大家族石田さんチ内容ネタバレ!元基の大きな買い物&隼司の迷いが判明!

7男2女に父ちゃん母ちゃん、そしておばあちゃんを加えた「大家族石田さんチ」が、今年も放送されました!

23年に渡る長寿番組ということ、出てくる家族がユーモア満載であることから、放送されるたびに話題になる人気番組です。

放送開始当初は10代から下の年齢だった子供たちも、今や末っ子が20歳を超える年齢に。結婚した子、一人暮らしを始めた子、実家に残る子など、子供たちの現在の様子も注目の的となっています。

今回の放送では、5男の元基くんが大きな買い物をしたことが判明!さらに、前回の放送で美容師を辞めた末っ子・隼司さんも、動き始めました。

子育てから介護問題、そして夫婦の問題まで、家族のありのままを描く「大家族石田さんチ」の放送内容をまとめました!

目次

密着取材23年大家族石田さんチが今年も放送!注目の内容とは?

23年にわたる取材の中で、石田さんチの子供たちは全員が20歳を超えました。

外資系企業に勤め、家族のために働いたお父ちゃん・石田晃さんも、もう65歳。

どんな時でもドーンと構え、パワフルな子育てをしてきたお母ちゃん・石田千恵子さんも、65歳になりました。

今回の放送でも、お母ちゃんはとってもパワフル!つけまつげを付けてみたり、メイクを楽しんだりと明るい笑顔を見せています。なんと、フラダンスの発表会にも挑戦!

しかし一方で、石田家は家族の試練に突入していたのです。石田家に訪れた新たな試練とは何なのでしょう?簡単に解説します。

子供たちが大きくなり、年齢を重ねた両親が迎えた家族の形とは?

4男の智宏くん曰く、「登場人物おっさんの大家族」の内容をご覧くださいませ!

結婚40年!石田さんチに訪れた夫婦の危機とは…?

子供たちが大きくなってからというもの、ちょっと距離があるかな…?と思わせる様子が多かった石田夫妻。

今回もどうやら「大丈夫かな?」と思うことがあったようで…?番組内の父ちゃん母ちゃんの様子をまとめてみました。

フラダンス発表会に参加するお母ちゃん!見学する子供たち

番組の冒頭から、お母ちゃんは真っ赤な口紅とネイルで登場!さらにつけまつげをつけた姿で、視聴者を驚かせました。

実はお母ちゃん、2年前から習っているフラダンスの発表会に参加するため、オシャレをしていたのです。フラダンス仲間と陽気に会話するお母ちゃん。

その様子を見守るのは、長男の石田孝之さん、妻の洋子さん、娘のほのかちゃん、次女芽衣子さん、5男元基さん。元基くんは現在東京で就職しているため、規制しての参加となりました。

ピンクのドレスに、花の冠をのせて踊るお母ちゃん。子供たちに囲まれ、楽しそう。

しかしその場に、お父ちゃんの姿がないことが気になる…。

別居中のお父ちゃんとお母ちゃんの今

石田家のお父ちゃんとお母ちゃん、実は現在別居中。

と言っても、夫婦仲が原因で別居したわけではありません。お母ちゃんは、母親のみさこおばあちゃんの介護をするため、おばあちゃんの家に住んでいるのです。

夫婦仲が招いた別居ではないものの、ここ数年のお父ちゃんとお母ちゃんはすれ違いが続いていました。

お父ちゃんの退職直後に襲った水害、おばあちゃんの介護、その他いろんなことが降り積もり、夫婦の関係はギクシャク…。昔はお笑いのような掛け合いを楽しんでいた夫婦だったのに。

お父ちゃん「一人じゃ何にもできないんだから、ペアになって進んでいくのがひとつの形だと思っているけど、あいつ(お母ちゃん)にしてみたら『結婚だけが人生じゃないから』って」

お母ちゃん「何も話をすることがないし。だんだん歳をとってくると、人を受け入れる気持ちが無くなってくる」

うーん、お互いに言いたいことが溜まっている様子…。

別居中ということもあり、お父ちゃんとお母ちゃんは話さない日々が続いていました。

それにしても、昔に比べて石田家はだいぶ綺麗になりましたね!前は洗濯ものや物であふれていたのに。子供が巣立つと、そう散らかることもなくなってくるのでしょうか?

