飯塚幸三の子供は?元クボタ副社長、上級国民の事故になぜマスコミが忖度?

東京の池袋にて、飯塚幸三容疑者が運転する車が暴走。通行人合わせて8人を負傷させ、女性(31)と娘(3)を死亡させた上、ゴミ収集車に衝突後停止するという事件がありました。

今回問題となっているのは、事件の重大性もさることながら、当初の飯塚容疑者へのマスコミや警察の対応が他の一般人と全く異なる点でした。

10人も死傷させ、明確な証拠も上がっていながら、現在逮捕されておらず、顔写真や名前を当初報道しなかったマスコミに対して世間からは大きな反発を呼んでいます。

飯塚容疑者にこのような対応を警察やマスコミが取る理由は、一説には彼が上級国民だから、という理由があるそうですが、一体この「上級国民」とは何なのでしょうか。また容疑者の息子についてや、事件概要についてもお伝えしていきます。

元クボタ副社長が起こした事故の内容は?

4月19日の午後12時25分頃、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、87歳になる旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長の車が約150メートル暴走。

通行人を数名轢き死傷させ、ゴミ収集車に衝突して止まるという事件がありました。

何故このようなことが起きたのでしょうか。被害者の状況などをお伝えしていきます。

ドライブレコーダーに残された記録内容

捜査関係者の話では、道路上にはブレーキ痕は一切なく、付近の防犯カメラからは、通行人を避けるために蛇行した様子もなかったとのこと。

またドライブレコーダーには事件直前、飯塚容疑者の妻が「危ない」など、呼びかけていた記録が残っていました。

警察に対して飯塚容疑者は、「アクセルが戻らなくなった」と供述しており、警察はドライブレコーダーや、EDR(ブレーキの踏み具合などを記録する装置)などを回収して、引き続き捜査を進めています。

事件の被害概要

事件被害者は、自転車に乗っていた松永真菜(まな)さん(31)と長女の莉子(りこ)ちゃん(3)が死亡、他にも40~90代の男女6人が重軽傷を負いました。

また、飯塚容疑者と同乗者の妻は、二人とも骨折した程度の怪我だったそうです。

事件前から免許返却を考えていた飯塚容疑者

飯塚容疑者は、以前から杖を使って歩くのも難しいほど足が悪くそのため車の運転にも支障が出るので、そろそろ免許を返却しようか、考えていた話します。

しかし実際の所は返却しておらず、免許更新の際も特に異常を言われなかったので、乗り続けていました。

上級国民メシウマとネット民がなぜ騒ぐ?マスコミ忖度の理由は?

今回の重大事件ですが、連動する形で上級国民という言葉が関連ワードとしてネット上でトレンド入りしました。

このようなことになった理由としては、朝日や毎日などの大手放送局や警察が、以下のような対応をとったことが、原因と言われています。

  • 犯人の名前を公表されるのが、非常に遅く、実名報道を避けた印象があった
  • いつもならあるはずの吊し上げ(容疑者の身元特集)がない
  • 一部報道機関では「飯塚さん」とさん付けで呼んでいた
  • 警察が逮捕せず、任意同行のみ

今までなら、高齢者だろうと障害者だろうと徹底的な報道が行われ、即座に逮捕されていたはずですが、何故このような対応になったのでしょうか。

上級国民の意味

■上級国民の意味

上級国民という言葉は、一般国民に対してそれ以外の(特別な)国民がいるかのような発言を受けて、それを皮肉るために生まれた単語(ネットスラング)である。東京オリンピックエンブレム騒動を発端とし、主に2ちゃんねるの嫌儲板を中心として発祥した。

当初は(デザインに精通している)専門家側の上から目線の言葉を皮肉るために用いられたが、その後は上級国民という言葉の連想から、政治家や役人、資産家などを批判的な意味合いにて指し示すようにも用いられるようになった。

上級国民とはつまり、元官僚など政治・経済界に特別なコネがある人間のことを指します。

その様な一種の特権階級の人たちが不幸な目に遭うとメシウマと、喜ぶネット民が存在しているのが現状です。

過去一般人へのメディアや警察の対応

警察やメディアとの忖度問題ですが、普段であれば痴漢や暴行でも、即座に実名報道や顔写真が放送されてきました。

またかつて、チノパンこと千野志麻氏が起こした過失致死問題でも、男性一人を死亡させたにも関わらず、略式起訴による罰金100万円のみで判決が下されます。

この時、これ程刑が軽く済んだ理由として上がったのが、千野氏の親戚に福田康夫元総理がいたことでした。

こういったことからも、明らかに警察やメディアは官僚やその家族などを特別扱いしているのでは、と世間では叫ばれています。

ツイッターやネットでの反応

飯塚幸三の子供は誰?

事件後、飯塚幸三容疑者は、まず最初に救急車でも警察でもなく、息子に電話。その際に「人をいっぱい引いてしまった」などと話したと、捜査関係者の調べでわかっています。

事件後は、入院や警察からの任意での事情聴取で忙しい父に代わり、この息子が飯塚幸三容疑者のFacebookアカウントを削除したり、電話番号と住所の変更など、マスコミからの圧力を回避する根回しをしているという見方が強いです。

なお、飯塚幸三容疑者の息子と、噂されていた飯塚智浩氏ですが、飯塚幸三容疑者と親戚関係などは一切ない赤の他人であることが、株式会社クボタより公式発表がありました。

現在、飯塚幸三容疑者はFacebookを削除しているため、すでに足取りや人間関係は掴めない状況となっています。

息子の正体については、続報があり次第、お伝え致します。

踏み間違えによる高齢者の事故が急増

現在、高齢者による事故対策として、運転免許の自主返納制度が2010年から始まっています。

年々数は増加しており、昨年は30万人近くの75歳以上の人が、自主返納に応じたとのことでした。

今回事故の原因として考えられている、アクセルとブレーキの踏み間違いですが、年間約140件の事故が75歳以上の高齢者によって、引き起こされています。

そのうち、約半数の人が認知機能の低下の恐れ、認知症の恐れがあると診断されたことから、平成29年以降、認知症と診断されれば免許の取り消しが行われるようになりました。

今回の事件では、飯塚容疑者は免許更新の際でも異常は見られなかったとのことですが、今後進む高齢化社会に向けて、さらなる規制強化が期待されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です