郵便局のキャッシュレス化はいつから？使える店舗は？利用対象商品やクレカ対象ブランドを調査！クレカの現金化狙いの可能性も

どんどん使える範囲が増えてきているキャッシュレス決済ですが、とうとう郵便局でもキャッシュレス決済を取り扱うことが決まりました。

クレジットカードはもちろん、交通系電子マネーやスマホ決済にも対応してくれるので、かなり多くの方がキャッシュレスでの支払いが可能です。

今回は、郵便局のキャッシュレス化について、対象となるクレジットカードのブランドや利用できるシチュエーションなど、詳細をまとめました。

また、郵便局のキャッシュレス化対応で懸念される「現金化」の問題についても紹介します。

2020年2月3日から65局で郵便局のキャッシュレス化開始、対象ブランドは？

郵便局でキャッシュレス決済が使えるようになるのは、2020年2月3日からの予定となっています。

ただし、最初は全国65の郵便局でしか取り扱われないので、本当に使える郵便局は限定されますね。

もちろん、順次キャッシュレス決済に対応する郵便局は徐々に増えていきます。

5月には8,500局で導入予定という発表なので、すでに導入の準備がかなり進められていることがわかります。

郵便局でキャッシュレス決済可能な対象ブランドは、以下の通りとなっています。

主要なところをほとんど抑えているので、郵便局側で導入が終われば、かなりの方が郵便局でキャッシュレス決済をすることが可能ですね。

郵便局でキャッシュレス決済を利用できるのは、以下のシチュエーションです。

ゆうパックなどの支払いがキャッシュレスでできるようになれば、確かに便利という方は多いですね。

今回郵便局のキャッシュレス決済対応が発表されたことで、クレジットカードの現金化の問題を心配される方がいます。

現金化とは、サラ金などでブラックリストに載っていて借金ができない方が、クレジットカードの買い物枠を使って、急場の現金を得る方法です。

インターネット上で、クレジットカードで10万円といった「モノ」を買わせ、それを買い取るという方法で、現金化を商売にしている業者もいます。

郵便局でキャッシュレス化ができると、現金化の方法として切手を購入するという方法が考えられます。

最も現金化しやすい収入印紙はキャッシュレス化の対象外ですが、切手も現金ショップでかなり高い換金率で買い取ってもらうことができます。

切手を5万円分買い、金券ショップで95%の換金率で買い取ってもらえば、クレジットカードで47,500円もの現金を得ることが可能です。

ただし、法律上で罰を受けなくても、クレジットカード会社の規約で現金化は明確に禁止されています。

クレジットカードの利用履歴で、何度も大量の切手を購入していることが判明した場合、ペナルティを受ける可能性も否定できません。

クレジットカードの利用停止や強制的な解約、万が一の際に債務整理の対象外となるといったリスクが考えられます。

クレジットカードの現金化は非常にリスキーな行為なので、絶対に手を出さないようにしましょう。

郵便局でもキャッシュレス決済に対応するようになり、さらにキャッシュレスの利便性が広がりました。

日本ではどんどんキャッシュレス決済を進めようと国も努力していますが、まだ個人レベルでの利用率はそれほど高くありません。

郵便局のように使えるところが増えていくことは、今後のキャッシュレスの決済普及促進につながるでしょうか。