部屋の中にたくさんの洗濯ものが干してある、お馴染みの光景が見られないのはちょっと寂しいかも…?

認知症が進んでいるみさこおばあちゃん

数年前から、お母ちゃんは認知症の母親・みさこおばあちゃんの介護をしています。

子供の手が離れたと思ったら、今度は親の介護問題を抱えることになったお母ちゃん。近年に放送された石田家では、介護の現実も偽りなく放送してきました。

今回の放送では、みさこおばあちゃんの要介護認定が4であることが明らかに。要介護認定は5段階評価なので、おばあちゃんの状態は2番目に重い状態です。

物忘れもだいぶ酷くなり、お昼ご飯を食べたことも思い出せなくなっていました。

以前は、孫の智広さんの名前と顔は覚えていたおばあちゃん。今はどうなのでしょう?お母ちゃんも65歳、体力的な負担も気になります。

おばあちゃんにかかる介護費用の金額も明らかに

特別養護老人ホームのお世話になることもあるおばあちゃん。

その費用が、月に80000円を超えていることも明らかになります。特別養護老人ホームは公的施設なので、有料老人ホームに比べて金額は安いはずですが、それでも月に80000円の負担。

みさこおばあちゃんの年金は。月に60000円。貯金を切り崩さなければ、おばあちゃんを老人ホームに預けることもできないのです。

このシーンに、視聴者の多くは「介護の現実」を見たはず。これから年金が減っていくと言われる今、この介護費用の重さは他人事ではありません。これから私たちに降りかかる現実を、石田家は映しているのです。

学校長を辞任していたお父ちゃん

外資系企業を勤め上げたあと、とある学校の学校長に就任していたお父ちゃん。それも簡単に見つかった職ではなく、再就職先を必死に探して見つけた仕事です。

自宅が水害に遣ってしまったため、お父ちゃんは働かざるを得なくなったのですよね。以前に放送では、そのやるせなさを語っていました。

しかしお父ちゃんは、その学校長の職を辞任していたことが明らかに。これには今井ディレクターもびっくり!

お父ちゃんいわく、学校側から「離れてほしい」と言われての辞任とのこと。再就職って厳しい…!

子供たちの自宅を訪れるお父ちゃんに見えた寂しさ

仕事を辞めたお父ちゃんは、次女の芽衣子さんと石田家で2人暮らし。

東京から戻ってきた隼司は、お母ちゃんと一緒にみさこおばあちゃんの家に同居しています。なので、お父ちゃんと暮らすのは芽衣子さんだけになってしまいました。

芽衣子さんは仕事が忙しく、食事もお父ちゃんとは別々。口には出しませんが、お父ちゃんは寂しいのかな…と思わせるシーンがありました。

長男孝之さんの自宅で手料理に喜ぶお父ちゃん

お父ちゃんはある日、長男の孝之さんの自宅を訪れました。最近は、以前よりも多く孝之さんの家を訪れているそう。

親思いの孝之さんは、お父ちゃんの訪問を快く迎えます。両親や下の子供たちを支えるしっかり者の長男・孝之さんは、両親の不仲を心から心配している様子。

孝之さんの妻・洋子さんは、お父ちゃんの「外のご飯は食べ飽きているから、手作りご飯がいい」という声に応え、手作りの鍋を振舞いました。

実は洋子さん、調理師免許を持つ料理上手な奥様で、これまでにも石田家のために腕を振るっています。家族旅行にも同行していますし、本当に素敵なお嫁さんです。

ほのかちゃんがお茶を運び、鍋をよそう中で食事をするお父ちゃんは、まるで昔に戻ったみたいに生き生きしていました。

昔は、小さな子供たちと一緒に嘱託を囲み、わいわいとご飯を食べていたお父ちゃん。ナレーションの「年をとるって、こういうことなんでしょうか」の声が、視聴者に突き刺さります。

