『鬼滅の刃』最新話183話のネタバレと感想!鳴女の能力を奪った愈史郎、舞台はついに地上へ!

2019年11月18日(月)に発売した週刊少年ジャンプ51号の『鬼滅の刃』の最新話183話「鬩ぎ合い」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『鬼滅の刃』182話のネタバレと感想はこちら

『鬼滅の刃』第183話「鬩ぎ合い」のネタバレ

激しい変化を繰り返す無限城 一方無惨は鳴女の再支配を試みる

自らの血鬼術によって、鳴女の能力を掌握する事に、成功した愈史郎(ゆしろう)。

その操作により、無限城の構造が矢継ぎ早に変化する中、甘露寺は、移動時の圧に圧倒されながらも、無惨への攻撃の隙を、窺っていました。

(こわぁぁ──っ! ホント怖いあの人今まで私が見たどの鬼より怖いわ!)

無惨の姿を見て、萎縮してしまう甘露寺。

愈史郎の協力により、死んだふりをして無惨を急襲する作戦が、乱入によって崩されてしまった事を、甘露寺は心の中で詫びます。

(いいかよく聞け)

(俺は鬼だが味方だ)

(馬鹿じゃないなら今すぐ理解して協力しろ)

鳴女との戦闘中、そう言って甘露寺たちに協力を申し出て来た愈史郎。

鳴女の視界を奪い、更には、無惨の支配を外す事すらをも画策し、その結果として愈史郎は、無惨を騙す事に成功していたのです。

しかし、鳴女の能力を愈史郎が掌握してなお、無限城は、甘露寺たちを邪魔するような激しい構造変化を止めません。

(なんだか城がめちゃめちゃに動いてるわ!)

(鬩ぎ合い…!)

(無惨と愈史郎くんが戦ってるんだわ!)

その事を悟り、愈史郎のため無惨へと攻撃を加えようとする甘露寺。

しかし、あまりにも激しい城の変化に、甘露寺はいっぱいいっぱいになってしまいます。そして、炭治郎もまた、城の変化に翻弄され続けながら抗いの策を探っていく一方。

無惨は、鳴女の視界を乗っ取った者の存在を感じ取っていました。

(目視はできないが鳴女の傍に誰かいる)

(珠世の鬼だな いい度胸だ殺してやる)

そう考え、鳴女を通じて愈史郎へと攻撃を仕掛け始める無惨。

外れかけていた鳴女の支配を掌握し直し、更に無惨は、鳴女に触れている愈史郎の細胞まで吸収し始めます。

「あああああ!」

「邪魔だ! 消えろ!」

必死に鬩ぎ合いと続ける愈史郎と無惨。しかしその時、無惨のもとに、「柱」2人による不意を突いた攻撃が届きました。

水の呼吸・肆ノ型「打ち潮」

蛇の呼吸・壱の型「委蛇(いだ)斬り」

冨岡と伊黒、2人の激しい攻撃を受け、さしもの無惨も、それを鬱陶しく感じます。

無惨を地上へと出そうとする愈史郎 鳴女を殺す事で抗う無惨

そしてそれに伴い、鳴女の支配を取り戻さんとしていた愈史郎への攻撃もにわかに緩和。

愈史郎は、鳴女の支配を再び手中に収め、無限城の支配権を取り戻そうとしました。

しかし、その時。足元に開けられた大穴に落ちようとする無惨が、右手を握り込むと同時。

愈史郎の目の前で、鳴女の頭が血を撒き散らして弾けてしまいました。

(もう殺しにかかってきた!)

(まずい! 城が崩壊する!)

愈史郎の行動に危機感を感じ、鳴女を殺してしまう事で、無限城の崩壊を画策してきた無惨。

愈史郎は、鳴女の細胞が完全に死滅する前に、無惨と鬼殺隊たちを外へと脱出させるべく血鬼術の操作を続けます。

しかし、その思いは上手く行かず、炭治郎たちは、またどことも知れぬ空間に放り出されます。

そしてそこにあったのは、おびただしい数の、鬼殺隊の仲間たちの亡骸。それを見た炭治郎が、その無念を悼む間にも、無惨は縦横無尽の攻撃を繰り出し続けます。

軋む無限城 そして一行はついに地上へと叩き出される

そうする内、ついに無限城そのものが、激しい音を出しながら、軋み始めました。

(この軋み方! 城が崩壊する)

(外に出られないと無惨意外全員死ぬ!)

そう、危機感を感じる伊黒。そして、その隙を突くようにして、無惨の攻撃が甘露寺に集中します。

しかし、炭治郎が咄嗟に投げた、仲間の日輪刀の残骸が、無惨の頭部を貫通。甘露寺はすんでのところで事なきを得ます。

(忌々しい餓鬼め…!)

無惨が、攻撃を放った炭治郎を、忌々しそうに睨み付けると同時。

せり上がった無限城の床が、天井を激しく貫き一行の戦いの舞台は、ついに地上へと移って行きました。

『鬼滅の刃』第183話を読んだ感想と考察

愈史郎が鳴女の支配を無惨から奪い、無限城の掌握を試みる中。

無惨の元へと辿り着いた、鬼殺隊の「柱」たちと炭治郎は、激しく動き回る無限城に翻弄されていました。

しかし、冨岡や伊黒、甘露寺たちの攻撃によって、鳴女の血鬼術の支配権は、徐々に愈史郎の元へ。

無惨は鳴女を殺す事で、無限城の崩壊を画策しますが、炭治郎の攻撃を機として一行は、遂に地上へと吐き出されるに至りました。

続く最終決戦の中、愈史郎の協力によって、無惨の元へと辿り着いた甘露寺と伊黒。

甘露寺と伊黒の2人は、「鬼」である愈史郎の協力をよくぞ了承したものだ、と疑問に思っていましたが、何だかギャグ混じりに普通に説得されていました。

しかし可哀想なのは、「上弦の肆」の称号まで与えられ、無惨に重宝されていた鬼・鳴女。

特にセリフもなく愈史郎に意識を乗っ取られ、鬩ぎ合いに巻き込まれたあげく、スナック感覚で無惨に殺されてしまいました。

このままでは本当に鳴女が単なる「舞台装置」のままで終わりそうなので、来週以降、あるいはコミックスで何か補完があればいいのですが……。

そして、先々週までとは打って変わって、余裕を失って戦う鬼の首魁・無惨。

やはり強い事は強いのですが、ここまで複数の「柱」に囲まれた現状では、その強さも見劣りせざるを得ません。

もっとも、簡単に「柱」たちがやられてしまっても、それはそれ柱たち側の「格」の問題になりますので、その辺りは難しいところ。

「無惨を無限城の外へ出す」という、最大のミッションが果たされ、鳴女も(多分)死んだ今、もしも無惨に切り札が残っていれば、それを切りそうなのはこのタイミングとなりそうです。

もしも「切り札」があるとすれば、悲鳴嶼・不死川辺りが、その噛ませになってしまうような展開も、ありそうなところが怖いところです。

このように、無惨に対し、決定的な反撃を始めるに至った、鬼殺隊の面々と愈史郎。

「無限城」という、無惨最大のアドバンテージが失われた今、やはり怖いのは、無惨が繰り出してくるであろう反撃の一手です。

ここから先、無惨を倒すために必要なのは、朝日が昇るまでの時間稼ぎ。果たして日昇まで、どのくらいの時間が残されているのかは解りません。

しかし、やはりラスボス戦ですので、今号ずっとされるがままになっていた、無惨の今後の動向が、気にかかるところです。

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