映画『カメラを止めるな!』フル動画を無料視聴する方法や配信サービス紹介!

カメラを止めるな!

『カメラを止めるな!』は、2017年11月に公開された、ゾンビドラマの撮影隊を描いたホラー・コメディ映画です。監督・俳優養成学校のENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾として、300万円という低予算と当時無名の俳優陣で製作されました。

初めは、都内で2館のみの劇場公開でしたが、口コミにより全国で上映されるというヒット作に。先日行われた日本アカデミー賞においても8部門で受賞されています。

2019年3月8日に金曜ロードSHOW!で地上波TV初登場として「カメラを止めるな!」が放送されました。

TVを見逃してしまった方、録画を忘れてしまった方のために、「カメラを止めるな!」の動画が見れる配信サービスを無料視聴できる方法を詳しくご紹介したいと思います。

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目次

『カメラを止めるな!』動画を無料視聴する方法とは?

2019年6月5日より『カメラを止めるな!』の動画を無料視聴する方法に、追加サービスが増えました!

映画が見れる動画配信サービスの中には、会員登録をすれば無料で視聴できるところもあります。

2019年6月5日現在、『カメラを止めるな!』を配信している動画配信サービスは以下のとおりとなります。

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※上記の情報は2019年6月5日時点での情報となります。

『カメラを止めるな!』はとても人気作品なので、複数の動画配信サービス(VOD)で配信されています。

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※2019年6月5日時点の情報になります。詳細は各配信サイトでご確認下さい。

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『カメラを止めるな!』はどんな映画?

カメラを止めるな!

『カメラを止めるな!』のフル動画を見る前に、もっと『カメ止め』を知りたい!という方に向けてあらすじや出演者についてご紹介します。

「カメラを止めるな!」あらすじ

とある廃墟でゾンビ映画を撮影していたところに、突然本物のゾンビが襲い掛かってくる。

リアリティーを追求する監督はそのまま撮影を続行する。次々とゾンビ化するキャストに逃げ回る主人公。恐怖の37分をワンカットで収めるというゾンビサバイバルを撮った話。

”この映画は二度はじまる。”というキャッチコピーの通りそこから話がはじまります。

『カメラを止めるな!』国内・海外の予告編動画

“感染”拡大公開記念・予告編

映画『カメラを止めるな』予告編

映画『カメラを止めるな』特報予告

『One Cut of the Dead』海外版予告編

『カメラを止めるな!』監督・出演キャスト一覧

『カメラを止めるな!』の面白さとして作品自体の構成の仕方について取り上げられますが、監督をはじめ、出演している個性派揃いのキャストにも注目です。

監督 上田慎一郎

上田慎一郎のプロフィール

滋賀県出身の34歳。中学1年生の頃から自主映画やコント映像の製作を始め、高校を卒業後も独学で映画製作を学んだ。

20歳で一度映画製作から離れたが、25歳の頃に改めて映画監督になる決意を固め、2009年に自主映画団体『STUDIOMAYS』に参加。その後、独立して、同年に映画製作団体「PANPOKOPINA」を結成し代表を務める。

オムニバス映画「4/猫(ねこぶんのよん)」の1編「猫まんま」の監督・脚本で商業映画デビュー

Twitter:@shin0407

日暮隆之役 濱津 隆之(はまつ たかゆき)

濱津 隆之(はまつ たかゆき)のプロフィール

1981年生まれ、埼玉県出身。芸人、DJという経歴を経て、2011年、30歳を手前に役者の道へ。以降、舞台を中心に活動。

おもな出演作に、2015年「アジェについて」(今泉力哉)、「アイアイアイ」(トリコロールケーキ)、2016年「野鳩」(野鳩)、2017年「不謹慎な家」(MCR)、テアトロコント vol.15/ミズタニー、2018年SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.6「高架線」、「転職生」(ウンゲツィーファ)、テアトロコント vol.15/ミズタニーなどがある。

映像作品では今泉力哉監督の短編『夏風邪』(2013)に出演した。

Twitter:@Atmicfun

日暮真央役  真魚(まお)