みさこおばあちゃんの介護問題もそうですが、今回の石田家からは「老後」「子供が巣立った後の親の生き方」について、色んなメッセージが伝わってきました。

お父ちゃんが、孝之さんと洋子さんに言ったセリフがまて…

お父ちゃん「俺のところにならないように」

お父ちゃん「お互いに峩々強すぎると、そうなるだけだから」

お父ちゃん「おれるところはおれないといけないし」

孝之さんの「俺は折れてる」というセリフに、お父ちゃんは「バカ野郎!昔は俺だって折れてたんだよ」と笑いました。寂しそう。

お父ちゃんは、本当はお母ちゃんと仲良くしたいのでしょう。でもなかなか素直になれない。お母ちゃんの方は、みさこおばあちゃんの介護もあり、なかなか心に余裕がないのかもしれません。

うーん…一体どうなるやら…。

元基さんと一緒に暮らしたい?お父ちゃんの行動

お父ちゃんは、中古マンションを買った元基さんの自宅を訪れることにしました。

結婚した孝之さんに続き、テレビに出ている石田家の子供たちの中で、家を購入した子は2人め。お父ちゃんとしては、どんな家を買ったのかが気になりますよね。

お父ちゃん「新婚夫婦用のマンションじゃねーの?」

3DKですから、そうなりますよね。次々と部屋を覗いていくお父ちゃん。そして次に言ったセリフが…。

お父ちゃん「元基、この部屋を片付ければ俺寝られるよな?半永久的に」

お父ちゃんはやっぱり寂しくて、子供たちと一緒に住みたいのでしょうか?元基さんは、「畳のところで寝ていいよ、半永久的に」と流します。

お父ちゃん「俺ここに引っ越そうかな」

冗談とも本気ともつかない言葉で、元基さんに語るお父ちゃん。これまでのお父ちゃんの行動から察するに、居場所を探している節が伺えます。

とはいえ、元基さんにも生活があります。「家賃3万円はらう」「ここだったら部屋数も多いし」と言うお父ちゃんに、元基さんは言葉数少な。

息子からすれば、いきなりそれを言われても…という気持ちになりますよね。マンションは両親ために買ったわけでもないですし。

お父ちゃん「俺的には、お前から面倒みてもらった方が楽かな。お前は迷惑だな」

そしてお父ちゃんは、子供たちの家を回っている理由を明かしました。

お父ちゃん「今回は、俺はどこに収まったらいいかの見学ツアー」

つまり、どの子供と一緒に住むか?を考えるための行動だと。でも、お父ちゃんには石田家がありますし、家には芽衣子さんも住んでいるのですが。

ここで賢い元基さん、視聴者が考えていたことを言ってくれます。

元基さん「母ちゃんのところは?」

これに対し、お父ちゃんは。

お父ちゃん「もとには戻れない、先に行くしかない」

この返答。もうおかあちゃんとの先はない、ということなのでしょうか?

お父ちゃんはこのあと、4男の智広さんや6男の元基さんの元も訪れ、やはり「一緒に生活したい」という感じのことを匂わせます。

お正月にみんなで集まったときも、隼司さんが元基さんの隣にいったことに「なんで俺のとこにこないで、元基のところに行くのー?」「なんか俺寂しいでー」と言うあたり、本当に寂しいのでしょうね(そして若干拗らせ気味)。

今回は、隼司さんの就活の行方も心配ですが、お父ちゃんも心配。

末っ子隼司さんは実家で就活中!番組の最後には…?

