米津玄師が紅白歌合戦に出場決定!生放送で「Lemon」が聴ける出演時間は?

平成最後の紅白歌合戦を目前に、すごいニュースが飛び出しました!

大人気のシンガー・ソングライター米津玄師さんが、徳島からの中継で紅白に生出演することが決定。

喜びに沸くSNSや、米津さんが歌う「Lemon」についてを紹介します。

米津玄師が紅白出場!突然の発表にSNSは大興奮

若者から絶大な支持を得る米津玄師さん。

にも拘わらず、テレビ出演はほとんどなかったため、実態は謎のヴェールに包まれていました。

その米津さんが突然の紅白出演発表!なんと、クリスマスが終わった朝四時に早朝での告知。

もちろん、SNSは大盛り上がりです。平成最後の紅白で、米津さんが観られるのは嬉しすぎるサプライズです!

https://twitter.com/yonemin_Alice/status/1077658476011126784

https://twitter.com/oniyome_tiger/status/1077658593040580609

https://twitter.com/mucci028409541/status/1077660820773859328

「紅白に出演するのはびっくり!」との声多数ですが、生で歌っている姿が見られるとあって、ファンの多くは大喜び。

平成最後の紅白は、ますます忘れられないものになりそうです。

なぜ紅白出演?そこには「Lemon」の成り立ちが関係していた

ヒット曲をいくつも発表しながら、これまでほとんどテレビに出ることのなかった米津さん。

その米津さんが、どうして紅白出場を決めたのでしょうか。

報道では、今回の出演には「Lemon」の歌詞に大きく関わる祖父の存在があると発表されています。

石原さとみさん出演のドラマ「アンナチュラル」の主題歌となった「Lemon」。

この「Lemon」には、2017年末に亡くなった祖父への思いが込められていると、米津さん自身が語っていました。

夢ならば どれほど よかったでしょう

いまだに あなたのことを夢に見る

こんなにシンプルな言葉なのに、「Lemon」からは底のない悲しみやるせなさが漂います。

「アイネクライネ」の歌詞の様に、人の死や終わりを紡ぐことが多い米津さん。

その米津さんが「祖父の死」に直面したときに、もう一度「死」について深く悩んで生み出したのが「Lemon」という楽曲でした。

(オリコンニュース:米津玄師の歌詞への思い、祖父の死乗り越え「果たして正しかったのかどうか」より)

歌詞は解りやすくシンプルに「人の死の悲しさ」を描いているものの、それが聴く人に「本当に悲しいときはシンプルな言葉しか出てこない」という臨場感と共感を与え、曲は大ヒットしました。悲しい曲なのに、どこか人の心を柔らかくする優しい曲です。

https://twitter.com/oricon/status/1077828861453312000

祖父の死から生まれたと言っても過言ではない「Lemon」を、自身の故郷であり祖父が暮らした地である徳島で歌うこと。

そこには、やはりとってもシンプルな米津さんの思いを感じます。

米津さんのおじいさまの世代なら、「紅白」という舞台はより特別なものだと認識されていたのではないでしょうか。

その紅白の放送の中で、おじいさまが眠る徳島で「Lemon」を歌うということが、どれだけの思いなのかと考えます。

31日の紅白当日には、きっとおじいさまがどこかで米津さんを見守り、誰よりも熱い拍手をしてくれるに違いありません。

米津さん自身が紅白出演への思いをコメント

メディアが第一報を報じたのち、米津さん自身が紅白出場への思いをSNSでコメントしました。

https://twitter.com/hachi_08/status/1077824069649612800

米津さんが紡ぐ優しい世界と、おじいさまへの思いを届けるその姿を、紅白の日に目撃して見ませんか。

米津玄師さんの紅白出演時間・順番は?

米津さんの紅白出演時間・順番はまだ発表されていません。

が、紅白の放送が近くなれば発表されるはずです。

発表され次第、追記をします。

2018年末にはザ・ウィークエンド日本公演の前座に登場

「マイケル・ジャクソンの再来」と言われ、アメリカでは知らない人がいないほど有名なザ・ウィークエンド。

ハディット姉妹の妹ベラ・ハディットとの交際でも有名な彼が、2018年の末にとうとう日本に来日し、幕張メッセでソロコンサートを行いました。

そのウィークエンドのライブで、前座として登場したのが米津玄師さんです。

これはとんでもない快挙。

全米一位の記録を持ち、グラミー賞も受賞したウィークエンドのステージに立つということは、それだけ人気と才能を認められているからにほかなりません。米津さんがアップした2ショットは、豪華すぎて体が震えるほど。

この日ライブに訪れた観客の方は、米津さんとウィークエンドの2つのステージを見たことになり、羨ましいことこの上ありません。

平成が生んだ稀代のアーティスト・米津玄師の世界

楽曲発表デビューはニコニコ動画

米津玄師の存在を世に広めたのは「Lemon」という楽曲ですが、彼はネット上でずっと前から有名な存在でした。

と言うのも、デビュー前に「ニコニコ動画」で楽曲投稿をしていたためです。

米津さんは「ハチ」という名前で、初音ミクを用いたオリジナル楽曲を投稿し、そこですでに有名な存在でした。

この時代に「マトリョシカ」「パンダヒーロー」などの楽曲がすでに誕生しており、ミリオンを超える再生回数も記録。人気の投稿者として、すでに才能を開花させていたのです。

「米津玄師ブレイク」の片鱗は、この時にもう始まっていたと言っていいでしょう。

今でも米津さんは、自身のSNSアカウントに「ハチ」という名前を入れています。

平成産まれながら昭和にも通じる歌詞の精巧さ

米津さんの楽曲がこれだけ人に支持されるのは「誰もが感じている漠然とした何か」を言葉にしているからです。

「アイネクライネ」の冒頭の歌詞に、それがよく現れています。

あたし あなたに会えて本当に嬉しいのに

当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ

今痛いくらい幸せな思い出が

いつか来るお別れを育てていく

人を愛せば愛するほど、幸せであれば幸せであるほど、やがて訪れる歌詞が辛いものになる。

誰もが心の中で思っている不安・怖さ・怯えを、米津さんは誰にでもわかるシンプルな言葉で紡ぎ、歌い上げます。

とても悲しい現実なのに、米津さんの声の温かさ・柔らかさが穏やかに耳に届けてくれ、安らぎさえ覚えるほど。

平成の楽曲は「昭和に比べて歌詞に重みがない」と評されることもありますが、その昭和世代にも通じる歌詞の精巧さが、彼の楽曲にはあります。

聴いていると、なぜかふと涙が出てしまう…そんな米津玄師の世界を、紅白で目撃してみませんか?

今年の紅白は見逃し配信もアリ!31日に観られない人はU-NEXTで米津さんに会いましょう

米津さんがテレビに出演するのも、生で歌うのもこの紅白が初めて。

それだけに見逃せない今年の紅白ですが、31日の大晦日は何かとバタバタしてゆっくりできませんよね。

そんなあなたに朗報!今年の紅白は、「U-NEXT」「NHKオンデマンド」にて期間限定配信が決定しています。

U-NEXTの紅白2018配信は、以下の通り。

★前半:1月1日 10:00~

★後半 1月1日 12:00~

それぞれ1月15日までの期間限定配信です!お見逃しなく!!