『大家族石田さんチ2020』末っ子が結婚宣言で大騒ぎSPのネタバレ!密着取材24年目

石田さんチ

2020年11月16日(木)夜7時より、人気シリーズの大家族ドキュメンタリー『大家族石田さんチ』の最新番組が放送されます!

大企業で働くお父ちゃん、パワフルで頼れるお母ちゃん、そしてわらわらと集う7男2女の兄弟たちは、1997年の放送開始から常に家族に愛されてきました。

月日の流れと共に、子供たちは全員社会人に。母親の介護に追われるお母ちゃんと、定年退職をしたお父ちゃんは前向きな別居生活を選択。今回の放送では、どんな家族模様が観られるのでしょうか。

もはや取材クルーとディレクターも家族同然! 2020年の最新『大家族石田さんチ』の放送内容・ネタバレを紹介します。

目次

誰にも聞けない!『大家族石田さんチ』ってどんな番組?

大家族石田さんチは、1997年から放送が開始された密着ドキュメンタリー番組です。

ユーモラスなお父ちゃん&お母ちゃんのコンビに、明るく元気な子供たちの姿が反響を呼び、22年(2020年現在)に渡り放送が継続されてきました。

多くの大家族番組が経済苦に視点を当てがちな中、石田家の子供たちは自由に進学を選んでおり、「しっかり者の大家族」として話題になりましたね。

安心して視聴できる大家族番組、それが「石田さんチ」なのです。

子供たちは受験を迎え、社会人になり、それぞれの生活を満喫中。成長と共に番組に出演しなくなった子供たちもいますが、今でも家族仲は良好なようです。

2020年の石田家はどんな姿を見せてくれるのでしょう?ファンの方はお見逃しなく!

石田家の父ちゃん母ちゃんは前向きな別居を選択中

子育てを終え、定年退職を迎えたお父ちゃんは、再就職先を求めて就活をしていたことがありました。それで少しカリカリしていた時期もあった様子。

お母ちゃんは、母親(子供たちにとっては祖母)のみさ子おばあちゃんの認知症介護に専念するため、おばあちゃん宅で同居を開始。この事情により、夫婦は前向きな別居中です。

子供たちが大きくなって巣立つごとに、少しずつ変化してきた石田家。石田さんチのドキュメンタリーは、家族と言うものの歴史と重さ、そして温かさを教えてくれる番組です。

石田サンチの末っ子隼司、結婚を決意か?

2020年11月26日の放送当日、番組プロデューサーのもっPがビックリなツイートを発信しています。

なんと、末っ子の隼司くんが結婚!? 

反抗期にお母ちゃんを困らせていた隼司くんも、今や24歳(2020年11月現在)。もう結婚を考えてもおかしくない年齢になりました。

今回の放送は、この末っ子隼司くんがメインになりそうですね。果たして本当に結婚をするのでしょうか?

『まさかまさかの2020大家族石田さんチ』~人生、山あり谷ありSP~のネタバレ

コロナが蔓延している2020年。未曽有のウィルスと世界が戦いを続ける中、石田さんチは何も変わらず元気な姿を見せてくれました。

が、そんな石田家にびっくり仰天なニュースが! なんと、あの末っ子の隼司くんが結婚するというのです!

ディレクターもカメラマンも、お父ちゃんもお母ちゃんもビックリ! の報告となった、隼司くんの結婚の報告&最新の石田家について、ネタバレを紹介します。

お母ちゃん思いの隼司くんが視聴者を泣かせた2020年

2019年までのお母ちゃんは、みさ子おばあちゃんの介護に専念するため、石田家を離れてみさ子おばあちゃん宅で暮らしていました。つまり、お父ちゃんとは前向きな別居生活を送っていたのです。

そして今回、取材クルーたちがみさ子おばあちゃん宅を訪ねると、そこには元気なお母ちゃんの姿が。コロナ禍ということもあり、みさ子お婆ちゃんは施設で過ごすことになったそうです。感染を防ぐためでしょうね。そのため、今はお母ちゃんが1人でみさ子おばあちゃんの家に住んでいました。

