2019年10月に日米で同時公開された『ジョーカー』は、ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロが出演するアメリカのスリラー映画です。
こちらでは、映画『ジョーカー』の動画を無料で視聴できる方法や、あらすじ・ネタバレ、感想を紹介します。
目次
映画『ジョーカー』動画を無料視聴する方法は?
映画『ジョーカー』の動画は、映画が見れる動画配信サービスで、初回にもらえるポイントを利用すれば、無料で視聴できます。
2020年1月現在、映画『ジョーカー』を配信している動画配信サービスは以下の通りとなります。
『ジョーカー』人気VOD動画配信状況
配信サイト | 配信 状況 |
料金 | 無料 期間 |
---|---|---|---|
FODプレミアム | × | 未配信 | 1ヵ月 |
U-NEXT | 〇 | 500円 | 31日 |
Hulu | × | 未配信 | 2週間 |
music.jp | 〇 | 500円~ | 30日 |
dTV | 〇 | 400円~ | 31日 |
Paravi | × | 未配信 | 30日 |
※上記の情報は2020年1月記事更新時点での情報となります。料金は1作品あたりの金額(税抜)です。
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ホアキン・フェニックス出演作品一覧
U-NEXTでは、主演のホアキン・フェニックスが出演する映画も多数配信中です。
- 『ジョーカー』(ホアキン・フェニックス主演)2019年映画
- 『ドント・ウォーリー』(ホアキン・フェニックス主演)2018年映画
- 『ゴールデン・リバー』(ジョン・C・ライリー/ホアキン・フェニックス)2018年映画
- 『ビューティフル・デイ』(ホアキン・フェニックス主演)2017年映画
- 『インヒアレント・ヴァイス』(ホアキン・フェニックス主演)2014年映画
- 『エヴァの告白』(マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス)2013年映画
- 『her/世界でひとつの彼女』(ホアキン・フェニックス主演)2013年映画
- 『トゥー・ラバーズ』(ホアキン・フェニックス主演)2008年映画
- 『アンダーカヴァー』(ホアキン・フェニックス/マーク・ウォールバーグ)2007年映画
- 『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(ホアキン・フェニックス/リース・ウィザースプーン)2005年映画
- 『炎のメモリアル』(ホアキン・フェニックス主演)2004年映画
- 『サイン』(メル・ギブソン主演)2002年映画
- 『グラディエーター』(ラッセル・クロウ主演)2000年映画
- 『ムーンライト・ドライブ』(ホアキン・フェニックス主演)1998年映画
※配信状況やサービス内容は2020年1月記事更新時点での情報です。詳細はU-NEXT公式サイトでご確認下さい。
映画『ジョーカー』作品紹介
今世紀初めて出会う衝撃。 なぜ、ひとりの孤独な男が悪のカリスマへと変貌したのか?
アカデミー賞スタッフ・キャストが挑む衝撃サスペンス・エンターテイメント
第76回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞、 早くも「本年度アカデミー賞最有力」の呼び声高い、今世紀初めて出会う衝撃作—— 孤独だが心優しい男が<悪のカリスマ>に変貌する瞬間を、目撃せよ。
コメディアンを夢見るアーサーは、なぜ狂気溢れる唯一無二の悪になったのか? 初めて語られるジョーカー誕生の理由に隠された、切なくも衝撃の真実とは?
アカミデー賞常連の実力派スタッフ・キャストが完全オリジナル・ストーリーで挑む、 サスペンス・エンターテイメント!
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。
都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、 狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?
切なくも衝撃の真実が明かされる!
