人気演歌歌手の氷川きよしさんが、自身のコンサートで「超サイヤ人並みの変貌を遂げた!」と話題になっています。
「ドラゴンボール超」「ゲゲゲの鬼太郎」など、アニメ界のテーマソングも歌いこなし、光る雲を突き抜けた活躍を見せる氷川さん、果たして彼が見せた新しい姿とは…?
SNSで絶賛されている氷川きよしさん変身の全貌、そして似ていると言われているあの人のことまで、限界突破サバイバー中の氷川きよしさんについて紹介します。
目次
氷川きよしのコンサートでの思わぬ姿に全王様もオッタマゲ!?
2019年5月18日。突如ツイッターに登場したとあるツイートが、「日本でイット愉快な奇跡」を巻き起こしました。
氷川きよし、ついに本性出してきた感すごい。 pic.twitter.com/Q6OepASMeL
— みたさんた (@mitasantaaaaa) 2019年5月18日
何だこの河村隆一と西川貴教がフュージョンしたような歌手は…
ドストライクすぎるので氷川きよしにはこの路線を突き進んでいってほしい pic.twitter.com/96BRsjMHG9— asos✡️ (@kkkasos) 2019年5月14日
あの氷川きよしさんが!なんとV系に!バリバリのヴィジュアル系でステージに登場です!!まさに全王様もオッタマゲ!!
歌っているのは、氷川きよしさん自身が担当している「ドラゴンボール超」の主題歌、「限界突破×サバイバー」。
いつのライブなのかを調べてみたのですが、ファンサイトを見る限り2019年2月に行われたソロライブと思われます。
こちらがYouTubeにあるフル動画ですが、途中のシャウトもバッチリ!V系には欠かせないシャウトが!
2分57秒から、氷川きよしさんの渾身のシャウトが聞けます!これは声量がないとできない技なので、氷川きよしさんの歌唱力の高さが伺えますね。
目には、ヴィジュアル系には欠かせない黒いアイシャドウががっつりと。ここまでがっつりV系なのに、カラコンを入れていないことがむしろ不思議…。
孫悟空が超(スーパー)サイヤ人になるが如く、演歌歌手からV系歌手へ変身した氷川きよしさんに、Twitterは騒然となりました。
氷川きよしさんにいったい何が起こったのでしょうか…😅 pic.twitter.com/BNwSf5IGz4
— 蛍丸 (@HOTARUMARU_2018) 2019年5月18日
動画を見たツイッター民は、「これはこれで良い」「むしろこっちの路線を応援したい」「演歌とヴィジュアル系どちらもやればいいのでは」など、好意的な反応を見せています。
氷川きよしさんは昔からV系好きです
演歌歌手としての氷川きよしさんが有名なため、突然この姿を見た人は「何が起きた!?」「超(スーパー)サイヤ人になった?」と驚いています。
が、氷川きよしさんを良く知る方からすると、この姿は意外でもびっくりでもないそうで…。
実は氷川きよしさん、中学時代からV系に憧れていて、V系御用達の雑誌SHOXXの愛読者だったというコアなファンでした。
「SHOXX」がどんな雑誌か解らない方のために、当時の雑誌のページを探してみました。「SHOXX」に掲載されていたころのL’arc‐en-Cielが、こんな感じ。
けんちゃんが13時をお知らせしちゃうよ(・ω・)
SHOXX(1994.1/TOUCH OF DUNE) pic.twitter.com/qZt2PoB723— Ken時計 (@Ken_oshirasebot) 2019年5月18日
雰囲気だけでも伝わるでしょうか?当時は音楽雑誌がたくさん発売されていましたが、中でもSHOXXはV系専門誌という感じで、ゴリゴリのV系ファンにとってバイブルとされていた雑誌なのです。
このSHOXXを氷川さんが読んでいたのなら、確かにV系は意外でもなんでもないですね。
実際に氷川さんがV系を語っているインタビューを発見しました。
「歌が大好きで、中学2年生からオーディションを受けたりしていたんですけど、当時は演歌よりもポップス系をよく歌っていて。ヴィジュアル系バンドも大好きでした。『SHOXX』という雑誌をいつも楽しみに読んでいましたね。当時は校則でいつも丸刈りだったんです。楽曲はもちろん、髪型とか、ファッションにも憧れがあって。自分を変えたいというような……」と懐かしそうに振り返る。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00000004-wordleaf-ent&p=2
本当にSHOXXを読んでいたと語っています。
