愛媛県警の女子大生誤認逮捕でずさんな捜査や自白強要が明らかに!事件の経緯や原因についても

愛媛県警がタクシーから現金やバッグが盗まれた窃盗事件で、全く無実の女子大生を逮捕してしまうという不祥事がありました。

ずさん捜査の結果であり、女子大生の逮捕後すぐ、別の容疑者が逮捕されています。

誤認逮捕自体も非常に問題ですが、容疑を否定する女子大生に対して行われた取り調べも批判の対象となっている事件です。

愛媛県警が女子大生を誤認逮捕してしまった経緯やずさんな捜査、その後の取り調べや対応での不備について、簡潔に記事にしました。

愛媛県警が窃盗容疑で無実の女子大生を誤認逮捕した原因は?

誤認逮捕事件が発生したのは、愛媛県松山市でタクシーの車内から現金やバッグが盗まれた窃盗事件です。

ドライブレコーダーに映っていた女性が、アパートに入っていくところが目撃されました。

このドライブレコーダーの画像が、誤認逮捕された女子大生と似ていたというのが、誤認逮捕の原因となっています。

画像の女性が、女子大生の住むアパートに入っていくところも確認されます。このことが愛媛県警の決めつけ、ずさん捜査を招く結果となってしまいました。

女子大生は捜査初期段階から捜査に全面的に協力、画像の容疑者とは別人と訴え続けますが、結果として誤認逮捕されます。

逮捕直後すぐ誤認が判明する愛媛県警のずさん捜査

逮捕直後、すぐに別の容疑者が浮上し、女子大生は釈放されます。決めつけをせず慎重な捜査をしていれば、誤認逮捕を防ぐことができた可能性が高いですね。

すぐ釈放され、嫌疑が晴れた女子大生ですが、無実の市民に手錠をかけ、大きなショックや悲しみを与えた事実は消すことができません。

愛媛県警の取り調べの違法性を示す女子大生の手記

今回の愛媛県警の誤認逮捕では、女子大生が捜査について手記を書いていました。

その手記では、愛媛県警の取り調べが、かなり問題のある内容であったことが示されています。

  • 大学生にとって非常に敏感になる、「就職」をちらつかせ、罪を認めるよう誘導する
  • (タクシーに乗っていないという主張に)「二重人格?」「罪と向き合え」といった発言

など、女子大生を最初から犯人と決めつけた取り調べであることがわかりますね。

自白を強要させること、人格を傷つける発言などは、かなり違法性の高い取り調べです。

強要された自白は証拠採用されない

かつて、自白は「証拠の王」と呼ばれるほど、裁判において重要な証拠とされていました。

もちろん、今でも自白が重要な証拠であることは変わりありません。

しかし、今は「自白法則」というルールがあります。取り調べで強要された、違法性のある自白は証拠から排除されることと決められています。

愛媛県警は女子大生へ謝罪なし、誤認逮捕された側は到底納得できず

捜査・取り調べと、誤認逮捕された女子大生にとっては、人生を狂わされかねない出来事が続いてしまいました。

愛媛県警は、県議会の場で非を認め謝罪をしています。しかし、女子大生に対し、担当刑事からの謝罪はなされていません。

弁護士が同席する中、女子大生は警察から「真相解明に必要な逮捕」という説明を受けます。

被害者にとって、到底納得できない対応であることは想像に難くありません。

当事者の女子大生は、警察に対し再発防止策などを公表するよう求めています。

愛媛県警は誤認結果に至った経緯を調査し、調査結果や再発防止策を県議会で報告することを発表しました。

女子大生の誤認逮捕、取り調べの可視化の必要性

自白の強要・長期拘留などは、日本の警察の取り調べでたびたび指摘される問題点です。

外から見えない自白強要で、冤罪が起きることは決して許されません。

取り調べの録画・録音という可視化はそのたびに訴えられていますが、警察は導入を渋ってきました。

取り調べの可視化や弁護士の立ち会いなどについて、本格的な議論が進むことを願いたいですね。

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