ジャンヌダルクの解散理由は?ka-yuの恐喝や集団訴訟は本当?

2019年4月1日、人気ヴィジュアル系バンドの「ジャンヌダルク」が、解散を発表しました。あまりに唐突な発表であること、また「解散の原因がka-yuの社会的正義に反する行動であること」が衝撃を与え、多くのファンが悲しみの声を挙げています。

ラルクやグレイに次ぐバンドの時代を牽引し、美しい旋律の音楽と歌声を届けたジャンヌダルクは、なぜ解散を選んだのでしょうか?ジャンヌダルクのこれまで、そして事務所が発表した解散理由、ka-yuへの集団訴訟の噂について、記述します。

ジャンヌダルクってどんなバンド?経歴を簡単に紹介

ジャンヌダルク解散が伝えられると、ファンたちが次々とSNSにショックの声をツイートしました。その数の多さに、ジャンヌダルクの人気や注目度の高さが伺えますね。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あたまが真っ白になって何も考えられない Janne Da Arcが解散なんて‥ こんな日がくるんじゃないかとどこかで思いながらも、、 活動がなくても存在してくれてるだけでこんなにも心の支えだったのかと今実感してる。😢 . . 人生の半分以上ジャンナー 私の青春。 こんなにも好きなバンドはもう現れない なんだかやりきれない夜です😢 ずっと特別。淋しい。 でもありがとう。 yasu…😢 #WeareJanne#jannedaarc#janner#youちゃんありがとう#GAIA#🌸 ネイルに全然関係なくてごめんなさい🙏辛すぎて吐露させて下さい😖

ネイルサロンAiris 平山あいさん(@nailsalon.airis.ai)がシェアした投稿 –

まず、ジャンヌダルクがどのようなバンドなのかをまとめてみました。

ジャンヌダルクのメンバーとこれまでの活動まとめ

ジャンヌダルクは、5人組のヴィジュアル系ロックバンド。リーダーのyasuが「Acid Black Cherry」の名義でソロ活動をしていることが有名ですね。

ジャンヌダルクのメンバープロフィール
  • yasu…1975年1月25日生まれ。ジャンヌダルクのリーダー、ボーカル。
  • ka-yu…1975年1月21日生まれ。ベース担当。
  • you…1974年7月24日生まれ。ギター担当。
  • kiyo…1974年6月27日生まれ。キーボード担当。
  • shuji…1974年11月24日生まれ。ドラム担当。

ジャンヌダルクの前身は、中学生のときに友達だったyasu、ka-yu、kyoの3人を中心に立ち上げたバンドです。途中でka-yuが脱退するものの、高校卒業時に再び加入。1996年に、現在のメンバーでの活動を開始しています。

つまり、メンバーのyasu、ka-yu、kyoの3人は幼馴染のようなもので、20年以上の付き合いということになります…。それだけに、今回の解散理由がメンバーに及ぼす精神的ショックも心配になります…(これに関しては、後述しています)。

インディーズとしての活動をつづけたあと、1999年にエイベックスからメジャーデビュー。ロックバンドでありながら、聞きやすい旋律のメロディーが評判となり、人気を集めました。

yasuの声の美しさも、ジャンヌダルクに人気が集まった理由のひとつでしょう。ロックバンドらしい力強いボーカルながら、どこか澄んだ透明感のあるボーカルは唯一無二と言っていいです。

また、彼の歌声にはいわゆる「とっつきにくさ」がありません。外見を見て「ヴィジュアル系は苦手」と敬遠する人でも、歌声を聴けば好きになることが多いです。男性にしては高い声で、聴きやすいところも魅力でした。

ジャンヌダルクを有名にしたのは、テレビアニメ「ブラック・ジャック」のテーマソングとなった「月光花」でしょう。

この美しい旋律に、yasuの高く透き通った歌声は、アニメファンのみならず一般人気もあつめ、あっという間にジャンヌダルクをスターダムに押し上げました。「ヴィジュアル系」というカテゴリだけで語るのは勿体ない、「ジャンヌダルク」というバンドの稀有な才能がここで発揮されています。

ジャンヌダルクは活動休止をしていなかった

長く活動していなかったため、ジャンヌダルクは「活動休止をしている」と語られがちなのですが、グループが「休止する」と発表したことはありません。

2007年より「バンド10周年を迎え、バンド活動と並行してソロ活動もしていく」と発表しただけで、活動休止はしていなかったのです。

このため、ファンの多くは「いつかジャンヌダルクの活動が再開されるはず」と信じていました。それだけに、2019年4月1日の解散は衝撃的江、多くのファンにショックを与えているのです。

