2020年1月4日(土)に発売した週刊少年ジャンプ6・7合併号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話256話「空、高く群青」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『僕のヒーローアカデミア』第256話「空、高く群青」のネタバレ
インターンの成果を披露し合うA組 出久は「黒鞭」の習得に成功
相澤とプレゼント・マイクが、「タルタロス」へと呼び出されたのと、同じ頃。
出久たちA組の面々は、オールマイトの指導の元、授業にて、インターンの成果を、披露し合っていました。
「去ねヤ人類」
「俺タチがこの世界のスカイネットだ!」
そう言って、襲いかかってくるのは、雄英の入試に、登場したのと同じような、仮想敵ロボットの軍団。
それらを、「ネビルレーザー」の個性を持つ青山、そして青山と共に、インターンに臨んでいた、葉隠・芦戸が、新技を駆使して、撃退します。
「素晴らしい、皆拍手だ」
「芦戸少女たちは具足ヒーローヨロイムシャの元でインターンだったな」
そう言って、オールマイトは3人を褒め称えます。そして、それに続き、その他のA組の面々もまた、それぞれのインターン先で身につけた、技能や新技を、次々に披露。各々の成長を、見せつけて行きます。
「尻尾」の個性を持つ尾白・「シュガードープ」の個性を持つ砂藤は、ライオンヒーロー・シシドの元で身に付けた、「手数と先読み」の力。
「イヤホンジャック」の耳郎・「複製腕」の障子は、ギャングオルカの元での、「索敵」の訓練の成果。
その他の面々もまた、名だたるプロヒーローの元での、訓練の成果を披露し、授業が進んで行きます。
そして、最後に出番となったのは、フレイムヒーロー・エンデヴァーの元で、インターン中の、出久・爆豪・轟の3人。
「実力の底上げ」を目標とした爆豪、また、「スピード」の強化を目標とした轟の、成果と成長を、オールマイトは、感慨深そうに見守ります。
次いで、「ワン・フォー・オール」の新たな力を、己がものとするため、インターンへと臨んでいった、出久の出番が訪れます。
(トップヒーローになるならチャンスは逃すな…!)
(これは君自身が勝ち取った力だ)
そう、かつて出久へとかけた、言葉の数々を思い出しながら、オールマイトは、出久の成長を見届けます。
(あの頃が遠い昔のようだ)
(君はもう)
(私を振り返らないだろう)
そのように考える、オールマイトの内心を示すように、高く跳び上がった出久は、拳から新たな個性、「黒鞭」を射出。宙に飛び散った、敵ロボットのいくつかを、「黒鞭」を使い、捕らえます。
そして出久は、そのまま蹴り技を使い、敵ロボットの数々を、一息に粉砕撃破。見事、「黒鞭」を使いこなし、インターンの成果を見せ付けました。
それら、出久・爆豪・轟の成果を見て、それぞれの感想を漏らす、A組の一同。そんな騒ぎの中、出久が唐突に、お茶子へと声をかけに行きました。
「ちゃんと使えるようにしたよ」
「あの時は本当に…ありがとう!」
そう言って出久は、以前、B組との合同戦闘訓練の際、暴走しかけた自分を止めてくれた、お茶子へと、頭を下げます。
しかしお茶子は、気にするな、とでも言うように、出久の言葉を笑い飛ばします。そしてお茶子は、自分のコスチュームに導入した、腕から射出するワイヤーを、出久へと見せました。
「あんね! あれがキッカケで」
「このワイヤー導入したの」
「短いし瀬呂くんみたいな使い方はできんけど……」
そう言って、笑顔を見せるお茶子。
「私はとっくに力に変えた」
「お互い向上したって事で!」
お茶子はそう言って、頭を下げた出久を慮ります。そうして出久とお茶子は、拳をぶつけ合い、互いの成長を、素直に喜びました。
黒霧の元から戻った相澤たち その時エリの様子に変化が……?