そしてその家には、お母ちゃんを訪ねてやってきたという末っ子・隼司くん(25歳)の姿がありました。

今もお母ちゃんにお小遣いを渡している隼司くん

今は故郷の茨城を離れ、東京で生活している隼司くん。

しかし、ことあるごとに茨城に戻り、お父ちゃんとお母ちゃんを訪ねているそうです。この日はお母ちゃんに作ってもらったご飯を食べて、ご満悦。お母ちゃんに毎月お小遣いを渡しているというから、驚きですよね。

お母ちゃん「先月はね、金が無いって言って一万円だった」

隼司くん「今月は下げてもらっていいですか? って頭を下げた」

ディレクター「増減はあるにせよ続いてるんだ」

隼司くん「続いてるよ。毎月ピタピタだよ」

このご両親は、子供にお金を返して欲しいというタイプの方々ではありません。隼司くんはあくまで、自主的にお母ちゃんにお小遣いを渡しているのです。去年からということですが、偉いですね。

隼司くん「兄弟みんな(両親に)お金を使ってるわけじゃん。兄弟みんなで(母に)お金を渡したら、結構な額になるよね?

隼司くん、特にお母ちゃんには「楽をさせてあげたい」という思いがあるようですね。

この日は家にできたハチの巣を壊すお手伝いもこなし、積極的にお母ちゃんを助けてくる隼司くん。少しだけ強めだった反抗期を乗り越え、優しい素敵な青年に成長しました。お母ちゃんの隼司くんを見る目も、とっても穏やかでした。

25歳の隼司くん、父に結婚を報告!

隼司くんは、石田家で暮らすお父ちゃんのもとを訪ねます。

隼司「こんにちはー、造園屋」です

お父ちゃんへのこの挨拶、かつてのお父ちゃんのノリを思い出しますね。やはり石田家の末っ子です。

どうやら隼司くん、「困っていることがあるなら手伝う」と申し出て、家の草刈りを手伝うことになった様子。自宅で着替えを済ませ、草刈りに取り掛かりました。この様子の隼司くんを見て、お父ちゃん&取材クルーは「何かある」と勘づいた様子。

これまで、家のお手伝いにはまったく関心が無かった隼司くんが、どうしていきなり親孝行をしはじめたのでしょう? その理由は、すぐに明らかになりました。

隼司くんは、「やれるときに親孝行をやっておきたい」という理由で、両親に親孝行を始めたと語りました。それを聞いたお父ちゃん、察します。

お父ちゃん「お前結婚すんの?」

隼司くん「するよ」

ディレクター「うそ!?」

ディレクター曰く、「電気が走るほどびっくりした」とのこと。隼司くん曰く、すでに結婚についてお相手と話し合いをしているとのこと。もちろん、お父ちゃんもビックリです。

詳しく話を聞いてみると、隼司くんは「恋人がいる」ということは、両親にはなしていたそうです。その上で、お父ちゃんに「俺より先に母ちゃんに合わせた方が良いよ」と言われ、先にお母ちゃんに会わせたそう。で、今回はお父ちゃんに結婚を報告、ということですね。何にせよ、おめでたい報告です! 取材クルーもみんなで喜んでいました。

まだはっきりとした予定は立っていないものの、本人の中で気持ちは固まっているようですね。もちろん、お父ちゃんお母ちゃんも大賛成! 末っ子の新たな旅立ちを応援しています。

初めて明かされる隼司くんの茨城愛

お父ちゃんに結婚報告をしたあと、隼司くんは突如茨城愛を語り始めます。

隼司「茨城から出たくないんだ

お父ちゃん「なんで茨城にこだわるの?」

隼司「住み心地が良いんだよな」

お父ちゃん「婆さん(みさ子おばあちゃん)の家が住み心地いいの?

