僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)259話ネタバレと感想!遂に「ドクター」の正体が判明、始まる突入作戦

2020年2月3日(月)に発売した週刊少年ジャンプ10号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話259話「静かな始まり」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『僕のヒーローアカデミア』258話のネタバレと感想はこちら

『僕のヒーローアカデミア』第259話「静かな始まり」のネタバレ

明かされた「ドクター」の正体 総合病院創始者の男・志賀丸太

出久たちも参加する、「遠征」に先立ち、集められたプロヒーローたち。

刑事・塚内は、ヒーローたちを前に、「ある男」について、説明を始めます。

その男の名は、志賀丸太。「蛇腔総合病院」の創設者にして、現理事長であるという、その医者の姿は、紛れもなく死柄木たちに協力する、「ドクター」、氏子達磨のものでした。

病院の設立後、全国に児童養護施設や、介護施設を開設したという志賀。

塚内は、「なぜその男とだと?」と、疑問を投げかける、プロヒーロー・ロックロックの言葉を聞き、一枚の写真を差し出します。

「霊安室からのみ通行可能な空間」

「出入りするのは志賀のみ」

「潜入を続け、証拠も掴んだ」

そうして見せられた写真に写るのは、1つの部屋に入っていく、志賀の後ろ姿。

そして、その傍らにいたのは、「ドクター」が、「ジョンちゃん」と呼んでいた、脳無に似た特徴を持つ、小さな生物の姿でした。

「志賀丸太の逮捕自体は難しくない!」

「しかし、先走れば“戦線”の人間たちに勘付かれる」

そう言って、かつて甚大な被害をもたらした、保須や神野の件を話題に上げる塚内。

あくまで、「志賀」や「脳無」、そして「超常解放戦線」を一網打尽にすることが命題であるのだと塚内は強調します。

戦線の本拠地前に集まるヒーローたち その中には雄英1年の姿も

一方、山間にある、1つの館。「超常解放戦線」が、本拠地とする、その建物が見える森の中には、塚内の元に集まったものとは別に、こちらもまた、歴戦のヒーローたちが、集結していました。

「敵軍隊長共の集まる定例会議」

「それが今あの館で開かれている」

そう言って集まっていたのは、ギャングオルカ・エッジショット・Mt.レディなどの、実力確かなヒーローたち。

そしてその中には、雄英高校1年B組・「キノコ」の個性を持つ、小森希乃子、そして「柔化」の個性を持つ、骨抜柔造の姿も、ありました。

「私たちここいて大丈夫?」

「敵連合って雄英を狙ってたノコ?」

そう言って、不安そうな表情を見せる小森。

その前にいた、雄英教師陣の1人・ミッドナイトは、「危ないのはもうあなた達だけじゃない」と、死柄木たちの危険性を語ると同時、「初動で少し力を借りるだけ」と述べ、小森の不安を和らげます。

そして、また別の地点でも、八百万や切島を始めとした、雄英高校1年の面子が、森の中に身を隠すようにして集結。

ショットいわく、「アリ一匹逃さない」という、包囲網を、形作っていました。

それと同じ頃、塚内の元に集まったヒーローたちの1人、エンデヴァーが、塚内へとある質問をしていました。

「数多ある病院から」

「蛇腔を突き止めたのもアイツか…?」

「どこで何してる?」

名前を出さず、言外にホークスの動向を尋ねる、エンデヴァー。

それに対し、塚内は、「機密だから」と、言葉を濁しますが、「皆平この国で平和の為に身を削ってる」とだけ述べ、その活躍を、示唆します。

その言葉を聞き、「機密」という言葉に不満を漏らしながらも、部屋を出て行こうとする、エンデヴァー。

(俺は備えたぞ)

(おまえの言った通りに)

「行くぞ」

(ホークスよ)

エンデヴァーはそう言って、ヒーローたちの先頭に立ち、出撃して行きました。

街中での異変 解放信者の確保と同時に突入作戦が始まる

そして、それと同じ頃。とある市街では、住民たちが、ある異変を感じ取っていました。

「なんか今日…ヒーローいなくね?」

そう言って、「街中にヒーローがいない」という、異常事態に、違和感を覚える通行人。

そんな中、通行人のすぐ横を、超常解放戦線のメンバーであり、プロヒーローでもある、スライディン・ゴーが、通り過ぎて行きます。

「いるじゃん!」

その姿を見て、安心したように声を上げる、通行人。しかし、対するスライディン・ゴーは、通行人と同じく、己の周りにヒーローがいない事を、訝しんでいました。

(──どういうことだ…)

