2019年3月7日、欅坂46のメンバーとして知られる長濱ねるさんが、グループの卒業を発表しました。
欅坂46の中でも、トップクラスの人気をもつ長濱ねるさん。彼女がどうして卒業を決めたのか、最後のライブを観られるのはいつなのか?について、まとめてみました。
目次
欅坂46に衝撃!人気メンバー長濱ねるさんが卒業を発表
欅坂46の大人気メンバーとして、活躍し続けていた長濱ねるさん。
その長濱ねるさんが、現在発売されている8枚目のシングル「黒い羊」をもって、卒業することが発表されました。
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最近の活動の様子から、ファンの間では「卒業が近いのでは」と噂されていた長濱ねるさん。
残念ながら、そのファンの予想は当たってしまいました。
長濱ねるさんは、可愛い子揃いの「欅坂46」の中で、ひと際おしゃれさが目立っていたメンバー。そのため女子人気も高く、名実ともに欅坂46を牽引してきたメンバーです。
そんな彼女の欅坂卒業に、多くのファンやSNS民あショックを受け、卒業を惜しんでいます。
卒業は予想されていたものの、いざ本当に卒業となるとやはり寂しいですよね。
長濱ねるさんが欅坂46を卒業する理由は?
長濱ねるさんは、自身のインスタグラムアカウントで卒業を発表しました。
彼女の優しく謙虚な人柄を思わせる文章が綴られ、ファンに心から感謝していることが伝わってきます。
これから参加する握手会の日程も記載し、「どなたでもお越しくださいませ」と、ファン以外の人でもどうぞと呼びかけてくれています。
「最後だから、熱心なファン以外が行っては迷惑になるのでは…」と思う方を見越して、この一文を添えてくれたのかもしれませんね。
またこのインスタの中で、ねるさんは卒業後のことを「約束なく、気持ちを緩めて考えられたら」とコメント。
現時点では卒業のことを考えておらず、少しお休みしてから何をするかを決めたいということでしょう。
卒業後のねるさんが、どんな道を歩むのかはねるさん自身も決めかねているようです。願わくば、何らかの形で芸能活動を続け、会える場があるといいですね。
欅坂卒業までの長濱ねるさんのスケジュールは?卒業ライブはある?
卒業を発表した長濱ねるさんについて、現時点で報告されている今後のスケジュールをまとめてみました。
今の発表のままだと、これから長濱ねるさんに会える機会は本当に少ない可能性があります…!これからスケジュールが増えることを信じ、公式からの発表を待ちましょう。
発表されている長濱ねるさんのスケジュール
長濱ねるさんの卒業発表に合わせて、今後のスケジュールも少しだけ発表されています。
まず、現在予定されている「個別握手会」「全国握手会」には、すべて参加するとのこと。
長濱ねるさんが、全国握手会の日程をインスタで告知していました。このスケジュールに加え、個別握手会も参加すると語っているので、この2つでは間違いなく会えます。
- 3月9日幕張メッセ
- 3月16日ポートメッセなごや
- 3月21日インテックス大阪
しかし、4月4日から3日に渡って開催される「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE(大阪)」への参加は、まだ未定だそうです。
「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」は、3月7日の12:00からFC先行予約が始まりました。
その当日、しかも発売が始まってからの卒業発表を見ると、かなり急な発表だったのではないか…?と気になります。
それ以外のスケジュールはまだ未定ということで、卒業ライブがあるかどうかも現時点では不明。
最後の出演作品となる「黒い羊」は、すでに発売中されているため、今後にねるさんを観られる機会がどのくらいあるのかも不透明です。
長濱ねるさんの卒業ライブあるのか?
