2019年4月5日放送のスッキリ(日テレ系毎週月~金あさ8時から放送)にて2019年度のKINDAI GIRLSのオーディションの様子が公開されました。
毎年派手なパフォーマンスで注目される近畿大学の入学式。
このためだけに結成されるKINDAI GIRLSのオーディションの様子とつんく♂がなぜプロデュースすることになったのかをまとめました。
目次
近大ガールズとは?

KINDAI GIRLSとは、大阪府にある近畿大学の入学式パフォーマンスユニットのことです。
近畿大学に通う女子大生が学部や学年関係なく選ばれ、入学式で毎年オリジナルの新曲を披露します。
アイドル顔負けのミュージックビデオや衣装も作られており、そのプロデュースはつんく♂が行っています。
つんく♂がオーディションを引き受けることになった訳

つんく♂が近畿大学の入学式をプロデュースしたのは2014年からです。
入学者のうち3分の1以上が第一志望ではない新入生の為に、大学側が前向きになれるような入学式にしたいと以前から考えていました。
そこで、卒業生でもあるつんく♂に入学式のプロデュースを依頼しました。
当時喉頭がんであることを公表し、闘病生活を送っていたつんく♂は依頼を断りました。
ちょうどハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを退任していたということもあり、絶望的な時期だったそうです。
つんく♂というタレントに来て欲しいという意味のプロデュースなら厳しいかもしれないと伝えたところ、
「そういう事ではなく私たちは本当に近大を変えたいんです。つんく♂さんに今までにない画期的な入学式を作ってもらえるなら来る来ないに関係なくお願いしたいんです」
と大学側から返事があり、自身の企画力に対してのオファーだと感じて引き受けることにしました。
翌年、声帯を切除して初めてとなる公の場としてつんく♂は近大の入学式を選びました。
そこで声を失ったことを発表し、前向きに力強く生きていくという事を新入生のエールとともに送りました。
声を失い、ハロー!プロジェクトの総合プロデューサーとしての立場も失ったつんく♂の希望となり、仕事への意欲をかき立ててくれたのが母校の近畿大学だったのです。
新メンバーは誰に?2019年のオーディション内容とは?

現在在学中のメンバーは19人、そこに新入生がオーディションを受けて加入することになりました。
選ばれたメンバーは自分たちの入学式の舞台でパフォーマンスをすることになります。
オーディションは書類選考の後、歌唱力審査とダンス審査が行われます。
どちらも課題曲は2016年の曲「青春×青春」です。
歌唱力審査とダンス審査はすべて録画され、ハワイにいるつんく♂が日本のスタッフとオンラインで審査を行います。
2019年度には書類選考でまず7人に絞られました。
つんく♂がまず審査するのは「輪郭」と「歯並び」です。
小顔に見せるための努力などよりも、その子の元を知りたいと考えてのことです。
オーディションメンバーはまず前髪を上げて輪郭を出し、歯並びを見せてから次の審査に移ります。

2人のメンバーのオーディションに注目
今回番組が注目したのは2人の新入生です。
1人は農学部に進学予定の小川あゆなさん。
彼女はこのオーディションについて「わたしもできる」と感じたので参加したそうです。
これまで歌やダンスの経験はありませんが、みなぎる自信だけは誰にも負けません。
実際のオーディションでは初心者には難易度の高いダンスも見事に踊り切り、つんく♂からは「なかなかセンスいいねぇ、ここまでの一番かも」とお墨付きを貰いました。

2人目は文芸学部に入学予定の山口愛華さん。
舞台役者志望という彼女は高校時代は演劇部に所属し、ダンスにも自信がありました。
しかし!歌唱力審査では歌詞をど忘れし、最終的には歌詞カードを貰って歌う結果に。
ダンス審査でも覚えた振付が頭から飛んでしまい、全く別のオリジナルダンスで乗り切りました。
これにはつんく♂も大爆笑!「なかなか癖が強いね」と評価されました。

メンバーの顔画像や名前は?新メンバーもご紹介!
今回オーディションで選ばれたのは5人の新入生です。
小川あゆなさん、山口愛華さんも見事合格を勝ち取りました!
2019年度のKINDAI GIRLSは在校生も併せて総勢24人に決定しました。






完結編は4月12日放送!
次回の放送は2019年4月12日(金)あさ9時ごろに放送予定です。
ダンスレッスンが本格的に始まり、全くついていけない新メンバーは焦りと悔しさで涙を流します。
そして迎えた入学式本番、彼女たちの舞台裏に密着です。
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