隼司「すべて 茨城の」

隼司くん、どうやら結婚したら茨城に戻りたい様子。

彼女は東京の人なので、せめて運転免許を取ってから茨城へ来たいと考えているみたいですね。

隼司くんの彼女を訪ねる今井ディレクターたち

今井ディレクターたちの取材によると、隼司の彼女さんは東京の会社に勤める会社員。知人の紹介で知り合い、交際4年目になるそうです。お母ちゃんが描いたイラストによれば、彼女さんはかなりの美人さんでした。

そんな彼女のマイさん(仮名)が、隼司くんと住む自宅で取材に応じてくれることに。

2人が住む家にはすでに生活感が漂い、冷蔵庫にはガス代の支払いについてのメモがあったり、シンクに2人お揃いのカップが並んでいたり、4年と言う交際年月の長さを思わせました。

2人の交際に関する隼司の説明

  • 結婚については前から考えていた。
  • 結婚するのなら、取材クルーに言わなければいけないと考えていた(テレビで言わなければの意)
  • 自分がテレビに出るのは、親孝行の一環。それが無ければテレビには出ていない。それが8割。
  • 残りの2割は、長年付き合って来た取材クルーへの親愛のため。
  • 結婚に向けて毎月貯金をしている。お互い決めてやっている。
  • 結婚式は挙げたいと考えている
  • マイさんは、隼司くんの包容力があるところを好きになった。

マイさんとのインタビューは、隼司くんから取材クルーに話があったそう。隼司くんが取材クルーを大切に思っていたこと、自分から紹介したいと言い出したことに、ディレクターとカメラマンは感動していました。隼司くんは1歳から番組に出ていたため、クルーにとっても思い入れのある大切な末っ子。向こうも少なからずそう思っていてくれたことが、取材クルーにとっては嬉しいのでしょうね。

ディレクター「結婚のための蓄えとかもしてるの?」

隼司くん「お互いで決めてやってる」

ディレクター「へえ!あの隼司がね」

隼司くん「そうだよ、あの俺がお金を貯めてるんだよ! ありえないよ!」

ディレクター「人って変わるね」

隼司くん「変わるよ!」

このやりとりも、すっかり身内感覚ですね。ディレクターとカメラマンの感慨もひとしおのようでした。

思春期の隼司くんの苦悩が初めて明かされる

石田家の兄弟の中でも、末っ子の隼司くんは特に反抗期が強く出た子でした。

その様子はテレビでも放送され、視聴者からは心配の声も相次いでいました。今回初めて、隼司くんが「テレビに出ない」と言っていた時期があったことも明かされます。隼司くんの将来を思い、取材クルーも彼を撮影しなかった時期があったようです。

取材がストレスだったのか、それとも思春期特有の苛立ちなのか。16歳のころの隼司くんは常に苛立ちを抱え、お母ちゃんや取材クルーに辛く当たることもありました。

今回初めて公開されたのは、16歳の隼司くんが食欲不振に苦しんでいたという事実。

この時少し痩せていた隼司くんは、食べても吐いてしまう日々が続いていたと言います。食べられるのは、お母ちゃんが作った卵焼き。お母ちゃんは隼司くんのために、試行錯誤しながら食事を作っていました。

夜遊びを繰り返し、成績表に欠席や早退の日数が増えていく隼司を見て、当時のお母ちゃんはこう語っています。

お母ちゃん「(隼司について)繊細で弱いっていうことでしょうね」

お母ちゃん「頑張らなくちゃいけないときに、頑張らなくていい方に流れていく。水が低い方に流れていくのと同じ」

お母ちゃん「でも昨日なんかは、『母ちゃん(体重が)1キロ増えた』とか。やっぱり心では助けて欲しいということ」

お母ちゃん「食べられなくて吐いちゃったと、泣きながら電話してくることもある」

隼司くんの辛い気持ちを受け止め、お母ちゃんは懸命に支えていました。その愛情は、当時の隼司くんにも届いていたのでしょう。その証拠に、当時の隼司くんは頻繁にリビングに姿を見せていました。お母ちゃんがいるリビングにいたかったのでしょう。

反抗期でも完全に取材クルーを突き放すことはなかった

時に取材クルーに厳しく当たりながらも、隼司くんはディレクターやカメラマンを完全に突き放すことはありませんでした。

2人を「お前」と呼びながらも、優しく応対するときもありましたし、荒れた生活を見かねてアドバイスをするスタッフの話を聞くことも。当時から根はやさしい子でした。

石田さんチの取材クルーは、反抗期を抜けて美容師専門学校に通い始めた隼司くんや、東京で一人暮らしを始めたころの隼司くんにも同行しています。反抗期を本気で心配していたクルーにとって、今の隼司くんの成長ぶりは本当に嬉しいでしょうね。

