お水を飲んでダイエット!飲み方の工夫であなたの体の代謝が変わります

私たちが生きていく上で、必要不可欠なお水。

成人女性の体の約6割は、お水で出来ていると言われています。

毎日の生活の中で何気なく飲んでいるお水ですが、効果的に飲むことで、ダイエットに役立てることができることも解ってきました。

美しく健康的な体を作るためにも、お水の役割や効果的な飲み方を学んでみませんか?

 

 

どうして人間の体にお水が必要なの?

人が生きていくためにお水が必要なのは解っていても、体の中で具体的にどんな働きをしているのか?を知っている人は、あまりいないかもしれませんね。

上述したように、成人女性の場合は体の6割がお水ですし、赤ちゃんの場合は7割以上がお水であることが解っています。

では、この水は体のどこにあるのでしょうか?

答えは、人の体の中にある細胞の中。

水の3分の2は細胞の中に含まれていて、体を正しく機能させるための働きを担っています。

残りの3分の1は、血液もしくは細胞と細胞をつなぐためのものに使用されており、この点からも「水は私たちにとって欠かせないもの」であることが解るでしょう。

公共料金の支払いが滞ったとき、電機やガスは止められても水が最後まで止められないのは、水がなければ人は生きていくことができないためです。

もし水を飲むことができなければ、人は一週間も生きることができません。

 

 

お茶やコーヒーはお水の代わりにならない!意外と知られていないお茶と水の違い

私たちの体になくてはならないお水ですが、実は「最近は体に水が足りない人が増えている」と言われているのを知っていますか?

私たちの体は、知らないところで乾いてしまっている可能性があるのです。

その原因は、生活の中で飲むお茶やコーヒー。

「水の代わりに、お茶やコーヒーを飲んでいる」という人は、びっくりするほど増えています。

今は外で気軽にペットボトルのお茶やコーヒーを買えるので、なおさら飲む機会が増えているかもしれませんね。

でも、お茶(緑茶)やコーヒーはお水に代わりにはなりません。

それはどうしてなのでしょう?

お茶やコーヒーを飲むと、それを分解しなければならなくなるためです。

お茶やコーヒーにはいろいろな成分が含まれていますよね。

その成分を、体は「飲み物」ではなく「食べ物」と判断し、体の中で分解をします。

そして、この分解のときに必ず必要になるのが「水」。

つまり、お茶やコーヒーを飲んでしまうと、それを分解するための水が必要になるということです。

「喉が渇いたから水分をとろう!」と思ってお茶やコーヒーを飲むと、体の中の水分を使うことになり、気づかないところで体の水分が減ってしまうことも…。

お茶やコーヒーを水がわりに飲んでいる人は、体の中が乾いてしまっているかもしれません。

そうならないためにも、意識して水を体に入れてあげる必要があります。

 

 

水がダイエットにいい理由を解説!ヒントは体温の上昇にありました

 

皆さんは「基礎代謝」というものをご存知ですか?

私たち人間は、体を動かさなくても眠っているときでさえ、何かしらのエネルギーを消費して生きています。

寝ている間も心臓は動いていますし、呼吸もしていますし、臓器も動いていますよね。

このように、生きるために必要なエネルギーのことを「基礎代謝」と呼んでいます。

また、作業や運動で使うエネルギーのことは「運動代謝」と言います。

代謝は脂肪を燃焼して行われるもの。

ダイエットには有酸素運動が良いと言われますが、それは有酸素運動が体の筋肉量を増やしてくれるためです。

筋肉量が増えれば、基礎代謝で燃焼できる脂肪が増えると言われているので、筋肉をつけることはダイエットに良いと言われているのです。

世の中の女性がダイエットのために運動をするのは、こういう理由があるからなのですね。

その基礎代謝アップにいい方法は、実は有酸素運動だけではありません。

体の体温を1度上げるだけでも、脂肪の消費量がかなりアップすることが解っています。

水を飲むと体の血液がサラサラになり、そのぶんだけ血のめぐりも良くなり、体温が上がります。

つまり、適切な量の水を体に入れてあげることは、体の体温をあげて基礎代謝を上げることにつながるのです。

 

 

