天気予報士藤富さんがスッキリで京急踏切事故を解説!その内容は?得意の鉄道知識に感嘆の声が

9月6日に京急電鉄神奈川新町駅近くの踏切で起こった、快特の電車とトラックの衝突事故。

日テレ系朝の情報番組「スッキリ」では、気象予報士の藤富郷さんが電車に、そして特に京急にも詳しいということで、京急踏切事故について解説されました。

お天気の解説だけでなく、電車の事故についても解説出来るほどの、鉄道についての知識があること、そして解説がとてもわかりやすいとネットでは話題になっています。

藤富郷さんの京急踏切事故の解説について、ネットでの反応などについても調べてみたいと思います。

天気予報士藤富さんの京急踏切事故の解説は?

今回の藤冨さんの解説の内容は、とても分かりやすく、詳しい内容でした。

まず、京急踏切事故の詳細や現場の状況などについて、藤富さんの解説では

踏切の間にはセンサーがあって、トラブルや緊急ボタンが押された場合には、異常を伝える信号があること、そして運転手は、その信号を確認しながら走っている

ということを説明されています。

そのセンサーは距離的には300m程手前にあり、踏切になんらかのトラブルがあって、ランプが点灯した場合には、運転手はランプを目視して、前方の踏切に何かがあるということで、ブレーキを掛けるのだそうです。

自動的に止まるわけでなく、運転手のさじ加減次第ということは、瞬時の間に適切な判断を迫られるので、とても責任重大ですよね。

今回、事故の起きた列車は快速特急ということで、信号待ちの通過のところも120km出しても大丈夫であると語られていました。

120km出していたら、止まるまでに400〜500m掛かるのではないかという問いに対しては、運転手はもっと前の段階で異常に気づくので、そこを見た上で非常ブレーキを入れるそうです。

運転手は訓練されていて、踏切の場所やカーブなどの地形的な部分や、見えづらいところなどを把握しているとして、後は経験をどれぐらい積んだかという部分もあるとされています。

そして、今回の事故の原因に対しての質問に対しては、車両の非常ブレーキの精度、いつ作動し始めたか、450m前後120kmから一気に0で止まるまでは25秒から30秒という時間の中で、どれだけ早く異常に気づいて非常ブレーキを入れられたかがポイントであるということも語られていました。

藤富さんは車体のブレーキについて、そして状況の判断に対しての冷静な意見なども述べられていますね。

危険信号をもっと300何十m手前ではなく、もっと長い距離で設置出来ないのかという問いに対しては、

そうすることによって踏切の遮断時間が長くなり、開かずの踏切状態になってしまう

ということも示唆しています。

そして京浜急行の車両に対して、安全性が高いということを説明されており、通常の車両は先頭車が軽いけれど、京浜急行の車両は重さがあることによって、後ろの車両がぶつかった場合でも潰されないし、衝撃に耐えられるのだそうです。

そのため今回の事故も車両が線路を越えてしまうようなことがなく、45度に傾いた状態で済んだのではないだろうかということです。

鉄道会社によって車両の作りや重さの特色などの知識も持たれていて驚きですね。

先頭車両と重量に違いがあるということも、今回初めて知りました。

これは京浜急行がスピードを大切にしているところ、スピードを大切にするには安全も高めなければいけない。

そういう姿勢を持っていますので、全車両で先頭車が動力車という形にして重くして、前が止まった時に後ろが重いと、慣性の法則で潰してしまうけれど、前が重いので後ろも支えきれる、そういう特徴も持っていると思います。

とも言われていました。

単に鉄道が好きであるというだけではなく、運転の業務内容や車両の性能についてや、今回の事故の状況判断などをとても冷静に分析した上で、知識の無い人にもわかりやすく解説をして下さいました。

藤富さんすごいですね。

天気予報士藤富さんのプロフィール

プロフィール

名前:藤富郷(ふじとみ ごう)

生年月日:1982年3月28日

出身地:埼玉県三郷市

血液型:A型

職業:税理士・気象予報士

クローバーラジオ特別番組「鉄分100% アツアツ鉄道鍋(仮)」に出演していたり、以前のNEWS24のブログにもブルートレインに乗られたという日記を書かれています。

本当にとても鉄道がお好きなようですね。

気象キャスターコラム「降っても晴れても」

天気予報士藤富さんの解説にSNSの声は?

みなさん気象予報士だと思っていた、藤富さんが突然、電車の事故の解説をしてビックリしつつ、その上解説がわかりやすいということにも驚かれていますね。

天気予報士藤富さんの一面に驚きでした

いつもお天気についての解説をしている藤富さんが、解説が出来るほど電車にも詳しいとは本当に驚きました。

事故以外の鉄道の話題の時にも、また解説などしてほしいですね。

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