元美容師なお父ちゃんとお母ちゃんの跡を継ぐように、専門学校で美容師免許を取得した末っ子・隼司さん。

その後に東京で就職したものの、美容師の仕事に限界を感じたようで、お店を辞めて実家に帰っていました。前回の放送では、その様子が流れましたね。

戻ってきた隼司さんですが、なかなか就活も難しい様子。隼司さん自身も「何をやればいいのか」に悩んでいるのかもしれません。

面接試験に落ちてしまった隼司さんは、お母ちゃんと一緒におばあちゃん宅に身を寄せ、日々を過ごしていました。お母ちゃんは何も言いません、もう23歳ですものね。

長男一家に密着し、もはや家族同然になっている今井ディレクターも、どうやら隼司さんを気にかけている様子(今井ディレクターは、いつも隼司を心配している)。

番組では、今井ディレクターに生意気な態度をとることもある隼司さん。でも実は、今井ディレクターのことを一番慕っているのも彼です。

転職がうまくいかず思い悩む隼司さん

お母ちゃん曰く、隼司さんは「挫折したところを見せたくない。自分が何をしたいのかもわからない」「消えてしまいたいが、その根性もない」と語っているそう。

彼にとって、美容師の道をあきらめて実家に帰ったことは、人生を否定するほど大きな挫折だったのかもしれません。テレビの前では強気な隼司さんですが、こうして思い悩む姿を知っているからこそ、お母ちゃんは何も言わずに見守っているのでしょうね。

隼司さんは、両親に反発してお母ちゃんが手を焼いたこともありました。が、お父ちゃんやお母ちゃんと同じ美容師の道を選んだあたり、両親に対する気持ちはひと一倍強いように見えます。

その美容師に挫折してしまったことが、隼司さんの何かを折ってしまったのでは?と、気になる表情でした。

これまでにない表情を見せた隼司さん、大丈夫かと心配になります。

隼司さんが語る人生の後悔とは?