メンバーのyasuはAcid Black Cherryとして活動

ジャンヌダルク休止後、楽曲の多くの作詞作曲を出がけていたyasuは、Acid Black Cherryの名前でソロ活動を行っています。

才能豊かなyasuはAcid Black Cherryでの活動も成功させており、国内でライブチケットが取りにくい人気アーティストの一人になっています。メンズファッション誌に登場するようになってからは、男性ファンも多く獲得するなど、着実にその人気を延ばしていました。

が、2017年より「頸椎損傷」をはじめとした複合的な理由により、活動を休止。現在も復帰しておらず、ファンの多くが健康を案じていました。

解散理由はka-yuの脱退?事務所に届いた内容証明郵便とは

2019年4月1日に、ジャンヌダルクの所属事務所「アップライズ・プロダクト」は、メンバーのka-yuが2019年3月31日付けで脱退したこと、事務所も退所していることを発表しました。

ka-yuの脱退がジャンヌダルク解散の大きな理由になっているわけですが、その脱退理由にただならぬ事情があったことが明かされ、ファンにショックを与えています。

ka-yu脱退の理由
  • 2018年9月、ka-yuのことで事務所に内容証明郵便が届いた。
  • その内容証明郵便にあった内容な、社会的正義に反するもので、事務所はka-yuとのプロジェクトを続けていくことは難しくなった。
  • 内容証明郵便の内容は、これから裁判になる可能性があるため、詳しく記述できない。
  • この争いが起きるまでのka-yuの行動には問題があった。
  • しかし、事務所は「反省すべきところは反省し、一日も身の潔白を証明して、ジャンヌダルクの一員として音楽活動に専念してほしい」と伝えた。
  • しかし、ka-yuは「ジャンヌダルクの活動はとても大切だが、どちらかと言えは他に大切にしたいものが見つかった」という理由で、脱退と退所を決意。
  • メンバーや事務所と協議した結果、ka-yuは脱退&退所し、バンドは解散という結論に至った。

事務所の説明をまとめると、ka-yuが何かしらの理由で訴えられ、そのためにバンドのメンバーとしての活動を継続できなかった、と読めます。

これは憶測ですが、内容証明郵便が届いて本人が脱退していること、事務所が「潔白を証明してほしい」と頼んでいるにも関わらず脱退していることを見ると、ka-yuは「訴えられた原因に心当たりがあるのではないか」とも取れます。

ka-yuの恐喝・詐欺に対する署名活動が話題に

事務所発表が本当であれば、ka-yuは何かしらの社会正義に反する行動をしてしまい、被害者に訴えられたことになります。

そこで話題になったのが、「集団訴訟プラットフォームmatoma」の存在。このサイトでは、ka-yuに恐喝されたという被害者が、集団訴訟を提起しています。

「Janne Da Arc」有名バンド所属のベーシストka-yu」による恐喝・詐欺に対して集団訴訟を起こそう!のページへ

Janne Da Arcのベース、ka-yuにお金を要求された。
ka-yuと肉体関係をもつと、お金を要求するようになった。

もうお金は払えないと伝えると、肉体関係を持った際の動画をばらまくと言ったり、ka-yuの仲間が仕返しをするなどと、恐喝まがいのことをしてきた。

仕方なく、紹介された風俗で働いてお金を渡すようになった。

Janne Da Arcのベース、ka-yuに恐喝まがいに金銭を巻き上げられた。

まずはSNSのダイレクトメッセージで連絡を取ることからはじまった。
その後、電話番号を聞かれ、自身の足がつかないように非通知でかけてくるようになった。

また、連絡を取り合うに連れて、収入や職業を聞かれた。
今思えば、いくら取れるかの算段を立てていたのかもしれない。

貯蓄などの関係から金銭を吸い上げられなくなったと判断したのか、風俗で働くように誘導され、その売り上げを手渡すようになった。

引用:https://mato.ma/project/91

この告発が事実であれば、ka-yuは女性たちの収入や職業を目的に近づき、性行為の動画をバラまくと脅迫して、お金を巻き上げていたということになります。内容を信じるなら、それで風俗に行かされた女性もいたことになります…。

風俗で働かされた女性は、「紹介された風俗で働かされた」と書いているため、本当であれば計画的な犯行であった可能性も高いです。

「ジャンヌダルク」解散報道後、SNSではこの集団訴訟の存在が広がっており、ファンにショックを与えています。ジャンヌダルクは男女関係なく人気のバンドですが、特に女性ファンが多いですよね。ここに記載されていることが本当なら、自分のファンであるはずの女性を裏切ったことになり、ファンのショックは計り知れません。