SHOXXを読むほどV系にはまっていた氷川さんが、どうして演歌歌手になったのでしょう?同じサイトに経緯が書かれていました。
「レッスンでポップスを歌ったら、おじいちゃんの先生に『私は演歌しか教えられない』と言われて(笑) はじめは『演歌は分からないし、どうしよう……』と戸惑っていたら、その先生から『ワシのためにも演歌を歌ってくれんかね?』と頼まれて。それで演歌を歌うようになったら、すごく喜んでくださったんです」
高校生になってから、歌を教えてくれた先生の影響で演歌を歌うことになったとか。そこから演歌の魅力にハマリ、演歌歌手への道へ歩みだしたそうです。
演歌とV系ではジャンルが全く違いますが、同じ音楽ということは変わりませんものね。また、氷川さんくらいの歌唱力であれば、歌いわけも可能だったのでしょう。
「ドラゴンボール超」の主題歌を担当する際、「ポップスを歌うことに違和感はない」と仰っていたので、今後はポップスの世界で彼の歌を聴くことも増えるかも。
現在は「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌も担当中。
「ゲゲゲの鬼太郎」の世界に欠かせない「不気味さ」「ユーモラス」を込めた歌い方をされており、歌手として新たな一面を見せてくれていました。
「ドラゴンボール超」「ゲゲゲの鬼太郎」とアニメの主題歌が続いたあたり、アニメのテーマソングで存在感を発揮していくかもしれませんね。
V系の氷川きよしさんが似ていると言われたあの人とは?
V系に変身して歌う氷川さんを見たツイッター民は、シャウトを利かせた歌唱力にあの彼を思い出していました。
みなさん、誰か解りますか?シャウトと言ったらあの人!の彼です。
そう!西川貴教さん!!TMRとしても活躍されている西川さん!あだ名は「声量オバケ」。
確かに、佇まいから雰囲気から、シャウトをよくやるところまで似ている…(なんとなく衣装の雰囲気も似てる)。
どうしたんだろう?氷川きよし!
TMRの西川貴教みたいになって来た。ちょっと心配(^^) pic.twitter.com/xjPQD9mpgi
— ヘクス・イン・ゲームズ (@hexingames) 2019年5月18日
西川さんは声量があって声が太いので、ライブでは曲によくシャウトを入れてきます。音楽番組でも遠慮なくシャウトするので、氷川さんの見事なシャウトを見て「西川貴教さんみたい」と思った方も多かったようですね。
西川さんと言えば、これまでガンダムや戦国BASARAのテーマソングも担当してきました。アニメジャンルに進出しつつある氷川さんと、コラボを果たす日も近いかも?
と思ったら、すでに2人はコラボしていたという…。
こちらは、西川貴教さんと氷川きよしさんが歌うHOTLIMIT。YO!SEY!
一緒に西城秀樹さんの「情熱の嵐」もカバー。
声量オバケが2人そろうとこうなる。見事すぎますね。西川さんに勝るとも劣らない歌唱力できっちり歌い上げるのはさすが。
氷川さんはお一人でもHOTLIMITをカバーされていた…!もしや生足魅惑のマーメイドがお気に入り???
西川さんの曲は、どれもキーが高め(浅倉大介の曲は基本的にキーが高い)。にも関わらず、おそらく原曲のキーで歌っています。
歌の上手さもそうですが、2人には似た何かを感じますので、ぜひ一緒に曲を出してもらえないでしょうかね。
歌舞伎にも挑戦中の氷川きよしさん!もはや不可能はない
演歌界の貴公子と言われた氷川きよしさんは、「ドラゴンボール超」「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌でアニメ界に進出し、さらに歌舞伎座で座長公演にチャレンジ中。
氷川きよしさんが座長公演を務めるのは、なんと13年ぶり!あらゆるジャンルにチャレンジし、活躍の幅を広げています。
V系メイクも好評なので、今後はこのメイクでV系ソングを引っ提げてテレビに出てほしいもの。西川貴教さんと一緒に…!
氷川さんのすごいところは、歌が上手いだけでなく「演歌」「アニメソング」をきっちり歌い分けているところです。どんなにうまい方でも、やはり自分のジャンルの癖は抜けないものですが、「ドラゴンボールZ」を聞く限り演歌の癖を感じません。
相当練習したか、もともと歌い分けがチャラヘッチャラだったのか、どちらにしてもそうできることではありません。
ぜひポップスの方でもコンサートを開いて、新たなファンも開拓してほしいですね。
守り袋を抱きしめてお国訛りで歌う氷川さんも大事にしつつ、ですね。
コメントを残す