テレビ局関係者という立場を超え、すでに石田家の一員のようになっている今井ディレクター。番組内でもそう語られています。

中でも、今井ディレクターは隼司さんへの思いが熱いようで…。

思春期に八つ当たりされたり、美容師免許の受験を見守ったりしていたので、ディレクターも隼司さんのことは気になるようです。

また隼司さんも、今井ディレクターに生意気な態度をとることはあっても、信頼を寄せている様子。今回も、今井ディレクターに心境を打ち明けました。

隼司さん「大学はめっちゃ行っとけば良かったと思うよ」

隼司さん「勉強はね、たぶん…みんなそうじゃない?もっと勉強しとけばよかったと思うでしょ、みんな。思うでしょ?」

今井ディレクターに語ったこのセリフが、隼司さんの今の辛さにつながっているのでしょうか。

「勉強をしておけばよかった」と思わせる何かが、隼司さんにあったのでしょうか?今回の隼司さん、本当に心配です…。

お正月にお父ちゃんが隼司さんに語った思い

お正月を迎えた石田家には、兄弟たちが集まっていました。

仕事を辞めて戻ってきた末っ子・隼司さんのことを、お父ちゃんも心配している様子。隼司さんが東京に行くときに、お父ちゃんはお餞別を渡して応援していました。

しかし、末っ子が地元に戻ってきたこと自体は嬉しそう。寂しがり屋のお父ちゃんですからね。

お父ちゃん「お前まだ美容やる気ないか?もう一回やってみ」

お父ちゃん「とことんやってみ、つらいうけども。同じ辛さがあるんだったら、気持ちもいろいろあるかもしれないけども」

お父ちゃん「一回やってみ、チャレンジしてみ。だってお前、今目印ないんだろ?だったら、最初に目指した…」

お父ちゃんは優しい口調で語りかけるものの、隼司はあんまり絡みたくない様子。お父ちゃんが嫌いなのではなく、それだけ隼司さんの迷いが深いということなのでしょう。

お父ちゃん「親父が思うように、自分がいってないから、恥ずかしいから絡みたくないみたい」

お父ちゃん「必要に応じて俺は、絡めようとは思わない」

お父ちゃんの視線の先には、代わりに隼司さんを諭す長男・孝之さんの姿が。ナレーションが語るように、「石田家の世代交代」が垣間見えた瞬間でした。

隼司さんが今井ディレクターに語った人生の迷い

お父ちゃんと孝之さんに諭された隼司さんは、一人子供部屋へ。小さいころ、みんなで寝起きしていたあの子供部屋です。

石田家が水害に遭ったとき、家を無くしてほしくないと語った隼司さん。隼司さんにとって、長く寝起きしたこの部屋は特別な場所なのかもしれません。

今井ディレクター「居心地悪かった?」

隼司さん「悪いよ」

今井ディレクター「やりたいことゆっくり見つけろよって(孝之さんに)言われてたけど…。それは見つかったの?」

隼司さん「とくには別に無いかな…」

隼司さん「いつもは意味わかんないことばっかずっと言ってるから、言いずらいけど、今回はちゃんとしたことを言われたなと思ったから、別に普通」

今井ディレクター「お父さんの言ってたことも一理あるわな」

隼司さん「ターキー(孝之さん)が言ってることも一理あるよ」

隼司さん「使われる使われない、使えないけどこいつはいろいろ人脈があるとか、そういうのがあれば、やっていける(と孝之さんに言われた)」

隼司さん「でも、そこまで先のことは考えてないな、俺は。そこまで先のことをも考えた方がいいのはわかってるけど…」

お父ちゃんと孝之さんの思いを受け止めながら、隼司さんは淡々と自分の気持ちを打ち明けました。

見ている限り、隼司さんは迷いがあるのはもちろん、自信を失っているようにも見えます。その理由はなんなのか…どうしてそこまで、自信をなくしてしまったのか…。

隼司さんが何にに苦しみ、何に迷い、そして何が怖かったのか。それは番組の最後に明かされました。家族旅行の項目で、隼司さんの思いを記述します!

5男元基さんは横浜在住!エンジニアとして活躍中

5男元基さん(28歳)は、石田家がある茨木を出て、東京の会社に就職。IT関連の会社に勤めて、もう5年になります。

6男の有志さんも東京在住なため、一時期は一緒に暮らしていましたよね。実は元基さん、今回の放送では驚きの発表をしてくれました。

なんと28歳にして、元基さんはマンションをゲット!!

3DKの中古マンションを購入していました!さすがしっかり者の元基さん、将来を見越して賢い買い物をしましたね!

そんな元基さんの話し相手になっているのは、あのアレクサでした!

アレクサと会話しながら、独身生活を謳歌しているようです。放送中には、今日の恋愛運をアレクサに尋ねる姿も。

そのアレクサが「神奈川県横浜の天気は」と言っているので、元基さんは横浜在住ということが解りました。横浜から東京に通っているのでしょうね。

元基さんは料理男子?手作りシチューが美味しそう

6男・有志さんと同居していたときも、自炊を披露していた元基さん。

お母ちゃんが訪ねたときも、手作りの夕食をごちそうしていましたね。その料理の腕前はいまだに健在なようで、今回はバタと小麦粉からシチューを手作りしていました。本格的!

上述したように、今回はお父ちゃんが元基さんのマンションを訪れます。

子供たちの誰かと一緒に暮らしたい、寂しい、という思いを、お父ちゃんは隠せなくなってきていました。よほど寂しさを募らせているのでしょう。

以前に比べ、元基さんがテレビに顔を出すことが増えているのは、両親を気遣って実家に帰る日を増やしているからかも…と思いました。お母ちゃんの発表会も見に行っていますしね。

できる範囲で、両親を気遣う石田家の子供たちが際立つ放送でした。

製鉄所勤務の4男智広さんは31歳!軽快なトークも変わらず

大家族ながら、石田家の子供たちは大学や専門学校に進む子が多かったです。

その中で智広さんは、高校卒業後にすぐ就職しました。当時のお母ちゃんは「智広は発想が面白い子だから、大学に行ってほしかった」と語っていましたね。お母ちゃんがそう言うくらい、智広さんはユーモアセンスにあふれる子でした。

そんな智広さんは、卒業してすぐに就職した製鉄所に勤め続け、今年で13年目。すっかりベテラン社員です。

お父ちゃんやお母ちゃんを大事にしていること、言葉の端々に面白さがあふれていること、みさこおばあちゃんのお見舞いも欠かさない智広くんは、放送されるたびに視聴者からの人気が上昇しています。

しかし本人曰く「テレビの前の俺が好き」とのこと。冷静です。

今回の番組でも、智広さんは両親のために大きな活躍をしてくれました!