主演:ホアキン・フェニックス(『グラディエーター』アカデミー賞(R)ノミネート) ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART Ⅱ』アカデミー賞(R)受賞)
監督・脚本:トッド・フィリップス(『ハングオーバー』シリーズ)
脚本:スコット・シルバー(『ザ・ファイター』)
映画『ジョーカー』作品データ
- 製作年/2019
- 製作国/アメリカ
- 配給/ワーナー・ブラザース映画
- 上映時間/122分
- 監督/トッド・フィリップス
- 脚本/トッド・フィリップス、スコット・シルバー
映画『ジョーカー』キャスト一覧
- ジョーカー(アーサー・フレック)/ホアキン・フェニックス
- マレー・フランクリン/ロバート・デ・ニーロ
- ソフィー・デュモンド/ザジー・ビーツ
- ペニー・フレック/フランセス・コンロイ
- ギャリティ刑事/ビル・キャンプ
- バーク刑事/シェー・ウィガム
- トーマス・ウェイン/ブレット・カレン
- ランダル/グレン・フレシュラー
- ゲイリー/リー・ギル
- アルフレッド・ペニーワース/ダグラス・ホッジ
- ブルース・ウェイン/ダンテ・ペレイラ=オルソン
- マーク・マロン
- ジョシュ・パイス
- シャロン・ワシントン
- ブライアン・タイリー・ヘンリー
映画『ジョーカー』のネタバレあらすじ
ここからは映画『ジョーカー』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから映画を楽しみたい!と思っている方はご注意下さい。
どん底の人生、アーサーはその先に光を見出せるのか
アーサー(ホアキン・フェニックス)はゴッサムシティに生まれ、ゴッサムシティで育ち、幼いころからコメディアンを夢見ていました。
病気がちな母と2人で住んでいたアーサーは、ピエロを派遣する会社で働いていました。ある日、楽器店の閉店セールの客寄せのために派遣され看板を持って踊っていましたが、街の若者に襲われ看板を壊されてしまいます。
アーサーは緊張すると笑いが抑えられなくなる疾患を患っていたのですが、福祉予算の削減からカウンセリングが打ち切られてしまい、向精神薬が支給されなくなってしまいます。
会社では楽器店からのクレームを受けクビ寸前となってしまい、アーサーは人生のどん底を味わっていました。
その後、小児病棟に派遣されたアーサーは、踊りの最中に同僚のランドルからもらった銃を落としてしまい、完全にクビを切られてしまいます。
アーサーの初めての犯罪は地下鉄3人殺し
帰り道、地下鉄に乗っていたアーサーは、サラリーマン3人が女性に絡んでいるところに遭遇します。そこで発作の笑いが出てしまったアーサーは男らに絡まれてしまい、またしても殴る蹴るの暴行を受け、持っていた銃で3人を射殺してしまいました。
走ってその場から逃げたアーサーが自宅アパートに戻ると、興奮と高揚感から、同じアパートの女性ソフィー(ザジー・ビーツ)の部屋を訪ねるとキスをし、それからソフィーと恋仲となります。
それからのアーサーは生まれ変わったように恋人とデートを楽しみ、コメディショーにも出演しました。
その夜、母親はまた30年仕えていたトーマス・ウェイン(ブレット・カレン)に助けを求める手紙を書いており、アーサーはなんとなくその手紙の中身を見てしまいます。
するとトーマスが父親であるということがかかれており、アーサーは母親を問い詰めました。
トーマスが父親だと聞いたアーサーは、市長に立候補しているトーマスの自宅を訪ねますが追い返されてしまいます。直接会うために映画館へと向かうとトイレに立ったトーマスを追いかけ、トーマスに直接自分の思いを伝えます。
しかし、トーマスは母親のことをイカれていると言い、息子のアーサーのことは養子だと話しました。
トーマスの言葉が気になったアーサーは、母親が30年前に入院していたという病院に行き、自分が養子であること、母の恋人に虐待されていたこと、そのことが原因で脳に損傷を負って笑いの発作が出るようになったことが判明しました。
アーサーはジョーカーとなりゴッサムの街でヒーローとなる