そうして、滞りなく授業が終了した一方。「タルタロス」から帰ってきた、相澤とプレゼント・マイクは、白雲の事も含め、今後の方針を話し合っていました。
「インターンの件といい、公安は何か掴んでる」
そう言って懸念を現す相澤に、同意を示すプレゼント・マイク。更に、「脳無の製造元がわかったらどうする?」と、相澤はプレゼント・マイクへと、質問します。
「飛んでってカラオケ大会してやるよ」
そう軽口を飛ばしながらも、その表情に、強い怒りを滲ませる、プレゼント・マイク。
そして、その時。唐突に、雄英高校3年の、ミリオと天喰が、相澤へと声をかけてきました。
「イレイザー、エリちゃんが」
そう言って、焦りを帯びたような顔を見せる、天喰。そうして相澤が向かった、エリの自室では、ミリオたちと同じ、雄英高校3年・ねじれの腕に抱かれたエリが、苦しそうな表情で、頭を押さえていました。
「角が」
「ムズムズする…」
そう言って、己の体調の異変を訴え、涙を零すエリ。その「個性」の発生源であると思しき角は、心なしか、淡い光を放っているように見え、それは、エリの「個性」に、何かしらの変化が起きている事を、示していました。
「大丈夫」
「ここは雄英高校だ」
それを見た相澤は、エリに対し、「個性」を打ち消す「個性」を使用。エリに目線を合わせるように、しゃがみ込みながら、その頭を優しく撫でました。
出久たちの成長を喜ぶオールマイト そして出久は次のステップへ
一方、授業を終えた、出久・爆豪・オールマイトの3人。オールマイトは、出久と爆豪が、順調に成長を遂げている事を喜び、それぞれに、祝いの言葉を送ります。
そうして、オールマイトが出久へと差し出したのは、1冊のノート。
「結局全てはわからなかった」
「だが進まねばならない」
「次のステップへ」
そう言って差し出された、ノートの表紙に記されていたのは、「歴代継承者個性」という文字。
それは、オールマイトが、ここの所ずっと制作していた、「ワン・フォー・オール」歴代継承者の情報をまとめた、手作りのノートでした。
『僕のヒーローアカデミア』第256話の感想と考察
それぞれのインターン先で、「個性」を磨き、力を高めつつある、雄英高校1年A組の面々。
出久もまた、驚異的な成長を遂げ、オールマイトはその姿を見て喜びをあらわにします。一方、「タルタロス」から帰還した相澤は、再び不安定な様子を見せ始めた、エリの様子を見ていました。
そして、授業を終えた出久は、オールマイトから、「黒鞭」の使い手以前の、歴代の「ワン・フォー・オール」継承者に関する資料を、受け取っていました。
インターンもひと段落し、それぞれの成果を、授業の中で披露した、A組の一行。
この中で思ったのは、「出久の新たな個性、やっぱり異質すぎない?」という事でした。
今まで出久が使っていたのは、クラスメイトの面々からすれば、「オールマイトに似た超パワー」という程度の印象のもの。
そこから、まったく質の違う「黒鞭」という、新たな個性が生えてきた訳ですから……何かしらそこに、違和感を持っても、良さそうなものだな、と感じました。
あるいは、似たような事例は、この「超人社会」においては、こちらが思うより、ありふれた事なのでしょうか? もっとも、これまで培ってきた、出久の人柄、という事も、あるのかも知れませんが。
ここの所、「超常解放戦線」や、ホークス、白雲に関する事など、新たな展開が、目白押しの「ヒロアカ 」。
今回は、久々の日常寄りの話に、なりましたが、エリの「個性」に関する事など、新たな前振りと思われるような展開も、ありました。
普通に考えれば、これらは全て、今後訪れるであろう、「決起」への、前振りなのだと思われますが、それぞれ、どのように関わってくるのかは、まったくの不透明。
あまり暗い話題ばかりでも、気が滅入ってしまうので、今回のエリの変化などは、「ルミリオン」ことミリオ復活への、伏線なのだと思いたい所ですが、果たしてどうなっていく事でしょうか。
『僕のヒーローアカデミア』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
毎週、『僕のヒーローアカデミア』の最新話が待ち遠しいですが、単行本でまとめて読みたい、過去の作品をまだ見ていない方のために、最新巻や過去作品を無料で見る方法を紹介します。
やはり漫画は絵付きで読みたいですよね!『僕のヒーローアカデミア』の単行本を無料で読む方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
漫画『僕のヒーローアカデミア』を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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