頼れる長男・孝之さん一家を訪ねる隼司くん

両親に結婚の報告を終えた隼司くんは、のちに長男・孝之くんを訪ねています。

兄弟から「ターキー」の愛称で呼ばれる孝之くんは、兄弟たちの頼れるお兄ちゃん。家族のピンチにはいつも、この孝之くんが力を貸してくれていましたね。

孝之くんと妻の洋子さん、そして長女のHちゃん(名前は伏せます)は、自宅の庭でバーベキューの準備をして隼司くんを待ちわびていました。なんと、茨城県の高級和牛・常陸牛を用意するほどの歓迎ぶり。

孝之さんがひたすら肉を焼いてくれる中、隼司くんは自身が結婚したい旨を伝えました。

突然の報告に驚きながらも、4年も交際している相手・同棲もしている相手と知って、孝之さんはすんなりと納得した様子。洋子さんにも報告し、おめでとうの言葉を貰えました。それにしても洋子さん、すっかり石田家の兄弟に馴染んでいて、まるで本当のお姉さんのよう。

さて隼司くん、じつは洋子さんに聞きたいことがあったようです。

隼司くん「この問題(婚約者が取材を受けること)について聞きたかったの」

隼司くん「どういう心境でテレビに? だって最初は悩んだでしょ?」

孝之さんと洋子さんは、結婚式の準備から披露宴までを取材クルーが撮影・放送しています。自身の婚約者のことを思い、隼司くんは洋子さんの当時の心境を知りたかったようです。

洋子さん「悩んだよね、やっぱりね。無理矢理」

隼司くん「そこまで深く話し合いはなかったわけね」

洋子さん「でももう、なんか慣れたっていうか。そんなに気にしてない」

もうすっかり石田家に馴染んでいる洋子さんは、そんな風に隼司くんに応えてくれました。洋子さんの体験談を聞けて、少し気持ちが楽になったのでしょうか? Hちゃんとバドミントンを楽しむ隼司くんの笑顔は、とても晴れやかなものでした。

孝之さんが取材クルーにお願いしたこと

隼司くんの報告を受けた孝之さんは、石田家の取材を13年間続けている今井ディレクターにこう語ります。

孝之さん「俺のとき(結婚するとき)ってさ、隼司も小さかったんだよ。だからお知らせする相手も最小限でよかった」

孝之さん「隼司の代になると、末っ子だからもう。全員社会人になって、それぞれの生活があるからさ。それぞれ家庭が出来た人たちに、挨拶まわりじゃないけどね、そういうことをしていかなくちゃいけない」

孝之さん「筋を通さないと」

やっぱり頼れる長男は、隼司くんのために色んなことを考えていたようです。

さらにこう続けました。

孝之さん「隼司が『俺は関係ねえ』とかじゃなくて、隼司の嫁さんの立場になって考えたら、(兄弟のところに)顔を出しておくのを、助けてあげようかなと思う」

孝之さん「それで、伝書鳩じゃないけど」

孝之さんが言いたいのは、お嫁さんとの今後のためにも「兄弟への挨拶まわりをした方がいい」ということ。そのことについて、ディレクターから隼司くんにフォローしてほしいということのようでした。

孝之さん「(今井ディレクターが)ウチに関わって何年になるよ?」

ディレクター「13年目」

孝之さん「13年でしょ。隼司の年齢の半分関わってるわけだよ。もう十分じゃん」

孝之さんから見ても、13年間一緒にいるディレクターは家族のようなもの。家族同然のディレクターだからこそ、今回の隼司のことをお願いしたかったのでしょう。孝之さんの願いを受けたディレクターは、可愛い隼司のためにひと肌脱ぐことになるます。

今井ディレクターが隼司くんの結婚を兄弟に報告

というわけで、隼司くんの代わりにディレクターが兄弟に報告まわり。

今回ディレクターが訪問した子供たちは、こちらの4人です。

有志くん(六男)→東京都千代田区・ダイソン株式会社勤務。店長を任されている。

元基くん(五男)→神奈川県川崎市で一人暮らし。システムエンジニア勤務。

芽衣子さん(次女)→常総市役所 非常勤職員

智広くん(四男)→地元の製鉄所に就職して14年。

※テレビで職業が明記されていたので、記載いたします。

ディレクターは兄弟の驚く顔を期待しましたが、反応はみんな「あ、そうなの」とあっさり。それもそのはず、お母ちゃんが兄弟たちに、隼司の彼女に会ったことを写真付きで伝えていたのです。事前にそのことがあったので、兄弟たちも「隼司が結婚しそうだ」と察していたようですね。