48G含め、これまでグループを卒業したメンバーは、「ファンに最後の挨拶をするための卒業イベント」をしてきました。
長濱ねるさんは欅坂46の人気メンバーなので、もちろん卒業ライブもあるはず!と思いきや、今の段階ではそれも不明。
4月の「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE(大阪)」に出ず、さらに卒業ライブもないとすると、今後に長濱ねるさんが見られると確定しているのは握手会のみになってしまいます。
ねるさんは人気が高いだけでなく、欅坂46を初期から支えてきたメンバーでもあります。
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何らかの形で、彼女を華やかに送り出す場があることを期待したいです。
彼女のこれまでの道に、そしてこれからの道に花と拍手を送り、彼女が卒業する姿を見届けたい…、そう考えているファンが、たくさんいるはずですからね。
長濱ねるの卒業は予想されていた?「黒い羊」MVの噂とは
長濱ねるさんの卒業理由について、多くのマスコミが憶測を並べていますが、彼女の欅坂卒業自体は予想されていたものでした。
なぜ彼女の卒業を予想する人がいたのか?そのヒントは、長濱ねるさん最後の参加作品となった「黒い羊」のMVにありました。
欅坂46「黒い羊」の彼岸花が卒業を予告していた?
長濱ねるさん最後の参加作品となった、欅坂46の8枚目シングル「黒い羊」。
「黒い羊」に出てくる彼岸花が、長濱ねるさんの卒業を暗示していたのでは?と噂になっていました。
このMVの冒頭で、センターの平手友梨花が数本の彼岸花を手にしています。
MVが進むにつれ、彼岸花の数は3本であることが明らかになります。
3本の彼岸花は、「黒い羊」を撮影した時点で卒業していた今泉佑唯・米谷奈々未・志田愛佳を表しているのでは?と指摘されていました。
そして欅坂がMステで「黒い羊」を披露したとき、そこには長濱ねるの姿がなく、彼岸花の数が4本に増えていました。
黒い羊のパフォーマンスに長濱ねるがいない→代わりに彼岸花の数が1本増えている→新たに長濱ねるが卒業するのではないか?と予想するファンがいたのです!
彼岸花の数に気づいたファンの洞察力が凄い!
真相は明かされていないものの、Mステ後に長濱ねるさんが卒業を発表したことを思うと、この予想は当たっていたのでしょう。
「欅坂46」で進み続けた長濱ねるさんのこれまで
「欅坂46」で輝き続け、常にグループを牽引する存在であった長濱ねるさん。
その長濱ねるさんのこれまでと、「けやき坂46」との関係をまとめました。
両親との「不協和音」と戦いもがいた長濱ねるさん
「欅坂46」と長濱ねるさんには、特別な絆があることで知られています。
長濱ねるさんは、2015年8月に行われた「欅坂46一期生オーディション」に参加。ここでデビューを勝ち取るものの、反対した両親によって長崎に連れ戻されてしまい、欅坂のメンバー入りができなくなりました。
「欅坂46」に強い思い入れを持っていたねるさんは、長崎に帰ったときに毎日泣いていたそうです。
困り果てた父親から運営に連絡があり、運営は両親と長濱ねるさんを「欅坂46」のコンサートに招待。そのコンサートには、乃木坂46のメンバーの両親がコメントを寄せていました。このコメントの存在が、長濱ねるさんの両親の心を動かすことになりました。
長濱ねるさんの「欅坂46」への思いが、両親の心を動かしたのです。
欅坂46の「不協和音」の歌詞にある「僕はイエスと言わない、首を縦に振らない、周りの誰もが頷いたとしても」を実践し、「最後の最後まで抵抗し続ける」ことで両親を納得させたとも言えます(もちろん、ご両親にも反対する理由があったのでしょうけれどね)。
長濱ねるさんと「ひらがなけやき」の存在
晴れて両親の許しを得た長濱ねるさんでしたが、すでに「欅坂46」のメンバーが決定していたため、加入をすることはできませんでした。
