんとそこに凪が現れます。
慎二の家に上がり込んだ凪は、冷蔵庫に置きっぱなしになっていた小分けのぬか床を取りに来たのでした。
「捨てないでくれてありがとう」と満面の笑顔で言う凪。つい可愛いと思ってしまいそうになる慎二は、凪を鬼呼ばわりしたうえで追い返します。
そして、連日凪の夢を見てしまう慎二のもとに、顔が圧倒的にかわいい市川円(いちかわまどか)が現れるのでした。
『凪のお暇』漫画4巻の感想と見所
どんどん成長する凪の生き方
新しく登場したスナックの店員やママ、以前出てきた龍子など、新旧の人間関係を通して凪の成長がかいま見える4巻でした。
前巻ですっかりゴンに堕ちてしまった凪でしたが、なんとか自分を取り戻せてホッとしました。ゴン自身も、本当に凪に対して恋し始めた描写があって、この先本当に三角関係になりそうでドキドキします。
また、慎二も結局は凪が気になって仕方ないんだなという面が見られます。とはいえ、慎二の近くにも新たな恋の予感を感じさせる登場人物が最後に現れて……展開が気になりますね。
さらに、恋愛面だけでなく友情面も要チェックです。龍子さんも再登場して懐かしさを感じるとともに、凪の成長が彼女にも良い影響を与えていることが分かって嬉しくなりました。
新登場のスナックバブルの人たちも、これからの凪に刺激を与えてくれそうな予感がします。
これからますます加速する凪の成長と複雑になっていく恋のゆくえを、ぜひ漫画で読んでみてくださいね。
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