芽衣子さんに至っては、「あの隼司の面倒をみてくれるなら、なんでもいい」とまで言っていました。が、その顔には満面の笑みが浮かんでいたので、やっぱり嬉しいのでしょうね。

いよいよお父ちゃんに婚約者紹介! そして隼司の思い

いよいよお父ちゃんが、隼司くんの結婚相手に会うことに。

ちょっと緊張気味のお父ちゃんは、婚約者がどのような感じなのかを聞くために、お母ちゃんのもとを訪ねました。お母ちゃん曰く、彼女さんはお仕事もできるしっかりした女性とのこと。2人とも結婚には賛成しているようです。

当の隼司くんは、お母ちゃんがいるみさ子おばあちゃんの家に泊まっていました。どうやら隼司くん、昨日はお父ちゃんにご飯を奢った様子。ちゃんと親孝行を続けているようです。

ディレクターさんは、どうして隼司くんがこんなに親孝行をするのかが不思議な様子。その理由がようやく本人の口から語られました。

隼司くん「(両親が)長生きしないと思ってるから、できる限りのことをやってるだけ」

隼司くん「だって考えてみ。今25歳で親が66歳ってあんまりいないよね」

隼司くん「何もしないで(親が)死んだらたぶん、『あの時に何かしておけばよかった』って思うよね

確かに隼司くんの年齢なら、両親は50代くらいのことが多いでしょう。大家族の末っ子に生まれた隼司くんは、先に生まれた兄弟が多いぶんだけ両親の年齢も上。そのことを気にしていたのですね。この言葉には、ディレクターも感動していた様子でした。こんなに両親を思いやれる子に成長していたなんて。子育ての苦労が報われた瞬間でした。

令和2年10月18日、お父ちゃんが婚約者に面会

そして令和2年の10月、いよいよお父ちゃんが隼司くんの婚約者に面会します。

その時間を前に、お父ちゃんは現在の心境を取材クルーに語りました。

お父ちゃん「緊張してる。家に来てどうも~っていうのは、孝之も和寛(次男)もしたことないから」

あのお父ちゃんも、さすがに緊張気味なようですね。

そうしてようやく、婚約者さんを連れた隼司くんが自宅にやってきました。明るい挨拶と、お茶入れを手伝おうと申し出るマイさんを見て、取材陣は確信します。お父ちゃんはマイさんを気に入るだろうと。しかしマイさん、緊張しているだろうに明るく丁寧で、本当に素敵な女性であることが伝わってきました。

お父ちゃんは、隼司の欠点をマイさんに告げたあと、「この息子でいいのか」と確認しました。そしてマイさんが頷くと、「よろしくお願いします」と深く頭を下げました。

隼司くんの計画では、将来に子供が生まれて少ししたら、茨城に帰ってきたいとのこと。あくまで計画ですが、2人で将来のことをいろいろ話し合っているようですね。

その後に3人は料亭に移動し、歓談を続けます。隼司くんは、子供は1人か2人ほしい。じいちゃんばあちゃん子に育ってほしいと語ります。その穏やかな表情から、両親に対する深い愛情が伝わってきました。

この日のことを、お父ちゃんは後にこう語りました。

お父ちゃん「隼司がこの私に『紹介したいんだけども、ぜひ会ってくれ』、この言葉だけで、私はもう満足」

お父ちゃん「あのね普通はね、俺普通はないと思う。黙ってやる。『俺一緒になるけど、何か問題あるかい?』(で終わる)」

お父ちゃん「そこを、あんな若造が『親父、ちょっと会ってくれ。場所も用意するから』(と言ってくれた)。俺はそれだけでもう大満足」

両親を思う隼司くんの気持ちは、ちゃんとお父ちゃんに届いていました。

末っ子の結婚と言うこともあり、ちょっと感慨深げなお父ちゃん。あの隼司くんがこんなに成長した嬉しさ、頼もしさ。そしてちょっとだけ、寂しさもあるのかもしれません。でも親にとって、子供の幸せは何よりうれしいことですよね。