両親の今後をちゃんと考えていた智広さん

今回の放送の中で、お父ちゃんはそれぞれの子供たちの家を訪ねます。

お母ちゃんとすれ違いが続き、寂しさを募らせているお父ちゃん。お父ちゃんからは、子供たちの誰かと暮らしたい!という気持ちが見え隠れしていました。

元基さんのもとを訪れたあと、お父ちゃんが向かったのは4男・智広さんのもところ。お父ちゃんは度々智広さんの元を訪れているようで、今回は一緒に外でご飯を食べることに。

親思いの子が揃った石田家の中で、とくに両親への気持ちが強い智広さん。

「お父ちゃんと一緒に暮らしたくない」と言いつつも、両親の将来のことをちゃんと考えていました。

今井ディレクター「将来的に父の面倒をみるとかは?」

智広さん「そういう時になったらしょうがないと思って一緒に住む」

おお!と視聴者は感心したはず。智広さんは、年老いた両親の先を考え、自分がどうするのかも決めていたのです。

今井ディレクター「智広がそういうつもりがあるとは知らなかったな」

これには、今井ディレクターもびっくり。さらに、お父ちゃんが続けます。

お父ちゃん「おれは一緒に住みたくないけど面倒は見てやるぜって、前から言ってた」

ちなみに智広さんいわく、

智広さん「(両親を見ることに対して、兄弟たちには)誰も拒否感はないよねー」

とのこと。

お父ちゃんとお母ちゃんが思っている以上に、子供たちは両親のことをちゃんと考えていたのかもしれませんね。

家族旅行の代金30万円を負担する智広さん

ギクシャクする両親のために、家族旅行を計画した孝之さん。

そのための資金30万円を負担したのが、智広さんでした。家族のためとはいえ、きっちりお金を出す智広さんの懐の広さよ…!(後述しています!)

おそらく、他の兄弟たちもどこかでご両親を助けているのでしょうが、今回は智広さんの親孝行ぶりが目立つ回でしたね!

市役所勤務の次女芽衣子さん!なんと職場が変わってた!

おっとりした雰囲気でお馴染み、次女の芽衣子さんは36歳。子供たちの大半が巣立った石田家で、芽衣子さんは実家に残ったお子さんです。

芽衣子さんと言えば、大学卒業後に市役所で働き始めた様子が放送されていましたよね。

ところが今回の放送では、市役所から教育委員会への勤務となり、産休の人の代わりに働く仕事をしているそうです。

下に兄弟がたくさんいる芽衣子さんですから、お子さんの対応も慣れているはず。適職かも?

実家暮らしの芽衣子さんは、ゆるゆると生活しているように見えて、ちゃんと両親を支えていたことが放送で明かされます。さらに、自分の生き方に対して葛藤していたことも…。

他の兄弟のように家を出ることなく、実家に残った芽衣子さんの思いとは?家族旅行の項目で、後述します。

6男有志さんは家電メーカーで新人教育係に大抜擢

末っ子の隼司と同じく、6男の有志さん(26歳)も美容師免許を取得した一人。

以前は美容院に勤め、5男の元基さんと同居していましたが、現在は転職して家電メーカーに勤務中です。

この転職のことで、前回の放送ではお父ちゃんと大喧嘩をしてしまった有志さんですが、転職先は美容系の機器を扱う会社なので、美容師時代の経験がしっかりと生かされていました。

会社での評価も高く、勤務年数2年目にして新人教育係に抜擢。これも、人と接する仕事を続けてきた有志くんだからこその結果ではないでしょうか?

お父ちゃんも、美容師から外資系の化粧品会社(誰もが知っている大手企業!)に転職しているため、有志さんは両親に近い生き方と言えるかもしれません。

有志さんも、今回の放送にはたくさん出てきてくれました!出演を許してくれる会社に勤めてくれてありがとう!有志さん。

なんと今回は、家族旅行にも同行!これまで語ることのなかった、両親への感謝の気持ちを打ち明けています。

長男孝之さんが両親の仲直り旅行を計画!!

