『鬼滅の刃』最新話184話のネタバレと感想!戦いは遂に地上へ!柱を守り鬼殺隊隊員が惨殺される中、炭治郎に異変が

2019年11月25日(月)に発売した週刊少年ジャンプ52号の『鬼滅の刃』の最新話184話「戦線離脱」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『鬼滅の刃』183話のネタバレと感想はこちら

『鬼滅の刃』第184話「戦線離脱」のネタバレ

地上へと脱出した炭治郎たち 夜明けまで1時間半

愈史郎の協力もあり、「無限城」から、無惨と共に地上へ脱出する事に成功した炭治郎たち。

しかし、数多の瓦礫の中に倒れる、炭治郎が見た、その場所は、本来輝利哉たちが想定していた場所とは違う市街地の只中でした。

それでも、無惨を地上へ叩き出せただけでも重畳、と考える輝利哉。

「夜明けまでの時間は!?」

「あと…」

「一時間半です……!」

しかし、妹に時間を確認した輝利哉は、無惨を相手取るには長すぎる、その残り時間を聞き、絶句の表情を浮かべます。

一方、その残り時間の報を、烏を通じて確認した炭治郎。瓦礫の中から起き上がった炭治郎は、仲間の「柱」たち、そして無惨の姿を探します。

すると、その時。炭治郎の近くに堆積していた、瓦礫の山が、破片を撒き散らしながら破裂。その中から、怒りに感情を滾らせる、鬼舞辻無惨が、姿を現しました。

「ほう」

「夜明けまで私をこの場に」

「留めるつもりか」

やれるものならやってみろ、と叫びながら、攻撃を再開させる無惨。

10本弱にまで数を増やした触手の刃が、周囲に集っていた「柱」たちに襲いかかります。

しかし、冨岡・伊黒・甘露寺の3人の「柱」は、触手の隙間を縫い、無惨へと同時に接近。それぞれの呼吸の剣技を用い、無惨へと刀を振るいます。

(肉に刃が入る!)

(頸を斬っても死なないが)

(攻撃は有効、体をバラバラにして…)

(少しでも弱体化させれば…)

そう考えながら、無惨の頸に刀を振るう伊黒。

しかし、伊黒のみならず、3人の振るった刀は、まるで無惨の体をすり抜けるようにして、その体にダメージを与える事すら叶いませんでした。

無惨の驚異の再生力 そして柱の窮地を救い倒れる数多の隊員たち

「えっ!? えっ!?」

「あれっ?」

「斬ったのに斬れてない!?」

(違う斬った確実に!)

(ただこの化物が)

(斬られた瞬間から再生している!)

刃を通す先から回復する、無惨の脅威の再生能力に、戸惑いを覚える甘露寺と驚愕する冨岡。

頸を斬っても死なないどころか、再生が速すぎて、体の切断自体が困難な現状に、伊黒もまた焦りを覚えます。

そして、そのようにして隙を見せる事になった、「柱」3人に向け、触手を振るう無惨。

(まずい間合いが近すぎる!)

「柱」3人を、同時に殺すに足る、その攻撃。冨岡・伊黒・甘露寺は、未だかつてない絶体絶命の危機に曝されます。

しかし、その時。無惨と「柱」たち3人の間に割って入り、その危機を救った者たちがいました。

それは、「柱」よりも下の階級の、十数名にも及ぶ、一般隊員たち。

一般隊員たちは、無惨の攻撃に曝され、体を切断されながらも、階級の高い剣士の盾となり、その窮地を救ったのでした。

「行け────! 進め────!」

「前に出ろ!」

「柱を守る肉の壁になれ」

「少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ!」

その言葉と共に斬られていく隊員たちを見て、絶句する冨岡たち。

炭治郎の前にも、同じように隊員が駆けつけ、体を張って炭治郎の命を救ってくれました。

「今までどれだけ柱に救われた!」

「柱がいなけりゃとっくの昔に死んでたんだ」

「臆するな戦え──っ!」

そう言って、無惨へと向かっていく隊員たち。涙を流しながら静止する、甘露寺の言葉も聞かず隊員たちは、次々と無惨に殺されて行きます。

体に異変が起きる炭治郎 そして無惨は無慈悲な現実を告げる

そして、一方の炭治郎もまた、それに追随するように、無惨へと斬り掛かろうとしていました。

(皆に続け…! 遅れるな)

(全員でかかれば何とか…!)

