イチロー選手を支えた弓子夫人の食へのこだわりと才能、愛犬の一弓への想いについても

2019年3月21日に野球選手のイチローが引退を表明し、会見を行いました。

今年で結婚生活20年を迎え、日本とアメリカでの生活を共に歩んできたイチロー選手と弓子夫人。

これまで陰ながら支えてきた弓子夫人について会見でイチロー選手が語った感謝の気持ちや、愛犬一弓(いっきゅう)への想いについてまとめてみました。

弓子夫人は元アナウンサー!交際時からスランプのイチローを支えた

1995年放送ののTBSラジオがキッカケで当時オリックスの選手であったイチローと出会います。

1999年にイチロー選手がプロポーズをし、TBSを退社、結婚しました。

結婚後はフリーアナウンサーになることなく、メディアへの露出も殆どありません。

しばらくは専業主婦としてイチロー選手を支えていました。

イチロー選手は、1995年から1999年4月ごろまで深刻なスランプに陥っていた事をのちに語っています。

弓子夫人はお付き合い当初からしっかりイチロー選手を支えていたのですね。

弓子夫人は実業家としての一面も

イチロー選手の資産管理のために2005年に会社を設立しました。

イチロー、弓子、一弓(いっきゅう)のイニシャルをとって「IYI」という名前をつけました。

会社の運営は弓子夫人に任されており、不動産投資や美容サロンの経営を行っています。

シアトルの美容サロンは地元のセレブに人気がありましたが、ヤンキースに移籍する時に日本人美容師に譲ったそうです。

現在では不動産投資も積極的に行っている様子は見られないそうで、今は実業家としてバリバリ働いてはいないようです。

これまで分かっている資産運用だけでも一切マイナスになっておらず、イチロー選手が稼いだ金額を更に増やしているということなので驚きです。

イチロー選手の生活を支えた2800個のおにぎり

イチロー選手は会見で、ホームでの試合の時は弓子夫人の握ってくれたおにぎりを食べると言っていました。

これまでの数はおよそ2800個。

弓子夫人は3000個までおにぎりを作ってあげたかったそうで、それは叶えてあげたかったなとコメントしていました。

2011年のスポーツ紙の取材にて、弓子夫人がイチロー選手の食生活について答えています。

  • 「しなびた感じがダメみたい」とおにぎりに海苔はつけない
  • 全米各地から良質な玄米を購入し、自宅の精米機で精米している
  • 「生活に一番大切なのは水」と、水質調査を専門家に依頼。硬水だったアリゾナの別宅は特別な浄水器をつけて軟水に変えた

などなど、イチロー選手も食にこだわりがあるようなのですが、弓子夫人は毎回それに完璧に応えていたようです。

弓子夫人の食へのこだわり

おにぎりの点だけでも弓子夫人の食へのこだわりが垣間見られましたが、それだけでは終わりません。

一流の選手ともなると、食事はプロのアドバイザーや管理栄養士、お抱えのシェフなどが担当することがあるそうですが、イチロー選手の食事は全面的に弓子夫人が担当していました。

  • 野菜はアメリカ南部の専業農家と直接取引をして購入。
  • マリナーズ時代、パンはアリゾナ州のベーカリーから冷凍品をお取り寄せ。
  • 魚は海のあるシアトルから空輸で取り寄せ。

調理は試合や練習時間から逆算して取り掛かり、いつでもベストな状態で提供できるようにしていたそうです。

また、料理の腕も抜群だったそうで、一度食べたら高級料理店の味でも再現できてしまうそうです。

イチローの愛犬『一弓(いっきゅう)』への想い

2001年に日本で誕生した柴犬で、2002年にはシアトルに渡米しています。

ギリギリイチロー選手が日本にいたときに購入し、メジャー生活を共に歩んだ愛犬なのですね。

名前は、イチロー選手の「一」と弓子夫人の「弓」をとって「一弓(いっきゅう)」となりました。

もしかしたら野球にちなんで「一球」の意味もあるのかもしれませんね。

現在は17歳と7ヶ月、人間でいうと80歳のおじいちゃんワンコです。

会見でイチロー選手は

「まさか最後まで一緒に、僕が現役を終える時まで一緒に過ごせるとは思ってなかった

と語りました。

おじいちゃんになってきて、毎日フラフラだけれども懸命に生きている。

その姿を見たイチロー選手は「俺、頑張らなきゃな」と思ったそうです。

一弓の他にももう一頭!柴犬「宗郎」

会見で語られたのは一弓くんだけでしたが、実はもう一頭柴犬を飼っています。

その名も「宗郎(むねろう)」くんです。

宗郎くんは2013年に生まれた一弓くんの子供なんだとか。

名前はカブスの川崎宗則選手から1文字貰い、イチローの「郎」とあわせて付けたそうです。

夫婦二人三脚+愛犬の人生

イチロー選手と弓子夫人には子供がいらっしゃいません。

作らなかったというのではなく、できなかったというのが本当のようですね。

その分、愛犬たちに愛情をたくさん注いでいたというのは、会見の様子や資産管理会社の名前をみてもわかります。

夫唱婦随という言葉がぴったりで、理想のご夫婦ですよね。

会見では弓子夫人について「一番頑張ってくれた」と感謝の言葉を述べています。

自分は動いていないと嫌な人間だからゆっくりするつもりはないけれど、妻にはゆっくりしてもらいたいとコメントしていました。

イチロー節も交えた明るい会見になりましたが、イチロー選手の愛情深さや人間味が随所にあふれる素晴らしい会見でした。

弓子夫人も20年間現役選手の妻として、お疲れ様でした!

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