『凪のお暇』漫画3巻ネタバレ見所や感想!最新刊を無料で読む方法も

『凪のお暇』は、月刊誌「エレガンスイブ」でコナリミサト先生が描く漫画作品です。2019年7月から黒木華さん主演でTVドラマ化され、こちらも好評を博しています。

場の空気を読みすぎて全てを断捨離してしまったOL、大島凪(おおしまなぎ)の人生リセット物語です。

この記事では、2018年1月16日(火)に発売された『凪のお暇』漫画3巻のネタバレ見所や感想をはじめ、無料で読む方法を紹介します。

『凪のお暇』3巻を無料で読む方法とは?

漫画『凪のお暇』の3巻を無料で読む方法を調査した結果、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使えば3巻分を無料で読むことができました

下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。

漫画配信サイト 付与ポイント ポイントで読める巻数
music.jp 961ポイント 1巻分を無料で読めます
U-NEXT 600ポイント 1巻分を無料で読めます
FODプレミアム 1300ポイント 2巻分を無料で読めます
ebookjapan なし(還元あり) 漫画は有料ですが、ポイントとして還元されます

※上記の情報は2019年10月時点での情報となります。

漫画『凪のお暇』を無料で読む方法をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『凪のお暇』漫画を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!

漫画『凪のお暇』1巻から最新刊のネタバレあらすじ

漫画『凪のお暇』1巻ネタバレ見所や感想

漫画『凪のお暇』2巻ネタバレ見所や感想

漫画『凪のお暇』4巻ネタバレ見所や感想

漫画『凪のお暇』5巻ネタバレ見所や感想

『凪のお暇』漫画3巻の概要

今回ご紹介する3巻では、凪と隣人の安良城ゴン(あらしろごん)との関係が進展します。気になるお隣さんからついに恋愛関係になれるのでしょうか?

そして、凪の母親との確執や元カレの我聞慎二(がもんしんじ)の家庭環境など、凪の過去に関する新事実も。3巻も気になる展開が盛りだくさんです!

『凪のお暇』漫画3巻の収録話

  • 十三円め 凪、回顧する
  • 十四円め 凪、自覚する
  • 十五円め 凪、回す
  • 十六円め 凪、恋をする
  • 十七円め 凪、上がったり下がったり
  • 十八円め 凪、メンタルがヘラる

『凪のお暇』漫画3巻のあらすじ・ネタバレ

慎二の家庭環境と価値観

慎二とは価値観が違っていたと思い出す凪。一緒に水族館に行った時に、イワシの群れを見た凪は、キレイで何時間でも見ていられると感じていました。

そして群れをはぐれたイワシを見たときに、応援する凪と対照的に「空気読めよなー」と言い放つ慎二。

一体彼のどこが好きだったのか、一晩中考えても答えが出ません。凪も慎二を肩書きでしか見ていなかったのです。

なぜ慎二にこんなにも囚われていたのか、考える凪。決め手は慎二の実家でした。

きれいで少し天然な専業主婦のお母さんと、誠実で優しそうな公務員のお父さん。モデルルームみたいな大きな家と豪華な食卓。

実家にいるのによそ行きな慎二の態度に違和感を持つ凪でしたが、この波にうまいこと乗れば100点満点になれると感じていました。

ちょうどその頃、実家に帰る慎二。ぼんやりとテレビを見る母親は、実は美容依存の整形モンスター。

公務員の父親も外に愛人4人と子どもまでいて、長男の慎一も行方知らずという家庭崩壊っぷりでした。

慎二もまた、水族館でのイワシを思い出します。群れを外れたイワシが逆方向に泳ぎ出すのを見て、畏怖と憧れと懸念を抱いていたのでした。

実家で惣菜のお弁当を食べながら、母親が魚をさばいているのを見たことがないと思い返す慎二。

対照的に、イワシをたくさん買ってさばいていく凪。隣人のうららちゃんと安良城ゴン(あらしろごん)と一緒にイワシのフリッターを作ります。

その時、電話に母からの着信が。凪は死んだ魚の目をしながら、着信をスルーするのでした。

凪の母との知られざる確執

凪の母は北国の田舎でとうもろこしを収穫していました。電話に出ない凪に対して起こった母は、周りの人を味方につけて鬼電してきます。

母との電話で、凪はどんどん神経をすり減らしていきます。母の望み通りの返答をし、明るく返事する凪。

母への複雑な思いを抱えながら電話を続けます。

そして母が東京に来るということを知ってしまい愕然とする凪。遠く離れた東京なら安全圏だと思っていたのに、どうしようと焦ります。

その時、母から送られてきたとうもろこしを眺めていると、ふいにゴンに話しかけられました。

ゴンにもとうもろこしをおすそ分けしつつ、実はとうもろこしのことが苦手だと話します。

嫌いなとうもろこしを食べられず、母に責められるようにゴミ箱に捨てられたことを思い出す凪。

「相当キライなんだね」とゴンに言われ、凪はつい母の昔の話をしてしまいます。「キライなことを口に出して自覚すると、ラクになることはあると思う」と言われた凪は、「キライ」と口に出してみます。

