2019年11月1日に『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開されます。2017年に公開された『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』の続編となり、今回で完結を迎えます。
本作はもともと1990年にテレビで放送されたホラー映画ですが、27年経った2017年にリメイク版が公開されました。そんな『IT/イット 』を、まだご覧になったことのない方のために、こちらでは『IT/イット 』に関連した情報やトリビアなどをご紹介していきます!
『IT/イット』をご覧になったことがある方も、おさらいを兼ねてお楽しみ下さい。
目次
映画『IT/イット』のシリーズ一覧
まずは、「IT」シリーズのおさらいということで、作品を一覧にしてみました。
- 1990年 テレビ版「IT」前編 子供の頃の物語
- 1990年 テレビ版「IT」後編 27年後、大人になってからの物語
- 2017年 映画「IT/イット”それ”が見えたら、終わり。」テレビ版前編のリメイク
- 2019年 映画「IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり。」テレビ版後編のリメイク
映画『IT/イット』に出て来るピエロのペニーワイズとは?

ペニーワイズのモデルはいる?
「IT」の印象的なキャラクター、ピエロの”ペニーワイズ”は、1972年から1978年にかけて少年33人を殺害したアメリカのジョン・ゲイシーがモデルになっているとも言われています。
ピエロの格好をして少年を誘い、性的暴行を加えたあとゆっくりと首を絞めて殺害した異常者で、1994年に死刑が執行されました。
2017年に続いてビル・スカルスガルドが続投
そして、そのペニーワイズを演じたのはテレビ版はティム・カリー、映画版ではビル・スカルスガルドです。
ティム・カリーは、「ホームアローン2」のホテルの従業員役で、ケビンがホテルでピエロの人形を使って追い返したのは、「IT」ネタだったのかもしれませんね。
ティム・カリーが演じたペニーワイズが高評価されていたため、映画版でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドはプレッシャーだったとも語っていますが、独特な笑い方、両目を正反対の方へ向ける斜視も自在にできることでペニーワイズの怖さが倍増されていて、ある意味ティム・カリーよりも完成度の高いペニーワイズに仕上がっているのかもしれません。
ビル・スカルスガルドはスウェーデン出身で、192㎝の高身長に白い肌にグリーンの瞳が映える超絶イケメンです。演技の素晴らしさもあって、これから一気に人気が出そうな俳優です。
ペニーワイズと子役たちの関係
外国の俳優さんが作品によって肉体改造に取り組むのはよく聞く話しですが、この『IT/イット”それ”が見えたら、終わり』でも、作品のために色々な工夫がされています。
ペニーワイズを演じるビル・スカルスガルドは、監督の意向もあり、子供たちと顔合わせをしないで撮影を始めたというのも、そのひとつです。
撮影中、メイクをしているところを子供たちには一切見せず、ペニーワイズとビル・スカルスガルドを完全に切り離していたそうです。
子供たちがペニーワイズに本気で怖がるシーンを撮影するために、様々な努力をしていたんですね。
映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』では、子供たちの本気で怖がる姿にも注目してください。
映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』に似た作品
「THAT-ザット-」
ITが”それ”に対して、THATは”あれ”です。
子供の後姿、ピエロのような悪魔のような黒い影、赤い風船、そしてパッケージに書かれた【スティーヴン・キング原作「IT/イット」に続くトラウマ必死のショッキングホラー】の文字。
パッケージ見ただけだと、間違って借りちゃったり、続編?て思ったりしますよね?
でもこれ、全く関係のない別物で、スマホのアプリをダウンロードしたがために”あれ”に襲われ死んでしまうというホラー映画です。
タイトルもパッケージも似ているので、間違えないようお気をつけください。
「イット・フォローズ」
この映画のタイトルのイットは”それ”です。
公開されたのが2014年で、ITよりも3年も前です。脚本は監督のオリジナルで、「IT」のテレビ版や原作を見て影響はされたかもしれませんが、内容は全く異なります。
ピエロは出てきませんし、主演は青春真っただ中の高校生、驚くというよりジワジワ染みてくる怖さの映画です。
映画が訴える隠されたメッセージや、性的描写もある割にはR指定になっていない作品で、評論家からの評価もかなり高い作品です。
「スタンドバイミー」
スティーヴン・キングの作品なのですが、「IT」が公開されたとき、スタンドバイミーのホラーバージョンだという方が多くいたそうです。
個人的にはまったく違うと思いますが、子供が冒険するというストーリー性は似てるかもしれません。
「スタンドバイミー」は超有名作品なので見たことがある方も多いかと思いますが、「IT」を見た後に見ると、また違った感覚になるかもしれませんね。
映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』の予告編の再生回数
映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』は、アメリカで2017年9月8日に公開されたのですが、その予告編が初公開から24時間で1億9700万回再生されました。
この数字は、「ワイルドスピード」や「美女と野獣」を抜き史上最多の再生回数となりました。
『IT/2』の予告はこちらです。
映画『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』の興行収入
その再生回数と比例するように、映画公開から観客動員数を伸ばしていき、それまでホラー映画でトップだった「シックスセンス」を抜いて、興行収入は3億ドルを超えました。
日本での興行収入は22億円、全世界で見ると7億ドル(日本円で約760億)を超えています。
映画の公開日についても秘密が!
いよいよ11月9日『IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり。』が公開されます。
アメリカでは、27の数字にこだわって公開日を2019年9月6日にしたそうです。(2+0+1+9+9+6=27)2017年のITは9月8日に公開されています。
また、『IT/イット2』では、原作のスティーブン・キングが自転車やの店主としてカメオ出演しています。ぜひ探してみて下さい。
そして、『IT/イット2』を観る前には『IT/イット』(2017)をぜひご覧くださいね。
映画『IT/イット』(2017)動画フルを無料視聴する方法!あらすじ・ネタバレあり
コメントを残す