その後、入院していた母親を殺害したアーサーは、ソフィの自宅へと行きますが、ソフィはアーサーの名前を知っている程度で、ソフィとの関係は全てアーサーの妄想だと気付きます。
自宅へ戻ったアーサーは髪を緑に染め、たまたま決まったテレビ出演のためにピエロの化粧をしていると、母親の鏡台にTWと書かれた写真を見つけます。
それは自分の父親がトーマスであるという事実を語っていましたが、アーサーは写真を握りつぶし、化粧を完成させました。
その後、地下鉄での殺人事件を調べている刑事に追われますが、逃げ切りテレビ局へと向かいます。そしてテレビの収録が始まると、守るものがなくなったアーサーは、地下鉄の殺人は自分がしたものだと告白を始めます。
そして、アーサーをジョーカーと名付け、笑いものにしようとした司会者マレー(ロバート・デ・ニーロ)を射殺すると警察に逮捕されました。
パトカーで連行される間、炎上するゴッサムの街を眺めていたアーサーは、ピエロのマスクをしたゴッサムの住人に助け出され、住人たちはアーサーをゴッサムのヒーローのように崇めました。
その後、アーカム州立病院でカウンセリングを受けていたアーサーは笑いの発作が起き、部屋を後にしたアーサーの足跡は赤く染まっていました。
映画『ジョーカー』評価と見どころ


正直、見た人の感想をツイッターなどで見て、見ないほうがいい映画かと思い迷いましたが、見て良かったです。
全体的にどんよりした空気の漂う重い映画でしたが、主人公の気持ちになるとスカッとして気分の良くなる部分もあり、複雑な気持ちになりました。
主演男優の演技力や魅力が満載という感じです。リピーターも多かったらしいですが、何かわからない魅力を持つ映画だと思います。
見どころは?
主人公がいつもタバコを吸っていて、独特な雰囲気が魅力の映画です。良し悪しは別として、街の中や地下鉄でピエロの仮面を被った人で溢れ返るところは気分が盛り上がります。
殺人を犯していく過程で、主人公が開放されていく部分が一番の見どころだと思います。明るい気分にはなりませんが、いろんなことを考えさせられる映画で一度は見たほうがいいと思います。

何をやってもうまくいかず死んでしまいたくなる中で、少しずつ悪に染まっていく姿は観ているとぞくぞくしてきます。していることは悪い事なのに、彼の生きざまに賛同してしまいたくなる。
これまでは英雄を応援していたが、悪人を支持してしまう映画は初めてです。これを観てからバットマンを見ると敵なのに印象ががらりと変わってしまいます。
見どころは?
一人の男が病みまくり徐々に悪に染まっていく様は、他の映画では見ることができない狂気とその中にある美しさを見ることができます。
心が完全に壊れたとき自分ならどうするかを考えた時、世間に冷たさと現実に同じようにジョーカーになってしまうのではないかと思うととても怖くぞっとしました。
単なる映画ではなく「人間とは?」を語ってるように感じます。

人間の闇の部分があらわになっていて怖かった。日本に銃が出回ってなくて本当に良かったと思いました。
観終わった後は、後味が悪いというか胸に違和感が残る作品でした。口元に付いた血を伸ばして笑顔にするシーンがカッコ良かったし、とても印象に残っています。
音楽の使い方もおしゃれで好印象でした。社会の闇で壊れていくジョーカーは狂ってて最高にかっこよかったです。
見どころは?
誰からも見向きもされなかった哀れで悲しいピエロが、皆から望まれジョーカーになっていくのを観ていると様々な感情が生まれてきます。
主人公自身元々狂っている訳ではないため、社会の闇に触れて壊れていく姿は嫌でも感情移入してしまいます。
アーサーが本気で自分の人生を自分自身で楽しむためにどうしたらいいかを出した答えはあまりにも残酷で、現代社会の若者の心にどのような影響を及ぼすのかと考えさせられます。

人間にとって孤独程怖いものはないと思いました。信じていた人々に実は騙されていたり、憧れの人には馬鹿にされ、誰からも疎まれる存在になっていく。
そして自分自身が何者なのかもわからず生きていくことになる。
結果的に主人公は悪のカリスマ「ジョーカー」になってしまいますが、あのような環境で生きていたら誰でもジョーカーになるのでは?と思ってしまうほどのストーリーでした。
見どころは?