真魚(まお)のプロフィール

1991年生まれ、愛知県出身。23歳のとき、岩井俊二監督作品『スワロウテイル』(1996)に影響を受け、役者の道を志す。その後、テレビドラマ、映画などのスタンドインやエキストラを経験。

今泉力哉監督作『退屈な日にさようならを』(2017)がきっかけとなり、シネマプロジェクトを知る。「第一次審査で応募者全員と顔を見てオーディションします」というアナウンスを読んで第7弾に応募し、日暮真央役を獲得。

現在フリーとして、ジャンルを問わずに様々な映像作品への出演を目指し意欲的に活動中。

Twitter:@n_o_f_i_s_h

日暮晴美役 しゅはまはるみ

しゅはまはるみのプロフィール

1974年生まれ、東京都下北沢出身。1992年ドラマ『徳川無頼帳』(テレビ東京)でデビュー。その後、劇団東京乾電池に所属し、20周年記念公演「しとやかな獣」(1996)に出演。

主な出演作に1997年ドラマ『成田離婚』(フジテレビ)、CM 「TBC『ナオミに変身』」、2004年舞台「葡萄と密会」(山内ケンジ)、2005年「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」(KERA MAP)など。

WebCM dデリバリー「弁当母さん大爆走」配信中、『Movies-High18』(吉野竜平監督/2018年7月公開予定)、舞台「ペストと降霊術」(Ne’yanka/8月上演) がある。今冬公開予定の田口啓太監督作品、準備中。

Twitter:@shuhamah

神谷和明役 長屋和彰(ながや かずあき)

長屋和彰(ながや かずあき)のプロフィール

1987年生まれ、東京都出身。2010年映画『大奥〈男女逆転〉』でデビュー、2011年には『FUKUSHIMA DAY』で主演を務めた。

おもな出演作に『みなさん、さようなら』(2012)、『イニシエーション・ラブ』『天空の蜂』『バクマン。』(すべて2015)など。2017年伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞短編の部グランプリ受賞作『あるいは、とても小さな戦争の音』が2018年11月に同映画祭で上映。

​何かしなければという焦りの中、このオーディションに手を伸ばした自分を褒めてやりたい。新しい仲間、何より上田慎一郎という人物との出会いは私の世界を広げてくれた。関わって頂いた全ての方々に数えきれない感謝を。

Twitter:@NAGAYAdes

細田学役 細井学(ほそい まなぶ)

細井学のプロフィール

1959年生まれ、東京都出身。小劇場で長年舞台経験を積み、映像作品へと進出。繊細かつ迫力のある演技とコミカルな部分が持ち味。

おもな出演作に『神奈川芸術大学映像学科研究室』(2014/坂下雄一郎)、『花とアリス殺人事件』(2015/岩井俊二)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016/岩井俊二)、世界で11冠『アルビノの木』(2018/金子雅和監督)など。公開待機作に『あくまのきゅうさい』(三重野広帆監督)がある。

趣味はスカッシュとひなびた温泉巡り。

Twitter:@hajikakiouji

山ノ内洋役 市原洋(いちはら ひろし)

市原洋のプロフィール

1986年生まれ、東京都出身。2014年より役者としての活動をスタート。

株式会社andpictures企画『SHORT TRIAL PROJECT 2016』(川村清人監督『ダムドガールズキャバレークラブ』)で映画初出演する。同会社製作の短編オムニバス企画『龍vs虎』(賀々贒三監督『にんげんにうまれてしまった』)が公開待機中。

おもな出演作に、舞台「しずる館premium live」、ネット配信番組『しずる館』、WebCM『未来写真 三井不動産レジデンシャル~みんなの住まい~』など。

Twitter:@1_uno_

山越俊助役 山﨑俊太郎

山﨑俊太郎のプロフィール

1986年生まれ。ENBUゼミナール映像俳優科2008年~2009年最優秀俳優賞。

2017年3月シネマプロジェクト参加

Twitter:@YamagoeZOMBIE

古沢真一郎役 大沢真一郎(おおさわ しんいちろう)