年内の12月には入籍したいと語っていた隼司くん。次の放送では、夫になった隼司くんが見られるでしょうか。どうかどうか、お幸せに。そう願わずにはいられない放送でした。

石田さんチの家族を改めて紹介

もうおなじみの石田さんチですが、ここでもう一度家族構成を振り返ってみましょう。

※現在出演されていない方については、あえて記述を避けています。ご了承ください。

石田 晃(いしだ あきら)/お父ちゃん

一家の大黒柱のお父ちゃん、石田晃さんは2020年現在66歳。元美容師。サラリーマン時代は大企業(誰もが知る企業ですが伏せます)の営業職を務め、全国を飛び回る毎日を送っていました。その企業を定年退職後は、別の企業に再就職して働いていました。現在は地方で講演などもしている様子。

かなりのエリート社員だった節があり、4男の元基くんが大学院への進学を迷っていたときには、「そのくらいの金額は出してやるから」と背中を押しています。7男2女+妻の生活を支え、子供たちが希望すれば学費も惜しみなく出していましたから、やっぱりエリートだったのでしょうね。

2016年には脳梗塞に倒れ、その際に糖尿病も発覚。幸いなことに回復し、現在は手作り料理で健康を気遣う生活を送っています。家事や料理は苦痛ではないようです。

明るくユーモアにあふれるお父さんである一方、子供たちが悪さをしたときはガツンと叱る強さも。母ちゃんとの掛け合いの面白さも人気です。

石田 千恵子(いしだ ちえこ)/お母ちゃん

石田家のお母ちゃん。2020年時点で66歳。お父ちゃんと同じく元美容師。番組曰く、若いときは浜崎あゆみ似の美人だったとか(今も美人です!)。

7男2女の子育てを一気に引き受け、子供たちが小さい頃は大量の洗濯物と戦う姿が印象的でした。家族が多い石田家のお部屋は、いつも大量の洗濯物でいっぱい。ちょっと片づけは苦手な印象ですが、そこもご愛敬。得意料理は煮込みハンバーグ。お母ちゃんのハンバーグは子供たちの大好物です。

7男2女を育てるだけあって、とってもパワフルなお父ちゃん。お父ちゃんが迷いに迷って安いパソコンを買ったときは、「せっかく買うなら使いやすい良いものを買えと言ったはず」「20万円くらいでビビるんじゃないよ」と勇ましく叱咤し、視聴者の尊敬を集めました。片づけは苦手でも家計管理は得意なようで、子供たちの学費もしっかり貯めて進学させました。

2002年に大腸がんを患い、手術を受けた経験アリ。その後は転移もないようで、子育てに講演に忙しい毎日を送っています。現在は実母のみさ子おばあちゃんの介護に集中するため、お父ちゃんんと別居中。

石田 奈緒子(いしだ なおこ)/長女

※現在は番組に出演していません。

番組によれば、現在も元気でいらっしゃるそうです。

石田 孝之(いしだ たかゆき)/長男

石田家のしっかり者長男。2020年11月現在39歳。現在は結婚し、妻の洋子さんと一人娘と一戸建て生活中。

兄弟が多い石田家の長男として育ったためか、下の子たちの面倒をよく見て両親も支える出来た息子。両親想いは視聴者の知るところで、長女の奈緒子さんと一緒に旅行をプレゼントしたこともありました。また、2002年にお母ちゃんが手術を受けたときは、率先して家の舵を引き受けて家庭を支えました。結婚後も何かと石田家に出入りし、家族を気遣っています。

両親や兄弟の精神的な支えとなることが多く、下の兄弟が両親と不和を起こしたときは間に入り、仲を仲裁しています。また、両親が喧嘩したときも積極的に間に入り、仲を取り持ってきました。現在はメダカの育成に嵌っているようで、雑誌の特集に掲載されたことも。