そうして少しスッキリした凪は、ゴンと話してるとラクになるなと感じるのでした。

「凪ちゃんてほんと可愛いね」凪の口元についたとうもろこしを取るゴンの口が、凪の口に近づいて……。

ついに進展したゴンとの関係

「からかわないでくださいってばゴンさん」凪とゴンの口が近づいたものの、すんでのところでゴンの口を止めます。

「本気にしていいのに」と残念そうな顔をするゴン。凪はしまったという顔をしますが、そのままゴンは笑顔で部屋を出て行ってしまいました。

本当は動悸でバクバクしていた凪は、その夜は全く寝付けませんでした。

次の日、外の公園でおにぎりを頬張る凪でしたが、ずっとモヤモヤしていました。本当はチューぐらいしとけば良かった、と思って。

でも怖くて踏み込めず、茶化してごまかしてしまった。ゴンの自由さに惹かれていたのに、と切ない顔で空をながめる凪。

夜になってから意を決して、ゴンに今夜部屋に遊びに行ってもいいかと聞きます。

ついにゴンの部屋に入った凪は、ゴンにお酒をごちそうになります。ずっと凪と酒を飲んでみたかった、一緒にいると楽しいと言われ浮かれる凪。

本当はお酒が強いのに、飲めないふりをしていた過去を思い出します。その方が、元カレの慎二が喜ぶと知っていたから。

ついグチっぽくなっても、ゴンはそれで凪が楽になるなら、と受け入れてくれます。そして凪とゴンの距離がどんどん近づいていきました。

いつの間にか体を重ねる二人。めっちゃくちゃ気持ち良かったと感じた凪は、背中合わせのゴンに幸せですと伝えようとしますが、そこにはソシャゲで遊ぶゴンの姿が。

終わった後の対応があっさりし過ぎていて不安に感じる凪。ゴンの背中に触れると、すごく冷たいことに気付き、不安で胸がいっぱいになっていました。

恋に落ちてしまった凪

ゴンとの一線を越えてから、ゴンとただれた時間を過ごすようになってしまった凪。ゴンの自由さに戸惑わされることが多くなりました。

でもまだゴンには自分たちの関係が何なのかは確認できずにいます。関係を聞いて一緒にいる時間が壊れることが不安になってしまっていました。

相談した坂本さんにも「しちゃってるんですね…恋」と言われ、大量の少女漫画を貸してもらいます。

段階を踏まずにゴンとこんな関係になってしまったことを後悔する凪。慎二とですら、段階は踏んでいたことを思い出します。

ただゴンに会いたいな、と思いながら朝まで漫画を読みふけってしまった凪は、雪駄の音に気づいて外に出ます。

ゴンがやたらと輝いて見える凪は、誘いに乗って散歩に向かいます。

そして「ゴンさんのことが好きです」と自分の気持ちを伝える凪。「うん、俺も凪ちゃん大好き!」と返ってきて喜ぶ凪でしたが……それ以上の言葉はありませんでした。

それなのに、部屋の鍵を渡してくるゴン。「俺と凪ちゃんの仲じゃない」と言われ、浮かれる凪。

早速、ゴンの部屋でご飯を作って待っていることにしましたが、帰ってきたのはゴンの友人であるエリィさん。

凪が持っている鍵を見て「あいつ誰にでも渡すからね、部屋の鍵」と伝えるのでした。

ますますゴンにハマってしまう

「まじクソだよあいつ」と言い放って部屋を出ていこうとするエリィさんを、凪は引き止めます。

ゴンは優しくて一緒にいるとめちゃめちゃもてなしてくれて、その時自分が一番欲しい言葉をくれる。

でもそれは誰にでもそうで、誰にでも鍵を渡しちゃうような人でした。

ひたすらに「目の前にいる人に誠実」なゴンは、「眼の前にいない人には不誠実」という事実を知ってしまった凪。

「用法用量を守らなきゃダメ、依存したら終わりだよ」と言われて心臓が跳ねてしまいました。思考も奈落の底へズブズブと落ちていきます。

ふと目をさますと、目の前にゴンがいました。いろいろ考えて悲しかったのに、会うと全部が溶けてしまってつい平静を装ってしまいます。

そして、ゴンのイベントに来た凪。ゴンが回している現場をみてカッコイイとときめいてしまっていました。