大沢真一郎のプロフィール

1977年生まれ、東京都出身。明治大学文学部演劇学専攻卒。在学中に舞台を経験し、2002年「ロスト・バイ・デッド」(辻岡正人監督)で準主演の真也役を演じスクリーンデビュー。続いて主演を務めた辻岡正人監督作『DIVIDE ディバイド』は2006年トロントリールハート国際映画祭にて、監督賞、 審査員特別大賞を受賞。

おもな出演作に、『@ベイビーメール』(2005/中村義洋監督)、『姫 一人の少女の物語』(2009/藤井道人監督 )『惨劇館―ブラインド―』(2011/御茶漬海苔監督)、『ヲ乃ガワ―WONOGAWA―』(2014/山口ヒロキ監督)、『少女椿』(2016/TORICO監督)『HiGH&LOW THE RED RAIN』(2017/山口雄大監督)、中島みゆきPV『荒野より』(2012)などがある。

Twitter:@sawashin1o8

笹原芳子役 どんぐり(竹原芳子)

どんぐりのプロフィール

1960年生まれ、大阪府出身。短大卒業後、金融機関営業、裁判所勤務を経て、カルチャースクールで落語を習ったことをきっかけに表現の楽しさに目覚める。

2016年、間寛平が座長を務める劇団間座、旗上げ公演「恋の虫」で蛾の役を演じる。以降、2017年「発明王」(人型ロボットの役)、2017年「クリスマスコメディ」(電気屋の店員)と間座で舞台を重ねる。

2017年、K’sシネマで今泉力哉監督作品『退屈な日々にさよなら』の舞台挨拶を見て感動し、シネマプロジェクトのチラシを持ち帰り応募。『カメラを止めるな!』が映像作品デビューとなる。『8年と1泊2日』がK’sシネマにて7月公開予定。

Twitter:@YoshikoTakehar1

吉野美紀役 吉田美紀(よしだ みき)

吉田美紀のプロフィール

1982年生まれ、埼玉県川越市出身。2015年ENBUゼミナール映画監督コースに入学。失いかけた本来の自分や人の繋がりの面白さが蘇り、周囲の勧めもあって卒業後は役者としてフリーで活動を開始。

2015年秋ENBUゼミナール主催「ドロップ・シネマ・フェスティバルvol.26」で『スタンドバイユー』(糸数正寛監督)に出演。2016年春、同「ドロップ・シネマ・フェスティバルvol.27」で、セルフドキュメンタリー『たどり着いたらいつも名残酒』を企画・監督・出演、『虫』(糸数正寛監督)にも出演する。

『カメラを止めるな!』は長編デビュー作となる。2019年公開予定の我修院達也監督作が控えている。

Twitter:@mikiwo419

栗原綾奈役 合田純奈(ごうだ あやな)

合田純奈のプロフィール

1994年生まれ。大阪府出身、大学生。映画のエンドロールに名前を載せたいという夢のもと、映画の世界に飛び込む。

演技未経験にして、『カメラを止めるな !』に映画初出演する。本作撮影時は大学生。現在は会社員として働いている。今後の出演予定はなし。

Twitter:@kametomebunAD

松浦早希役 浅森咲希奈(あさもり さきな)

浅森咲希奈(あさもり さきな)のプロフィール

1995年生まれ、広島県出身。「面白そう!」と地元で映画のオーディションに参加し出演したことがきっかけになり、15才からご当地アイドルとして活動をスタート。

2012年「INDIKET HIROSHIMA’12」でグランプリ受賞。2015年、映画『プレイタイム/praytime』(平波亘監督)で映画初出演する。おもな作品に、エリカ役を演じた舞台「広島ジャンゴ」(2017・蓬莱竜太演出)がある。