ジャンヌダルクのメンバーもコメントを発表

ジャンヌダルク解散が報道されると、キターのyouが自身のSNSを更新。心境を伝えました。

ツイートには、突然の発表になったことのお詫びやファンに対する「申し訳ない」という思いが綴られていました。

またこれまでの活動の中で、「ジャンヌダルク」というバンドを必死に守ってきたのは、yasuであるということも伝えています。ソロ活動でも成功していたyasuですが、いつもバンドのことを思い、ひたすら守り続けてきたことが伺えます。

メンバーが真っ先にコメントを出すくらいですから、yasuは本当にメンバー思いなのでしょう。しかしそう考えると、ka-yuがやったことは「yasuでも庇えない重いことであた」とも取れ、やはり事務所に届いた内容証明郵便の内容が気になります。

ジャンヌダルクのリーダー・yasuの健康状態を心配する声も

上述した通り、ジャンヌダルクのリーダー・yasuはアーティスト活動を中断して休養しており、彼の健康状態を心配する声が挙がっています。

youのツイートによれば、yasuはバンド活動中もソロ活動中も「ジャンヌダルク」にただならぬ愛情を示してきたことが解りますよね。

そのyasuが、事務所発表によれば「ジャンヌダルクとしての新しい提案や指針を示すことができない」というのは、相当に辛い状況なのではないでしょうか。事務所は「この状態でジャンヌダルクの4人活動を宣言するのは非現実的」とも語っており、ますますyasuの健康状態に不安を覚えます。

バンドを非常に大切にしてきたyasuですから、この解散で彼が受けるショックがいかばかりかという不安もあり、事務所がきちんと支えてくれていることを願うばかりです。

解散のジャンヌダルク…メンバーの不祥事ほどファンを苦しめるものはない

どんなものでも、始まりがあれば終わりもあります。

今回の解散がなかったとしても、「ジャンヌダルク」のメンバーが別々の将来を見るようになり、道を分かつことはあったのかもしれません。実際、それで解散を選んだバンドも数多くあります。それならば、ファンは辛いながらもメンバーの行く道を応援したでしょう。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 

*0401 . Janne Da Arc 解散 . 今日もヒトカラで歌ってきたばっかやのに衝撃すぎる。最近昔のバンド復活してるの多いし地味に期待してた… . チビの時アニメ好きでブラックジャック見て月光花聴いた時かっこいいってなって、ライブは行ったことないけど曲はなんとなく聴いてた。 正直最近まではただyasuが好きなのとテンポや大人な感じが好きなだけやったけど、2年前くらいから推し事終了→脱真面目して遊びだして色々経験して学んでエロいだけじゃない切なすぎる歌詞が理解できるようになったとこやのに。 ジャンヌ好きな男の人と初めて出会った時は、初めて金髪の人と食事したしyasuに見えたし(重症)、久々に何もかも忘れるくらいバカみたいに遊んだし、本当に辛くて仕事やめたかった時に初めて親以外に本気で怒られたおかげで今も続けられてるし、当たり前に今は好きじゃないけどお互い桜が1番好きやったの思い出した〜〜〜私情を挟んでも名曲すぎるわ。 . 今でも毎日通勤中聴いてるのにな。なんか信じられん、もう見れんのか… 脱退理由気になるけど、Janne Da Arcありがとうお疲れ様。 . . #jannedaarc #Janne #ありがとう #yasu #V系 .

mika:)さん(@mmm_12ad)がシェアした投稿 –

ファンにとっていちばん辛いのは、青春をかけたアーティストが何らかの不祥事を起こし、それがきっかけでグループがなくなってしまうことです。最後に花道を作ることもできず、感謝の言葉を直接伝えることもできない。そして、世間からは悪く言われてしまう…。このような解散が、ファンにとってはいちばん悲しいものなのではないでしょうか。

ka-yuが一体どんなことをしたのか、まだはっきりとはわかっていません。が、事務所の発表が本当であれば、訴訟沙汰になるような何かを起こしたことになります。なぜバンドと自分の功績に傷をつける真似をしたのか、それはka-yu自身の口から説明が欲しいところです。

この幕の引き方は、あまりにファンとメンバーが気の毒です。特にメンバーは、こんな形でバンドに幕を下ろすことを、誰も望んでいなかったでしょう。

バンドでもアイドルでもそうですが、グループと言うのはチームであり、誰か一人の行動がグループの命取りになることもあると知ってほしいですね。

ka-yuが今後、バンド脱退の発端となった行動について説明すること、本当であればきちんと謝罪することを望みます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です