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ジャニー喜多川社長87歳で死去 次期社長は藤島ジュリー景子氏か？家族葬の噂は本当？

2019年7月9日夜11時半ごろ、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川さん死去のニュースが飛び込んできました。

6月18日にくも膜下出血に倒れ、緊急搬送されていたというジャニーさん。その容態が心配されていましたが、7月9日4時47分に旅立ったそうです。大手メディアは、ジャニーさん死去のニュースを速報で伝えています。

これまで数多くのアイドルを輩出し、多くの人に愛されてきたジャニーさん。ジャニーさん死去の報道はSNSを駆け巡り、追悼のメッセージが寄せられています。

このページでは、ジャニーさんの訃報を詳しくお伝えするとともに、葬儀や後継者について記述します。

ジャニーさん87歳で死去 事務所のコメントやこれまでの経緯を詳しく解説

2019年7月9日夜11時過ぎ、大手マスコミ各社が「ジャニー喜多川さん死去」を速報で伝えました。

それに伴い、これまで明かされなかった「倒れて以降のジャニーさんの様子」についても、発表されています。ジャニーさん死去の報道について、そして倒れてからこれまでの様子について、詳しく記述します。

ジャニーさんの死因はくも膜下出血 享年87歳

ジャニーさんの死因は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血（オリコンニュース報道）。

6月18日に倒れて以降、懸命な闘病生活を送ってきたジャニーさんですが、7月9日午後4時47分に旅立ちました。

享年87歳。100歳まで生きる方もいる中、なんだか早い旅立ちに思えますね。日付が変わった現在も、SNSはジャニーさんへの愛と追悼のメッセージであふれ、増え続けています。謹んでお悔やみ申しあげ、故人の安らかなご冥福を心よりお祈りいたします。

ジャニーさんへの愛が溢れる事務所のコメント

ジャニーさん死去に伴い、ジャニーズ事務所は「代表取締役社長ジャニー喜多川に関するご報告」というリリースをマスコミに送付。

コメントはジャニーさん死去の報告だけでなく、倒れてからのジャニーさんがどんな時間を過ごしてきたのか？アイドル達はどんな風にジャニーさんに接してきたのか？が綴られていました。

ジャニーズ事務所が発表したジャニー喜多川に関する報告全文

代表取締役社長ジャニー喜多川に関するご報告

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

弊社代表取締役社長ジャニー喜多川につきましてご報告がございます。

２０１９年７月９日午後４時４７分、都内病院におきまして、ジャニー喜多川は、永眠いたしました。享年８７歳、死因は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血でございます。

ジャニーは、自身が育てたタレント達を応援してくださるファンの皆様やご支援くださる関係者の皆様に支えていただくことにより、自身の創作活動が成立し、日々、タレントの育成に励むことができていることに、日頃より大変感謝いたしておりました。ジャニーに代わりまして、心より御礼申し上げます。

２０１９年６月１８日午前１１時３０分頃、自宅におきまして体調の異変を訴え、病院に向かおうとしたところ意識を失い、救急搬送されました。搬送後、集中治療室におきまして懸命な救命措置を行っていただいたことにより、一般病棟に移ることができましたため、病院のご協力もあり、ジャニーは、自身にとって子供のような存在でございますタレントやＪｒ．との面会を果たすことができました。ジャニーがタレント達と過ごした病院での日々は、かけがえのない時間となりました。新旧、様々な楽曲の流れる病室におきまして、年長のタレントからＪｒ．までが同じ空間でジャニーとの思い出を語り合う、微笑ましく、和やかな時間が流れていきました。片時もジャニーが寂しい思いをしないよう、仕事の合間を縫ってタレント達は入れ替わり立ち替わり病室を訪れました。ジャニーの好物を皆で賑やかに食べることが日課となり、その光景と匂いからまるで稽古場にいるかのような感覚を覚え、皆、懐かしい記憶がよみがえりました。ときに危険な状態に陥ることもございましたが、タレント達が呼びかけ、体を摩るたびに危機を脱することができました。タレント達と過ごすことでジャニーの容体が一時的に回復するという奇跡的な出来事を繰り返し目の当たりにし、改めまして、ジャニーのタレントに対する育ての親としての深い愛情と子供達との絆の強さを感じました。そして、最愛の子供達の愛に包まれながら、２０１９年７月９日午後４時４７分、ジャニー喜多川は、人生の幕を下ろしました。