凪のことも軽く受け入れてくれるメンバーを見て、この空気はゴンが作っているんだろうなと感じる凪。

ゴンといると吸えるこのおいしい空気が大好き、そう思っていました。

終電で帰る前にゴンがぎゅうっと抱きしめてくれて、その多幸感に包まれる凪でしたが、5秒と持ちませんでした。

帰りの電車でお金のことも、イベントのメンバーのことも、色々考えてしまってゴンに早く会いたいと思ってしまう凪。

そして家に帰っても全然眠れない夜を過ごしていました。しっかりしなくちゃと家を出た矢先に、バイクででかけようとするゴンに遭遇してしまいます。そして凪はすべてのことを捨てて、ゴンとバイクでドライブに向かうのでした。

海についた凪はテンションが上ってしまいます。ゴンも優しい言葉をかけてくれ、目の前にいる人に誠実ならそれで良くない?と思ってしまう凪。

「ゴンはまるで王子様で、ゴンといると吸える空気が大好き」と思う凪は、弱い自分を掌握しなくちゃと決意をします。

家に戻ると、ゴンの元に美大生のモルちゃんが来ていました。見なければないものと一緒だから、と凪はそっと目を閉じました。ゴンの通り名が「メンヘラ製造機」というのも知らずに。

メンヘラになってしまった凪

ゴンのイベントに行くようになってから昼夜逆転した凪は、昼を過ぎても起きない生活を続けていました。耳栓をつけて布団に引きこもる凪。そこに慎二がやって来ました。

インターホンを鳴らしても反応がないところに、隣人のうららちゃんが現れます。お昼はいつも出てこなくて、夜に出歩いているみたいと伝えます。「あの人と『青春』するようになってから、なんか変」

そこにゴンが現れ、雨に濡れてしまった慎二はゴンの家にあげてもらいます。凪との関係を詰める慎二でしたが、「我聞くんが心配するような仲じゃないから安心して」と言うゴン。

そしてゲームでゴンと慎二は遊び始めます。いつの間にか自分の家族の話をしてしまう慎二。

ゴンが空気を全く読まない、誰にでも平等なマイナスイオン的ポジションだなと気づいた慎二。「こんなん隣に住んでたら確実に落ちるだろこれ」

そして慎二に自分の部屋の鍵を渡して出かけてしまいます。ふと布団に凪の髪の毛を見つけてしまう慎二は、二人に肉体関係があると気づいてしまいます。

帰り道にコンビニで凪を見かけた慎二。まるでゾンビみたいにうつろな目で顔色の悪い凪は、慎二を見て逃げ出します。

ゴンの家に上がったという慎二に、耳栓をしてなかったからゴンの帰りに気づかなかったと焦る凪。コンビニで自堕落なご飯を買って、肌荒れとやつれがひどい凪の様子に慎二は愕然とします。

ゴンの部屋の洗面台にドラッグストア並みに並んでいた化粧水。凪以外にも何人も女がいるような男でいいのかと、慎二は凪を責め立てます。

そんな慎二に凪は「自由にやらせてよ、だってせっかくのお暇なんだしさ」とひどい顔で訴えてきます。慎二は「マジでスベってんなよ……」と呆然としていました。

『凪のお暇』漫画3巻の感想と見所

凪の堕ちていく様子にショック

以前から凪が気になっていたゴンとの関係がようやく進んだ!と思っていたら、とにかく凪が堕ちていってしまう3巻でした。

ようやく前向きになってきた凪が、ゴンにハマって沈んでいってしまう姿は見ていて辛いですね。

それだけゴンが凪にとって魅力的すぎるということですが、それが凪だけではなく多数いるという事実も判明しました。ゴンのメンヘラ製造機という異名も納得です。

慎二との関係も相変わらずで、慎二が一方的に凪を忘れられず追いかけてくれる構図は変わりません。

ですが、慎二の家庭環境が判明して、凪に固執する理由が分かってきました。

ゴンが好きな凪と、みんなが大好きなゴン、凪を忘れられない慎二。三角関係がよりはっきりしてきたものの、それぞれの性格の濃さも相まって先の読めない展開になりそうです。

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