介護にかかりきりのお母ちゃん、子供たちのもとを転々として寂しさを訴えるお父ちゃん。その関係に、改善の兆しが見えません。

この状況を打破するため、長男の孝之さんが動きはじめます。石田家の兄弟たちをまとめ、何度もピンチを救ってきた孝之さん。

孝之さんは、両親と子供たちで家族旅行を計画していました。もちろん、両親を仲直りさせるためです。

孝之さん「熟年離婚の危機みたいな感じで、親父とオカンもそんなに会話もなく」

孝之さん「お互いね、嫌なところしかみようとしない。嫌なところしか言わない」

孝之さん「60いくつにもなったら、汚いところしかありませんよ」

孝之さん「子はかすがいじゃなうけど、うちは無駄に人数がいるから。そこを投入すればうまいこと、(夫婦仲が)緩和されるかも」

さすが孝之さん、いちいち言うことが的確。

子供たちはそれぞれ両親の心配をしていますが、実際に行動をして助けようとするのが孝之さんですね。お父ちゃんが老いた今、石田家にとって孝之さんの存在は、ますます大きなものになっているように見えました。

家族旅行のスポンサーは智広さん

両親のために旅行を計画した孝之さん。その孝之さんがまず向かったのは、4男の智広さんの家でした。

ほのかちゃんを連れて訪れた智広さんの家で、「日光・那須」のパンフレット取り出す孝之さん。

孝之さん「智広くん、はい」

智広さん「なにこれ?」

孝之さん「この季節がやってまいりました」

智広さん「えっ」

孝之さん「智広が全額出せそうなところを選んでくれたら」

家族旅行のお金を負担するのは、智広さん。しかも30万!!!

このやり取りだけ見ると、「本当に智広さんだけが全額出すの?」と思ってしまいそうですが、おそらく石田家の子たちは折々にお金を出しているのでしょうね。そしてたぶん、番組からも多少は資金援助があるかと。

番組側もお金を出してくれてそう!と思った理由は、一行の行き先が那須だったため。番組が石田家に密着して間もないころ、家族で訪れた場所が那須でした。

あのときは、宴会場で眠って旅費を浮かせていましたね。番組にとっても思い出深い場所ですし、おそらく取材費として出してくれたんじゃないかなーと思いました。

というか、これだけ密着しているんだからだしててほしい!!

ともあれ、石田家は22年ぶりに那須を訪れることになりました!

旅行先でこれまでの歩みを振り返る石田家

那須旅行に参加したのは、お父ちゃん&お母ちゃん、孝之さん一家、次女の芽衣子さん、4男智広さん、5男元基さん、6男有志さん、末っ子隼司さん。

旅行ではお父ちゃん&お母ちゃんの気分も変わるのか、並んでマッサージを受けたりと歩み寄りが見られました。

混浴風呂には、タオルを巻いてお母ちゃんも参戦。「炎上だよ」という智広くんの一言とともに、笑いに包まれる石田家。

そして迎えた夕食の席で、子供たちが両親への感謝を語り始めます。

6男有志さんが明かした転職のこと・両親への思い

最初に口を開いたのは、6男の有志さんでした。

美容師免許を取得したあと、美容院に勤めていた有志さんは、その後に転職して美容機器販売メーカーに勤めています。

前回の放送では、そのことでお父ちゃんと対立する場面も。しかしその後に理解を得られたようで、今回の放送ではお父ちゃんと和解しています。

そんな有志さんが、両親に対して語った思いは。

有志さん「美容師から転職して、オカンに関しては一切批判とか止めることもなく、すぐに受け入れてくれたかはわからないけれど、特に(いうことも)なく、普通でいてくれて」

有志さん「親父に関しては、前回の旅行の際にぶつかることはあったけど、結果的には応援してくれて、色んな言葉をいただいて」

有志さん「おかげさまで、契約社員からのスタートで今年から正社員になって」

孝之さん「なったの?」

有志さん「はい」

新しい会社で、見事に正社員の座をゲットしていた有志さん。会社でも、教え方がうまいからこそ教育担当になりましたものね!

有志さんが転職したのは、家電メーカーながら美容系の機器も扱っているところなので、美容院時代の知識や経験が生かせているはず。

美容師の経験を活かしながら、別の美容業界で働いたお父ちゃんと同じ道を行くのかもしれません。ぜひ、大きく花開いてほしいですね。

兄弟の話はまだまだ続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です