テレビ朝日の土曜深夜枠ドラマ、土曜ナイトドラマ枠で2020年4月から放送される作品が「M 愛すべき人がいて」に決まりました。
2019年8月に出版されて話題になった、浜崎あゆみさんの恋愛話をもとにした小説が原作です。
しかしこのドラマは、話題性が高いことの裏返しとはいえ、内容やキャスティングについて、ドラマ放送前から批判や不満の声が出ています。
ドラマ「M 愛すべき人がいて」の内容や、不満が出ている理由についてまとめました。
目次
2020年4月テレビ朝日土曜ナイト枠で「M 愛すべき人がいて」が放送、安斉かれんと三浦翔平主演
2020年4月から放送されるテレビ朝日土曜23:15からのナイトドラマ枠は、「M 愛すべき人がいて」というドラマになります。
主演のアユは安斉かれんさん、マサは三浦翔平さんが演じることになりました。
浜崎あゆみさんと松浦勝人会長の恋愛を自伝的に記した小説が原作であり、ドラマの内容も当然90年代の音楽業界が舞台となります。
ドラマでは90年代を象徴するヒット曲やファッションアイテムが登場してくるということで、どこか懐かしさを感じる映像もたくさん出てきそうですね。
「M 愛すべき人がいて」原作は浜崎あゆみ自伝的小説、松浦勝人会長との出会いから別れまで描く
「M 愛すべき人がいて」の原作は、2019年8月1日に発売された同名小説です。
小松成美さんによる「事実を基にした」小説という形をとっていますが、浜崎あゆみさんのエイベックス・松浦勝人会長との若いころの恋愛を描いた作品となっています。
デビュー前の浜崎さんと松浦会長との出会いから、浜崎さんが平成の歌姫として売れていく過程、そして別れまでが描写され、話題となりました。
近年はゴシップの話題が多く、浜崎さんを「過去の人」と呼ぶ方もいます。
そんな浜崎さんの過去の恋愛について、今さら本を出しても興味がないという意見もありましたが、結果的に部数は伸び、ヒット作となりました。
「M 愛すべき人がいて」放送に否定的な声多数、三浦翔平のマサ役はリアル感に欠けるとの声も
ドラマ化される「M 愛すべき人がいて」は、放送前から批判や不満の声が多く出ています。
まず1つは、キャスティングに関する不満です。
松浦勝人会長がモデルの「マサ」役が三浦翔平というのは、イケメンすぎる、イメージが違ってリアル感がないという意見が出ています。
浜崎あゆみさんをモデルにした「アユ」役に決まった安斉かれんさんにも、不満の声が出ています。
安斉さんは本格的にドラマや映画に出演したことはなく、avexが浜崎さんの後継者的ポジションで売り出そうとしているミュージシャンです。
ドラマが安斉さんを売り出すためのavexのプロモーションになっていると、このキャスティングにも否定的な声が上がりました。
ドラマの内容自体についても、なぜ今ごろという疑問の声が出ています。
ゴシップ記事が多く出ている浜崎さんを、今あえてドラマにする意味はあるのかという意見です。
過去を懐かしむという意味では、浜崎さんの最盛期は90年代後半、バブル崩壊後の時代であり、まだ少し早いのではと感じる方もいらっしゃいます。
否定的な声が多いドラマですが、「M 愛すべき人がいて」は、同名小説出版の際も否定的な声が多く上がりながら部数を伸ばしています。
今回も注目されていること自体は間違いなく、放送後の評価がどう変わるかも見どころですね。
2020年4月から「M 愛すべき人がいて」放送、好評ドラマも多い枠で前評判覆せるか
4月から放送される「M 愛すべき人がいて」の、土曜ドラマナイト枠(土曜23:15~)は、高評価のドラマが多数あります。
「おっさんずラブ」は大ヒットとなり、現在放送中の「アリバイ崩し承ります」も深夜ドラマとしては高い視聴率を獲得し健闘中です。
放送前の評価は決して高くない「M 愛すべき人がいて」も、この枠で前評判を覆すことができるでしょうか。
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