ジャニーは病に倒れる直前まで、劇場やスタジオに赴く日々を過ごしておりました。特に公演を目前に控えたＪｒ．達に、連日、熱心に指導する姿はジャニーのプロデューサー人生そのものであり、まさに生涯プロデューサーとしての人生を全ういたしました。

１９６２年ジャニーズ事務所の創業以来、ジャニーは一途にエンターテイメントの創出に励んでまいりました。ジャニーのエンターテイメントに欠かすことができないのはタレントです。これまで多くのタレント達を生み育ててまいりましたが、一貫しておりましたことは、タレントとしてだけでなく、一人の人間として成長することを強く願っておりました。現在では、多くの皆様に支えていただくことで創業当時では考えられない程多くのタレントが、様々な分野で活躍させていただいていることにいつも感謝いたしておりました。

ジャニーが私達に最後まで言い続けていたことは、自身の意思を受け継いでくれるタレントを絶え間なく育成し、そのタレントと社員が、エンターテイメントを通じて世界中の皆様に幸せをお届けすることこそが、ジャニーズグループとして決して変わることのない思いであるということです。そして、世の中がいつまでもエンターテイメントを楽しむことができる平和で希望に満ちた未来であり続けることを心から願っておりました。これからタレントと社員がその意思を受け継ぎ、一人一人が役割を果たすことで世界中にジャニーの願いが届きますよう、タレントとスタッフ一丸となり、精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますと幸甚に存じます。

改めまして、ファンの皆様、そして関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

そして、この入院期間中におきまして、ご尽力くださいました病院関係者の皆様はじめ、ご支援くださいましたすべての方々に心より御礼申し上げます。

通夜・告別式につきましては、ジャニーの子供でございますタレント達とＪｒ．のみで執り行う家族葬とさせていただきますので、何卒ご理解賜りたく存じます。

なお、これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます。

大変恐縮ではございますが、個別のお問い合せ、取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

２０１９年７月９日

株式会社ジャニーズ事務所

6月18日、病院に行こうとしていたジャニーさんは、体調の急変で倒れそのまま搬送されました。病院関係者の懸命な治療により、一般病棟へ移ることができたそうです。そのおかげで、所属アイドルたちもジャニーさんに会うことができるように（集中治療室は親族以外は入れません）。

ジャニーさんの病室には音楽が流れ、かわるがわる所属アイドルが訪れていたとか。ジャニーさんにとって、所属アイドルは我が子同然です。だからこそ、アイドルたちは「ジャニーさんが寂しくないように」と心を寄せ、時間があれば病室に足を運んでいたようです。

病室ではアイドルたちが「ジャニーさんの思い出」を語り、ジャニーさんの好物を食べながら時を過ごし、ジャニーさんを囲んで和やかな時間を過ごしたそう。その雰囲気はまるで、ジャニーさんが愛した稽古場の様だったと記されています。ジャニーズ事務所は、この時間を「かけがえの時間」と表現しています。

大切な子供たちの成長を見届けて、ジャニーさんは安心したのかもしれません。7月9日午後4時47分、空へと旅立ちました。

ジャニーさん訃報発表までの経緯

6月18日に自宅で倒れ、緊急搬送されたことが明かされていたジャニーさん。その後は容態に関する発表がなく、多くのアイドルファンが容態を心配していました。

そして7月1日、「ARASHI EXHIBITION“JOURNEY” 嵐を旅する展覧会」の記者会見に出席した嵐が、公式の場で初めてジャニーさんの容態に触れました。

センターに立った松本潤さんは、ジャニーさんがくも膜下出血で倒れたこと、現在も病院に入院していること、仕事の合間に所属アイドルたちが病室を訪れていると発表。その上で「静かに見守ってほしい」と呼びかけも行いました。

この発表を受け、ジャニーズファンたちも「ジャニーさんとアイドルを静かに見守ろう」「病院に押しかけないで」と時制を促し、ジャニーさんを気遣います。アイドルとファンが一体となり、ジャニーさんの回復を願っていた矢先の訃報…。

ジャニーズ事務所からのコメントを見たファンたちは、ジャニーさんがアイドルたちに示してきた愛情、ファンを大切にする思いを振り返り、改めてジャニーさんへの感謝を伝えています。

