世の中にはたくさんのダイエット方法がありますが、その中でも「無理なく痩せられる」と評判で、長く愛されているダイエット方法が「キャベツダイエット」です。
サラダや炒め物でよく登場するキャベツですが、食べ方をちょっと工夫するだけで「ダイエットの強い味方」になってくれるから驚き。
「実際にダイエット効果があった」という声も多く、誰でも簡単にできるダイエット方法なので、これから痩せたいと考えている方はぜひチャレンジしてみてください!
目次
空腹感と戦わずに痩せられる~キャベツダイエットの魅力

キャベツダイエットとは、食事の中に生のキャベツを取り入れて行うダイエット方法のこと。
キャベツはカロリーがとても低い食べ物で、100グラムを食べても220カロリーほどです。
これが白米だと100グラムで168カロリーなので、いかに低カロリーかが解るでしょう。
葉が固めなのでたくさん噛む必要もあり、満腹感を得やすいこともダイエットにピッタリな食材です。
低カロリーで満腹感をしっかり得られるキャベツは、痩せたい女性の強い味方です。
キャベツの食物繊維は便秘解消の力になります
キャベツは食物繊維が含まれている野菜のひとつ。
食物繊維には不溶性・水溶性の2種類がありますが、キャベツは不溶性が1.4、水溶性が0.4で合計1.8ほど含まれています(100グラムあたり)。
食物繊維が多いものだと、切り干し大根が100グラムで20.7、かぼちゃが2.8、ニンジンが2.7。
この数値には及びませんが、トマトの1や大根の1.4、セロリの1.5に比べれば十分に高い数値ですね。
食物繊維を含む食べ物は、女性に多い悩みのひとつ・便秘を解消してくれます。
便秘になると、溜まった便から良くない物質が出て肌荒れを引き起こすだけでなく、血液が汚れて健康に悪い影響を及ぼすため、早めに解消しておきたいところ。
キャベツを食べて得られるいい効果は、ダイエットだけではないのです。
ダイエットに効果的なキャベツの食べ方を紹介
カロリーが低い野菜であるキャベツは、上手に食事に取り入れるだけでダイエットのお手伝いをしてくれます。
どんな風に取り入れればいいのかをまとめてみました。
食べるのは生のキャベツにすること

キャベツダイエットのいちばんのポイントは、キャベツが生であること。
どうして生のキャベツがいいのか?
それは、炒めたり茹でたりするとキャベツは小さくなり、たくさん食べなければならないからです。また、柔らかくなるとせっかくの歯ごたえがなくなり、たくさん噛んでこその満腹感が得にくくなることも。
調理をしてしまうことで、せっかくキャベツが持っているダイエットにピッタリな部分がなくなってしまうため、キャベツは生の方が良いのです。
飽きたときは調理もOKですが、できれば生のキャベツでチャレンジしたいものです。
ご飯の前にキャベツを食べましょう

キャベツダイエットでは、ご飯を食べる前にキャベツを食べて、ある程度お腹を膨らませます。
その後にご飯をたべれば、キャベツでお腹が膨れたぶんだけ食べる量が少なくなりますよね。これがキャベツダイエットによるダイエット効果です。
ご飯の前に食べるキャベツの量は、大体200グラム程度が目安。
生のキャベツをゆっくりと噛んで食べて、満腹中枢を満たしてあげましょう。これでごはんやおかずの量を減らせれば、カロリー制限成功となりダイエットにつながります。
三食のうち、キャベツダイエットはどこに取り入れても構いません。あえて選ぶなら、エネルギーをあまり使わない夜の食事が良いでしょう。もちろん、お昼や朝もできる場合はチャレンジしてOKです。
キャベツは大きめに切る!

