ロイヤルリムジン社長・金子健作の経歴やプロフィール!タクシー乗務員全員解雇のその後は?

コロナウイルス関連のニュースでは、売り上げ減に対してさまざまな取り組みで対応する企業の戦略も注目されています。

特に話題を集めた企業の1つが、タクシー会社のロイヤルリムジンです。

この会社では600人ほどいたドライバーを、一斉に全員解雇するという形をとりました。

従業員の生活を守るため、早く失業保険の給付を受けられるための手段ということで、この決断には賛否両論出ています。

この600人一斉解雇が話題となったロイヤルリムジン・金子健作社長について紹介します。

タクシー乗務員600人全員解雇の決断をしたロイヤルリムジンが話題に

コロナウイルスの影響で売り上げが落ち、タクシー会社「ロイヤルリムジン」では、ドライバー600人の一斉解雇に踏み切りました。

金子健作社長によると、従業員の雇用を守るには、雇用の継続よりも失業保険の給付のほうがよいと判断したということです。

確かに、会社都合での退職であれば、待機期間なしで失業保険が給付され、保険の額も売上が激減する前の給料がベースとなります。

この決断は全国ニュースとなり、社員を第一に考えた「英断」と称える声も多く上がりました。

100人のドライバーが退職同意書にサインせず労使交渉

「英断」と称えられることも多かったロイヤルリムジン・金子健作社長のドライバー600人一斉解雇ですが、一方で批判の声も少なくありません。

問題点の1つは、コロナが収束したあとの「再雇用」を前提とした退職は、失業保険の不正受給にあたる可能性があるということです。

従業員も多くが退職を受け入れましたが、一部の従業員は解雇に反対し、会社と団体交渉を続けました。

団体交渉での会社の説明は、「一方的な解雇はできず、一斉解雇はしていない」というものです。

現在会社に残った100人の従業員としての立場を認め、労働基準法に基づき6割の休業補償を提示しています。

一方、従業員側は助成金を活用した10割の補償を要求、なかなか合意にたどり着くのは難しそうですね。

現在、ロイヤルリムジンはドライバー20名で5月半ばから事業を再開しています。

しかし、以前ほどの売上がすぐに戻ってくることは難しく、今後も難しい経営となるのは間違いありません。

金子社長は不動産事業のアイビーアイでもCEOを務める実業家

ロイヤルリムジンの金子社長は、1975年生まれで報道番組などでは45歳と紹介されています。

芸能人ではないので、誕生日などの詳しいプロフィールは公開されていません。

慶応大学を卒業後実業家となり、ロイヤルリムジン以外にも中古マンションのリノベーションなどを手掛ける「アイビーアイ」という会社でもCEOを務めています。

ロイヤルリムジンも、タクシー料金でハイヤーのサービスを提供するという業態で、タクシー業界に新風を巻き起こします。

実業家としてかなり力がある人物であることは間違いありません。

アイビーアイ・ロイヤルリムジンともに非上場企業であるため、金子社長の受け取っている役員報酬などは不明ですが、かなり稼いでいることも予想できますね。

ロイヤルリムジンも業績が上がっていたようで、2020年には大量の新車を購入、企業買収など数十億円の投資をし、勝負をかける年としていました。

そんな中でのコロナショックということで、好調だった事業が一転、苦境に立たされることとなります。

この難局を、これまで優れた経営手腕を発揮してきた金子社長はどのように打開していくのでしょうか。

カンブリア宮殿で金子社長とロイヤルリムジンが登場

2020年6月4日(木)夜1000分~放送されるカンプリア宮殿で、ロイヤルリムジンと金子社長が取り上げられることがわかりました。

「英断」「不正受給」さまざまな声が上がるロイヤルリムジンのドライバー一斉解雇について、番組ではどのような切り取り方をするのでしょうか。

現在の経営状況や今後の見通しなども、番組内で放送される可能性があるので、そちらにも注目したいですね。

画像出典:https://royal-limo.co.jp/

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