そこで運営は、「欅坂46」とは別に「けやき坂46」というグループを作り、そのメンバーとして長濱ねるさんを迎え入れました。つまり、「けやき坂46」は、長濱ねるさんありきで作られたグループです。
2016年になると、長濱ねるさんは「けやき坂46」と「欅坂46」を兼任。「ひらがなけやき」と呼ばれ、親しまれるようになった「けやき坂46」を引っ張りながら、当初の目的であった「欅坂46」のメンバーとしても活躍するなど、両グループにおいて多大な貢献をしています。
そして2017年、彼女は欅坂46の専任メンバーとなりました。
この年に発売された写真集は20万部を突破し、欅坂46の中でも存在感を見せつけます。
長濱ねるさん卒業にみる「けやき坂46」への思い
もともと「欅坂46」に加入するため、オーディションを受けていた長濱ねるさん。
そんな彼女にとって、「欅坂46」は特別な思い入れがあるグループに違いありませんが、「けやき坂46」のこともまた愛する存在だったのではないでしょうか。
前述したとおり、「けやき坂46」は長濱ねるさんのために作られたグループです。
「けやき坂46」は当初、「欅坂46」のアンダーグループとして存在していました。
アンダーグループという立場上、「欅坂46」に比べてテレビ出演も少なく、世間の知名度も低くかった「けやき坂46」。名前の読み方は同じだということが、より「けやき坂46」の切なさを際立たせます。
それでも、長濱ねるさんと「けやき坂46」のメンバーは、決してあきらめませんでした。回ってくる数少ないチャンスに全力で答え、パフォーマンス力の高さを見せつけてきたのです。
このけやき坂46、本当にパフォーマンス力では「欅坂46」「乃木坂46」に負けていません。
この努力が実り、「けやき坂46」はアンダーグループを卒業し、「欅坂46」とはまったく別のグループとしての道を歩むことになります。
名前が同じグループであるために、どうしても「欅坂46」の陰に隠れがちで、なかなか存在感を出すことができなかった「けやき坂46」。それでも、ZEPPという小さな会場で着実にパフォーマンスをこなし、這い上がろうとしてきました。
コンサートでは、羨ましい気持ちがあるはずの「欅坂46」のカバーをあえて歌い、自分たちもできるんだという底力をファンに見せつけます。さらに曲によってセンターを替え、できるだけ多くメンバーを覚えてもらえるような工夫も取り入れてました。
欅坂の歌を歌いながら、彼女たちは懸命に「欅坂とは違う自分たち」をファンに訴え続けたのです。
その姿をに心打たれたファンも「けやき坂46」に声援を送り続けました。おそらくファンにも、「自分たちが有名にしてやる」くらいの気持ちがあったのではないでしょうか。
メンバーの頑張りは着実にファンを広げ、次第に「けやき坂46」に注目が集まり始めました。
その結果は、長濱ねるさんが卒業したあとに現れます。
「けやき坂46」ツアーの途中で「欅坂46」の専任となった長濱ねるさん。一番人気の彼女がいない状態で、「けやき坂46」はステージに上がらなければならなくなります。
おそらく不安を抱えていた彼女たち。でも、彼女たちを応援するために多くのファンが会場を訪れ、これまでと変わらない声援を送り続けました。
そんな「けやき坂46」のことを、長濱ねるさんはきっと気にかけていたのでしょう。
2019年、「けやき坂46」の改名が発表され、「日向坂46」になることが発表されます。これで「けやき坂46」は本当の意味で「欅坂46」と決別し、日向坂46としての道を歩むことになりました。
「改名が夢だった」と涙するメンバーを見て、長濱ねるさんは「もう大丈夫だ」と思い、自身も新しい道に進むことを決めたのかもしれませんね。
日向坂46は、3月5日と6日に改名後初のコンサートを行いました。長濱ねるさんが卒業を発表したのは、3月7日です。
本心は長濱ねるさんにしかわかりませんが、この卒業のタイミングを見ると、彼女の心には「けやき坂46」がずっとあったのかな…と思えてならないのです。
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