『鬼滅の刃』最新話169話のネタバレと感想!悲鳴嶋VS黒死牟!鬼殺隊最強剣士の実力とは!?

2019年8月5日に発売した週刊少年ジャンプ36号の『鬼滅の刃』の最新話169話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『鬼滅の刃』168話のネタバレと感想はこちら

『鬼滅の刃』第169話「地鳴る」のネタバレ

黒死牟と対峙する悲鳴嶋

不死川の窮地を救い、黒死牟の前へと立ちはだかった悲鳴嶋。

「不死川」

「腹の傷は今すぐ縫え」

「その間は私が引き受ける」

不死川はその言葉に、素直に応じます。

それを見届けると悲鳴嶋は、斧と鉄球が鎖で繋がれた異形の日輪刀を構え、その鉄球部分を右手で振り回し始めました。

それに対峙する黒死牟は、そんな悲鳴嶋の体を見て、賞賛の言葉を思います。

(素晴らしい…)

(極限まで練り上げられた肉体の完成形…)

無言のまま、まるで気を高めていくかのように、鉄球を振り回し続ける悲鳴嶋。

さしもの黒死牟も、それに尋常ではない威圧を感じる中、遂に悲鳴嶋の鉄球が投じられました。

岩の呼吸の技 鬼殺隊最強の実力

鉄球を紙一重でかわした黒死牟は、即座に月の呼吸で反撃を入れようとします。

しかし、そんな黒死牟の側面から迫ったのは、悲鳴嶋の左手から投擲された手斧でした。

鎖で繋がれているとは言え、鉄球、そして手斧という武器を両方ともに手放した悲鳴嶋。

そんな様子に隙を見たのか、黒死牟は、手斧を回避した上で、再度反撃を試みます。

しかし、次の瞬間に悲鳴嶋は、手元に残った鎖を踏みつけにし、岩の呼吸・弐ノ型「天面砕き」を発動。軌道を変えた鉄球が、技を出そうとしていた黒死牟を、頭上から襲います。

それを難なく避ける黒死牟。ですが、悲鳴嶋の追撃はまだ続きます。

今度は、悲鳴嶋の手繰る鎖が、黒死牟の首へと蛇のように巻きつきました。黒死牟はそれに己の刀身を噛ませ、鎖を切断しようと試みます。

(この鎖は斬れぬ!)

しかし、黒死牟は、瞬間の判断で鎖の特性を察知。

咄嗟に身を屈め、後ろ髪を鎖に食わせながらも、間一髪で悲鳴嶋の攻撃を回避します。

(これ程太陽光を吸い込んだ鉄は)

(刀匠の技術が最盛期たる戦国の世にも発見されていなかった)

悲鳴嶋の操る武器に、己の肉から作られた刀では太刀打ちが出来ない、と悟る黒死牟。

即座に黒死牟は、間合いの内側に入れば良いだけ、として、悲鳴嶋へと接近。剣技でもって、悲鳴嶋へと攻撃を加えて行きます。

しかし悲鳴嶋は、それを身軽な動きで回避。黒死牟の頭上へと跳んだ悲鳴嶋が、再度手斧を投擲すると、その刃が黒死牟の着物の表面を切り裂きました。

(この武器を手足の如く扱える筋力 あの重量の図体で)

(これ程の身軽さ俊敏さ)

(俄かには信じ難し)

そう悲鳴嶋を評した黒死牟。今度はその刀に、悲鳴嶋の鎖が絡みつき、刀身を半ばからへし折ります。

しかし、反撃を加えんとする黒死牟は、折れた刀のまま技を敢行。

月の呼吸・弐ノ型「朱華ノ弄月(しゅかのろうげつ)」と、岩の呼吸・肆ノ型「流紋岩・速征(りゅうもんがん・そくせい)」がぶつかり合い、悲鳴嶋の顔に一直線の傷が刻まれました。

傷を受ける悲鳴嶋 その両腕に浮かんだものは……?

「折られた所で…」

「すぐに再生するのだ…」

「攻撃は…無意味…」

その黒死牟の言葉通り、先ほど折ったはずの刀は、既に元どおりに直っていました。

傷を受け、息を切らせて黒死牟へと睨みを利かせる悲鳴嶋。

「これは…無惨の時まで温存しておきたかったが」

そう言って悲鳴嶋は、日輪刀を持った両腕を、体の前で構えます。

「ここで負けては元の木阿弥」

「今使うも止む無し!」

そう言った悲鳴嶋の両腕には、炭治郎や時透、甘露寺、冨岡に浮いたものと同じ、身体能力を極限まで高める「痣」が、浮かび上がっていました。

『鬼滅の刃』第169話を読んだ感想と考察

遂にヴェールを脱いだ「岩柱」悲鳴嶋行冥の戦い。

正確には以前、産屋敷邸で無惨に向けて放たれていましたが、本格的な戦闘シーンは、これが初めてのものとなりました。

と、いうか。その無惨の時にも「岩の呼吸」は使っていたので予想はしていましたが、悲鳴嶋の鉄球と手斧。

本当に日輪刀だったんですね。まあ、日輪刀が鬼を殺せるのは、「太陽の光を含んだ鋼で打ったから」との設定があったので、刀以外も作れるのは道理ですが……。

あの鉄球で頭を潰しても「頸斬った」判定になるんでしょうか? なるんだとすれば、その鋼を用いた銃弾、なんてのも作成可能なのかも知れません。

本作中における銃使いと言えば、不死川の弟・玄弥。もしかすると、そのあたりが今回の対黒死牟戦においての、決着の一助になる展開もあり得るのかも知れません。

そして、「痣」です。作中においては、炭治郎、時透、甘露寺、冨岡に発現し、上弦撃破の要因にもなってきた「痣」が、ついに悲鳴嶋にも発現しました。

しかも今までの剣士たちと違い、悲鳴嶋はこれを「自らの意思で」発現させています。加え、黒死牟はかつて痣を発現させて戦っていた「始まりの呼吸の剣士たち」とも、何かしら関係があると思われます。

なのでもしかしたら次回、痣、ひいては「始まりの呼吸の剣士たち」について、何かしらの謎が明かされるという事も、あるのではないでしょうか。次号を期待して待ちましょう。

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