いじめの調査文書が工作用紙に! 実名が書かれた内容とは? 仙台の中学校でも同様の事態が発生しており教師の意識の低さが問題に

熊本市東区の公立小学校で、いじめの調査文書が児童の工作用紙に使われるという事態が発覚しました。

そこにはいじめを受けた児童の実名や被害内容などが詳細にかかれていました。

どうして秘密文書になるはずのものが工作用紙になってしまったのでしょうか?

その理由と、用紙に書かれたいじめの内容についてまとめました。

いじめ調査書が工作用紙になったのはなぜ?

熊本市東区の公立小学校では、熊本県地震後にストレスなどを把握する目的で定期的に児童にアンケートを行っています。

今回工作用紙に使用されてしまったのは、9月に実施したアンケートです。

そこには、アンケートの回答のうち、友人関係に関する回答が児童の実名入りで書かれていました。

工作用紙に使用されたのは、アンケートをまとめた原本ではなく、一部の職員同士で情報を共有するためにコピーされたものの1枚だということです。

本来であればこうした秘密文書は取り扱い注意となるはずですが、適切な処理をされることなく「再利用ボックス」に入れられていたことがわかりました。

それを2日、2年生の図工の授業の時に工作用紙として用いられ、用紙を持ち帰った児童の保護者が学校に連絡をして発覚しました。

工作用紙に書かれていたいじめの内容は?

A4判の用紙には「心とからだの健康観察」と称したアンケートのタイトルが書かれており、隅にはマル秘の文字が。

そして「友達から嫌なことを言われたりされたりしましたか?」「友達関係で心配なことはありますか?」の2項目についてまとめられていました。

具体的な内容として、アンケートに答えた児童名と被害状況が書かれています。

  • いきなりけられる
  • 「でぶ」「ばか」と言われる
  • 仲間に入れてもらえなかった
  • おなかにグーパンチされた
  • 注意されたら、その言葉をまねされた
  • 防災頭巾でおなかを叩かれた
  • 先生のいないところでパンチされる

あってはならない事態に困惑が隠せない

実名入りのいじめアンケートが児童の手に渡ってしまったということで、ネット上では「意図的?」「懲戒免職じゃない?」「信じられない」などと多くの声が上がっています。

紙をリサイクルして無駄にしないという意識は立派だと思いますが、危機管理意識の低さには呆れてしまいます。

9月には仙台でも同様の事態が発覚

9月6日には、仙台市内の中学校にて、テストの模範解答として配布された用紙の中に、いじめ調査の結果を記した用紙が紛れ込んでいました。

いじめ調査は学校側が行ったもので、そこには今回と同様にいじめの被害者と加害者の生徒の名前、全23人が実名で書かれていました。

学校側の説明では、熊本の小学校と同様に紙を節約しようとした時に調査票が混ざってしまったとしています。

個人情報の保護が強く求められている中、各地でこのような印刷物の杜撰な管理をされているのかと思うと、学校側の管理体制と教師の意識の低さに危機感を覚えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です