しかし、その時。炭治郎の視界が、突如として激しく歪み、炭治郎は、その場に倒れ込み、口からおびただしい量の喀血を漏らしました。

「グッ」

「ウウウッ」

「ぐあああっ…!」

どうした事か、その場で、血を吐きながら苦しみ始める炭治郎。

一方の無惨は、「柱」たちと鬼殺隊隊員たちと、戦いながら、言葉を溢していました。

「即死できた者は幸運だ」

「即死ができなくとも」

「私に傷をつけられた者は終わる」

「あれを見るがいい」

そう言って、無惨が視線で示した先に、目を向ける冨岡たち。

その先にあったもの。それは、先程無惨に傷付けられた右目を、「鬼」の細胞に覆われ、残った左目を見開いて、その場に仰臥する炭治郎の姿でした。

冨岡はそれを見て、絶望の表情を浮かべます。

「私は攻撃に私自身の血を混ぜる」

「鬼にはしない」

「大量の血だ」

「猛毒と同じ、細胞を破壊して死に至らしめる」

無惨は、まるで語り聞かせるようにして、炭治郎の置かれた現状を説明。

「竈門炭治郎は死んだ」

苦悶の表情を浮かべたまま、ピクリとも動かない炭治郎。それを見ながら、無惨は、淡々とその事実を告げました。

『鬼滅の刃』第184話を読んだ感想と考察

遂に鬼舞辻無惨を地上へ叩き出し、後は夜明けを待つだけとなった戦況。

しかし、炭治郎たちが排出された場所は市街地で、更に、夜明けまで残り「1時間半」という、絶望的に長い時間が示されました。

そして、「柱」以外の隊士たちも、無惨への攻撃に参加する中、炭治郎の体に現れた異変。「攻撃に混ぜられた無惨の血」によって、炭治郎は、血を吐いてその場に卒倒してしまいました。

いや無惨強いですね。先週までは、「言っても柱3人だし悲鳴嶼と不死川も残ってるしどうにかなりそう」くらいに思っていたんですが、柱たちの攻撃を、文字通り無傷でいなしてしまう無惨は、流石ラスボスという風格を示してくれました。

しかしこれを見て思ったのは、無惨がこれだけの強さと再生能力がある、という事は、「逃げ」に徹すれば、かなり余裕で逃げおおせるのでは? という事。

流石に、「鬼殺隊の殲滅」を宣言した手前ですので、そのような展開は、なさそうではありますが……ここから先、悲鳴嶼や不死川が合流するとなれば、全くない話ではなさそうですので、その辺りの方策も必要になってきそうです。

そして、炭治郎。無惨の血を注がれ、死んでしまいました。いえ、「死んだ」というのは、無惨曰く、ですので、流石に主人公死亡、というのはあり得なさそうだと思いたい所。

しかし、最近の展開を見ると、戦い後の「再起不能」くらいは、余裕でありそうです。そして、ここで気になるのは、だとすれば炭治郎は、どうやって復活するのか? という事。

「鬼になって復活」あたりも、いかにもありそうではありますが、以前、黒死牟が獪岳の前で言っていた、「鬼にならない体質の者」というセリフも、気にかかる所です。

他、日の呼吸やヒノカミ神楽、「禰豆子がどうして普通の鬼と違うのか?」という疑問など、炭治郎と竈門家には、色々と謎がありますので、その辺りも関係してきそうです。

このように、「夜明けまで残り1時間半」と、明確な勝利条件が提示され、そこに向けた戦いを始めるに至った今回。

玄弥や時透、しのぶなど、名有りのキャラクターが次々死んでいく、展開の容赦なさが話題になる本作ですが、今回もまた、数多の隊員がその命を散らす容赦のない展開が繰り広げられました。

そして、まさかの「主人公死亡」という、更に追い討ちをかけるようなストーリーには、毎度の事ながら度肝を抜かされます。

とは言え、流石に主人公ですので、復活からのパワーアップイベントの前振りなのでは? と、期待したい所。

もしもそうなれば、本作最大の謎である、「ヒノカミ神楽」や「竈門家」という部分にも、スポットが当てられる事になりそうですので、ますます次号が楽しみになる展開となりました。

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