キャベツと言うと、どうしても千切りのイメージが強いですよね。
もちろん千切りキャベツでもいいのですが、できれば大きめに切ったものを用意するとより食べ応えがでます。
キャベツダイエットは、たくさん噛んで満腹中枢を刺激することが大切。
大きく切ればそのぶん多く噛むことになるので、より満腹感を得やすくなります。
10分を目安に食べると、満腹感は2時間ほど継続すると言われていますので、ぜひお試しください。
白米のかわりにキャベツを食べても良し
毎日食べる三食のごはんのうち、一食の白米をキャベツにしてもいいです。
これなら、白米で摂取するぶんのカロリーをしっかり減らせますよね。キャベツを使った置き換えダイエットと考えるといいでしょう。
ただし、この方法をとるときは「必ず一食のみの置き換え」にすること。三食全部を置き換えてしまうと、栄養の偏りが出てくる可能性がある上に、キャベツに飽きて長く続かないということになりかねません。
キャベツダイエットは長く続けてこそ。
あまり根をつめすぎないことも、キャベツダイエットを長く続ける工夫のひとつなのです。
おやつの代わりにキャベツをつまむ

三食のごはん以外に「ちょっと小腹が空いたな…」とおやつが恋しくなったら、キャベツをつまんでみて。
低カロリーのキャベツは間食に食べても太りにくく、またお腹にもしっかりとたまるので、おやつには最適です。
ノンオイルのドレッシングを何種類か用意しておけば、より飽きずに食べることができますよ。
キャベツを飽きずに食べる3つのポイント
キャベツダイエットをする上で特に大切なことは、長く続けること。
そこで、キャベツダイエットに必須な「キャベツを飽きずに長く食べ続ける方法」を3つ紹介します。
この3つを押さえておけば、結果が出るまでしっかりとダイエットをすることができるはずです。
白米との置き換えは1日1回にすること

キャベツはお腹にたまりやすい野菜です。このため、白米の代わりにキャベツをたべる「置き換えダイエット」をすることも、やろうと思えばできます。
低カロリーのキャベツを白米の代わりに食べれば、ぐんと摂取カロリーを減らすことができ、ダイエットの効果も出やすいでしょう。
でも、三食すべてを置き換えることはお勧めしません。早く結果が出たとしても、やりすぎはリバウンドを産みやすくなります。
毎日ご飯の代わりにキャベツを食べ続けていると、どこかでドカッと白米を食べたくなるもの。それがリバウンドにつながり、ダイエットを失敗してしまう原因にもつながります。
長く続けたいのであれば、無理のない方法を選ぶことがいちばん。
一食の白米をキャベツに置き換え、あとは少なめの白米や玄米などを食べてリバウンドを防ぎましょう。
「キャベツだけを食べる」は絶対NG!

ダイエットの結果を焦るあまり、キャベツだけをひたすら食べ続けようとする人もいます。
朝・昼・晩とキャベツのみを食べ、極端に摂取カロリーを少なくするという方法ですね。
この方法を続ければ確かに痩せますが、同じものだけを食べるダイエットはどこかで必ず無理が出ます。
栄養価に優れたキャベツでも、これしか食べなければ摂取できなくなる栄養素も多いでしょう。
美しい体というのは、あらゆる栄養をバランスよくとってこそ作ることができるもの。
偏った方法のダイエットでは、理想のボディを手に入れることはできません。
また、痩せたとしてもこの方法は必ずリバウンドします。
食事の中にキャベツを取り入れつつ、肉や魚・米と他の野菜もきちんと食べることが、美しい体づくりの第一歩です。
ダイエットと並行して軽い運動の実践を
ダイエットをする上で、毎日口にする食事のカロリーを減らすことはとても大切なことです。
でも、食事の調整だけでは「カロリーを減らす」「栄養バランスを整える」ということはできても、ほどよい筋肉をつけることはできません。
いくら体重がすくなくても、体に筋肉がついていないと美しいボディにはなりにくいです。
毎日の生活の中にウォーキングなどの簡単な運動を取り入れ、体の筋肉を増やしましょう。
無理なく始められてしっかり痩せる!あなたもキャベツダイエットでスリムアップ
女性なら誰しも、スリムなボディを手に入れたいという願いを持っているはず。
でも、ダイエットをする上で重要な「継続」という習慣を守り切るのは、たやすいことではありません。その中で長く続けるためには、自分に合った無理のない方法選びが必要です。
キャベツダイエットは食事にキャベツを加えるだけで始められますし、お腹いっぱい食べることができるので、ストレスをためずに続けられるダイエットのひとつ。
キャベツの力を借りて、あなたも今日からダイエットをはじめてみてはいかがでしょうか。
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