石田 芽衣子(いしだ めいこ)/次女

石田家のおっとり次女。2020年11月時点で37歳。大学卒業後は役所の嘱託職員として勤務し、現在も石田家で暮らしています。

おっとりと物静かな印象ですが、反抗期と受験が重なったときは荒れたようで、お母ちゃんを困らせたことも。怒ってヨーグルトを投げる姿は番組の定番映像です。

お母ちゃんがみさ子おばあちゃんと同居する前は、芽衣子さんが買い物を手伝う姿も見られました。石田家が洪水に見舞われたときは、番組クルーと一緒におかあちゃん&みさ子おばあちゃんを助け、一緒に避難しています。両親想いの優しい女性です。

石田 和寛(いしだ かずひろ)/次男

※現在は番組に出演していません。

テレビには出ていませんが、家族との仲も良好で元気に暮らしているそう。

石田 光央(いしだ みつお)/三男

※現在は番組に出演していません。

家族と交流はあるようで、番組曰く元気にしているとのこと。

石田 智広(いしだ ちひろ)/四男

石田家の超ユニークな四男。高校を出て就職し、現在まで製鉄工場で働いています。優秀な社員のようです。

小さなころはやんちゃ・破天荒な印象で、お母ちゃんを困らせたことも多々アリ。しかし、就職してからはだいぶ落ち着き、ユニークで優しい男性へと成長しました。

家族思いの石田さんチの中でも、長男の孝之さんと共に思いが強い子供の一人で、両親を支える姿が良く見られます。お父ちゃんは智広と居やすいようで、石田家が洪水で浸水したときは長く智広くんの家に居候していました。また、お父ちゃんが脳梗塞で倒れたときは、智広くんが異変に気付いて病院に連絡をしています。

認知症のみさ子おばあちゃんも良く訪ねているようで、子供たちの中で智広くんのことは覚えていたほどです。

石田 元基(いしだ もとき)/五男

眼鏡がトレードマークだった元基くん、2020年時点で29歳の青年へ成長しました。

お母ちゃん曰く、石田家の男子はおとなしい子・やんちゃな子に分かれるそうですが、元基くんはおとなしい子の道を歩んだようです。ゲームが大好きで、よくゲームをしている姿が放送されました。

大学院を出た後は、懸命な就活の末にシステムエンジニアの職をゲット。現在はアプリ開発などを手掛けているそうです。一時期は六男の有志くんと同居生活を送っていました。なんと、この年齢にして3LDKの中古マンションを購入。同居生活では料理を担当し、訪ねてきたお母ちゃんにも振る舞っています。兄弟の中でも堅実なイメージがある子です。

石田 有志(いしだ ゆうじ)/六男

石田家の明るい六男、有志くん。2020年11月時点で27歳になりました。

父ちゃん母ちゃんの跡を継ぐように、美容師になった有志くん。しかし現在は転職し、美容機器メーカーの正社員(大企業!)として働いています。学生時代はあまり登場しませんでしたが、大人になって就職したあとは頻繁に顔を出してくれるようになりました。

五男の元基くんと同居していたことも。

石田 隼司(いしだ しゅんじ)/七男末っ子

石田さんチの放送開始から、視聴者のアイドル的存在。家族中でもひと際存在感が強い隼司くんは、2020年現在24歳。

石田家の男児が辿る大人しいコース・やんちゃコースのうち、しっかりとやんちゃコースに進んだ隼司くん。反抗期時代はカメラマンに「撮影するな」と怒ったり、家に帰らずにお母ちゃんを困らせたり、なかなかなのやんちゃぶりでした。

が、そんな最中にも彼はリビングで寝転がり、母ちゃんに髪を切ってもらったり、また母ちゃんに送迎してもらったりしていたため、常に家族との仲は良好でした。長男の孝之さんが一戸建てを建てたときも、ちゃんと家族でお祝いに駆けつけています。

末っ子なため、兄弟の中ではいちばん小さなころ(1歳)からテレビに出続けており、そのために取材クルーの思い入れもひとしお。隼司くんが美容師資格の受験をするときは、家族よりもディレクターがハラハラする様子を見せ、合格を知ったときは泣いていました。また、隼司くんが東京で一人暮らしを決めたときは、わざわざディレクターが部屋を訪ねています。

その後は東京の美容師をやめ、東京で彼女と同棲中です。

石田 洋子/長男の嫁

孝之さんの奥さん。結婚式の様子は石田さんチでも放送されました。

おっとりとした外見に柔らかい口調の素敵な女性。調理師免許を持っていて、一戸建てのお祝いに石田家が駆けつけたときは、朝4時に起きて全員分の料理を作りました。

孝之さんと結婚前から石田家との関係は良好。放送はされていませんが、下の兄弟たちをディズニーランドに連れて行ったこともあるそう。

結婚後は石田家の海外旅行に同行し、みんなでビーチバレーも楽しんでいました。現在も一人娘の発表会にお母ちゃんを呼ぶなど、何かと石田さんチの家族を気遣っています。

『大家族石田さんチ』の魅力とは?