と、そんな時。スライディン・ゴーの背後から、肩を組むようにしながら、1人の大男が、声をかけてきました。

「知らねェのはおまえらだけだ」

「裏切り者の解放信者!」

そう言って、がっしりとスライディン・ゴーの体を押さえつけたのは、プロヒーロー・デステゴロでした。

そして、それと時を同じくして、後方で待機していた、バーニン率いる、出久たち「避難誘導組」も、行動を開始。

エンデヴァーや相澤たち、「突入組」もまた、志賀の潜む病院へと、突入を開始しました。

ヒーローたちの、突然の登場に、戸惑いを覚える、病院内の患者や看護師たち。

「テレパス」の個性を持つ、マンダレイが、避難誘導を開始する中、先んじて潜入していた、塚内の部下が塚内とエンデヴァーを、志賀の元へと導きます。

一方、病院内の廊下を、のんきに歩いていた、志賀。

(経過は順調、死柄木弔の完成まであと)

(一か月強)

(ああ?、楽しみじゃ…)

しかし、そんな事を考えながら歩いていた、志賀に、声がかけられます。

「貴様か」

「脳無の製造者…オール・フォー・ワンの片腕」

「観念しろ、悪魔の手先よ!」

そう言って、炎を巻き上げながら、志賀へと迫っていくのは、背後に相澤を連れ怒りの表情を滾らせるエンデヴァー。

それを見た志賀は、目を見開き、口を開け、恐怖と驚愕に表情を強張らせていました。

『僕のヒーローアカデミア』第257話の感想と考察

敵連合に協力する、元「オール・フォー・ワン」の片腕、「氏子達磨」。

その正体が、病院を経営する男・「志賀丸太」だと判明し、エンデヴァーを始めとするヒーローたちは、病院への突入準備を始めます。

一方、ギャング・オルカやエッジショットに率いられた、別働隊は、「超常解放戦線」の本拠地である、屋敷の前に集結。

後方で、住民の避難にあたる、バーニンに率いられた出久たちも、行動を開始する中、エンデヴァーたちは、志賀の潜む「蛇腔総合病院」へと、突入して行きました。

遂にその正体が判明した、「オール・フォー・ワン」の片腕、氏子達磨こと、志賀丸太。

総合病院の創設者兼、様々な慈善事業に精を出す、経営者だとの事で、「表」の顔は、かなりの人格者として、知られているもののようです。

しかし、その正体を知った上で、児童養護施設・介護施設の開設に関わっている、と知れば、相当なキナ臭さが漂ってくるのは当然の事。

死柄木は、(おそらく)偶然に、道端で拾われた身の上でしたが、順当に保護されていたなら、志賀の経営する、養護施設に、入っていた可能性もありそうです。

志賀、そして「オール・フォー・ワン」が、後継者となる「そういう」子供を、探していたのだとすれば、この各種施設の開設、そしてその内情にも、深い闇を感じざるを得ません。

そして、遂に開始された、各種突入作戦。病院組・解放戦線組・避難誘導組と、分かれる中、雄英高校の生徒たちも、主に後方支援として、参戦して行くようです。

しかし、志賀はともかく、「超常解放戦線」のメンバーの描写が、一切描かれていないのが、不気味なところ。

エンデヴァーが、ホークスを慮るシーンが挟まった事もあり、今週の話は、「ページをめくったらボロボロのホークス」のような展開が、いかにもありそうで、戦々恐々としながら、読み進めていました。無論、まだ油断は出来ませんが。

「氏子達磨」の正体も判明し、大きく話が動き出した、今週の「ヒロアカ 」。

突入を受けた志賀丸太は、登場したエンデヴァーに対し、明らかな動揺を見せており、作戦はいかにも順調、と言った様子です。

しかし、「完成」まで時間があるとはいえ、しばらく姿を見せていない、死柄木や「超常解放戦線」の動向など、気になる部分が多数ある事も事実。

「避難誘導」にあたる、雄英1年生勢も、このまま「後方支援」で終わるとは、思えませんので、やはりこの一件、ヒーロー側の予想だにしない、新たな「トラブル」が巻き起こるのは、必至だと思われます。

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