どこからどこまでが主人公の妄想なのかわからない部分もあり、そのせいかどんどん観ているこっちが懐疑的になり引き込まれていく内容でした。
結果的に彼は自分自身も信用することは出来ず、街を破滅に導く象徴になってしまったのだと思いました。ホアキン・フェニックスの演技も演技とは思えないくらいはまり役です。
辛い内容だったのでリピーターになるには忍耐がいるかもしれません。それほど過酷な内容です。ですが近年の閉そく感漂う世の中に過ごしていると、他人ごとではないように思えました。

バットマンの中ではただの謎の敵役でしかないジョーカーですが、なぜジョーカーになってしまったのか、親との間にどんな問題があってなぜあんな笑い方になってしまったのか、なぜジョーカーなのかなどすべて分かって更にバットマンを見たときの理解度が上がるなと思いました。
伏線も多い映画なので、終盤になるにつれて回収されていくのが面白いです。
見どころは?
ジョーカーがテレビ番組に紹介されスタジオに入った時に、自分が電車の中で人を殺したことを言い、世の中に対する不満をぶちまけたときのシーンが今でも忘れられません。
批判されながらも答える姿には今までの弱々しい彼の姿はなく、格好良ささえ感じました。そこから徐々にバットマンに繋がっていくので心がスッキリします。

監督の思惑通りなのだろうなとは思いますが、終始ざわざわもやもやとした気持ちになりました。
社会的弱者だからジョーカーになって君臨しても許される、という特有のロジックであったり、ついそれに共感してしまいそうになる不幸な生い立ちなど、どの面から観ても悲しかったです。
一方であまり私は監督と好みが合わないらしく、あまり好きな映画にはなりませんでした。
見どころは?
昔の名作映画をオマージュした構成や色合い、タイトルバックなどといった世界観を上手に演出する要素と、階段でのクライマックスシーンにおけるこの映画オリジナルの「ジョーカー」が見事に融合するシーンは圧巻です。
今まで知っていたジョーカーに対するイメージは一旦忘れて、この映画にしかいないジョーカーを満喫できます。
映画『ジョーカー』のまとめ
生まれながらに悪人という人間がいないのは分かり切ったことで、勧善懲悪という言葉はある意味矛盾があるのだと思う反面、悪役の裏側や事情などを知ると、英雄が滲んで見えてしまい、なかなか物語に没頭できなくなってしまいます。
そういったことが顕著に表れてしまう方にはあまりおすすめできない映画かもしれませんが、その背景には政治や貧富の差、街の状況などがあることも分かるので見て損はない映画かなと思いました。
悪役はこうして生まれるというお手本のようなストーリーですが、今までになかったタイプの映画です。
アカデミー賞にノミネートされている映画で、最有力候補とも言われています。
ぜひ、ジョーカーが悪役として出ている「ダークナイト」と合わせて見ていただきたい作品です。
誰が悪いとははっきり言えませんが、皆が悪いと感じます。ジョーカーは確かに頭が少しおかしかったかもしれませんし、病気でしたが、一時はヒーローのように扱われ自分の気持ちをずっと持ち続け意志の強い人だと思い、素敵な映画でした。
見どころは?
世界がジョーカーや貧困に対する人への現実的な扱い方がよくわかります。そこを映画として見る事によって学ぶこともでき見どころだと言えます。
ジョーカーがどうして悪役になってしまったのか、これを見るだけですぐにわかるので真相を知ることもでき、自分の中の考えが一気に変わることにもなります。
人の対する行動や自分の気持ちについて振り返りながら楽しめるのが見どころです。