川崎市登戸殺傷事件の被害にあった児童が通うカリタス学園とは?学校の対応や搬送先の病院についても

2019年5月28日午前7時45分ごろ、神奈川県川崎市登戸で痛ましい事件が起きてしまいました。

両手に刃物を持った男が、通学バスを待っていた小学生を襲い、18人が被害に遭い、うち13人が小学校低学年の児童で、6年生の女子児童が死亡が確認されました。

現場になった場所は多摩区になる私立カリタス小学校の通学バスの集合場所でした。

被害にあった児童たちの通う私立カリタス小学校はどんな学校なのでしょうか?事件に対する学校側の対応についてもまとめました。

川崎殺傷事件の現場になった場所は?

男が刃物を持って児童らに襲い掛かった場所は、東京と神奈川の境にある小田急電鉄登戸駅から西に200mほどの住宅街です。

人通りもあり、近くには公園やコンビニもありました。

カリタス小学校のスクールバスの停留所になっていることは近所の人も周知しており、学校からはおよそ1.3㎞の場所でした。

男が襲い掛かってきたのはスクールバスが停車し、児童が乗り込んでいる最中のことだったそうです。

カリタス小学校とはどんな学校?

住所:神奈川県川崎市多摩区中野島4丁目6番1号

児童数:648名

宗派:キリスト教カトリック系

系列校:カリタス幼稚園、カリタス女子中学校・高等学校、カリタス女子短期大学

学校ホームページ:私立カリタス小学校

カリタス小学校は幼稚園から短期大学までを持つ一貫教育校です。

幼稚園と小学校は男女共学、中学校から短期大学までは女子校になっています。

川崎市内唯一のカトリック校として人気があり、小学校ではフランス語教育にも力を注いでいます。

また、中学からは女子校になってしまうということで小学4年生以上の男子は卒業生との交流会を行ったり、中学進学に向けての指導も手厚く行っています。

事件があった5月28日は、26日(土)に行われた運動会を終え振替休日後の初登校日でした。

カリタス小学校の事件についての対応

事件当日、既に登校した児童は次々に保護者に引き取られ下校していきました。

28日は幼稚園、小学校ともに休校となり、中学校と高校は午前中のみの授業で休校という対応をとりました。

また、28日17時から保護者の説明会を行い、報道向けの記者会見はそのあとの午後18時から行う予定だそうです。

会見の様子についてはわかり次第追記します。

被害にあった児童の様子は?

児童が搬送されたのは川崎市内の4つの病院です。

聖マリアンナ医科大学病院

新百合ヶ丘総合病院

川崎市立多摩病院

日本医科大学武蔵小杉病院

聖マリアンナ医科大学病院には容疑者の男性と40代の女性、女子児童が3人。

容疑者以外は搬送時には言葉を交わすことができる状態だったそうですが、頸部の傷が目立ち、頭部に損傷を負った児童もいるそうです。

新百合ヶ丘総合病院に運ばれたのは女子児童5人。

川崎市立多摩病院には高学年の女子児童を含む5人。

日本医科大学武蔵小杉病院には4人が搬送され、12歳の女子児童と39歳の男性は首の辺りに刺し傷があり、死亡が確認されました。

現場には血まみれのランドセルが転がり、腰を抜かして倒れこむ児童の姿や泣き叫ぶ声や悲鳴が辺り一面に響いていたそうです。

追記 カリタス小学校の会見

28日18時頃にカリタス小学校の理事長、校長、教頭の3名が報道各社に向けて会見を行いました。

その中でも教頭先生が事故現場に居合わせていたそうで、警察の通報も教頭先生自らで行ったそうです。

当時の詳しい状況について語ってくれました。

私は毎朝、子供達をスクールバス停で学校に送っています。今日の朝も同じでした。

5番目のバスを学校に送り、次の6番バスがバス停に到着したその時、私は子供達の先頭の位置におりまして、そこから6人目の児童をバスに乗せたその時ですけれども、列の後方の方で子供達の叫び声が聞こえてきました。

私の位置からは見えないので、状況がわかるように一度車道の方に出て列の後方に移動しました。

その時、私の目に、犯人が両手に長い包丁らしき物を持って、無言で児童に刃物を振りながら、スクールバスの乗り場の方に走っていく姿を確認し、私はすぐその犯人のあとを追いかけていくようにした時に、そこから先の児童には被害を加えずに、走っていくところを、本校のスクールバスの運転手がバスから降りてきて、犯人のあとを追いました。

私はその姿を見届けて、犯人よりも子供達の方に行こうと思って携帯電話で110番をしながら、子供達の様子、被害の様子を確認しながら列の後方に向かって行きました。

それが7時45分・パトカーに現場の説明をしました。

そして7時51分に学校の方に同じく携帯で一方を入れました。

連絡が取れたので次に私は、怪我をしている児童のところで、泣いている子どもと怪我をしている子がいましたので、元気な子をスクールバスに乗せようと、元気な子はついてきなさいと言いました。

怪我をしている子は動かさない方がいいと思い、歩ける子、怪我をしていない子を20人ほど、それでまだ後方の方に倒れている子がいたので、次はそっちの児童がどういう状況かを確認しに行きました。

コンビニが近くにあり、そちらの方に逃げている子供達もいましたので、コンビニに向かっていると、複数の児童が逃げておりました。

奥の方に怪我をしている児童がおり、それ以外に、その3倍くらいの児童がコンビニに逃げておりました。

コンビニの中と路上とスクールバスの手前のけがをしている子供達を見ながら、一番重症かなと思った児童のところにそのままいて、救急車、救急隊、警察の到着を待ちました。

私の対応と子供達の様子は以上です。

幼・中・高の職員も併せて学園全体で小学校のフォローをしていく

事故が発生してすぐ、小学校の教員が9名、幼・中・高の職員も駆け付けてまだ駅にいる児童や病院に搬送される児童に付き添ったそうです。

今後のカリタス学園の対応ですが、学園全体で子供や保護者のフォローをしていく体制をとっていくと説明がありました。

小学校のスクールカウンセラーや学校医はもちろん、中高校のカウンセラーも導入し、神奈川県の学校支援チーム、川崎市からは精神保健センター、心理学の研究員の力も借りてメンタルケアにあたっていくそうです。

また、5月31日まで幼稚園と小学校は休校し、中高校は明日まで休校、死亡者のでてしまった6年生の宿泊行事は中止にすると発表しました。

多くの大人がいる中で起きた事件

ちょうどこの日は低学年児童に保護者が付き添う日で、引率の教師もいる日だったそうです。

多くの大人の目もある中で起こったとても痛ましい事件ですが、犯人は死亡してしまい、詳しい動機などについて判明するのか不安が残ります。

なぜこんな事件が起きなければいけなかったのでしょうか。

幼い児童が多く巻き込まれた事件なだけに、児童らの今後のケアについても心配が募ります。

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