『大家族 石田さんチ』の魅力は、子供たちが巣立った後の家族を追い続けていることです。大家族番組のターゲットは、小さな子供がいる家庭であることがほとんど。石田さんチも例外ではなく、末っ子の隼司くんが小学生のころから放送していました。

しかし石田さんチの場合は、子供たちが巣立って一人暮らしを始めたり、結婚したりした後まで追いかけています。このため、時には綺麗ごとではない現実も放送しています。

年老いた母親を介護する大変さ。考え方の違いからすれ違う夫婦。そして、子供たちと両親の葛藤……。時には、取材クルーや視聴者が冷や汗をかくようなシーンもありました。

でもそんな時、助けてくれるのもまた家族です。年齢と共に関係は変化しても、絆の形は変わっても、やっぱり家族の存在は特別で大切なもの。石田さんチは、そのことをとてもリアルに教えてくれる番組です。

20年以上に渡って愛され続ける石田さんチは、もはや熱いファンもつくほどの人気ぶり。ぜひ、令和の石田家の今を番組でご視聴ください。

『大家族石田さんチ』を見た視聴者の感想

30代女性
隼司君ついに結婚するんですね。あんなに小さくて可愛かった隼司君がなぁ、大人になりましたね。高校生のころ荒れてたのは知ってましたが、ご飯も食べられなくて、自律神経を乱すくらい大変だったとは、知りませんでしたね。

お母ちゃんが作る小さなお弁当が、何故か切なかったです。少しでもいいから食べてね、という愛情ですね。お父ちゃんもお母ちゃんも、結婚喜んでて良かったですね。次の回では、隼司君の婚約者のお顔を見れそうですね。楽しみです。

40代女性
ここ最近は、末っ子隼司君にスポットをあてた内容が多かったので、かなり親しみをもっています。毎回、放送のたびに小さい頃のヤンチャぶりや反抗期の頃の姿が映されるので、今の成長した隼司君を見ると、すごく大人になったなと感激します。結婚も思い付きや勢いでなく、将来設計のようなものも考えているし、婚約相手のテレビでの顔出しのことまで考えていて驚きました。いろいろなことをしっかり考えて行動する姿に、頼もしさを感じました。
40代女性
石田さんチ毎回楽しみにしています。24年目というのを見て、私自身24年見ていると思います。ホントみんながわが子の様に思えて、涙が出てしまいました。

今までは同じ子供目線で見ていたのが、いつの日からか親目線で見るようになり。特に末っ子君は可愛い子供時代から、ヤンチャな時期、そして美容師になって頑張る姿まで見続けてきて今回の結婚、感動しました。大家族なのに貧乏くさくなくてどこか面白くてカッコいい石田家にいつのまにか虜になっていました。

40代男性
末っ子の隼司が結婚するという、とてもおめでたい放送でした。親に一番迷惑をかけた隼司が、いまや一番の親想いということで、隼司の成長を感じることができて、とても良かったです。

彼女を紹介されたお父さんの緊張感たっぷりで、うれしそうに酔っ払った姿を見ると、子育ての苦労が吹き飛んでしまっている感じで、幸せそうで良かったです。次回、隼司の結婚式特集を早く見たいです。

30代女性
末っ子なのに毎月家にお金を入れているなんて本当に偉いなと思いました。家が大家族なので、お金にも大変な面があったので、まだ若いのにしっかりしているなと思いました。

でも、もう末っ子も結婚するとのことで、もうあれから24年間も経っているのは長い取材だなと思いました。だいぶお母さんも白髪が生えてしまっているので年を取ったなと思いました。それでも頑張ってたくさんの家族を養い続けてくれているお母さんに感謝だなと思いました。

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