現在、慶應義塾大学文学部在学中、駆け出しの新人。

Twitter:@sakina0530

松本逢花役 秋山ゆずき

秋山ゆずきのプロフィール

1993年4月14日生まれ、埼玉県出身。愛称はゆずゆず。将来の夢はシンデレラになる事。中学の時にアイドル活動を開始、モデル、グラビアなどで活躍。女優としては、2010年頃から舞台出演をはじめ、現在も1〜2ヶ月に1本のハイペースで出演している。

上田監督の短編映画「恋する小説家」(2011年)の女子高生・奈緒役にて映画作品デビュー。上田監督とは短編映画「ナポリタン」(2015年)に続き今作で3度目のタッグ。

Twitter:@akiyamayuzuki

谷口智和役 山口友和(やまぐち ともかず)

山口友和(やまぐち ともかず)のプロフィール

1977年9月25日生まれ。千葉県出身。趣味ギター。特技は書道(三段)と野球。

再現ドラマや自主映画に多く出演。上田監督とは『お米とおっぱい。』(上田慎一郎監督作品)のオーディションから付き合いである。上田監督の作品には常連俳優として小さな役でも出演。短編映画『ハートにコブラツイスト』では主演を務めた。

Twitter:@Gucci_0925

藤丸拓哉役 藤村拓矢

黒岡大吾役 イワゴウサトシ

相田舞役 高橋恭子

温水栞役 生見司織

『カメラを止めるな!』主題歌「Keep Rolling feat. 山本真由美」

『カメラを止めるな!』のエンディングに流れる主題歌「Keep Rolling feat. 山本真由美」。

謙遜ラヴァーズが制作し、女優の山本真由美さんが歌っています。

謙遜ラヴァーズは、上田監督の幼馴染でもある鈴木伸宏とコンポーザー・ギタリスト伊藤翔磨による楽曲制作/提供、Instagram内での活動を中心とした音楽ユニット。

「Keep Rolling feat. 山本真由美」は、上田監督のリクエストにより、ジャクソン5「I Want You Back(帰ってほしいの)」風の曲調に仕上がっており、Spotifyの2018年8月30日付ウィークリーバイラルチャートで1位を獲得。

山本真由美(本人)の踊ってみた動画も話題

YouTube動画でよく見る「踊ってみた」の動画。山本真由美さん本人がYouTubeに踊ってみた動画をアップすることで話題に。

ポップな楽曲に笑顔で踊る山本真由美さんが印象的な『カメラを止めるな!』踊ってみた動画はこちら。

『カメラを止めるな!』のネタバレ

ここから先は、「カメラを止めるな!」の詳しい内容やネタバレを含みますので、これから動画をご覧になる方はご注意下さい。

ゾンビドラマ『ONE CUT OF THE DEAD』

廃墟でゾンビ映画を撮影する俳優とクルーたち。既にこのシーンは42テイク目。本物志向の監督は、キャスト陣に過剰とも言えるほどに厳しく振る舞います。

休憩中、主役の男女の俳優はメイク担当をしている女性から、この建物が過去に日本軍の人体実験場として使われていたという噂を聞きます。実験内容は死人を生き返らせるというものでした。

ゾンビ化していくクルーたち

すると、クルーの1人がゾンビとなって襲いかかってきます。本物のゾンビを撮れることになった監督は、「撮影は続ける!カメラは止めない!」と撮影の続行を決断。監督が血をまき、血の呪文を唱えたことでこの事態が引き起こされたのでした。

残りのクルーも次々とゾンビ化していき、女優、男優、メイクの3人は逃げようとします。その最中に、女優がゾンビに噛まれたのではと疑うメイク。女優に襲いかかってきたメイクは男優と揉み合いになった挙句に死亡し、男優もついにゾンビ化。

女優は斧で男優を殺し、「台本通りやれ!」と彼女を責める監督をも殺害してしまいます。最後に血色の五芒星の上にたたずむ女優が映ると、何と映画開始37分にしてスタッフロールが流れ始め、最後に「はい、カット!」という声が。