一日に摂取したい水の量は?多すぎても少なすぎても良くありません

ダイエットに水が良いと言っても、たくさん飲めばたくさん痩せるわけではないので要注意。

何事も、適量にしてこそ真の効果を発揮します。

一日に飲みたい水の量は、だいたい1.5リットルほど。

人間は、尿や汗で一日に1.5リットルの水を排出すると言われています。

出ていくぶんの1.5リットルを、水を飲むことで補ってあげてください。

また、いくら水が必要だからと言って一気に多くの水を飲むのは腎臓に良くありません。

一度に飲む量は200㏄程度、8回を目安に飲むように心がけましょう。

 

 

キンキンに冷えた水ではなく常温の水にすること

特に夏だと、キンキンに増えた水をたくさん飲みたくなりますよね。

そういうときは冷たい水を飲んでもOKですが、普段の生活の中で冷えた水を飲みすぎると、お腹を冷やす原因になります。

また、冷たい水は体を冷やしてしまい、体温を下げてしまうことも…。

血液の循環を良くして体温をあげるために水を飲むのに、それが原因で体温が下がってしまっては大変です。

水を飲むときは、冷やし過ぎずになるべく常温で飲みましょう。

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その1~ご飯を食べる前に飲む

お水を飲むタイミングを選ぶなら、おススメはご飯を食べる前。

ご飯の前に水を飲んでおくと、ほどよい満腹感を得ることができ、食べる量を減らすことができます。

その上で野菜から先に食べれば、炭水化物の量も減らせますよ。

冷たいお水よりも、温かいお湯の方がより満腹感を得やすいです。

注意したいのは「お水を飲みすぎてご飯が食べられない」という状況は避けること。

食事の中にも水分が含まれていますし、栄養をきちんと摂取しなければ美しく痩せることはできませんからね。

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その2~おやつを食べたくなったら水を飲む

ダイエットの天敵と言えば、間食でしょう。

たまの間食はストレス解消にも良いですが、食べ過ぎるのは避けたいもの。

そんな時はお水の出番です!

「お菓子が食べたいな~」と思ったら、お湯を飲んでみて。

口のさみしさが解消できて、さらにお腹にも溜まって、おやつを食べたい気持ちを少しでも抑えられます。

間食を我慢しすぎて反動が来るのも避けたいですが、「ここは我慢したい!」と思った時に試してほしい方法です。

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その3~朝起きたとき

朝起きたときも、水を飲んでおきたいタイミングのひとつ。

「朝起きたらコップ一杯のお水を飲む」ということを、習慣にしてみませんか?

夜寝ている間も、私たちの体の中ではいろいろな臓器が働いていて、体の中の水分が足りなくなっています。

その体にお水を与えてあげましょう。

朝に水を飲むことは、お通じを良くするという効果もあります。

便秘も防げて、一石二鳥。

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その4~お風呂に入ったあと

お風呂入ると、人の体はたくさんの汗をかきます。

体の水分が汗となって外に出ている状態なので、もちろん水分は不足した状態です。

出た分の水分を足してあげるためにも、コップ一杯の常温のお水をどうぞ。

「今日は長くお風呂に入りたいな~」というときは、お風呂に入る前にも飲んでおけば、水分不足を防げます。

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その5~運動をする前と後

運動をしたときも、体からはたくさんの汗が出ますよね。

汗が出ると言うことは、それだけ体の中の水分が減ってしまうということ。

運動をすれば喉が渇いて水が欲しくなりますが、その前に水分を足してあげることが理想です。

運動をする前には必ず水を飲み、体を動かしている最中にも意識して水を体の中に入れてあげてください。

もちろん、運動が終わったあとにもお水で潤いをプラス!

 

 

どんな時に水を飲めば効果的?その6~寝る前のお水も効果的です

 

何度か書いてきたとおり、私たちの体は寝ている間にも代謝を行っています。

寝る前に飲む水は、寝ているときの水分不足を防いでくれるだけでなく、血行を良くして代謝をアップさせてくれます。

「寝る前に水を飲むとむくみが酷くなる」と言う人は、寝る30分ほど前に飲んでおくとむくみにくくなりますよ。また、あまりたくさん飲み過ぎないことを心がけましょう。

 

 

水の飲み方を意識して、代謝の良いスリムなボディを手に入れよう

 

ダイエットはひとつの方法だけで行うのではなく、運動や食事など様々な面からアプローチをして成功させるものです。

そのひとつの方法として、凶から水ダイエットを始めてみませんか?

水ダイエットは、水の飲み方に気を付けるだけのとっても手軽で身近なダイエット方法です。

適度な水はお肌にも良く、美容を意識している女性にもピッタリ。

体に潤いを染み込ませて、スリムで綺麗なボディを作りましょう。

 

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