ジャニー喜多川社長の後任は藤島ジュリー景子副社長との報道

ジャニーさんの後任として、姪の藤島ジュリー景子副社長が社長に就任予定とのこと。

藤島ジュリー景子さん（以下ジュリーさん）は、ジャニーさんの姉・メリー喜多川さんの長女で、現在はジャニーズ事務所の副社長を務めています。姉のメリーさんも副社長ですが、92歳とかなりの高齢。このため、ジャニーさんの後継者はジュリーさんでは？と噂されていました。

系列会社の「ジャニーズアイランド」は、元人気アイドルの滝沢秀明さん（タッキー）が社長を務めています。ジュリーさんとタッキーで、ジャニーさんの魂を守っていってくれるでしょう。ジャニーさんが築いたジャニーズ事務所を守りながら、また新しい世界を広げていくことに期待です。

ジャニー喜多川さんの葬儀は「家族葬」と発表！静かに見守りましょう！！

ジャニー喜多川さんの葬儀は、所属アイドルとJr.で見送る「家族葬」と発表されています。

大切なことなので、記事よりジャニーズ事務所のコメントを引用いたします。

通夜・告別式につきましては、ジャニーの子供でございますタレント達とJr.のみで執り行う家族葬とさせていただきますので、何卒ご理解賜りたく存じます。
なお、これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます。

引用：https://www.fnn.jp/posts/00047165HDK/201907092330_FNN_HDK

葬儀の日にちや時間・場所などは、一切公表されていません。ジャニーさんの葬儀は、これまでジャニーさんが可愛がってきたアイドルたちが、最期の時間を過ごす場です。

「家族葬」という言葉の意味を考え、静かにその日が終わるのを待ちましょう。葬儀場に押しかけるようなことをしてしまうと、それは応援するアイドルの恥にもなってしまいます。ジャニーさんとアイドルたちが心おきなくお別れできるよう、配慮を心がけましょう。

The show must go on！ジャニーさんが築いた美しい世界は終わらない

7月10日午前3時30分。とある言葉がSNSでトレンド入りしています。

「The show must go on（ショーマストゴーオン）」。

これは「ショーは続けなければいけない」という意味の言葉で、何があっても幕を降ろせない状況のことを言います。元は、クイーンが発表した同タイトルの曲から。

ジャニーさんは、この「The show must go on」という言葉を非常に愛していました。1991年に上演された少年隊の「Show must go on」に始まり、堂本光一さん主演の「SHOCK」など、あらゆる舞台にこの言葉が出てきます。どれも脚本はジャニーさん。ジャニーさんがいかにこの言葉を愛し、子供同然のアイドルたちに伝えたかったのかが解るでしょう。

いつしか「The show must go on」は、ジャニーズを応援するファンにとっても、大切な言葉になっていました。

ジャニーさんが旅立ち、これからジャニーズはどうなるのだろう？と不安な声が漏れる中、ファンの多くが「The show must go on」とツイートしています。

「The show must go on」。ジャニーズは幕を降ろさない、と。

どんなに辛いことがあっても、演者が途中で舞台の幕を降ろすことはできません。観客がいる限り、舞台を全うするのが役者であり、アイドルです。ジャニーさんはきっと、アイドルたちが普段通りに仕事をして、ファンたちの前に立つことを望むでしょう。

ジャニーさんが旅立っても、その教えと愛はアイドルたちに受け継がれています。ジャニーズは終わりません。アイドルたちが、ファンが、終わらせません。まだまだショーは続いていきます。

ファンの方の素敵なツイートを、引用させていただきました。ジャニーさんが伝え続けた言葉は、ちゃんとファンにも届いています。だからこそ、明日からもジャニーズは続いていくでしょう。

ジャニーさんは、とても優しい方でした。いつでもアイドルたちにジュースを買ってあげられるよう、ポケットに小銭をたくさん入れていた人です。レッスンにはとても厳しいけれど、それ以外では子供同然に可愛がり、美味しいご飯を食べさせたと言います。アイドルが語るジャニーさんは、愛と慈しみにあふれた素敵な人でした。

これまでの多大な貢献に敬意を、そしてたくさんのありがとうを贈ります。最期までショーを愛したジャニーさんは、どこかで新たなエンターテイメントを楽しんでいるのかもしれません。

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