そう、この映像自体が撮影された『ONE CUT OF THE DEAD』というドラマだったのです。

37分ワンカットでの無茶ぶりな撮影依頼

そのドラマができ上がる1ヶ月前、「早い、安い、質はそこそこ」というキャッチフレーズを持つ、バラエティの再現ドラマやカラオケ映像の監督、日暮隆之(濱津隆之)は、ある仕事を依頼されます。

ゾンビ専門チャンネル開局記念のスペシャルドラマだというその内容は、1台のカメラで撮影する、ワンカット生中継という無茶なゾンビドラマでした。その名も『ONE CUT OF THE DEAD』。

最初は難色を示し断る日暮ですが、娘の真央(真魚)が出演俳優の神谷和明(長屋和彰)のファンだと知り、彼女にいいところを見せるために、依頼を受けることに。

問題ばかりの出演者とクルー

台本の読み合わせや稽古が開始されますが、女優役の松岡逢花(秋山ゆずき)は「私はやりたいんですけど、事務所が……」と、言ってくるし、男優役の神谷は演出に対するダメ出しをしてきます。

他にも赤ん坊を連れてきているメイク役の相田舞(高橋恭子)、カメラマン役でアルコール依存症の細田学(細井学)、録音マン役で「メールもしたんですけど」が口癖のお腹が弱い山越俊助(山﨑俊太郎)が参加しているなど、早くも暗雲が立ち込めてきました。

日暮が監督役、晴美がメイク役に

撮影当日、車に同乗していた監督役の黒岡大吾(イワゴウサトシ)と、相田が事故に遭い、出演が間に合わないことに。監督役には演劇部経験のある日暮が、メイク役は元女優で撮影を見学に来ていた妻の晴美(しゅはまはるみ)が、代役を務める流れになります。

日暮は逢花や神谷に日頃の鬱憤をアドリブでぶつけますが、演技は上々です。

ところが、細田が泥酔したり、山越がお腹を下したり、カメラマンの谷口智和(山口友和)が腰痛で倒れたりと次々にトラブルが起こり、撮影は大混乱。

それでもカメラは止められません。ですが、母と同じく撮影見学に来ており、映像監督志望の真央が、持ち前のプロ根性と気の強さで場を仕切り始めます。

カメラのクレーンが壊れた

撮影も大詰めに差しかかったところで、そのせいで女優を引退したほどに暴走癖のある晴美が、カメラのクレーンを壊してしまいます。

このままでは、逢花が五芒星の中心にたたずむラストシーンが撮影できません。真央は出演者やスタッフたちで組体操の人間ピラミッドを作り、そのてっぺんに乗った日暮に肩車をしてもらい、自分が撮影するという方法を思いつきます。

こうして、トラブル続きだった撮影は何とか終了し、『ONE CUT OF THE DEAD』は完成したのでした。出演者やスタッフたちは、誰もが達成感に満ちた笑顔をしていました。

『カメラを止めるな!』スピンオフ『ハリウッド大作戦!』

https://kametome-spinoff-hollywood.com/

『ハリウッド大作戦!』予告動画

ちょっと変わったホラー映画かと思いきや、実はコメディ

前情報なしに『カメラを止めるな!』を観た方は、その凝った構成に驚くでしょう。この構成を理解して最初のゾンビドラマを見返してみると、おかしくて仕方ないです。

撮影の時にああいうトラブルが起きたから、会話の内容が不自然だったんだ、日暮をはじめとした、俳優たちや撮影スタッフは、こんなに苦労していたんだ、という具合に。

その苦労を理解すると、より一層おかしみが増すのです。

映画本編のスタッフロールで流れる映像は、本物の撮影風景なのですが、この映画を観る体験を通してドラマ撮影の舞台裏を覗けたようで、楽しい気持ちになります。三谷幸喜や宮藤官九郎の作品が好きな方にはお勧めです。

真央が最後に肩車を思いついたのは、日暮に肩車してもらっている幼い頃の写真を見たから、というのもホロリとさせられます。ゾンビ映画と聞いて尻込みしている方は、是非ご覧ください。上質のコメディ映画が観られますよ。

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